久し振りのミスボド本厚木に夕方から少しだけ参加しました。場所はアミューあつぎ。第38回だそうです。
10年後いつものカフェで See You in 10 Years
(プレイ時間 各15-30分)
ミスボド主催の秋山さんがデザインした協力ゲームです。各プレイヤーが伏せた2枚のカード(初級の時)が同じになるようにするのが目的です。全員同じ8枚のカードを持ち、それがカフェの特徴を表しています。ランダムに選んだ2枚を自分の前に伏せておきます。このとき、他のプレイヤーから見られないようにします。自分で伏せた2枚を確認し、それらを左からカードの数値の昇順に並べ直します。
手番には手札の1枚と伏せた2枚のどちらかとを交換します。このとき、昇順を保たなければならないので、交換には結構制限があります。そのあと、手札から1枚プレイして情報交換をします。カード2枚の合計値、数値の差、奇数(赤)の数、偶数(青)の数、2−4の枚数、5−7の枚数のうち2つの選択肢がカードに書かれており、全員が自分前の伏せた2枚についての情報を言います。
全員の伏せた2枚が一致したと思ったら、全員のカードを公開して正しければ勝利、間違っていれば敗北です。このとき、手札と伏せたカードの交換をしてからカード公開をしても構いません。
なかなか斬新な協力ゲームで、かなり楽しめました。今回は久し振りに会うK.T.さんが説明をしてくれました。1戦目は負けましたが2戦目は勝利。どちらも初級です。
遊んでいて、ちょっと「カテリーナの陰謀」みたいな感じもするし、すごく秋山さんらしいデザインとテーマだなあと思いました。次回は中級の3枚に挑戦してみたいです。
結果(プレイヤー:MASH、代官、ねねこ、自分、説明:K.T.)
1戦目(初級):敗北
2戦目(初級):勝利
ニゴイチ Nigoichi
(プレイ時間 各40分)
次に7人まで遊べるようになっている「ニゴイチ」を遊びました。場にはプレイヤーN人に対し2N+1枚の単語カードが番号付けされて並んでいます。例えば7人だと15枚の単語カードが1−15番の数字に沿って並ぶというわけです。そのうち、全員異なる2つの数値カードが配られ、それに対応する2つの単語がわかるヒントを書いて全員一斉に見せます。そして、ペアになっていない1つを探す、というゲームなのです。なるほど、似たようなゲームがあった気もしますが、なかなか面白い。
1ゲーム目は7人で、そして2ゲーム目は5人でそれぞれ2ラウンドずつ遊びました。ヒントを考えるのが難しいけど面白かったです。自分は以下のようなヒントを出しました。
消しゴム+田んぼ→減反
サッカー+イス→控え選手
テニス+アリ→女王
わさび+ゾウ→鼻
たまにはこういうワードゲームも良いですね。
結果:不明(1戦目は、K.T.、モリイ、代官、ねねこ、せりあど、MASH、自分、2戦目は不明)
終了後は本厚木のもんじゃ焼きの店へ。
ゲーム・インデックス
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第96回土嚢の会です。参加者は9名。みんなが集まるまで非アブストラクトの軽いゲームを2つ遊びました。昼食はマーブル特製のイカ焼きそばです。
コーギー パイルアップ Corgi Pileup
トリックテイクで、ラストトリックでプレイしたカードの数値がそれぞれの点数になると言うゲーム。何ディールか遊んで誰かが15以上になったらそのプレイヤーはバーストで敗北。そのときに最も高い点数になることを目指します。
トリックテイクとは言っても「五本のきゅうり」方式で、これまでより高い数値を出すか、あるいは最も低いカードを出すかのどちらかです。
相手の低いカードを出させて、最後には高いカードでバーストさせるか、など多少考えるところはありますが、特殊カードもあってあまり考えても仕方ないところも多いです。
結果:スコット 14、ぶぞう 14、じゅんこ 0、自分 0
