翌日、起きるともう9時5分前です。朝食のビュッフェ受付が9時までだったことに気がつき、慌てて食べにいきます。お茶漬けが美味しいと勧められるままにお茶漬けを食べました。11時の会場に少し遅れて入場。色々なブースで試遊をして過ごしました。
シジジー Syzygy
裏向きの1−9の数字カードを順番に並べるというシンプルな目的の協力ゲームです。まだ試遊版ですが、もしかしたら明日出版するかもしれないということです。
遊んでみるとなかなか面白い。どちら向きなのかをどこかで情報交換しなくてはならないのと、端には置けないので1や9の配置がもどかしいのが良いですね。
翌日、少量が出版されたので購入しました。
パンダスピン Panda Spin
テンデイズゲームズのブースで試遊したゲームです。いわゆるシェディングゲーム(ゴーアウト系)なのですが、カードは上下で異なる数値や能力が書かれており、まずは灰色の弱い方の数字を使ってゲームを進めます。他のプレイヤーが自分が出したカードより強いカードを出すと、出したカードは反転して(スピンして)手札に戻り、青の強い方が使えるようになるのです。このとき、1枚でも青が混じっていたら手札には戻りません。こうして手札をある程度強くしつつ、なるべく早く上がるのです。
手札が戻ってくるというのは、なかなか面白いです。2回試遊しました。
結果
1戦目:4人戦(結果不明)
2戦目:月斎、工藤、たかた、自分(結果不明)
リボルブ Revolve!
「スカウト」の梶野氏がデザインした「リボルブ」です。「スカウト」同様に、手札を無くしたら勝利といういわゆるシェディング系(ゴーアウト系)のゲームで、カードは上下で数値が違います。
手番では、手札からより強いメルドを出す、出ているメルドに手札から1枚加える、出ているメルドを手札に加える、手札を反転させる、の4種類のアクションから1つ行います。メルドは1枚以上の同位札です。他のプレイヤーが出している同枚数のメルドより強くなければ(数字が大きくなければ)なりません。枚数が異なるメルド同士は考慮しません。このあたりはちょっと「アブルクセン」っぽいです(参考にしたゲームとして挙げられています)。自分のメルドと同枚数でより強いメルドが出されたら、直ちに反転して手札に戻さなければなりません(これはメルドの付け札によっても起こります)。また手番開始時に、自分が出してたメルドは流れて捨て札となります。
その場にいたSIMさんら、九州のゲーマーたちと2回遊びました。点数が順位点だけなのですが、もう少し工夫が欲しい気もします。
ナイン ダイス 09 九州ボードゲームカーニバル ver. Nine Dice 09 Kyushu Board Game Carnival Version
このボードゲームカーニバル用に作られた「ナインダイス」のバリアントです。9個のダイスを振って、その中で決められた単語になる組み合わせをいち早く探す、というシンプルなゲームです。組み合わせによっては色まで宣言しなければならないものもあります。
ルドフィール Ludoviel
さやさんらと遅い昼食を食べにいき、その待ち時間で遊びました。会場に併設された飲食店街があるのですが、今回行ったのは「湘南パンケーキ」の店。九州に来て、地元湘南のものを食べるというのも変な気分です(海外で日本食を食べる感じ?)。「ルドフィール」の写真を撮り損ねたので、食べ物の写真です。チキンオーバーライス。この日の夜に、もう1回遊んでいるのですが、やはり写真は忘れました。
