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ニュース 2222年11月11日
カテゴリ: 当サイト変更・更新情報
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■ セッションレポート ゲームインデックス

日付別:2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010
2011(上半期) 2011(下半期) 2012 レビュー記事

五十音順:数字・ア−オ カ−コ サ−ソ タ−ノ ハ−ホ マ−ン
アルファベット順:数字・A−C D−G H−L M−P Q−S T−Z

投稿者:けがわ 12:34 | コメント(0) | リンクURL

ニュース 2012年02月01日
カテゴリ: セッションレポート
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■ 友人宅ゲーム会 2012.01.22

サギ師 Hochstapler
(プレイ時間 45分)
Hochstapler20120122.JPG大人数でしか遊んだことがなかった「サギ師」を3人で遊んでみました。「ライアーズダイス」(または「ブラフ」)のカード版と言ったところで、振り直しの代わりに引き直しが出来ます。バリアントに書かれた通り、誰かが10失点になるまで続けることにしましたが、なかなか面白かったです。少人数の方がシビアで良いかもしれません。ローラが11失点となり、ショーンと自分が5失点の同点でした。4人くらいでも試してみたいです。

結果:ショーン 5、自分 5、ローラ 11



ダチョウサーカス Ostrich Circus
(プレイ時間 各10−20分)
OstrichCircus20120122.JPGカワサキファクトリーのドラフト、セットコレクションゲームです。各種2枚までならプラスですが3枚以上になるとマイナスになってしまうというルールが効いていて、どのタイミングで降りるかも手番の綾があって考えさせられます。3人でのプレイはおそらく初めてですが、みんな気に入ったようで3回連続して遊んでしまいました。「降りるのにどうしてチキンじゃなくてダチョウなんだ?」と言われましたが、元ネタのダチョウ倶楽部のことをよくしらないのでそれには答えられませんでした。

結果
1戦目:ローラ 22、ショーン 22、自分 −2
2戦目:ショーン 13、自分 12、ローラ −3
3戦目:ショーン 9、ローラ −11、自分 −13



エレメンツ Elements (B2F版)
Elements20120122.JPGかなり久し振り、通算2度目の「エレメンツ」です。アドルングから出ていたものをB2Fが再販したものです。カードのスートの色が横から見えてしまうのが残念ですが、全体的には悪くない作りだと思います。肝心のスートの強さを決めるルールを勘違いしていたことがあとから判明したので、あらためて正しいルールで遊びたいです。

結果:ローラ 21、自分 20、ショーン 17



シット! Shit!
(プレイ時間 各10−15分)
Shit20120122.JPGアドルングからのシュタウペの昔のカードゲームです。5スート10枚ずつ50枚のカードで、赤1<…<赤10<緑1<…<緑10<黄1<…黄10<紫1<…<紫10<青1<…<青10<赤1、というように巡回的に序列になっています。全員同時に手札から1枚出し、場に出たカードより大きなカードで、もっとも近くのカードを選んだプレイヤーがその差分だけ得点します。例えば場が緑の4だとすると、緑の7なら3大きいことになり黄色の7なら13大きいことになります。緑の3だとなんと49大きいことになるのです。もちろん40点以上を1回で獲得するのはタイミングなどもあり難しいです。あらかじめ各自1枚持っているシットカードを出すと1枚補充できます。シットカードも手札に戻り補充したい時には数字の代わりに出すわけです。ただ一人を除いて全員がシットカードだと自動的に数字プレイヤーが得点となり、場合によっては大量得点ということもあります。これがこのゲームの面白さでしょう。好評だったので2回遊びました。

結果
1戦目:ローラ 133、自分 52、ショーン 42
2戦目:ショーン 129、ローラ 91、自分 80



ツタンカーメン Tutanchamun (アウトオブザボックス版)
Tutanchamun20120122.JPGツタンカーメンのアウトオブザボックス版です。特殊タイルのルールが少々異なる以外は同じゲームで、シンプルながらも良くできたセットコレクションのゲームだと思います。基本的には早く決算されるものをなるべく効率よく集めるのですが、ワイルド3枚を独占したローラが圧倒的勝利。自分は圧倒的敗北でした。