10 デイズ イン ザ USA 10 Days in the USA
(プレイ時間 各15−35分)
前日も遊んだ「10デイズ」をスコットさん以外は遊んだことがないというので出してみました。1戦目が終わった後、たっくんが到着したのでじゅんこさんに代わってもらってもう1戦。みんな結構楽しんでくれたみたいです。
結果
1戦目:自分 勝利、(スコット、ぶぞう、じゅんこ)
2戦目:たっくん 勝利、(スコット、ぶぞう、自分)
アッパーハンド Upper Hand (パートナーシップ)
(プレイ時間 各30−35分)
数ヶ月前から遊ぶ機会を伺っていた「アッパーハンド」の4人戦です。このペア戦のルールは「ラプラス/モザイク」を出版している大沼さん考案でとても面白く、結局プレイヤーを変えて3回も連続で遊んでしまいました。どのタイミングで2対1の構図に持っていくのかが悩ましいですね。「モザイク・クオ」として4人用も出ているので、もっと広まってほしいものです。
結果
1戦目:Koba&たっくん 3(勝利)、自分&タクヤ 0(敗北)
2戦目:道化師&しのだけ 6(勝利)、たっくん&自分 0(敗北)
3戦目:土井&自分 5(勝利)、中村&スコット 0(敗北)
どすこい! 押相撲さん Dosukoi Oshizumo-san
(プレイ時間 20分)
同人のアブストラクトで、かなりダイナミックに動けるゲームです。1回だけ使える特殊能力が5種類あり、それらを把握するのが結構大変でした。自分はあまり面白さがわからなかったのですが、周りでは評価が高かったので、もう1回ちゃんと目が覚めている時に遊んでみたい。
結果:スコット 勝利、自分 敗北
シベリア横断鉄道 Trans-Siberian Railroad
(プレイ時間 120分)
前回Kobaさんに遊ばせてもらってなかなか面白かったゲーム。運の要素ゼロなので、ある意味でアブストラクトゲームの範疇です。
しのだけさんと道化師さんが途中まで同じ株で差がついていなかったのですが、中盤で株の買い方に差が出て最後はかなり差がついたのは意外でした。今回は無駄遣いせずに結構良い株を買ってうまく経営していったと思うのですが、また2位でした。簡易18xxという感じで、株の売却はできず、色々と簡略化されていますが、18xxでいうところの株式ラウンドと運行ラウンドとまとめたのは面白い試みだと思います。ウインサムゲームズの他のゲームも、いずれは遊んでみたいですね。
結果:しのだけ 305、自分 293、Koba 292、道化師 258、たっくん 235
ハバナ Havannah
(プレイ時間 各15−45分)
最後は、久し振りに持ち込んだ「ハバナ」です。コネクションゲームでヘックスヘックスボードのゲームは多いので、細かいルールはすっかり忘れていましたが、製品版が西ドイツから出ていたこともあり、なかなか良いゲームだと思います。
手番には1つずつコマを置いていくだけです。以下の3つの勝利要件のうちいずれかを達成すれば勝利です。
リング:環状に空白か相手のコマを囲う。少なくとも1ヘックスを囲まなければならないので、最低7ヘックスの大きさとなる。
ブリッジ:ボードの角6ヘックスのうち2ヘックスを繋ぐ。
フォーク:任意の3辺を繋ぐ。この3辺は隣り合っていても対辺でも構わない。ボードの角の6ヘックスは辺に含まない。
まずは道化師さんと2戦し2敗。これは悔しい。その後、Kobaさんとしのだけさんと対戦し、これら3戦は勝利。同系統の「クロス」と遊び比べてみたい。
結果
1戦目:道化師* 勝利、自分 敗北
2戦目:道化師* 勝利、自分 敗北
3戦目:自分 勝利、Koba* 敗北
4戦目:自分 勝利、しのだけ* 敗北
5戦目:自分 勝利、しのだけ* 敗北
遊んだゲーム数は少なめですが、アッパーハンドのパートナーシップ戦や、シベリア横断鉄道などとても楽しめました。また、来月!
