横浜クニツィア会 2026.02.07

第53回横浜クニツィア会です。神奈川地区センター中会議室で初参加4名を含む14名が参加しました。出版社でたどるクニツィア史第21回目はクイーンです。クニツィアはクイーンから「レスパブリカ」を3回出版していますが、それ以外のゲームは出版していません。

Queen20260207.JPGレスパブリカ Res Publica (1998/2000/2011)

「レスパブリカ」というゲーム自体の初版は1991年のヘクサゲームズ版で、その後にクイーン初版が1998年、アバランチプレス版が1999年、クイーン第2版が2000年、クイーン第3版が2011年、大幅にルールを追加したメージ/ハイデルベルガー出版の「レスパブリカ2230AD」が2015年という流れになっています。最近はエクリプスエディトリアル出版のスペイン語版が2025年に出版されたようです。

クイーン初版と第2版は同じ内容ですが箱の形状が大きく異なります。写真左の初版は通常の平箱ですが、写真右上の第2版はバターボックスと呼ばれる形で蓋を持ち上げると中身が散らばってしまうという致命的な欠陥があります。ルール面でのヘクサゲームズ版からの変更では、村にも3点という点数がつくようになり、ペアを捨てて文明カードを取るというルールは削除されています。

クイーン第3版は写真右下の黄色っぽい正方形の箱で、僧侶と図書館という特殊カードが加わりました。僧侶は民族デッキに、図書館は文明デッキに入っていますが、どちらも5枚ずつあり、2枚でメルドできます。メルドした僧侶は7点ですが、文明を引く能力はありません。図書館は以降のメルドが5枚でなく4枚で済むようになります。

今回はこの中から特殊カードが加わったクイーン第3版(2011年版)を遊びました。なお、個人的な初プレイは「誰だったでしょう? 2 ミニ」、版違いの初プレイは「猿のいたずら」です。



誰だったでしょう? 2 ミニ Wer war's?: Das 2. Abenteuer - Mitbringspiel
(プレイ時間 10分)
WerWarsDas2AbenteuerMitbringspiel20260207.JPG「誰だったでしょう?」の続編のミニゲームです。既に他のプレイヤーが1回遊んでおり、協力ゲームだというのでそれに混ぜてもらいました。かなり厳しい記憶ゲームで、時計の目がでるたびにすべての通路が回転するので、その辺を考慮して鍵を集めていかなければなりません。最後は3択くらいまでに絞れたのですが、最後の賭けに負けて敗北。

結果:敗北(ヤスシ、ぢ~ぷ、河原、まっつん、セイバー、自分)



ナクベの秘宝 Treasures of Nakbe
(説明 10分 プレイ時間 45分)
TreasuresOfNakbe20260207.JPG7人で「ナクベの秘宝」を遊びました。7人だと担当する3キャラクターをそれぞれ他の2人とシェアすることになります。6人でも数学的には公平なので、6−7人で遊ぶのが良いでしょう。今回は財宝を優先しすぎて自分のキャラクターが何度かあっけなく死んでしまいました。後半のジャングルではなんとすべてのキャラクターが死んでしまうという、ちょっと珍しい展開でした。自分は拾った宝物の点数が酷すぎて最下位でした。

結果:セイバー 34、ヤスシ 32、河原 30、ぢ~ぷ 29、まっつん 25、夢遊人 25、自分 25



リバース Rebirth (限定版 Limited Edition)
(説明 15分 プレイ時間 40+60分)
Rebirth20260207-1.JPGちょこさんのリクエストで「リバース」です。せっかくなのでスコットランドとアイルランドの両面を遊ぶことにしました。スコットランドでは個人目的カードを最大枚数8枚獲得できたのですが、食料やエネルギーのグループ点(N枚目だとN点)を軽視しすぎてしまい、トップを走るセイバーさんに追いつけませんでした。

