ゲーム・インデックス

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土嚢の会 2024.07.20

Lunch20240720.JPG第85回土嚢の会です。初めて一般参加をツイプラで募ったのですが、一般参加はありませんでした。参加人数は10名。今回初プレイは異色の鉄道アブストラクトの「ノーザンパシフィック」です。ネスターゲームズからは「マナラス」と「マーゴ」を遊びました。ブラッツの「ヨットレース」が遊ばれており、ちょっと遊んでみたかったのですが、その機会はあるのかどうか。写真は昼食のドライカレーです。




ラインズ オブ フィクセイション Lines of Fixation
(プレイ時間 20分)
LinesOfFixation20240720.JPG前回に引き続き、再び「ラインズオブフィクセイション」です。「ラインズオブアクション」のように自分のコマを1グループに集めるのが目的ですが、コマではなくスタックなので状況は目まぐるしく変わります。そして相手のコマを越えられないというラインズオブアクションとは異なり、相手のスタックがより高いラインは動かせない、同じ高さならマージだけはできる、というルールが効いています。

結果:自分 勝利、koba* 敗北



ノーザン パシフィック Northern Pacific
(プレイ時間 50分)
NorthernPacific20240720.JPGkobaさん持ち込みの、鉄道ゲーム。運の要素がまったくないのでアブストラクトストラテジーと言っても良いと思います。ボードは題名の通りアメリカ北部の地図が描かれており、ミネソタ州ツインシティーズ(ミネアポリス/セントポール)からワシントン州シアトルに向かって一筆書きの鉄道路線を作ります。手番にはまだ鉄道が来ていない都市に自分のキューブを置くか、鉄道を1セグメント伸ばすかのどちらかです。キューブを置いた年に鉄道が来ると、キューブが回収されさらに1つキューブがストックからもらえます。各都市に3個までキューブを置けるので、他のプレイヤーとある程度協力していくのが大切です。

今回は何度か遊ばれており、自分は2回目のゲームに加わりました。しのだけさんが交渉好きで、バリバリの交渉ゲームになっていました。交渉する要素が少ないので交渉ゲームとして成立させるのは難しいかもしれません。

結果:しのだけ 7、道化師 6、ぴーかん 6、とけい 5、自分 5



プラトーX Plateau X
(プレイ時間 40分)
PlateauX20240720.JPGぴーかんさんの持ち込みで多人数アブストラクトですが2人で遊びたいというので一緒に遊びました。このゲームは初プレイだと思っていたのですが、あとで記録を見たら遊んだことがあり、そのときは3人で遊んで、やはり2人が良いのではないかという感想を書いていました。

L字型のブロックを置くか、自分のコマを移動させて最終的に自分のコマを相手より高い場所に移動させるのが目的です。相手と同じ平面にはいくことができず、また移動は何マスでもできますが、各マスは必ず1段登るか降りるかをしなければならないのです。平面での移動ができないので、うまくブロックをおかないと手詰まりになります。

最後はニムみたいになり、負けていると思っていた自分が勝ってしまいましたが、なれてきたらブロックの置き方などに色々と戦略があるのかもしれません。

結果:自分* 勝利、ぴーかん 敗北



マナラス Manalath
(プレイ時間 各5分)
Manalath20240720.JPG久し振りに遊ぶ「マナラス」です。どちらのプレイヤーのコマも置けるという不思議なゲームで、自分の手番の終わりに自分のコマで大きさ5のグループを作っていれば勝ち、大きさ4のグループを作っていたら負けです。なかなか独特のプレイ感覚があります。少し遊び始めたら、色々と勝ちパターンを思い出してきました。

結果
1戦目:自分 勝利、ぴーかん* 敗北
2戦目:自分 勝利、ぴーかん 敗北
3戦目:土井* 勝利、自分 敗北



マーゴ Margo
(プレイ時間 各20分)
Margo20240720.JPGマーブルで遊ぶ囲碁の「マーゴ」です。ゾンビの使い方が難しいですね。かなり久し振りなので、基本的な守り方などを忘れていました。ある程度やりこんでからが面白くなるというタイプのゲームだと思います。今回は2戦0勝2敗でした。

結果
1戦目:しのだけ 勝利、自分 敗北
2戦目:土井 勝利、自分 敗北



アズール Azul (ミニ版)
(プレイ時間 25分)
AzulMini20240720.JPG最後はマーブルに置かれていた「アズールミニ」を道化師さんと遊びました。厳密にはアブストラクトではないのですが、2人だとかなりアブストラクトっぽくなります。道化師さん離れているのでどんどん点数を獲得し、適度にこちらの邪魔もしてきます。ゲームが終わるタイミングを読み違えたこともあり、敗北。

結果:道化師 73、自分 44



今回はこれで終了です。たっくん、あべりょさん、かがさんとはタイミングが合わずに遊べませんでしたが、次回はぜひ一緒に遊びたいものです。


ディアシュピール 2024.07.02

いよいよ「マイアイランド」も最終回です。果たしてどうなるのでしょうか?