夏のメープルゲーム会、2日目です。
テイク イット イージー Take It Easy
(プレイ時間 15−20分)
「テイクイットハイヤー」の元になったゲームです。遊のは久し振り。多人数ソロパズルのはしりと言えるかもしれません。縦方向(1、5、9)スラッシュ(2、6、7)、バックスラッシュ(3、4、8)が全ての組み合わせで27枚あり、その中から19枚だけを使うので各数字が現れる枚数の期待値は6−7枚になります。1戦目はこれに気づかずに中央に7−8−9を置いてそれらの高数字を5枚にしようとしていましたが、2戦目は辺沿いに7−8−9を置いて、なるべくならこれらの高数値を2列完成させるようにしました。成功すれば6−7枚になるので、こちらの方が得点効率が良いように思えたのです。しかし、その作戦はうまくいかず、2戦目は2位でした。でも点数は1戦目より高かったので可能性はある方法かもしれません。
結果
1戦目:自分 158、Kizu 156、スコット 124
2戦目:スコット 186、自分 178、Kizu 143
旅のあと Remember Out Trip
(プレイ時間 70分)
購入以降、なかなか遊ぶ機会がなかった「旅のあと」です。遊ぶのは2回目で、みんなで中央の地図を再現していくというとてもユニークなゲームです。マップは京都とシンガポールの2種類。前回(といっても1年半以上前ですが)遊んだときはシンガポールだったので、今回は京都のマップで遊びました。真ん中に川が流れているだけですが、意外とこの川が邪魔で面白かったです。
配置の制限がきついながらも面白く、また他のプレイヤーと正しい地図を巡っての絡みもあってなかなか考えさせられます。スコットさんと自分が同点勝利。
結果:スコット 44、自分 44、Kizu 35
忍のがっこう Shinobi no Gakko
(説明 20分 プレイ時間 3ディール60分)
ちょっと久し振りに遊ぶ「忍のがっこう」です。かなりユニークなシェディング系で天(非公開)と地(公開)の手札をうまく操るのも面白いです。3ディール戦でスコットさんが全勝して15点。あとの3人は当然ながらマイナス点でした。
結果:スコット 15、自分 −17、デイブ −22、Kizu −22
カム セイル アウェイ! Come Sail Away!
(プレイ時間 45分)
Saashi&Saashiの準新作「カムセイルアウェイ!」です。スコットさんが言うように基本的にはソロパズルゲームで、カードに指定された色の乗客コマをマンカラのように置いていきます。部屋を埋めると拡張ボードが現れたりと、色々と工夫があります。
結果:スコット 64、デイブ 63、自分 55
10 デイズ イン ザ USA 10 Days in the USA
(プレイ時間 各5−30分)
ここで、最近再びよく遊ぶようになった「10デイズインザUSA」です。ファミリーゲームなのですが、旅行好きの自分はかなり楽しめます。もう少しで旅程が完成しそう、ということが多いので、ついもう1回遊んでしまうゲームです。4連続で遊んで自分は2勝。さらに寝る前に2回遊んで再び1勝しました。写真は5戦目に勝った時のミズーリからワシントンまでの旅程で、飛行機を使わずクルマも1回だけという綺麗な手です。
結果
1戦目:デイブ
2戦目:自分
3戦目:自分
4戦目:スコット
5戦目:自分
6戦目:スコット
アメン ラー 20周年記念版 Amun-Re: 20th Anniversary Edition
(説明 10分 プレイ時間 200分)
この日の一番重いゲーム、「アメンラー」の3人プレイです。もちろん拡張の「オフィシャルズバリアント」を使い、さらに来世拡張とプロモカード4種も入れました。プロモカードを使うのは今回が初めてです。水位が1−2なら10コイン貰えるカード、捧げ物の時に盗みつつ恩恵をもらえるカード、などがあり、特に来世拡張と一緒だとどうしても捧げ物で盗みづらくなるので良い調整になっていると思います。
前半はAbydos、Sawu、Dakhlaを獲得し、合計15点で2位。最多ピラミッド競走で多くのピラミッドが建っていたAbydos、を後半の5ラウンド目で獲得しようとしたのですが、デイブに競り負けてしまいました。ここから方向転換して、来世タイルのピラミッド石の能力を最大限に使って、自分の3つの土地を育てていきます。点数計算の後、勝ったと思ったら、最後の残金による得点で逆転されて1点差でスコットさんに敗北。3時間20分の激闘でした。
結果:スコット 61(48)、自分 60(30)、デイブ 46(24)
(水位の推移:2−1−3−4−1−3、括弧内は残金)
エルファー ラウス ボードゲーム Elfer raus!: Das Brettspiel
(プレイ時間 3ディール45分)
夜も遅くなると、シンプルなゲームが遊びたくなります。ということでスコットさんが最近手に入れた「エルファーラウスボードゲーム」です。今回は1−2ディール目はデイブが、そして3ディール目はスコットさんが上がりました。自分はマイナスを抑えていたものの、やはり上がれないと勝ちづらいですね。最下位。
結果:デイブ 16(勝利)、スコット 37、自分 43
最後は再び10デイズインザUSAを2回遊んで就寝(結果は前述)。2日間にわたるメープルゲーム会は終了です。翌日の土嚢の会に続く。