大阪滞在の最終日はnakiさんとキウイゲームズ新大阪南方店で遊びました。日本橋の1号店は2013−15年になんどか訪ねてゲームも遊んでいます。その後2017年に新大阪南方の2号店、2018年に京都の3号店が開業していたようですが、その後、日本橋と京都は閉業して現在はこの新大阪南方だけのようです(TGIWより)。
シャーク Xok
(プレイ時間 各20分)
朝の出発前に「シャーク」を2ゲーム遊びました。nakiさんと自分が一致する意見としては、サメの口の色々なパターンがあまり活きていないのではということです。1−2種類の方がゲームがスッキリしたのではと思います。それ以外はサメをどのタイミングで置くがと言うバランス感覚が問われる良いゲームだと思います。
結果
1戦目:自分 勝利、naki* 敗北
2戦目:自分* 勝利、naki 敗北
nakiさんおすすめの蕎麦屋「あたり屋」で当矢点心という蕎麦点心(蕎麦のセット)で昼食をとったあと、いよいよキウイゲームズに向かいます。
カナスタ Canasta
(プレイ時間 60分)
初めて2人でカナスタを遊びました。手札は15枚ですが、あとのルールは同じです。パートナーシップの4人カナスタだと5−6ディールかかることが多いですが、なんと今回の2人カナスタはたったの3ディールで終わってしまいました。それも得点差がほぼ9倍というノヌプルスコア! 3ディール目では捨て札の山が溜まりに溜まって、一発逆転を狙っていたのですが逆に圧倒的に引き離されて終わりました。このディールでnakiさんはナチュラルカナスタ1、ミックスドカナスタ5、4枚の赤3、というすごさでボーナスだけで2900点。カードの点数と合わせて3580点獲得。これは記録的かもしれません。
結果:naki 6425、自分 725
ハレオ Jaleo
(プレイ時間 各5分)
広島土嚢の会に持参して遊ばなかった「ハレオ」を遊びました。ちょっと面白い4目並べだという記憶があったのですが、最初の数戦はゲームがすぐに終わってしまい不完全燃焼。もう少し続けても、こんなゲームだったかなあっていう印象です。何かルールを見落としているのかもしれません。これは土嚢の会で要検討です。
結果
1戦目:自分* 勝利、naki 敗北
2戦目:naki* 勝利、自分 敗北
3戦目:naki 勝利、自分* 敗北
4戦目:naki* 勝利、自分 敗北
5戦目:naki* 勝利、自分 敗北
6戦目:不明
夕食は再びイワークさんも合流して3人で東淀川駅近くのとりや圓へ。もう10年振りに来たかと思いますが、やっぱり美味しかったです。そして最終の新幹線のぞみ64号で帰宅しました。これで2泊3日の大阪・広島の旅は終了です。
ゲーム・インデックス
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五十音順
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この日は大阪から日帰りで、広島廿日市のゲーム会「いち・に・さん」の一部として行われる広島土嚢の会に参加してきました。自分が東京大井町で主催する土嚢の会の広島版という位置付けで、いつか参加してみたかったのですがようやくその思いが叶いました。往路はイワークさんと一緒です。なおイワークさんは一度だけ参加したことがあるそうです。さすが!
