昨日の失敗を繰り返さないように、早めに朝食を食べます。そして、朝食後、会場が開くまでの1時間くらいで早速ロビーでゲームをしました。
タバルア Tavarua
(プレイ時間 80分)
九州で遊んだ中では一番本格的な長時間ゲームです。テーマはサーフィンで、沖まで波を追いかけてパドリングし、波に乗っている間はうまくバランスを保ち、最後には流れに任せて戻る、ということがよく表されています。ロングボードとショートボードがあるのも面白いですね。ルールが結構複雑でしたが、雰囲気が良くて楽しめました。インターアクションは同じ波に乗れるのは2人まで、というくらいなので、もう少しインターアクションが欲しいところです。
結果:不明
会場では、昨日試遊したばかりの「シジジー」が製品化されており、早速購入しました。こんなに早くカードや説明書をプリントして整えられることに驚き。
十五賽 Jyugosai
ダイスで遊ぶ五目並べです。1列で15以上になるか、1の目が3つ並べば勝利です。手番にはダイスを振って任意のマスに置くだけですが、6の目が出たら3として置くか、振り直しができます。振りなおして6が出れば置けますが、そうでなければ置けずにパスとなります。このルールがちょっとややこしい割にあまり機能していない気がします。もう少し大胆にダイスを使った方が良かったのではないでしょうか。
ところで英語タイトルは Jyugosai で Jugosai ではないのですね。「じゅ」だと ZyuかJuだと思うのですが。
結果:自分 勝利、ねいじま 敗北
このあとは主にイベントのトークショーを聴いて過ごしました。「創作ゲームの海外展開(梶野氏他)」、「2024年の海外ブース連続出展記(Saashi氏)」、「国内メーカー30代社員語り場(高田氏他)」などなかなか興味深かったです。ちょっと残念だったのは、進行スケジュールが張り出されていなかったことや、スクリーンが使われていなかったことです。少しでも視覚に訴えるものがあれば、トークがより映えたのにと思います。3つ目のトークに出演した3人に写真を撮らせてもらいました。
ダブル Dobro
最後にコリンさんのブースで1ゲーム遊びました。「エスカレーション」に似たゲームですが、1回に2枚までしか出せません。また直前の数字と同じ数字を出すこともでき、そのときは場の数値が倍になります。出せない、あるいは出したくない時には引き取ります。
タイトルが Dobro だと発音は「ドブロ」だし、「ダブル」という意味はないと思うのですが、その辺りが気になるところです。
これで3日間にわたるボードゲームカーニバルは終了です。19時博多発の新幹線に乗るべく、往路と同じ道を歩いて香椎花園駅へ。橋を渡ると少し現実に戻った気がします。西鉄と地下鉄を乗り継いで博多に行くと、ちょうどキャンセルが出たみたいで19時の新幹線(のぞみ64)の指定席が買えました。良かった!
総括:九州ボードゲームカーニバルはイベントとしてはまだまだ発展の余地があると感じました。遊んで交流するのが中心の宿泊型イベントなので、日本版のBGG .CONみたいな感じがあります。夜中にもホテルのロビーが開放されていたのは良かったです。次回訪れる時を楽しみにしています。
(完)
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