結果:ローラ −2(勝利)、ショーン 10、自分 16



カードカソンヌ Cardcassonne
(プレイ時間 45分)
Cardcassonne20120122.JPG最後の締めは久し振りのカードカソンヌです。スート別に出して行くコロレットといった感じで、8ラウンド勝負です。何度も得点される動物や枚数と数値の和の積が得点となる市民などいろいろと工夫があります。記憶力に頼るのは難しいので、集めた城タイルはいつでも見られるというバリアントで遊びました。悪くはないのですがコロレットで十分かなあという気もします。

結果:ショーン 225、ローラ 209、自分 198

投稿者:けがわ 06:30 | コメント(0) | リンクURL

ニュース 2012年01月29日
カテゴリ: セッションレポート
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■ 友人宅ゲーム会 2012.01.14

ショーンの家に集まってローラと3人で手軽なゲームをいくつか遊びました。



ワイルド ホース Wild Horses
WildHorses20120114.JPGまずはショーンの娘のオリビアも交えてダイスによるカルタ取りの「ワイルドホース」を遊びました。2つのカラーダイスを振り、出た色の組み合わせの馬タイルを取ります。なければ最も少ない数の馬蹄タイルを取ります。馬蹄タイルがすべて無くなったら終了です。オリビアには少し難しかったようです。でも彼女は馬が好きなので、馬の絵を見て楽しんでいたようです。






カリバ Kariba
Kariba20120114.JPGプラスチック製のボードが目を引きますが、クニツィアらしいカードゲームです。ボードの中央はカード置き場で、周囲の草にカードを差し込むようになっています。カードは1から9まで8枚ずつ計72枚あり、手番には5枚の手札から同数値のカードを好きな枚数場に出します(カード置き場に差し込みます)。この結果、出した数字のカードが合計で3枚以上になったら、それより1つ下の数字のカードをすべて取るのです。なお最小の1は最大の9を取れます。常に5枚になるよう補充し、山札も手札が無くなった時点で最も多くカードを取ったプレイヤーの勝ちとなります。

子供向けを装っていますが、意外と計画性やカウンティングを求められるゲームです。手札5枚でなく最初から配りきりにすればかなり戦略的になると思いますが、そういったバージョンもいずれ出るような気がします(「ポイズン」と「ドーナッツカードゲーム」のように)。

面白かったので2度遊びました。

結果
1戦目:自分 24、ローラ 15、オリビア 12、ショーン 1
2戦目:自分 23、ローラ 16、ショーン 15



サムライ Samurai (ブラジル版)
Samurai20120114.JPGブラジル版の「サムライ」ですがルールはハンスイムグリュック版とまったく同じです。ボードはハンス版のように分かれておらず1枚になっており、人数に応じて使う箇所が示されています。兜、仏像、田のコマは半透明でお菓子のようなのが面白いです。また最終決算でどのエリアで最大を取ったかがわかるようにそれぞれの透明なコマが1つずつついてきます。ついたても各プレイヤーで異なるデザインとなっていますが2つ折りなので倒れやすいのが難点です。また、ついたての裏のタイル説明にミスがあるのも少々残念。タイルは絵柄は凝っていますが、視認性が悪く、数値などの能力がわかりずらくなってしまいました。

珍しく決算でのタイ4回となりゲームは早々と終わりました。自分が仏像と田んぼの2種で首位となり勝利。

結果:自分 2−1−3、ショーン 1−2−1、ローラ 1−0−0(仏ー兜ー田の順)



ミューラ Miura
Miura20120114.JPG日本製の3人専用カードゲームといえば「ミューラ」です。一見、ありきたりのシステムに見えながらも、実はなかなかカードの使い回しが結構悩ましく、渋いゲームだと思います。特にラウンド中にカードをまったく取れないと失点が倍増というルールが効いていて、欲張ったばかりに1枚も取れずということが何度もありました。アメリカで遊ぶのは初めてですが、なかなか好評でした。