新大阪8:24 →(のぞみ1号)→ 広島9:50/10:00 → 廿日市10:18
という経路で2時間弱で廿日市到着。主催のKazbianさんが出迎えてくれました。会場の廿日市市市民活動センター(市が3つ!)に到着すると、すでに多くのプレイヤーがおり活気があります。なんと、いち・に・さんのポスターまであります。到着もそこそこに土嚢(ネスターゲームズ)を遊びました。
グレーシャー Glaisher
(プレイ時間 各10−35分)
まずは、自分がデザインした「グレーシャー」をアブストラクト好きだというめろんぬさんと対戦しました。1戦目は勝てましたが、だんだんエンジンがかかってきた2戦目と3戦目は敗北。特に3戦目はかなり接戦で楽しかったです。写真はこの3戦目で黄色(めろんぬさん)が手前の5のスタックを移動させて勝利する直前だったと思います。
結果
1戦目:自分 勝利、めろんぬ* 敗北
2戦目:めろんぬ 勝利、自分* 敗北
3戦目:めろんぬ* 勝利、自分 敗北
ヤバラックス Yavalax
(プレイ時間 各5-20分)
続けて「ヤバラックス」をめろんぬさん、Kazbianさんと対戦。こちらは2勝して面目を保ちました。「コーポレーション」のあとで、さらにてんさんと2連戦し、今回は4勝0敗です。写真はてんさんとの対戦。このあとも数人の参加者に遊ばれていて嬉しい。
結果
1戦目:自分* 勝利、めろんぬ 敗北
2戦目:自分 勝利、kazbian* 敗北
3戦目:自分 勝利、てん* 敗北
4戦目:自分* 勝利、てん 敗北
コーポレーション Corporation
(説明 5分 プレイ時間 40分)
Kazbianさんからのリクエストで持参した「コーポレーション」を3人で遊びました。うまくいけば連続で自分のコマを昇進させられるのは、ちょっと同じ作者の「ビラボング」っぽいですね。ただ、最後はちょっと膠着してしまうのは残念です。そんななか、抜きん出て勝利したのはめろんぬさんでした。
結果:めろんぬ 勝利、Kazbian、自分
スウォップ! Swopp!
(プレイ時間 各35分)
息抜きにカードゲームです。去年、ついにドイツでリメイクされたばかりのドイツ版「リカーーーリング」である「スウォップ!」を5人で遊びました。3ディール戦ですが、毎ディール、上がった人が最多得点という展開でした。なかなか好評で良かったです。自分は最下位。
2戦目はこの日の最後に、Kazbianさん、イワークさんと3人で3ディール戦を遊びました。このときはうまくカードが回って勝利することができました。
結果(3ディール戦)
1戦目:カツヤ 24、わっくん 24、てん 19、やましろ 16、自分 14
2戦目:自分 33、Kazbian 21、イワーク 14
マナラス Manalath
(プレイ時間 各5-10分)
イワークさんのリクエストで持ってきた「マナラス」をさまざまなプレイヤーと遊びました。手番には自分か相手のディスクを1枚置き、自分の手番終了時に自分のディスクで大きさ5のグループができていれば勝利、4のグループができていれば敗北です。6のグループは作れません。
まずはみわさんと1戦し、2−4戦目は「シャーク」のあとでイワークさんやてんさんと3連戦です。写真はイワークさんとが勝利した1戦。久し振りに遊ぶとなかなか奇妙で面白いゲームです。3=1-2のパターン(=は2通りの連結を示す)が一番わかりやすい勝利パターンですが、それ以外にも色々なニュアンスがあります。
結果
1戦目:自分 勝利、みわ 敗北
2戦目:自分* 勝利、イワーク 敗北
3戦目:自分 勝利、てん* 敗北
4戦目:イワーク 勝利、自分 敗北
シャーク Xok
(プレイ時間 25分)
持参したエッセン新作のアブストラクト「シャーク」を遊びました。てっしーさんはかなり上手で、最後はお互いにシャークを消費し合う展開となり、結局10のグループができませんでした。タイブレークは最大グループのコマ数ということで、てっしーさんの勝利。初戦からこの展開は素晴らしい。
結果:てっしー 9、自分 6
コロッシュ Colosh
(プレイ時間 各10-15分)
