ゲーム・インデックス

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BGBEJBanner20250118.JPG大阪で開催されたボードゲームビジネスエキスポジャパン BEBG Japan の第2回目に行ってきました。会場は去年3月の第1回目と同じインテックス大阪ですが今回は1号館です(去年は4号館)。2日間の開催のうち1日目の土曜日だけ参加し2日目は広島土嚢の会へ遠征しました。

一般客の入場開始時間である正午に合わせて、早朝の新幹線ひかり631号とアーバンライナーを乗り継いで難波へ。そこから住之江公園経由で中埠頭にあるエキスポ会場のインテックス大阪に向かいます。会場付近でイワークさんと合流します。

BGBEEntranceTicket20250118.JPG1日券というのはなく1日の参加でも2日分を買わなければならないのは腑に落ちませんが仕方ありません。しかし現金で購入すると入場用のバンドを2枚くれるだけなので、1日を2人でシェアすることは可能です。

AnalogueGameEventMap20250118.JPG去年よりもかなり混んでいるというのが第一印象です。統計を見ると、去年は5105人(3250+1855)だったのが、今年は9735人(5826人+3909人)だそうです。どちらも2日目の方が空いていたみたいで、去年は2日目に参加、今年は1日目に参加なので3倍以上の差があります。通りで混んでいるはずです。久し振りに会う人も多かったので、雑談を大いに楽しんでいました。そして色々な人に会うのが主目的だったので、あまりゲームは買いませんでした。




推理ポーカー インサイト Guess Poker Insight (試遊版)
GuessPokerInsight20250118.JPG会場で唯一試遊した2人用のゲームです。数字カードでポーカーのような役を作ります。1枚ずつ同時に出すのですが、相手が選んだ数字(1−5)を推理して、指でそれを示します。この推理が的中すると相手が出したカードがもらえるのです。こうしてどちらかのプレイヤーが4枚出したら役をくらべます。

相手の推理が一度でも当たるとカードが取られてしまい、自分は2枚相手は4枚となってどうしょうもないので、この辺り少し改良の余地があると思います。これは試遊版なので、製品版との違いが気になるところです。




Guild20250118.JPGやおきんさんと彼の友人のシュウさん、そして片岡さんと合流し、イワークさんも含めた5人で16時ごろには会場を出て心斎橋へ。ここでマクベスさんとミスボさんも加わり7人で夕食。そのまま心斎橋のボードゲームショップ&スペース「ギルド」で遊びました。




ニムト 30周年記念版 6 nimmt!: 30 Jahre-Edition
(プレイ時間 各20分)
6nimmt20250118.JPG7人で何か遊ぼうと思い、久し振りに「6ニムト」を遊びました。プロフェッショナルルールを提案すると、みんな遊んだことがないというのでまずは少しアレンジしたプロフェッショナルルールでプレイ。次に比較のために通常の6ニムトのルールでプレイし、最後にさらなる比較のために正式なプロフェッショナルルールで遊びました。3戦遊んで合計失点が一番少なかったのはイワークさんです。すごい。

正式な(?)プロフェッショナルルールでは列の左右どちらにも出せます。左から右に昇順になっていなければならないので、左側にはより小さな数字を出すのです。左右両方に出せる時にはより差が小さい方に出します。差が同じ時は選択できます。

自分がアレンジしたルールは左右どちらにも出せる時には左側を優先するというルールです。単純に差を計算するのが面倒なのと、左側には多くても4枚しか出ないのでこのルールで遊んだ方が流れがスムースだと感じます。今回は、店に常備してある30周年記念版を使いましたが、普通のニムトでも遊べます。

ニムトは色々なバリアントがありますが、結局通常ルールかプロフェッショナルルールに落ち着くのでは、という見解がギークでもみられます。その通りだと思います。

結果
1戦目(プロフェッショナルアレンジルール):シュウ 0、ミスボ 0、イワーク 5、自分 12、やおきん 15、マクベス 19、片岡 51
2戦目(基本ルール):やおきん 2、自分 6、マクベス 7、ミスボ 14、イワーク 16、シュウ 26、片岡 34
3戦目(プロフェッショナル公式ルール):イワーク 0、ミスボ 10、やおきん 10、シュウ 12、マクベス 16、自分 17、片岡 30
総合結果:イワーク 21、ミスボ 24、やおきん 27、自分 35、シュウ 38、マクベス 42、片岡 115