結果:ローラ 16、ショーン 4、自分 −20



庄屋券 Shoyaken
Shoyaken20120114.JPGここで、じゃんけんをカード化した「庄屋券」を出してみました。狐、庄屋、猟師が三すくみになっており、各プレイヤー2枚ずつのカードを持ちます。面白いのは最初の3回以降は常に場に前回と前々回のカードが残されていることです。これによって、うまくはめ技のような戦略があればよいのですが、場に残すカードをさらに1回分増やした方が良いかなあと思いました。2回ほど遊びました。




レス パブリカ Res Publica (クイーン第3版)
(プレイ時間 35分)
ResPublica20120114.JPGショーンが遊んだことがないというので「レスパブリカ」を出してみました。この最新版は僧侶カードと本カードという追加カードが5枚ずつ入っており、うち2枚を集めればそれぞれ教会(7点)と図書館(以降のメルドが4枚で済む)にできます。2枚というのは運の要素が大きいし、余った1枚はペアの得点にもならないのでどうしたものかと思っていましたが、どうもこれはクニツィアが意図したルールではないようです(関連するギークのスレッドはこちら)。本来は僧侶も本も6枚ずつ入っていなければならず、うち3枚を集めれば教会や図書館に出来るということなので、運の要素も少し押さえられ、余りもカードもなくなります。ただし6枚目がないので、最初のメルドが起きた時点で1枚をデッキに戻すというのが最善策だと思われるので、今回はそのようにして遊びました。

結果:自分 40、ショーン 36、ローラ 34



リサイクル Lixo?
(プレイ時間 10分)
最近気に入っている「リサイクル」です。短時間でなかなか切れ味があり、自分の中で今最も熱いオークションゲームだと思います。競り落とす時にはなるべく多くの枚数で競り落とした方が良いのですが、そうすると以降の競りで弱くなるのがジレンマです。まだまだこんな簡単なシステムで熱くなれるゲームがあるのだなあと感心させられます。

結果:自分 10、ショーン −2、ローラ −2



ビザンツ Byzanz
(プレイ時間 35分)
Byzanz20120114.JPG久し振りの「ビザンツ」です。オークションで使ったカードをドラフトするというのが面白く、よくできています。自分のコピーを持って行ったのですが、開けてみるとまだシュリンクがかかっていました。このゲームは友人のコピーでしか遊んだことがなかったらしいです。人数によってセットアップが異なるなど面倒なのですが、なんとか正しいルールで遊ぶことが出来ました。3人だと6、4、2枚を競ることになるのですが、結構面白かったです。

結果:ローラ 38、ショーン 31、自分 31



クワークル Qwirkle
(プレイ時間 60分)
Qwirkle20120114.JPG2006年の出版当時に1度遊んだことがある「クワークル」です。今回が2度目。同系列の「ビッグファイブ」は2人が面白いと思うので、クワークルも1度2人で試してみたかったのです。やはり思った通りにクワークルの12点が非常に高く、バランス的に今ひとつなのではと思いました。結局クワークルを多く達成したプレイヤーが非常に有利なのではないかという気がします。後日、ショーンと再び対戦したのですが、やはりクワークル回数が多かったプレイヤーが勝ちました。

結果:ショーン 225(8回)、自分 220(6回)
(括弧内はクワークルの回数)



カルカソンヌ ディ ブルグ Carcassonne: Die Burg
(プレイ時間 各35分)
DieBurg20120114.JPGショーンは初プレイだという「ディブルグ」。元となった「カルカソンヌ」に比べるとタイル配置の自由度が比較にならないほど高いこと、完成させなければ得点にならないというシビアさ、ボーナスタイルや空きスペースボーナスを巡る争いなど、かなり改良されており、別のゲームと言って良いかと思います。「カルカソンヌ」は余り好きではないというショーンですが、この「ディブルグ」は気に入ったようです。先攻後攻を変えて2回遊んで0勝2敗。今年はいよいよファルコン拡張が出るようです。

結果
1戦目:ショーン 93、自分 69
2戦目:ショーン 105、自分 90



ブルームーン シティー Blue Moon City
(プレイ時間 45分)
BlueMoonCity20120114.JPG元となったカードゲームの「ブルームーン」は2人専用ですが、続編となる「ブルームーンシティー」を2人で遊ぶのは初めてです。2人だと最初に6回捧げものをしたプレイヤーの勝ちなので、決算されないタイルも多くなります。相手が手をつけたタイルを放っておくか、自分も2位の権利を得るかという判断が難しく、決算する順番も重要になります。2人もなかなか悪くないと思います。