Rebirth20260207-2.JPG2戦目のアイルランドは共通目標なので競争要素がかなりあってインターアクションも大幅に強くなります。目標カードには2枚だけ12点という難易度が高いけど高得点のカードがあるのですが、今回はそれらが共通目標にはなかったので8点のカードを2倍にするようにします。こちらはバランスよく点数が取れて勝利。

結果
1戦目(スコットランド):セイバー 140、自分 121、ちょこ 107、まっつん 93
2戦目(アイルランド):自分 158、セイバー 150、まっつん 128、ちょこ 127



レスパブリカ Res Publica (クイーン第3版)
(説明 10分 プレイ時間 60分)
ResPublica20260207-1.JPGクイーン第3版の少しだけ特殊能力があるバージョンです。過去のレポートを振り返ると、この版を遊んだ回数はかなり多いのですが、なぜか英訳も和訳も入っていません。ギークに英訳が上がっていないのですが、なんとか2種の特殊カードを解読して遊びました。民族デッキに入ってる5枚の僧侶と文明デッキに入っている5枚の図書館はそれぞれ2枚だけでメルドすることができます。僧侶は7点、図書館は以降のメルドが4枚で良くなります。しかしどちらも全部で5枚なので1枚だけ半端になってしまうのは少し問題かもしれません。今回は、これらの半端なカードがババ抜きのババのようにプレイヤー間をまわっていました。なおリメイクの「レスパブリカ2230AD」ではこれらのカードは6枚になり3枚でメルドするというように変更されています。

(参考)https://www.gamers-jp.com/playgame/archives/001581.html#respublica2230ad

ResPublica20260207-2.JPG序盤からぢ〜ぷさんが村を獲得してリードし、そのまま図書館も手に入れて最終的に勝利しました。ぢ〜ぷさんを騙して不要な僧侶を取らせたのですが、だめだったようです。一度出遅れてしまうと文明が手に入らない状態が続いてそのまま勝敗が決まってしまうことが多いのがこのゲームの問題点だと思いますが、交渉自体はとてもよくできています。もう少し弱者救済のルールがあった方が最後まで楽しめるかもしれません。

結果:ぢ〜ぷ 41、ちょこ 28、自分 28、夢遊人 22



シャークトレード/スティンジー Stingy (プレイディスワン版)
(プレイ時間 50分)
Stingy20260207.JPGちょこさんリクエストの「スティンジー」です。相手とうまくタイルを交換して同種同色のタイルを集めていくゲームです。今回は色のボーナスはなし。4人だと色々な交換のパターンが考えられるので面白いですね。自分はタイルを最後に持ちすぎてしまい、かなりの枚数を得点化できずに終わってしまいました。後半は保有タイル枚数よりも得点化を考えていかなければダメだということを思い出しました。淡々としていますが、渋くて良いゲームだと思います。確かダミープレイヤーがいる2人も面白かったので、また試してみようと思います。

結果:ちょこ 77、ぴーかん 71、自分 71、夢遊人 56



猿のいたずら Monkey Mischief
(説明 5分 プレイ時間 20分)
MonkeyMischief20260207.JPG「ののの・・・脳ミソくれ〜!」のリメイクですが、こちらのバージョンを遊ぶのは初めて。前半ではなるべく点数チップをとっていき、後半はその点数を失わないように他のプレイヤーのチップをなくすという二部構成のゲームです。バリアントで10点以上を捨てさせる時には超過分をもらえるというのがあり、これはなかなか面白そうなので採用しました。このルールだとチップが0枚になっても復活の見込みがあります。このバリアントはもとの「ののの・・・脳ミソくれ〜!」にあったかは定かではないので調べてみようと思います。

結果:ちょこ 勝利、(夢遊人、ぴーかん、自分 敗北)