昼食後はオリゲームズのゲームを2つ遊びました。
13アニマルズ 13 Animals
オリゲームズ。数字がないラミー系のゲームで、数字の代わりに動物になっています。同じ動物や、同じカテゴリーの異なる動物を集めると点数になります。なお、カードの裏がカテゴリーの色になっていて、どのカテゴリーを集めているかわかるようになっています。
オーバーパークド Over Parked
オリゲームズの新作。自分のボードは駐車場になっていて、うまくいろいろな車タイルを配置していきます。手番プレイヤーが選択肢から任意の車の配置(1−3台)のカードを選ぶと、他のプレイヤーは自動的にカードが決まるというシステムです。これはダウンタイムを短くするという点では良い考えかもしれません。
同じ色の車の塊をたくさん作った方が良いので、なるべくそれに集中して配置していきました。
これ以降は懇親会です。4種のゲームを遊びました。
フリテンくん カードゲーム Furiten-kun Card Game
変態トリックテイクの代表格である「ウィリー」の日本語版リメイクです。こちらの版を遊ぶのは初めてです。8ディール遊ぶとちょっと長いので、4ディール戦としました。各自2トリックした取れませんが、1トリック4枚の平均合計値が20なので、2トリックでは40点。それを考えながら合計値が1位に、あるいは4位になることを目指します。なぜなら1、2、3、4位の順に順位点は3、0、1、2点なのです。ちょっとテンポが悪いのと、つい「フリテンくん!」と言う代わりに「ウィリー!」と言ってしまうのが問題です。間違えたら「バップくん」、そして2位になって位0点だと「ヤキトリくん」とかってに名付けていました。でも考えすぎていてフリテンくんのイラストを楽しむ時間はありませんでした。
ねいじまさんがかなり優勢でしたが、最後になんとか追いついて同点1位。
結果(4ディールのみ):ねいじま 8、自分 8、こだま 5、たかうみ 3
DTC DTC
(プレイ時間 20分)
自分が持ってきたゲームのひとつ、「DTC」です。かなり好きなタイプのブラフ系のゲームで、自分の次手番のねいじまさんをことごとく騙していました。
結果:自分 6、こだま 12、たかうみ 18、ねいじま 30
スウォップ! Swopp!
続けて昨日も遊んだ「スウォップ!」です。1ディールのみでしたが、かなり熱い戦いでした。最後は自分は手札が揃わず1、4、6の3枚だったのですが、これで上がって勝ち切りました。あまりない展開です。
結果(1ディールのみ):自分 14、こだま 11、たかうみ 7、ねいじま 7
ナワバリ Nawabari
(説明 15分 プレイ時間 25分)
カードを中央のプールからドラフトして、点数を稼いでいくゲームです。カードはランダムに人数プラス1枚が公開され、それを数字順に並べます。高い数字の方が良いカードなのですが、次のドラフトは低い数字を前回とったプレイヤーからというシステムです。
プレイヤーインターアクションが少ないので、自分の好みではないですが、まあまとまっているのではないでしょうか?
結果:ダリル 62、自分 48、ねいじま 43、ミズノ 42、こだま 39
これで懇親会の時間は終了です。あとはホテルのロビーにもどって、さらに色々遊びました。
ゼロ Zero (テンデイズゲームズ版)
「ゼロ」を数ディール遊びました。自分は1回だけゼロを達成できたので満足。
結果:不明
6ニムト 6 nimmt!