結果:自分 6、ショーン 4



ゴー ストップ Go/Stop
GoStop20120114.JPG最後に「ゴーストップ」を遊びました。手軽で面白く、時々出しては遊んでいるゲームの一つです。2人だと1以外の低いカードの意味が殆どないのですが、低いカードで勝つと得点が高くなると言ったようにアレンジするとまた面白いかもしれません。

結果:ショーン

投稿者:けがわ 07:30 | コメント(2) | リンクURL

ニュース 2012年01月11日
カテゴリ: セッションレポート
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■ 2011年に最も遊んだゲーム

新年おめでとうございます。昨年2011年は個人的事情により7月まで日本に滞在しており、その間、貪欲に様々なゲーム会に参加させて頂きました。正月の草場邸新年ゲーム会、1月の山形ゲームコンベンションと仙台遊友会、6月のゲームマーケットといった大きなイベントを始め、様々な首都圏のゲーム会に行って色々な方と遊ぶことが出来ました。7月末にアメリカに戻ってからは8月のWBC、10月のコングレスオブゲーマーズとドイツのエッセンシュピール、さらには11月のテキサスのBGGCONに初参加です。ここまで充実したゲームライフを送れる年は少ないと思います。

SdJはこれまでの赤いポーンの「年間ゲーム大賞 Spiel des Jahres」と青いポーンの「年間子供ゲーム大賞 Kinderspiel des Jahres」のほかにゲーマー向けの黒いポーンの「年間エキスパートゲーム大賞 Kennerspiel des Jahres」が新設されました。同じくゲーマー向けと言われるDSPと共に今後どのようなゲームが大賞になるのかは楽しみです。

2011年のSdJ受賞作(赤いポーン)は「クワークル」で初の女性デザイナーの受賞となりましたが、アメリカでは既に2006年に発売されていたので今更といった感じがあったのは否めないです。ゲームとしては悪くはないのですが、手番ごとに点数を紙に記録しなければならないこともあってプレイ時間が少々長めです。2009年のWBCで見知らぬ方に頂いたものの、それ以来遊ぶことなく欲しい方に譲ってしまいました。個人的には新作(厳密には2010年)のビッグファイブの方が、バランスも良く優れていると思います(「ビッグファイブ」の項参照)。

エキスパートゲーム大賞(黒ポーン)とDSPは共に「世界の七不思議」を選びました。トレーディングカードのブースタードラフトを軸とした7人まで遊べる比較的短時間なゲームというのが売りです。以前にも「精霊奇譚」や「ノートルダム」のようにブースタードラフトをシステムに用いたゲームはありましたが、「世界の七不思議」はこのシステムを一気にメジャーにしたゲームと言えるでしょう。個人的にはインターアクションが薄くてカードの効果が煩雑すぎる傾向にあるので余り好みではないです。作者はボザですが、彼のゲームならば「花火」が傑作だと思っています(「花火と生け花」の項参照)。

2011年に遊んだゲームで特に記憶に残っているのは正月の手本引きです。ストーンRさんの素晴らしい道具立てで、この日本らしいギャンブルゲームの一片を味わうことが出来ました。また伝統ゲームでは天九牌やトランプの面白いゲームをいくつか覚えたこと、インターナショナルチェッカー(インターナショナルドラフツ)の魅力に触れたのことなども忘れられません。

2011年は439種、延べ1253ゲームを遊びました。初の1000プレイ越えです。遊んだ439種のうち1回のみのプレイは235種です。例年通りにリメイクをある程度の主観でまとめて、プレイ頻度トップ20を出しました。



1.古代ローマの新しいゲーム Neue Spiele in Alten Rom(46回)/ローマ Rome(1回) 47回 (前年2位:22回)