キリマンジャロの麓 Auf Fuss des Kilimandscharo
(プレイ時間 15分)
AmFussDesKilimandscharo20240702.JPGこの前遊んでちょっと面白かった「キリマンジャロの麓」を再び遊びました。今回は3人でしたが、3人だと仕掛けたタイルを踏む機会があまりなくて単調な感じでした。もしかしたら3人と4人でかなりプレイ感覚が違うゲームなのかもしれません。次回は4人で遊んでみたいです。

結果:やぎの 100、はっくつ 95、自分 74



マイ アイランド My Island
(説明 60分 プレイ時間 各40−55分)
MyIslandEnvelopeChpt8.JPGマイアイランドを遊ぶのは今回で3回目。全8チャプターのうち、1回目でチャプター1から4、2回目でチャプター5から7を遊び、残るは最終チャプター8(エピソード22−24)だけです。後半になるとかなり各エピソードに時間がかかったので、こうなってしまいました。今回はさらに驚きの展開でした。

(前回のレポート同様に、ネタバレになるので文字色を背景と同色にしてあります。テキストを選択すると見られます。写真もリンクになっています。まだ、遊んでいないならば、遊ぶまでは見ない方がゲームがより楽しめるかもしれません)プレイ風景の画像

研究の時代 Time of Research

チャプター8:ポータル The Portal
高原の巨大石像は、奇妙な星の世界へのポータルの建設へとあなたを導く。しかしみんながあなたの発見を快く思うわけではなかった! エネルギーの波はより一層強さを増し、島全体に危険な噴火を引き起こしている。誰がポータルの建設の完成に成功し、島が沈む前に星への競争に勝てるだろうか?

チャプター開始時:封筒の中の説明には、告知として最終チャプターの終わりにおけるポータルの完成の条件が提示されます。なるべく平均的にポータルトラックを塗りつぶした方が良いと書かれていますが、平均的というよりはポータルトラックの4つの数字の和が少なくするようにすることが大切です。このトラックは時々数字がかなり飛ぶので、それを考えながらが良いかもしれません。ステッカーの写真

封筒の中には大量の噴火ステッカー、そしてダブルシンボルタイルが入っています。各プレイヤーは山岳の隕石孔に接したヘックス全てに噴火ステッカーを貼ります。噴火ステッカーが貼られた噴火ヘックスに建物を建てないと1ヘックスにつき1進捗点を失うことが告知されます。これまで隕石孔は場所がかなりランダムだったのですが、このための布石だったのですね。

なお、各エピソードの最初にはダイスによってランダムに高原のどこかに亀裂が1ヶ所増えます。ちょっと「ジェネシス」みたいですね。


エピソード22:基本的なルールはエピソード21と同じですが、道路網と建築プロジェクトから天文台への経路ではプレイヤートークンは置けなくなります。代わりに終了時に港に繋がっている道が最多か2位だと、それぞれ2進捗点か1進捗点になります。

他の新しい要素としては、完成した建築プロジェクトの周囲5ヘックスに対応する色のタイルを置くと5点を獲得します。また、天文台の周囲9ヘックスにタイルを置くと、任意のダブルシンボルタイルを獲得して直ちに配置できます(配置しないときは破棄できます)。

これまでのチャプター7とそこまで違いはなく、ひたすら8ヘックス以上の大農園、街、城を作って高原ボードにプレイヤートークンを置いていきます。やはり洞察トークンをめぐる戦いなのです。

点数が1位だと1進捗点に加えて任意のポータルトラックを4つ塗りつぶせます。2位も4つですが各色1つずつです。さらに建築プロジェクともこれまでと同じ条件で完成させることができます。自分は1つ完成させました。

最後は噴火に関する処理です。もし噴火が見えていたら1ヘックスにつき1進捗点を失いますが、さすがに全員建物を噴火の上を覆うようにタイルを配置しました。しかし、そのあとタイルを置いていない空白マスにはあらたな噴火ステッカーを貼らなければなりません。これが辛く、自分は大量の噴火ステッカーを貼ることになりました。
画像1 画像2