左側にも出せる「プロフェッショナルルール」です。自分はこのバリアントが好きなので、ときどき6ニムトを持っていって紹介することがあります。正式ルールだと左か右かで差分が近い方に出すのですが、自分はその処理が面倒なので左側優先としています。
フリップ セブン Flip 7
今年のSdJ候補らしいゲームです。バーストしないようにめくっていくだけのゲームです。これが候補で良いのか? いくらめくり役のプレイヤーがいてちょっと雰囲気がブラックジャックだからって良いのか? そういうことを考えさせられるゲームです。
ヒット ワード ゲーム Hit Word Game
スピードゲーム「セット」のようなロゴのワードゲーム。3x3に並んだ単語の縦横斜めの各列3枚から連想される単語を言っていくと言うゲーム。判定が曖昧になりそうなのが気がかりです。
結果:ねいじま(勝利)
バーベキューブス Barbecubes (ベジ エディション Veg Edition)
可愛らしい缶に入ったバランス系のゲームです。ベジエディションなので肉は入っていません。めくられたカードに対応する野菜を指示通りに置いていきます。箱がコンパクトで良いですね。
結果:Saashi&ねいじま 勝利
バッツ オン シングス Butts on Things
カードは全て、お尻の上に何かが描かれていると言うタイトル通りのイラストです。カードを出して行って、同一のカードが並ぶとその間のカードを全て取れます。あるいは、カードであるシンボルが出たら、中央にあるカードをリアルタイムで取り合いで取れます。そんな感じでカードを増やしていくゲームだったと思います。
結果:ねいじま 勝利
ここで、この日2回目のルドフィールをやったのですが、やはり写真を撮り忘れました。
デュオ ミニ Duo Mini
1986年の古いカードゲーム「デュオ」をリメイクしたものらしいです。韓国のゲームでパッケージ写真には Duo Miniと書かれておらず、色々なサイトがDuoをDouというようにスペリングを間違えていたので、元のゲームを探すのが大変でした。韓国語の 듀오 미니 が Duo Miniということのようです。
さて、古めかしいゲームらしく、数字と色とシンボルのうち2種類が合っているものを出すと言うだけのシェディングゲーム(ゴーアウト系)なのですが、2ゲーム目はバリアントのリアルタイムゲームを遊びました。リアルタイムだとまあまあ面白いと思います。
どのあたりが「ミニ」になったのか、知っている方は教えてくれると嬉しいです。
8282 8282
韓国語で8282はパリパリと発音するらしく、「早く早く!」という意味らしいです。もとは「セブン エイト ナイン 7 ate 9」というゲームです。スピードゲームで場に出ているカードに合わせたカードをどんどん出していきます。カードの数値が中央に大きく書かれており、隅に±1、±2、±3、などと書かれています。つまり現在のカードの数値から指定された差分のカードを出すのです。これもリアルタイムのゲームですが、なかなか楽しめました。
イルイラン Il-Illan
この日の最後は「イルイラン」です。カードが要るか要らないかを宣言していくゲームです。ちょっと面白い。ブラフ要素が強めですが、このくらいの方が良いかも。
結果:不明(河上、平、すずき、自分)
これで1日目は終了です。
その3につづく
ゲーム・インデックス
日付別
五十音順
アルファベット順
九州ボードゲームカーニバル(ボドカニ)は九州最大のボードゲームイベントで、宿泊施設とセットになっており、前日の懇親会を含めると3日間の滞在型イベントです。宿泊施設は会場となるフォーラム併設のホテルThe358 UMIです。隣には1ランク上のホテル、The358 SORAがあります。なお、358とは3世代が楽しめ、5感を刺激し8方向を見渡せる、と言う意味らしいです。もっと良いネーミングはなかったのかなあ。
なお、このイベントは自分は初参加ですが、今回で3回目のようです。今回を含めた開催記録は以下のとおりです。
第1回(2023年6月17−18日)原鶴温泉泰泉閣(福岡朝倉)
第2回(2024年6月29日)福岡博多バスターミナル大ホール(福岡)
第3回(2025年6月28−29)福岡アイランドシティフォーラム(福岡)
ちょうどこの週は休暇で、海外からの友人と一緒に5日前から関西にいたので、友人らと別れて金曜日の朝にのんびりと陸路で九州まで来ました。小倉で新幹線を降りソニック44号に乗り換えて香椎へ。そこで「点と線」のトリックみたいに西鉄香椎まで歩いて香椎花園へ。そこから長い橋(あいたか橋)を渡って徒歩30分で会場まで歩きました。アイランドシティが人工島だということが実感できます。
18時からの懇親会の途中から参加していくつかゲームを遊びました。今回は参加できるかどうか最後までわからなかったので、持参したゲームは少ないです。
スウォップ! Swopp!
(プレイ時間 30分)
持参したゲームのひとつで、「リカーーーリング」のドイツ版です。今回は3ディールのうち2回上がったヨースケさんの勝利。上がるということは、それなりに点数をとっているので勝ちやすいということです。
結果:ヨースケ 30、ヒゲボド 21、自分 18、Kana 12
ハステ ヴォルテ? Haste Worte?