Prokonsul20110226.jpg積極的に持ち込んで色々なところで遊んだこともあり、このゲームが今年のトップとなりました。とは言ってもゲームコレクションなので、これをランキングに入れるのは少々ためらいがあります。記憶に残っているのは「ローマ七丘」の秀逸な数々のバリアントを試したことや「スパルタクス」「カテリーナの陰謀」といったちょっとマイナーなゲームに魅かれたこと、さらに10分ゲームとして「帝国」や「ハンニバル対ローマ」をゲームとゲームの間によく遊んだことです。2011年には12種類を遊んでおり、内訳は以下の通りです。帝国 8回 (うち1回はローマより)、ハンニバル対ローマ 7回、スパルタクス 7回、ローマ七丘 6回、カテリーナの陰謀 4回、総督 3回、カエサル 3回、メルカトル 3回、元老院議員 2回、近衛兵 2回、歴史の糸車 1回、執政官 1回。(写真は総督のプレイ風景)



2.花火と生け花 Hanabi & Ikebana(35回)/花火 Hanabi(2回) 37回
(前年2回)

Hanabi20110905.JPGこの年に最も遊んだ協力ゲームです。ボザといえばSdJ黒やDSP受賞の「世界の七不思議」が有名ですが、自分にとってはこの「花火」が一番の傑作です。経験豊富なプレイヤーが中心となって指示してゲームを進めてしまうという、協力ゲームの最大の問題点を、自分の手札だけが見えないというシステムによって見事に解決しています。「ドメモ」や「インディアンポーカー」同様のこのシステムに加え、ヒントの与え方の制限などもよくできています。「生け花」の方は限られた資金でカードを集めるセットコレクションですが、こちらはまだ1度しか遊んでいません。「花火」よりもインパクトに欠けますが、手軽でそれほど悪くないと思います。カクテルゲームズからの新版では「花火」しか遊べないのは少々残念です。カードデザインについては好みがあると思いますが、初版の薄いグリーンのバックグラウンドの方が美しいと思います。



3.象のトランペット Trötofant 25回 (前年未プレイ)

Troetofant20110105.jpgこの年、最も遊んだアクションゲーム。きんどーさんが水曜日の会に持ち込んでくれたのを遊ばせてもらったのが始まりですが、そのアイディアには衝撃を受けました。巻き戻し笛を用いて、ゆっくりと回転している木の枝を取るという発想が素晴らしいです。その枝がプラスなのかマイナスなのかが裏に描かれているのがミソで、巻き取りながら瞬時に判断して自分の皿か他のプレイヤーのさらにうまく落とさなければなりません。効率よく枝を獲得するにはスキルも大切なのです。肺活量が問われるゲームで体調が悪い時など何度か続けて遊ぶと呼吸が続きません。エッセンで新品を購入できたという嬉しさもあり、かなり遊んでしまいました。回数は1回だけのプレイや20点先取での数ラウンドなども含めているのであまり参考にはなりませんが、たくさん遊んだことは確かです。



4.交易王 海の英雄 Handelsfürsten 20回 (前年1位:27回)

Handelsfursten-Boxes.JPG初版を日本に持ち帰ったこともあり、箱がぼろぼろになるまで持ち歩いて遊んでしまいました。ペガサスからの初版と新版があり、さらにアメリカのカタリストからは Merchant というタイトルで出版されています。ペガサスの初版が箱がコンパクトだというメリットもあり一番優れていると思います。カタリスト版はあまり流通しておらず、英語圏ではまだ無名のゲームです。特殊カード3種の強弱については色々と意見があると思いますが、そこそこ適正な価格なのではと思っています。2人プレイもなかなか面白いです。



5.ビッグ ファイブ Big Five 19回 (前年未プレイ)

BigFive20111117.JPG2011年のSdJ受賞作「クワークル」をクニツィアがアレンジしたものなので「クニークル」と揶揄されますが、こちらの方が自分はずっとゲームとして面白いと思います。クワークルが6x6x3=108枚なのに対し、ビッグファイブは5x5x4=100枚です。手番ごとに点数を記録する必要がないこと、コンパクトなこと、1ゲームが短いこと、の3点が魅力です。カードの置き方の制限も異なり、簡単に大量得点が出来ないようなバランス重視の作りになっています。このあたりは少々大味な「カルカソンヌ」からバランス重視の「ディブルグ」を作ったのと同じでベロップの仕方だといえるでしょう。