トレンディー Trendy (シュピールシュパース版)
(プレイ時間 5ディール30分)
Trendy20260207.JPGこの日自分が最後に遊んだのは「トレンディー」です。初参加の4名と一緒に5人で遊びました。このゲームで難しいのはリードされたカードを持っていない時に何を出すべきか、だと思います。運の要素は強いものの考えどころが程よくあります。5人だとちょっとどうしょうもなくなってしまうこともありますが、スタートプレイヤーを変えて5ディール戦としたので、最終的には結構接戦になりました。とはいえ、4ディール目と5ディール目で高得点となったセイバーさんが頭一つ抜けて1位。

結果:セイバー 134、自分 124、TKS 120、まっつん 115、トモヤ 110



このあとは「ハイソサエティー」が締めのゲームとして非常に盛り上がっていました。



Results20260207.JPG他に遊ばれていたゲーム:「ピックアペン石碑」、「エイリアンアタックUSA」、「メディチ対ストロッツィ」、「エイプタウン」、「砂漠を越えて」、「マイスターマカツ」、「ラムセスリターン」、「メンバーズオンリー」、「カスカディロ」、「分数かるた」x2、「すしバー(すしゾック)」、「まねきねこれくしょん」、「ハイソサエティ(オープン&プレイ版)」x2、あと、ボードに未記載ですが「アンドロメダの商人」、「Acorn Paws」も遊ばれていました。フクさんとは一緒に遊べませんでしたが、また次の機会に。次回は3月28日です。
https://twipla.jp/events/715981


BGBE20260201.JPG大阪で開催された第3回ボードゲームビジネスエキスポジャパン BGBE Japan に行ってきました。1月31日(土曜)と2月1日(日曜)の2日間の開催ですが、1日目は土嚢の会だったので参加したのは2日目の2月1日だけです。早朝の初電で小田原6:17発の新幹線ひかり533、そして名古屋8:00発のひのとり58を乗り継いで、難波、九条経由で中埠頭のインテックス大阪へ。

あらかじめ入場パスをPCの画面に出しておき、念のためにスクリーンショットも撮って、さらに紙にプリントアウトをしておきました。ところがその場でリロードしてチケットを見せて欲しいとのこと。しかし会場にwi-fiがないのでこれは不可能です。そういうシステムならばwi-fiをちゃんと用意して欲しいものです。交渉して、なんとかお昼前には入場できました。

これといった目当てのゲームがあったわけではないので、ゆっくりとブースを周りながら色々な知人友人と交流を楽しみました。東京から来た月斎さんと一緒に彦根カロムを遊びました。



彦根カロム Carrom
Carrom20260201.JPGディスクを弾いて四方のポケットに自分のディスクを落とすゲームです。成功すると連続でできます。かなり昔に遊んだことがあるのですが、すっかり忘れていました。時間制だったので途中で時間切れになってしまいましたが、結構楽しめました。このあとカロム検定があり、指示された通りに色々なショットをこなしていったのですが、自分は5級までしか行けませんでした。




遅い昼食をハイライフさんと一緒に食べ、2つほどゲームを買って終了です。関西ではゲームマーケットがなくなってしまいましたが、このイベントがゲームマーケットのように発展していくと良いですね。入場者は2日間で2万人を超えて去年の倍以上だそうですが、現在では1日で全部見切れてしまうくらいの規模なので、試遊卓を増やすなりして2日間参加したいと思えるイベントになって欲しいものです。

終了後は、賽苑のnakiさんと合流。翌日はnakiさんと遊んだり大阪での知人とのんびり過ごして夜行列車で火曜の朝に都内に戻りました。

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手に入れたゲーム

Purchase20260201.JPGビードロ Vidro
ゴールフォート Galle Fort
今日からうちの子:プロモカード
旅するゲームブック:ブレーメン Choose Your Own Journey: Bremen


土嚢の会 2026.01.31

Marble20260131.JPG第100回土嚢の会です。この日をもって喫茶マーブルが閉業となるので、喫茶マーブルでの最後の土嚢の会となります。Covid-19直前の2020年1月の第41回から6年間、通算60回をこのマーブルで開催してきた馴染みの場所であり、感慨深いものがあります。