エピソード23:なんと、ルールの変更は無しということで、さらに高原ボードにタイルを置き、ポータルトラックを進めていきます。まったくルールが変わらないというのは初めてかもしれません。最終エピソードに向けての疾走を感じます。かーんさんは全てのポータルトラックを塗りつぶしましたが、自分はまだどのポータルも12以上です。これでなんとかなるのだろうか?画像1 画像2

エピソード24:タイルを置かないときの失点が1点から3点に増えますが、それ以外はエピソード22、23と同じです。ひたすらポータルトラックを塗り潰します。このとき、すでに終わっているかーんさんは建築プロジェクトを終わらせるようにプレイするべきでしたが、この建築プロジェクトに関する予告はエピソード19の前だったので、みんなすっかり忘れていたようです。画像1 画像2

チャプター終了時:建築プロジェクトが未完成のもの1ステージにつきマイナス2進捗点です。全部で9ステージある中で、やぎのさんは1進捗点、かーんさんは5進捗点を失いました。これは自分もちゃんとリマインドをするべきでした。自分のポータルと噴火で手一杯でしたね。さらに噴火が全員の中で最少か最多なら2進捗点を得るか失います。やぎのさんが最少の3噴火で2進捗点獲得。自分が14噴火で2進捗点を失いました。

ゲーム終了時:いよいよポータルの最終決算です。ポータルトラックがすべて0になるように等しいだけ進捗点を使わなければならないのです。自分以外は全員0でこのペナルティーはありませんでしたが、自分は合計で14も残っており、マイナス14進捗点です。これにより一気に最下位になってしまいました。

なにはともあれ、これで終了です。最後は沈みゆく島から宇宙へと脱出するというとんでも無いストーリー展開でしたが、とても楽しめました。後半でゲーム展開が一気に変わり、チャプター5&6は「スペクタクラム」、チャプター7&8は「サムライ」のようなプレイ感覚でした。次のレガシーも楽しみですね。まずは未プレイの「マイシティーロールアンドライト」をやりたいと思っています。

一緒に遊んでくれたみんな、どうもありがとう!!

そしてこれが、神秘的な島でのアドベンチャーの終わりである。あなたは完全なポータルを起動して、そこを通る。反対側には何が待ち受けているのだろうか? そう、それはもう一つの物語だ。



総合結果(括弧内は勝ち取った進捗点)
これまでの累計進捗点:かーん 49、自分 43、はっくつ 36、やぎの 31

チャプター8:ポータル The Portal (+洞察トークン)説明60分
エピソード22(40分):はっくつ 35(1)、やぎの 22(0+2)、かーん 21(0)、自分 19(0)
港への道路:やぎの 17(2)、かーん 16(1)、自分 11(0)、はっくつ 7(0)
(建築プロジェクト:自分 1)
ポータルトラック
紫:かーん 3、やぎの 13、はっくつ 14、自分 24
橙:かーん 0、はっくつ 10、やぎの 12、自分 21
青:かーん 0、やぎの 13、はっくつ 13、自分 24
赤:かーん 5、自分 12、やぎの 13、はっくつ 14

エピソード23(50分):かーん 27(1+2)、やぎの 25(0)、自分 16(0)、はっくつ 13(0)
港への道路:はっくつ 15(2)、かーん 15(2)、自分 11(0)、やぎの 9(0)
ポータルトラック
紫:かーん 0、はっくつ 5、やぎの 10、自分 14
橙:かーん 0、はっくつ 1、やぎの 3、自分 14
青:かーん 0、はっくつ 4、やぎの 5、自分 12
赤:かーん 0、はっくつ 4、やぎの 5、自分 12

エピソード24(55分):かーん 25(1+2)、はっくつ 14(0)、自分 12(0)、やぎの 11(0)
港への道路:やぎの 16(2)、はっくつ 15(1)、かーん 13(0)、自分 7(0)
ポータルトラック
紫:かーん 0、はっくつ 0、やぎの 0、自分 4
橙:かーん 0、はっくつ 0、やぎの 0、自分 3
青:かーん 0、はっくつ 0、やぎの 0、自分 3
赤:かーん 0、はっくつ 0、やぎの 0、自分 4


最終決算:
建築プロジェクト未達成:自分 0(0)、はっくつ 0(0)、やぎの 1(−2)、かーん 5(−10)
噴火:やぎの 3(2)、はっくつ 4(0)、かーん 6(0)、自分 14(−2)
ポータルトラックの合計:かーん 0(0)、はっくつ 0(0)、やぎの 0(0)、自分 14(−14)