6.ブルーライオン The Blue Lion 18回 (前年未プレイ)

BlueLion20111022.JPG2人用の推理と記憶のゲームという少々変わったジャンルのゲーム。たった6枚の両面コースターと得点用のダイアモンドコマだけというミニマリスティックなコンポーネントで、これだけのゲームが出来るということにまず驚かされました。エッセンで一番気に入ったゲームの一つで、色々な方と遊びましたが、記憶系ということもあって好みは分かれるようです。面白いのは決して記憶だけでなく、かなりの範囲でコースターの裏の内容の推理ができるという部分です。少しの手がかりからコンビネーションを達成すると喜びも大きいです。覚えること自体は多くないのであとは高得点のコンビネーションをいかに作るかにかかってきます。



7.ベリシネベリシ Verish' Ne Verish' 17回 (前年未プレイ)

VerishNeVerish20110104.jpg正月に草場さんに教えて頂いた、トランプで遊ぶロシア版の「ダウト」です。pagatで紹介されている正式ルールと日本で広まったバリアントルールがありますが、唯一の違いはダウトが当たった場合に次のラウンドをダウト宣言をしたプレイヤーから始めるのか、あるいはその左隣りのプレイヤーから始めるのかです(詳しくは以前のレポートを参照)。この、たった一つのルールの違いでかなり別のプレイ感覚となるのが面白いです。いずれにせよ不思議な感覚のゲームですが、52枚だと多いかもしれませんので32枚のスカートデッキくらいがちょうど良いかもしれません。まだ暫く遊んでみたいゲームです。



8.テレストレーション Telestrations 15回 (前年未プレイ)

Telestrations20110628.jpgここ数年のパーティーゲームの最高傑作です。「テレフォン」という伝達ゲームをもとにしたもので、言葉と絵を交互に書く(描く)ことでテーマをきちんと伝えていくというゲームです。全員同時に描いていくのでダウンタイムも少なく、得点方法も納得がいくものになっています。何度か床から立ち上がれない程に腹をよじらせて笑い転げました。この手のパーティーゲームは大同小異という印象があったのですが、このゲームはここまで笑えるだけでも突出しています。8人まで遊べて最大の8人が一番面白いのですが、せめて10人くらいまで遊べるようにしてくれれば良かったのにと思います。でも10人だとさすがに2ラウンドくらいで良いかも。



8.未開の西部のカードゲーム Kartenspiele im Wilden Westin 15回 (前年未プレイ)

Bonanza20110706.JPGこれはクニツィアが出版した本で、英語版は「灼熱のエース Blazing Aces!」というタイトルです。通常の52枚、またはスカードデッキ32枚のトランプを使ってポーカーのルールを元にした様々なゲームです。シミーズさんにお付き合いいただき、ほとんどすべての収録ゲームを試すことが出来ました。クニツィアの他のゲームへの影響も所々に見ることができて興味深いです。今後はまだ未プレイのゲームなどを中心に遊んでいきたいと思っています(写真はボナンザのプレイ風景)。



8.スパイ51 Spy 51 15回 (前年未プレイ)

Spy51-2011.07.09.JPGこの年のアブストラクトゲームの最高峰です。6月のゲームマーケットで手に入れたあと、そのルールのシンプルさとユニークなプレイ感覚に痺れました。入門者用の「スパイ6」というルールもありますが、最初から標準の「スパイ51」ルールでもまったく問題はないと思います。連鎖が続きあっという間にゲームが収束するのが良さです。カワサキファクトリーのアブストラクトゲームはこれからも目が離せません。



8.モダンアート Modern Art(9回)/スタンプス Stamps(6回) 15回 (前年3回)

StampsTiles20110615.JPG競りゲームの古典ともいうべき傑作です。この年のゲームマーケットでテーマを切手に変えたお洒落な箱の日本語版「スタンプス」が登場した影響もあって、かなりの回数を遊びました。わかりやすいアイコンの「モダンアート」北欧版を手に入れたのもこの時期です。読んだレビューなどから3人プレイはいまひとつだという先入観を持っていたのですが、初めて3人で遊んでみたらまったく支障がなく遊べました。3人用のバリアントもあるようですが、普通のルールで十分楽しめます。これは新しい発見でした。これからも末永く遊び続けるタイトルだと思います。