リバース Rebirth
(説明 15分 プレイ時間 70分)
Rebirth20250118.JPG次に2組に分かれて、持参した「リバース」を遊びました。アイルランドを遊びたかったのですが、塔の菱形タイルが見つからず、おそらく自宅に忘れてきたのだろうということでスコットランドを遊びました。結果的にはスコットランドの方が易しいので良かったかもしれません。

個人の目的カードは初見では少々わかりづらいものも多いのですが、最初に説明してなんとか遊べました。自分は目的カードは7枚で、確か6枚達成したと思います。城もかなりキープできて、バランスよく勝ち切りました。

なお、塔の菱形タイルはやはり自宅に忘れていました。紛失していなくてよかった! 次回はアイルランドを遊びましょう。

結果:自分 137、マクベス 130、やおきん 127、片岡 112



ここで、関西のみんなとはお別れです。イワークさんと賽苑のnakiさんの家に併設されているゲストルームに移動し、nakiさん、halさんと合流。翌日は広島遠征です。

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手に入れたゲーム
Purchase20250118.JPGコロッシュ
フラクタルトリックス
ペンギンパーティー
推理ポーカーインサイト(試遊版)


土嚢の会 2025.01.12

Lunch20240112.JPG第90回土嚢の会です。90回記念ということでファイア&アイス大会を並行して行いました。参加者12人のうち11人が大会に参加し9人がエントリー条件の3ゲームを行いました。

マーブルのランチは正月らしくお雑煮でした。温まりますね。




ツタンカーメン Tutankhamun (グループSNE版)
(プレイ時間 35分)
Tutankhamun20240112.JPG初めて遊ぶ日本版の「ツタンカーメン」です。Tutanchamun(アミーゴ)、Tutankhamen(アウトオブザボックス)Tutankhamun(25世紀ゲームズ)などいろいろな綴りがありますが、グループSNEのウェブサイトによると最新の25世紀ゲームズ版と同じ綴りのようです。初版からのクラシックルールと、数年前に出版された25世紀ゲームズ版の新ルールと似たモダンルールの両方が遊べるようになっています。残念ながら、タイルの視認性はかなり悪く同じ8のタイルでほとんど似ている絵柄などがあってプレイアビリティは悪いです。しかし、財宝1つ分になるファラオタイルを使う時に全員で同時に握るようにするというように明文化されているのは良いことだと思います。

今回は3人プレイで26点スタート。自分は8と6の1位を取る予定で残り14点までちゃんと計画して下げたのですが、あと1−2手というところで1歩先んじたスコットさんにやられてしまいました。次回はモダンルールをやってみたいです。

結果(クラシックルール):スコット 0(勝利)、とけい 5、自分 8



ヤバラックス Yavalax
(プレイ時間 各5-15分)
Yavalax20240112.JPGこの時点では、まだヤバラックス大会を行う可能性もあったので、未プレイだというコガさんと2戦対戦しました。2戦目はちょっと油断しすぎたこともあって敗北。このあとファイア&アイスも練習しました。

結果
1戦目:自分* 勝利、コガ 敗北
2戦目:コガ* 勝利、自分 敗北



ファイア & アイス Fire and Ice
(プレイ時間 各15−25分)
FireAndIce20240112-1.JPG90回記念ということで、大会を企画しました。「ヤバラックス」か「ファイア&アイス」を提案してどちらも準備していました。初参加のコガさんと両方を練習したあと、そのときにいた自分以外の7人の参加者で多数決を取って、ファイア&アイス大会に決定しました(ヤバラックス大会は100回例会までお預けです)。「ファイア&アイス」は2セットあるのでフルに回していけばかなり回数をこなせます。最低3人と対戦して、勝ち越し数(勝利数マイナス敗北数)で勝敗を決めます。勝ち越し数が同じなら総プレイ数が多い方が勝利です。そして優勝賞品はファイア&アイスのゲームそのものです。