(プレイ時間 30分)
昔、「書けた?」という邦題がついていて遊んだことがあります。トピックに合う単語を制限時間内にできるだけ多く書いていき、そのあとカードを使って同時に数字を公開します。それぞれ公開した数字まで単語をいえるのですが、数字が少ないプレイヤーから発表していき、同じ単語を言うことはできません。つまり多くトピックを書いても、かぶることを予想して少し少なめに宣言するのです。この匙加減が難しい! しかし得意なトピックでは大きな数字を宣言しなければ点数に結びつきません。最後のラウンドで「寒いところ」というトピックで12個くらい書いて、あまり下部らない自信があったので9を宣言したのですが、六個に減らされてしまい無得点。Kanaさんが圧倒的に強かったです。近々日本語版が出る予定だそうです。
結果:Kana 1位、ヒゲボド 2位、自分 3位、サイトウ 4位、ヨースケ 5位
ここで懇親会は終了。しかしホテルのロビーで遊ぶことが許されています。ねいじまさん、コリンさん、たかうみさんと数少ないまだ夕食が食べられるハーフペニー照葉というアイリッシュパブでお腹を満たしたあと、ホテルのロビーに戻って1つだけゲームをしました。
ドルイド Druids
綺麗な絵柄のトリックテイク。獲得したトリックはスートごとに分けて、一番低い数値を上にして自分の前に並べます。のちに同じスートのトリックを取ると、一番上の数値が上書きされます。一番上の数値の合計が得点となりますが、手札がなくなる前に誰かが全てのスートを取ってしまうと神の怒りに触れて(?)そのディールは終了。そのプレイヤーは点数はもらえずマイナス3点になります。
今回は、バリアントで次のプレイヤーがプレイするまで、出したカードのポーズをする、というルールで盛り上がりました。途中終了したディールは5回中3回だったので、ちょうど良い感じかもしれません。ゲームとしても面白いのでまた遊びたい。
結果:自分 63、はるか 51、Kana 47、さや 8
その2に続く
第46回横浜クニツィア会のレポートです。神奈川地区センター和室での11時間開催。参加者は初参加1名を含む10名でした。なんと地区センターの空調が全館にわたって故障しており、中止しようか迷いつつも扇風機を使ってしのぎました。
出版社でたどるクニツィアゲーム第14回はアメリカのかつての大手であるミルトンブラッドレーです。マサチューセッツ州西部のスプリングフィールドを拠点としていましたが、今はハスブロの1ブランドになっているようです。
クアンダリー Quandary (1996)
ミルトンブラッドレーから出版されているクニツィアのゲームは「クアンダリー」ただひとつです。自分のは2000年代初頭にペンシルベニア州ピッツバーグを訪ねていた時に立ち寄ったゲームショップで偶然見つけたものです。ちなみにQuandaryとは困惑や葛藤といった意味のようです。47x19.7x8.3cmというかなり大きめの箱で昔の同社出版の「ピクショナリー Pictionary(47x19.3x7.6cm)」とほぼ同じサイズです。アメリカの出版社らしく、デザイナーの名前は箱にはありません。説明書の一番下に小さく書かれています。
「クアンダリー」はアミーゴから出版された「フリンケピンケ」の英語版リメイクですが、コンポーネントは大きく異なります。カードは正方形のタイルに、そしてチップは長方形のクアンダリータイルになり、さらにタイル立てと3つ折りのボードが付いて、なかなか豪華で遊びやすいです。
「フリンケピンケ」とのルール上の違いは、クアンダリータイルが1枚少ないプレイヤー(つまり手番が1回少なかったプレイヤー)への2点追加ルールがなくなったこと、そしてクアンダリータイルは各色5枚から6枚に増えたことです。前者は「フリンケピンケ」以外では全て2点追加が廃止されているので違和感はありませんが、後者は意外とプレイ感覚を変えます。