12位から20位までは以下の通り。

12.ラー Ra 14回 (前年4回)
前年のエッセン2010で、貴重なプロトタイプ版を手に入れたこともあって、かなりの頻度で遊びました。プロトタイプ版との違いはファラオの枚数が最も少ない時のペナルティだけのようですが、まだもとのドイツ語ルールを解読していないので何とも言えません。

12.モダンアート カードゲーム Modern Art: The Card Game(10回)/マスターズ ギャラリー Masters Gallery(4回) 14回 (前年8回)
競りのないモダンアートと言われていますが、どのラウンドで勝負に出るかを見計らうタイミングのゲームでもあります。いままで4ラウンド目の比重が大きいプレイをしていましたが、3ラウンド目や、ときには2ラウンド目で勝負を掛けて、残りのラウンドはさっさと終わらせて逃げ切るというプレイもあり、これで何度も負けました。

14.ライーナークニツィアの革命万歳 Long Live The Revolution! 12回 (前年5回)
クニツィアのトリックテイク第2弾で、ロシア革命とフランス革命の2つのルールがありますが、フランス革命の方が好みです。各トリックの最後のプレイヤーが強すぎるようでいて、それほどでもないところは良くできています。

14.10デイズ イン ザ アメリカ大陸 10 Days in the Americas 12回 (前年未プレイ)
同居人との定番10デイズシリーズの最新作です。カリブ海の島々などがある関係で船の枚数が多く、さらに船同士を連続で並べてクルーズすることが出来るのが特徴です。まあ、こうアレンジするしかなかったのかなあとは思いますが、船ばかりが何枚も並ぶ旅程になることも多いです。

14.ファミリア Famiglia 12回 (前年未プレイ)
フリーゼの変わった2人用カードゲーム。3種の特殊能力を使いこなしてカードをドラフトしていきます。どのスートが強いとか色々言われているようですが、そこまでやり込んでいないので正直わかりません。

14.髑髏と薔薇 Skull & Roses 12回 (前年未プレイ)
ブラフ系の新機軸です。ルールもシンプルで面白いとは思いますが、根拠の薄いブラフの要素が大きく、また結構時間がかかる場合が多いのがネックです。手軽に時々遊ぶには良いのではないでしょうか。

14.カタンの開拓者たち Die Siedler von Catan(11回)/カタンスタンダード(1回) 12回 (前年6位:14回)
毎年ランクインしているカタンですが、この年も気が付けばそれなりに遊んでいたみたいです。

19.スタートレック エクスペディションズ Star Trek: Expeditions 11回 (前年未プレイ)
この年2番目に多くプレイした協力ゲームです。クニツィアらしいバランスの良さときつさで、上級ではいまだ勝ったことがありません。もうすぐ拡張版も出るらしいのでその前に上級くらいはクリアしたいものです。

19.精霊さん Spirits!(10回)/有頂天 Im Siebten Himmel(1回) 11回 (前年1回)
3人くらいが楽しいカウントアップ系のゲーム。同スートをプレイすると数値0でリバースというルールが良く、どこでバースト直前の7を誘発させるかのコントロールが面白いです。カード構成やスコアリングなどが異なりますが、プレイアビリティでは「有頂天」の方が良いと思います。

投稿者:けがわ 00:16 | コメント(7) | リンクURL

ニュース 2011年12月25日
カテゴリ: セッションレポート
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■ ニューヨークゲーム会 2011.12.20

旅行ついでに再びニューヨークのグーグルに立ち寄って、ゲームを遊びました。小さなゲームを中心に持ち込んだのですが、どれも好評で嬉しかったです。



クロニクル Chronicle
(プレイ時間 20分??)
Chronicle20111220.JPGすべてのカードに特殊効果があるというテキスト満載のトリックテイク。毎ディールの目的も異なります。ルールはかなり複雑な割には選択肢が少ない気がしましたが、6人で遊んだのが原因かもしれません。ギークなどによれば3−4人が理想とのことなので、機会があったら少人数で遊びたいです。評価保留。