ここ土嚢の会では結構人気があるゲームで、数学的には位数2の射影平面(ファノ平面)をうまく利用したゲームです。7点7線あり、どの2線も1点で交わるので7点は完全に同等なのです。ここで3目並べを行い、勝った場所がさらに大きなファノ平面の3目担っていれば勝利というのも良くできています。マジョリティではないので3対4で数では負けていても一列に揃っていれば勝っていることになります。これをうまく使いたいところですがなかなか難しい。さらに手番では自分のペグを同じファノ平面内のどこか、あるいは別のファノ平面上での同位置に動かすかのあと、そのペグがあった場所に相手のペグを置くので一筋縄ではいきません。

FIreAndIce20240122-2.JPGコガさんとの練習では勝利したあとに、続けて初参加の篠原さんとプレイ。ここでは1勝できたものの、そのあとは3回とも負けてしまいました。特にエサさんは圧倒的に強かったです。優勝はエサさん。おめでとうございます!

あまり気にしていなかったのですが、どうも先手が有利みたいです。今回は合計19戦中、先手勝利15回、後手勝利4回でした。パイルールを導入するのも難しいのも問題ですね。もし2回目があるときは何か対策を考えなえればなりません。

将来的にはファイア&アイスを7セット集めてボードをファノ平面の形に並べて、拡大版ファイア&アイスをやったら面白いかもしれません。別のボードには全く同じ位置に動かせるというのが妥当でしょう。時間はかかりそうですが。

個人結果
練習(公式記録に含まず):自分 勝利、コガ 敗北
1戦目(15分):自分 勝利、篠原* 敗北
2戦目(20分):大新* 勝利、自分 敗北
3戦目(25分):たっくん* 勝利、自分 敗北
4戦目(20分):エサ 勝利、自分* 敗北


大会結果(上位5名)
1位:エサ 7勝0敗
2位:大新 3勝1敗
2位:たっくん 3勝1敗
4位:コガ 2勝0敗
5位:道化師 1勝2敗



セカンド ベスト 2nd Best!
(説明 5分 プレイ時間 各5分)
2ndBext20240112.JPGゲームマーケットで購入したゲーム。ルールを聞いて面白そうだったので購入したのですがすっかり忘れており、スコットさんが解読してくれました。今回は基本ルールでプレイ。各プレイヤー8枚ずつのディスクを持ち、まずはそれらをすべて配置し、それから交互に動かしていきます。ディスクは3段までしか重ねられず、移動はスタックの一番上の自分のコマを隣接マスか対岸マスに移動します。こうして3段すべて自分のディスクのスタックをつくるか、4マス隣接する自分のコマが一番上のスタックを作れば勝利です。

面白いのは相手が手番を行った後、任意でセカンドベストの宣言ができることです。セカンドベストを言われたプレイヤーは今行ったのとは異なる手を打たなければなりません。このルールがなかなか良い味を出しています。

「ファイア&アイス」の練習試合の後遊びました。とりあえずしばらくは基本ルールで遊び、いずれカードなどの拡張も試してみたいです。

結果
1戦目:スコット* 勝利、自分 敗北
2戦目:スコット 勝利、自分* 敗北



スクアドロ Squadro
(説明 5分 プレイ時間 各25−30分)
Squadro20240112.JPG5年半ぶりに参加してくれたアドさんがデザインした「スクアドロ」を遊びました。2人のプレイヤーはそれぞれ5つのコマを持ちます。これらのコマ5個のうち4個を1往復させるのが目的です。

それぞれのコマはボードに移動力が書かれており、往路と復路の移動力の合計が4になっていて、往路1復路3、往路2復路2、往路3復路1の組み合わせがあります。

手番では自分のコマ1つを移動力だけ進めます。途中に相手のコマがあると、それを飛び越えた次の空きスペースで必ず移動を終えます。相手のコマが連続していたらそれら全てを飛び越えられます。そしてそれら相手のコマは往路ならスタート位置まで、復路なら折り返し地点まで戻されるのです。