昨日BGBEで購入したばかりのアブストラクト「コロッシュ」を遊びました。チェス系のゲームですが、コマを転がしたり押したりします。ダイスを転がすゲームが以前ありましたが、それよりはかなり完成度は高いと思います。とは言うものの、自分はチェス系のゲームがあまり得意ではなく、2戦ともイワークさんにまんまとやられてしまいました。これは次回の土嚢の会で持ち込む予定です。
結果
1戦目:イワーク 勝利、自分* 敗北
2戦目:イワーク* 勝利、自分 敗北
参加者の誰かが勧めてくれた徒歩数分のところにある、お好み焼き「ふくひろ」でイワークさんと夕食です。自分はモッチーズ焼きを食べました。そばが入っているいわゆる広島のお好み焼きで、さらに餅とチーズも入っているという満足度の高い夕食でした。
フィレンツェ Firenze
(プレイ時間 35分)
戻ってきてから主催のKazbianさんと3人で「フィレンツェ」を遊びました。ドミノ状のタイルを配置していき、自分の色で任意の色を挟むとランプレドットと言って挟まれた部分にピラミッドを置いて分断できます。面白いのは挟むのは相手だけでなく自分の色でも良いと言うことです。エリア3以上を多く作るのが目的なので、エリア7だったらランプレドットして2つに分けた方が良いというわけです。同点になりやすいゲームだと思っていましたが、3人だとそうでもないのかもしれません。
結果:自分 9、Kazbian 7、イワーク 6
ミスティック Mystique (ミスティック デッキ The Mystique Deck より)
(プレイ時間 10分)
「ミスティックデッキ」は発売時に購入して一応持って入るのですがほとんど遊んだことがありません。今回遊んだ「ミスティック」は一度だけ2013年に遊んだことがあり、遊ぶのは2回目。シェディングゲーム(ゴーアウト系)の一種で、スタートプレイヤーは色、シンボル、数値のどれかを指定して好きなだけカードを出し、次のプレヤーは同じ条件でより多くの枚数を出すということを繰り返します。出せないとこれまでに出ていたカードを引き取ります。引き取ったプレイヤーがスタートプレイヤーになります。
自分があまり持っていなければ程よいところで引き取るのが大切で、またスタートから全てを出さずに様子を見ることも大切です。感覚としては「インフェルノ」や「エスカレーション」に似ています。
思ったのですが「インフェルノ」のように1枚ずつ出していくと面白いかもしれません。これを機に「ミスティックデッキ」をもう少し探究してみたいものです。
参考:2013年のプレイ記
https://www.gamers-jp.com/playgame/archives/001274.html#mystique
結果:自分 5(勝利)、イワーク 20、Kazbian 35
最後に「スウォップ」をこの3人で遊んで、この日は終了です(結果は前述)。帰路もKazbianさんが廿日市駅まで送ってくれました。広島駅でイワークさんと別れ、予定より早い21:03発のぞみ272号で新大阪に戻りました。大阪から広島は近いということが実感できたので、またぜひ広島に行きたいものです。
Kazbianさんのレポート
https://note.com/rosuvisur/n/n587063590c3b
大阪で開催されたボードゲームビジネスエキスポジャパン BEBG Japan の第2回目に行ってきました。会場は去年3月の第1回目と同じインテックス大阪ですが今回は1号館です(去年は4号館)。2日間の開催のうち1日目の土曜日だけ参加し2日目は広島土嚢の会へ遠征しました。
一般客の入場開始時間である正午に合わせて、早朝の新幹線ひかり631号とアーバンライナーを乗り継いで難波へ。そこから住之江公園経由で中埠頭にあるエキスポ会場のインテックス大阪に向かいます。会場付近でイワークさんと合流します。
1日券というのはなく1日の参加でも2日分を買わなければならないのは腑に落ちませんが仕方ありません。しかし現金で購入すると入場用のバンドを2枚くれるだけなので、1日を2人でシェアすることは可能です。
去年よりもかなり混んでいるというのが第一印象です。統計を見ると、去年は5105人(3250+1855)だったのが、今年は9735人(5826人+3909人)だそうです。どちらも2日目の方が空いていたみたいで、去年は2日目に参加、今年は1日目に参加なので3倍以上の差があります。通りで混んでいるはずです。久し振りに会う人も多かったので、雑談を大いに楽しんでいました。そして色々な人に会うのが主目的だったので、あまりゲームは買いませんでした。