マーブル最終と100回目を記念してヤバラックス大会を行いました。もちろん、他のゲームを遊ぶ合間に自由に参加するという、これまでの大会と同様の形式です。16名中15名が大会に参加。自分は結局、練習も含めて「ヤバラックス」を16回遊んで終わりましたが充実した大会でした。昼食はマーブルの看板メニューのドライカレー。




ヤバラックス Yavalax
(プレイ時間 各10−25分)
Yavalax20260131-1.JPG「ヤバラックス」はネスターゲームズから販売されていた5目並べの一種で、手番には2つのコマを順に置いて4連を同時に2つ以上作ることを目指すゲームです。先手の初手番だけは1つしか置けず、また4連1つや5連は禁じ手となります。

今回のトーナメントでは、3人以上と対戦すればエントリー資格があり、勝利数と敗北数の差分で順位を決めます(同数ならば対戦数の多い方が上位)。ネスターに昔作ってもらったヤバラックスのボードを5枚持参して、コマは他のネスターゲームズのゲームから流用しました。

Yavalax20260131-2.JPG自分はなるべく多くの人と対戦しようと思い、練習3回と本番13回を遊びました。まずKobaさんと練習をした後に本番で初黒星。そのあとは勝利を重ねて、昼食後は強敵と思われた佐藤さんや土井さんも破って6連勝したのですが、第7戦でとけいさんに敗北(1枚目の写真)。そのあと、初参加のかつどんさんと2回練習し、第8戦でのしのだけさんとの戦いでまた敗北。通算6勝2敗となります。

そしてついに無敗の優勝候補のエサさんと対戦し、なんとか意地で勝利を勝ち取ります(2枚目の写真)。この勝利が一番嬉しかったかもしれません。しかし、そのあとはぴーかんさんとイトウさんに敗北し、13戦中9勝4敗という結果になりました。

ChampionEsa20260131.JPG大会に参加した15名のうち3人以上と対戦した14名が対象となります。優勝は10勝1敗のエサさん。なんとエサさんが、この日のために豪華なトロフィーを用意してくれていました。素晴らしい心遣いで大感謝です。結局そのトロフィーはエサさんが持ち帰ることになってしまったので、少し申し訳ない気持ちになりましたが、エサさん、おめでとうございます!

個人結果(*は先手プレイヤー)
練習1:自分 勝利、Koba* 敗北
1戦目:自分* 勝利、Koba 敗北
2戦目:自分* 勝利、うるま 敗北
3戦目:自分 勝利、たっくん* 敗北
4戦目:自分 勝利、佐藤* 敗北
5戦目:自分* 勝利、土井 敗北
6戦目:自分 勝利、hiro12* 敗北
7戦目:とけい* 勝利、自分 敗北
練習2:自分 勝利、かつどん* 敗北
練習3:かつどん 勝利、自分* 敗北
8戦目:しのだけ 勝利、自分* 敗北
9戦目:自分 勝利、エサ* 敗北
10戦目:ぴーかん 勝利、自分* 敗北
11戦目:自分 勝利、古賀* 敗北
12戦目:自分* 勝利、タクヤ 敗北
13戦目:イトウ 勝利、自分* 敗北


大会結果(14名中上位5名、括弧内は勝ち越し数)
1位 エサ 10勝1敗(+9)
2位 自分 9勝4敗(+5)
3位 しのだけ 8勝3敗(+5)
4位 hiro12 5勝2敗(+3)
5位 タクヤ 4勝3敗(+1)



Lunch20260131.JPGこれで第100回目の土嚢の会は終了です。唯一参加しなかった道化師さんとは遊べませんでしたが、それ以外の参加者全てと対戦できたのは良かったです。今後の土嚢の会は場所や日程ともにまだ未定ですが、近いうちに再開したいと思っています。マーブルのじゅんこさん、ブゾウさん、6年間ありがとうございました。再会を楽しみにしています。