リサイクル Lixo?
(プレイ時間 各15−20分)
Lixo20111220.JPG原題の「リショ」とはポルトガル語でごみという意味らしいです。ありそうでなかった鋭い競りゲームで、最近気に入っているゲームの一つです。競り負けたプレイヤーもリソース(この場合はカード)を使うというタイプの競りではこれが一番面白いと思います。カードは手札でも競り負けてもそれぞれマイナス1点なので、点数的には変わりませんが、以後、それらは競りに使えなくなるというのが面白い。まず3ゲーム、そして「アセンション」のあとで1ゲーム遊びました。

結果
1戦目:自分 3、ナレリー 1、ケイト −5
2戦目:アダム 7、自分 1、ナレリー −2、ケイト −9
3戦目:ケイト 8、アダム 0、ナレリー −1、自分 −5
4戦目:ザック 14、ペイシン 8、自分 −11



泥棒と乞食 Beggars & Thieves
(プレイ時間 35分)
Beggars20111220.JPGここでアダムと2人になったので、2人用トリックテイクの秀作「泥棒と乞食」です。遊べば遊ぶほど良くできていて、じわじわとくる面白さがあります。200点勝負とし4ディールで終了。

結果:自分 245、アダム 225



クメル Khmer
(プレイ時間 各10分)
続けて賽苑の2人用カードゲーム「クメル」です。おそらく先手が有利なので、一度は勝負を降りて先手を相手に与えるというのも有効かと思われます。また自分の手札が6が4枚だと勝つのはかなり難しいので、そういう場合も降りた方が良いかもしれません。自分は2回アダムと遊び、あとでペイシンと1回遊びました。今回一番の人気ゲームで、色々な方が遊んでいました。

結果
1戦目:自分 6、アダム 1
2戦目:アダム 6、自分 0
3戦目:ペイシン 6、自分 0



ブルー ライオン The Blue Lion
続けて記憶と推理の「ブルーライオン」です。これはぼろまけしてしまいました。このゲームも手軽さが受けて色々な方の間で遊ばれていました。

結果:アダム 8、自分 0



ごいた Goita
アメリカでは人気がある「ティチュー」ですが、ここグーグルでも例外ではなく、ほぼ毎回プレイされているようです。そんなこともあって同じくパートナーシップの傑作「ごいた」を持ち込んでみました。

「ティチュー」よりも面白さがすぐにはわかりずらいのですが、自分は短時間でより鋭くユニークな「ごいた」の方が数段優れていると思っています。序盤はアダムと自分のチームが3連続で勝っていましたが、中盤にはかなり良い勝負になりました。ザックは特に気に入ってくれたようです。本格的な国際版の登場が待ち望まれるゲームだと思います。

結果:アダム&自分 160、ザック&ペイシン 100



アセンション Ascension: Chronicle of the Godslayer
(プレイ時間 40分)
Ascension20111220.JPGデッキ構築ゲームのひとつである「アセンション」です。「ドミニオン」との違いは、購入できるカードは1つのデッキになっていて、そこから常に6枚が公開されていることです。また通貨と攻撃力の2種類があり、攻撃力ではモンスターを倒して得点チップを得ます。このチップが無くなることがゲームの終了条件なので、全員である程度ゲーム終了のタイミングをコントロールできるというわけです。

自分は「ドミニオン」があまり好きではないので、殆どプレイ感のかわらない「アセンション」も殆ど同じ印象を持ちました。自分でコンボなどを見つけていくという楽しさがあるのはわかるのですが、とにかくプレイヤーインターアクションが薄くて面白みを感じません。その場その場で購入できる最も高価なカードを買えばなんとかなる気もします。

結果:ペイシン 70、ザック 69、自分 65



「アセンション」のあとは「リサイクル」「クメル」「泥棒と乞食」「ブルーライオン」、そして再び「クメル」といった感じで遊びました。

投稿者:けがわ 12:30 | コメント(6) | リンクURL


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