推理ポーカー インサイト Guess Poker Insight (試遊版)
会場で唯一試遊した2人用のゲームです。数字カードでポーカーのような役を作ります。1枚ずつ同時に出すのですが、相手が選んだ数字(1−5)を推理して、指でそれを示します。この推理が的中すると相手が出したカードがもらえるのです。こうしてどちらかのプレイヤーが4枚出したら役をくらべます。
相手の推理が一度でも当たるとカードが取られてしまい、自分は2枚相手は4枚となってどうしょうもないので、この辺り少し改良の余地があると思います。これは試遊版なので、製品版との違いが気になるところです。
やおきんさんと彼の友人のシュウさん、そして片岡さんと合流し、イワークさんも含めた5人で16時ごろには会場を出て心斎橋へ。ここでマクベスさんとミスボさんも加わり7人で夕食。そのまま心斎橋のボードゲームショップ&スペース「ギルド」で遊びました。
ニムト 30周年記念版 6 nimmt!: 30 Jahre-Edition
(プレイ時間 各20分)
7人で何か遊ぼうと思い、久し振りに「6ニムト」を遊びました。プロフェッショナルルールを提案すると、みんな遊んだことがないというのでまずは少しアレンジしたプロフェッショナルルールでプレイ。次に比較のために通常の6ニムトのルールでプレイし、最後にさらなる比較のために正式なプロフェッショナルルールで遊びました。3戦遊んで合計失点が一番少なかったのはイワークさんです。すごい。
正式な(?)プロフェッショナルルールでは列の左右どちらにも出せます。左から右に昇順になっていなければならないので、左側にはより小さな数字を出すのです。左右両方に出せる時にはより差が小さい方に出します。差が同じ時は選択できます。
自分がアレンジしたルールは左右どちらにも出せる時には左側を優先するというルールです。単純に差を計算するのが面倒なのと、左側には多くても4枚しか出ないのでこのルールで遊んだ方が流れがスムースだと感じます。今回は、店に常備してある30周年記念版を使いましたが、普通のニムトでも遊べます。
ニムトは色々なバリアントがありますが、結局通常ルールかプロフェッショナルルールに落ち着くのでは、という見解がギークでもみられます。その通りだと思います。
結果
1戦目(プロフェッショナルアレンジルール):シュウ 0、ミスボ 0、イワーク 5、自分 12、やおきん 15、マクベス 19、片岡 51
2戦目(基本ルール):やおきん 2、自分 6、マクベス 7、ミスボ 14、イワーク 16、シュウ 26、片岡 34
3戦目(プロフェッショナル公式ルール):イワーク 0、ミスボ 10、やおきん 10、シュウ 12、マクベス 16、自分 17、片岡 30
総合結果:イワーク 21、ミスボ 24、やおきん 27、自分 35、シュウ 38、マクベス 42、片岡 115
リバース Rebirth
(説明 15分 プレイ時間 70分)
次に2組に分かれて、持参した「リバース」を遊びました。アイルランドを遊びたかったのですが、塔の菱形タイルが見つからず、おそらく自宅に忘れてきたのだろうということでスコットランドを遊びました。結果的にはスコットランドの方が易しいので良かったかもしれません。
個人の目的カードは初見では少々わかりづらいものも多いのですが、最初に説明してなんとか遊べました。自分は目的カードは7枚で、確か6枚達成したと思います。城もかなりキープできて、バランスよく勝ち切りました。
なお、塔の菱形タイルはやはり自宅に忘れていました。紛失していなくてよかった! 次回はアイルランドを遊びましょう。
結果:自分 137、マクベス 130、やおきん 127、片岡 112
ここで、関西のみんなとはお別れです。イワークさんと賽苑のnakiさんの家に併設されているゲストルームに移動し、nakiさん、halさんと合流。翌日は広島遠征です。
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