カフェバー隠れ家 2023.02.18

Dinner20230218.JPG横浜日吉の「カフェバー隠れ家」でのボードゲームフリーマーケットに行ってきました。10時から12時と2時間だけで、自分は名人と一緒に10時半頃到着。「コミュニケーションカタン」が9万円代で売られていたり、クニツィアの「カテナ」があったりと、なかなか掘り出し物が置かれています。結局何も買いませんでしたが、フリーマーケット終了後に出展者の方々と遊びました。写真は夕食のキーマカレー。メニューが豊富です。




デュエル Duell
(プレイ時間 30分)
Duell20230218.JPGまずは待ち時間に名人と「デュエル」です。名人は特殊カードは1回しか使ったことがなく「アンギャルド」としてしかほぼ遊んだことがないということですが、自分もかつてはそうであり、最近になってこの特殊カードの面白さがわかってきたと説得して遊びました。

序盤は自分が手札10枚、手札3枚を制して2対0とリード。ここから名人が通常ルール、ルール選択(後退禁止)と連勝して2対2の同点になります。自分が手札公開、後退禁止と2勝して4対2と突き放しますが、名人が通常ルール2点分に勝って4対4の同点。運命の最終戦(通常ルール)で名人が勝ち、5対4の逆転負けでした。熱い戦いででした。名人もこの特殊カードを楽しんでくれて良かったです。特に手札公開を気にいてくれたようです。

結果:名人 5、自分 4



マダ Mada
(プレイ時間 10分)
Mada20230218.JPG出展者の月斎さんらが戻ってきたところで、まずは「マダ」を遊びました。手軽で楽しいゲームです。枇杷さんがほとんど毎回バーストしてしまい、割と早くゲームが終わってしまいました。こんなに短い「マダ」は初めてかも。

結果:月斎 23、自分 20、河上 19、名人 16、枇杷 4



パーフェクト ナンバーズ Perfect Numbers
(プレイ時間 30分)
PerfectNumbers20230218.JPG最近気になる問題作(?)の「パーフェクトナンバーズ」です。攻撃性が強く、どうしようもないこともありますが相手をバーストさせて得点を得るというのはなかなか独特なルールです。枇杷さんがかなり気に入ってくれました。

結果:自分 21、月斎 18、名人 14、枇杷 7



ヴェルダント Verdant
(プレイ時間 75分)
Verdant20230218.JPG「カスカディア」「ルナキャピタル」の流れを汲むらしい「ヴェルダント」です。そう言われても自分はどのゲームも未プレイなので比較しようがありません。後で調べるとこの3作はすべて異なるデザイナーなので、たまたま同時期に似たメカニクスのゲームが出たということでしょう。「観葉植物たちの部屋」というサブタイトルが付いています。

場には植物カード4枚、家具/用具タイル4枚、部屋カード4枚が並べられています。手番では、同じ列のカード1枚とタイル1枚の組み合わせをドラフトします。ドラフトしたカードは自分の前に並べていき、最終的に3x5で植物と部屋が格子状になるようにしなければなりません。つまりどちらかが7枚でどちらかが8枚ということです。部屋には向きがあり、部屋カードの辺に描かれたシンボルと植物のシンボルが合致すると葉っぱトークンがおけます。このトークンを規定枚数おくとカードが得点化するというのが基本的なメカニクスです。

さらに家具のセットコレクション、用具による特殊能力など結構複雑に要素が絡み合っていますが、結局のところプレイヤーインターアクションはドラフトのところだけです。このドラフトも他のプレイヤーが何が欲しいかをじっくり見極めるというよりは、たまたま重なってしまったという感じが強いので、あまりインターアクションを感じません。なのでほぼパズルゲームだと思えば良いのではないでしょうか。

個人的にはパズルゲームならばもう少し簡潔なルールのものが好きですが、最近の流行りはこのくらいが標準なのでしょう。

結果:枇杷 85、名人 79、月斎 79、自分 71



ラー Ra (アバクス・リオグランデ版)
(プレイ時間 55分)
Ra20230218.JPGまあやさんも加わり、さて5人で何を遊ぼうかということになり、幾つか候補が出た中、最終的には店に置いてあったアバクス・リオグランデ版の「ラー」を遊びました。自分と月斎さんの意向で袋を使わずに裏向きにタイルを山積みにしてプレイ。月斎さんも袋なし派だったのですね。久し振りに袋なしで遊びましたが、テンポが良く、ゲームそのものに集中できます。やはり「ラー」はこうでなくては。どこかで袋なしに対応した豪華版のラーを作ってくれないかなあ。

結果:枇杷 47、自分 42、名人 34、月斎 33、まあや 20



リフレクト Reflecto
(プレイ時間 各25分)
Reflecto20230218-1.JPG名人が持ってきた2人用の鏡を使ったゲーム。自分の7個のコマのうち5個は小さなボードが付いておりそこに文字を書きます。5文字の単語を1文字ずつに分けて書くというわけです。残り2個のコマは鏡になっていて手前側にある相手のコマの文字を見ることができます。

手番にはどれかのコマをチェスのキングのごとく縦横斜めに1歩進めるだけです。これを繰り返し、相手のコマを覗き見て相手の5文字の単語を当てるというのが目的です。自分の単語の1文字目のコマが相手の最前列に到達すると盤上から除外できます。次に2文字目、3文字目というように順番にならば除外できるのです。こうすることにより手掛かりが少なくなります。

Reflecto20230218-2.JPG5文字の単語がなかなか思い浮かばず、周りを見てもゲームのタイトルは6文字が多いです。自分は先ほど遊んだデュエル Duell にしましたが、よく考えたらこれはドイツ語ですね。英語だと Duel でした。文字が重なっていると相手からわかりづらいようなので、2戦目はxが2つ入っているフラックス Fluxx を選択。xxの組み合わせで混乱させようと思いましたが、他の3文字を脱出させてしまったのが仇となり、あえなく当てられてしまいました。

鏡のコマがどれなのかを悟られないように、わざと覗き込んでみたり、鏡のコマ同士がお互いを映し合って気まずくなったりと、なかなか妙なゲームです。

結果
1戦目:自分(Duell) 勝利、名人(Catan) 敗北
2戦目:名人(Cairo) 勝利、自分(Fluxx) 敗北



ハット Hats
(プレイ時間 各10-15分)
Hats20230218.JPGこの日の問題作。ボードにはカードが7枚並んでおり、1-7の数字がボードに書かれています。最初の手札は7枚で、手番にはカードを1枚ボードにプレイし、そこにあったボードのカードを取ります。プレイするためには同じ色か、あるいは手札がより高い数字かのどちらかでなければなりません。最終的にボードにあるカードにより、獲得したカードに点数がつきます。カード1枚につきボードにある同色のカードがある場所の数字が得点ですが、同色が複数枚ボードにあるときは一番低い数字が得点になります。

ルールを聞くと面白そうなのですが、実際は邪魔をしようとボード上から
ある色を消すと、その要らない色のカードが来てしまうので、なんだかよくわからないままにゲームが進んでしまいます。タイトルのハットは不思議の国のアリスからのようですが、まさに不思議の国のゲームでした。3人以上だとプレイ感覚が異なるのかもしれませんね。

結果
1戦目:自分 28、名人 20
2戦目:名人 23、自分 19

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