最終進捗点:かーん 48、はっくつ 40、やぎの 37、自分 27


ゲームサークル JOKER 2024.06.30

久し振りに千葉・船橋で開催されるJOKERに参加しました。



ヴェロニモ Velonimo
(説明 5分 プレイ時間 65分)
Velonimo20240630.JPG大富豪に似たシェディング(ゴーアウト系)カードゲーム。7スート7ランク49枚のほか、どの色にも属さない固定数値の25、30、35、40、45、50という数字カードがあり、合計55枚。

手番ではこれまでに出された数値よりも大きな数値を出します。1枚ならば数値はそのまま1−7ですが、2枚以上を出すときは同数字か同スートでなければなりません。そして「枚数x10+出したカードで最小の数字」がその組み合わせの数値となります。4枚同スートで2、3、5、6ならば42というわけです。なので1−7の次は21−27、31−37、・・・というのか可能な数値となり、この間に1枚だけの固定数値の25、30、35が入ってきます。なんかちょっと変な感じです(どうせなら10番台のカードを作ったら良いかもとちょっと思った)。

ソフトパスでひとりのプレイヤー以外が全員連続してパスをしたらそのラウンドは終了し、そのプレイヤーが好きな数値で新たなラウンドを始めます。こうして最初に出し切ったプレイヤーから残りプレイヤー数とディール数の積が点数になります。4人なら第1ディールは1位から3、2、1点、第2ディールは6、4、2点、という具合です。5ディール戦なので最終ディールでは15、10、5点になるわけです。また累積点が最も高いとイエロージャージーカードが手に入り、これは出した数値に+10をします。なぜ勝者により強いカードが渡るかは、大富豪的な理不尽さと捉えるしかないです。

また、誰かが上がったとき、そのカードを全員パスすると上がったプレイヤーが誰が次のラウンドを始めるかを決められるというルールがあり、これは単なるキングメイクです。あまりそういうことを気にしない層に向けてのカードゲームなのかもしれません。

今回は5ディール遊びましたが、みんなが言うように3ディールで十分ですね。あまり特徴のないゲームなので、大富豪のバリアントを試したいプレイヤーには向いているでしょう。
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結果:自分 34、あまさま 24、スコット 17、フジタ 15



ラマ ダイス L.A.M.A. Dice
(説明 5分 プレイ時間 30分)
LAMADice.JPG自分は「ラマダイス」よりも「ラマ」の方が好きなので、あまりラマダイスのルールを覚えていないのですが、スコットさんは逆に「ラマダイス」の方が好みみたいで説明をしてくれました。そう、このゲームはラウンドの終了条件が4つもあるのがちょっとややこしいです。でも遊び始めれば楽しいですね。

自分はラマ3個(確率27分の1)を何度も振って失点を減らし、最終ラウンドではなんと2回だけ振って6枚全てを捨てて上がりました。これはラッキー。

結果:自分 3、あまさま 11、スコット 21、フジタ 50



スプラッシュ パーティー Pool Party
(プレイ時間 20分)
PoolParty20240630.JPG正体隠匿の推理ゲームです。自分の担当職が最後まで生き残ることを目指します。プールを囲んでプールサイドにミープルをランダムに並べます。手番にはどれかひとつを選び裏返すと足の裏の部分に1-3の数字が書かれています。この数だけ時計回りか反時計回りに動かし、移動先にそれまでいたミープルはプールに突き落とすのです。この動きをよく観察して誰がどの色かわかったら宣言できるのですが、自分にはさっぱりわかりませんでした。

結果:フジタ 勝利



クラロ Claro
(プレイ時間 10分)
Claro20240630.JPGルールを間違えやすい「クラロ」です。勝者は最後にカードをプレイしたプレイヤーというのが、ちょっと捻ってあって面白いところです。先に3回勝ったら勝利です。運の要素が大きいですが、そういう気分の時は悪くないかもしれません。

結果:スコット 3、あまさま 1、自分 1、フジタ 0



イレブン Eleven
Eleven20240630.JPGノンテーマのシェディング(ゴーアウト系)カードゲーム。パズルっぽさが面白いのですが、そこまで他のプレイヤーとの駆け引きというものがありません。結構黙々とカードを減らしていく感じです。4人で2戦戦って自分は3位と4位。

結果
1戦目:フジタ 12、あま 9、自分 9、スコット 4
2戦目:スコット 18、あま 9、フジタ 7、自分 0