面白いのは戻された方が良いことも多いということ、あまり1つのコマを早くゴールさせると選択肢が減って(このゲームは常に5択です)しまい不利だということです。運の要素がないレースなのでちょっと「リンジャ」に似ているかもしれません。

ファイア&アイスの3、4、5戦目のあとに1回ずつ遊びました。まずは作者のアドさんに教えてもらいながら1戦。そのあと篠原さん、土井さんと1戦ずつ遊びました。ギガミックのこれまで遊んだゲームでは一番面白いのではと思います。

結果
1戦目(25分):アド 勝利、自分 敗北
2戦目(25分):自分* 勝利、篠原 敗北
3戦目(30分):土井* 勝利、自分 敗北



囲碁 Go (9路盤)
(説明 プレイ時間)
Go20240112.JPG最後はエサさんと9路盤の囲碁です。かなり久し振りで色々とすっかり忘れていました。もう敗戦濃厚だとおもっていたら、最後には大量にエサさんの石をとって逆転勝ち。でもあまり勝った気がしないなあ。次回は13路盤くらいでリハビリしようかと思います。

結果:自分* 勝利、エサ 敗北



終了後は6人ほどでいつもの中華料理店へ。


午後からシャッフルNEXTに参加。今回が第7回目の例会だそうです。



リバース Rebirth
(説明 25分 プレイ時間 55分)
Rebirth20250111.JPG久し振りに同卓するまーさんとたろさんが自分の持ち込んだゲームから選んだのが「リバース」です。ここ最近はオープニングはいつもこのゲームですね。アイルランドを遊びました。自分は城をほとんど獲得できず、結局最後は城1つだけになり最下位。城や塔の接続など大きなボーナスに気が行ってしまいバランスに欠けたプレイだったなあと思います。

結果(アイルランド):たろ 144、まー 140、DSM 132、自分 129



ネルトリンゲン The City of Nördlingen
(説明 15分 プレイ時間 65分)
CityOfNordlingen20250111.JPG主催の朱里さん持ち込みの「ネルトリンゲン」です。同名のドイツの隕石クレーターの町を舞台にしたゲームですが、あまりネルトリンゲンっぽさはありません。グリッド状の市街地の区画を壁で囲み、その時兵士が最も多いプレイヤーが囲んだ領地に等しい点数を獲得します。完全な公開情報のアブストラクトです。

壁は1−3セグメントが6パターンあり、そのどれかを毎ラウンド選んでいきます。他人が選んだパターンは選べず、全員が選ぶと決まった順序で壁を描いていきます。そして次のラウンドでは先に壁を絵画プレイヤーから好きなパターンを選ぶのです。1巡目だけは時計回りにスタート地点を決めて丸(兵士)を描き、反時計回りに希望する壁のパターンを取ります。

壁を描いた先には丸を描き、これが「兵士」となり区画争いのときの数値になります。兵士が同数なら区画を完成させた手番プレイヤーに有利となり、またボーナスで1セグメントの壁を描けます。

囲碁っぽくなかなか面白いです。最初のスタート地点からしか広げていけず、途中の分岐も兵士からしかできないのは「ブロックス」っぽいです。他には「ピックアペン環礁」とか「クレーム(キャロリシュピール)」にも似たところがあります。

ルールを誤解していて周囲の壁沿いにはプレイヤーは壁を描けないと思っていたのですが、描いても良いみたいです。どおりでキツイと思った。壁の起点と終点以外にも兵士がある方が面白いのではないか、など少しルールを手直しした方が良いと感じる部分もありますが、十分に楽しめると思います。

結果:自分 32、まー 29、DSM 22、たろ 0



ジャスト ワン Just One
JustOne20250111.JPG最後に協力連想ゲーム「ジャストワン」です。どういう時に同じヒントとみなされるかあたりの線引きがちょっと曖昧なのは仕方ないのかもしれませんが腑に落ちないところもあります。8人でプレイして、一応勝ったみたいです。写真は今回の最後のトピックです。トピックはなんでしょうか?

結果:勝利 8/18



Results20250111.JPG以上でシャッフルは終了です。月に1回くらいのペースで不定期開催なので、また時間が合う時に参加したいと思います。