この日は他にもキレの良いファミリーゲームを中心にたくさん遊びました。初プレイは「数独ボードゲームキッズ」、版違いの初プレイは「マイマイン(シンプリーファン第2版)」と「ファミリービンゴ」です。
数独ボードゲーム キッズ Sudokids (数独ボードゲーム Sudku: Das Brettspiel より)
(プレイ時間 10分)
「数独ボードゲーム」は箱の色が赤青黄と3種あるのですが、そのうち最初に出版された赤箱はボードがリバーシブルになっていて、裏面は Sudokids という動物をつかった6x6のゲームになっています。とはいってもルールは本家と同じです。6x6だともっと違和感があるかと思いましたが、プレイ感覚は9x9と変わりません。プレイ時間が短いので悪くないかもしれません。
結果:自分 42、ぴーかん 38、ヤスシ 30
イーグル チェイス Eagle Chase
(説明 10分 プレイ時間 30分)
アメリカの国立公園を訪ねつつ鷹を捕まえるゲーム。自分はイリノイ州でリンカーンの家を見たり森を訪ねたりしたかったのですが、それを寄り道カードで2回も阻止されてしまい最下位。鷹を捕まえまくったぴーかんさんが勝ちました。寄り道カードの使うタイミングのルールがちょっと怪しいので、次回までに調べてみます。
結果:ぴーかん 11、Sato 8、ヤスシ 8、自分 5
メディチ カードゲーム Medici: The Card Game (グレイルゲームズ版)
(説明 15分 プレイ時間 35分)
ヤスシさんのリクエスト。「メディチ」の1-3枚をめくるスリリングさとセットコレクションが味わえる良いゲームだと思います。ちょっと暫くぶりでルールを忘れていました。最後にめくったカードは必ず取らなければならない、というのがミソですね。5枚の制限に入らない緑色のカードも良いルールです。今回は順位点も産物も振るわずに最下位でした。再挑戦希望。
結果:ぴーかん 140、Sato 120、ヤスシ 115、さぼ 95、自分 85
マイ マイン My Mine (シンプリーファン第2版)
(説明 15分 プレイ時間 15分)
「ゴールドナゲット」のリメイクの「マイマイン」の第2版で、ダイストレイがついています。通りで箱が大きいと思った。表記されているプレイ人数は6人までなのですが、以前も7人で遊んでも少しだけダウンタイムが長くなること以外は問題がなかったので、7人で遊びました。
自分はバーストが続いていたのですが、終盤にパーフェクトに7個のダイスを使い切ったので嬉しい(使い切るともう1手番できます)。初参加Raelさんの勝利。
結果:Rael 16、さぼ 12、ぴーかん 12、Sato 11、自分 10、ヤスシ 8、ハスカップ 7
リバース Rebirth
(説明 各15分 プレイ時間 各60分)
初参加のRaelさんに最新作のひとつである「リバース」を紹介する意味も込めて両面連続で遊びました。スコットランドよりアイルランドの方がインターアクションが強くて悩みどころも多いですが、自分はどちらも結構好きです。
まずは個人目標を8枚まで達成できるスコットランド。目標は5点か3点なので、そこまで縛られずにタイルの連結や白の獲得を重視した方が良い気もします。
続けてアイルランド。今回は共通目標8種のうち5種を達成しましたが、終盤に白をどんどん取られてかなりの差をつけられて2位。
2時間で両面をたっぷり遊びました。たっくんはこのゲームに強く、どちらも1位でした。すごい。
結果
1戦目(スコットランド):たっくん*. 143、Rael 132、自分 128、Sato 121
2戦目(アイルランド):たっくん 182、自分 153、Rael 143、Sato 137
クアンダリー Quandary
(プレイ時間 45分)
冒頭で紹介したミルトンブラッドレーの唯一のクニツィア作のゲーム「クアンダリー」です。コンポーネントは重厚で遊びやすいです。「フリンケピンケ」や「ロコ」のチップ、あるいは「ボツワナ」の動物に該当するクアンダリータイルはこのバージョンだけ1枚多く、各色6枚あります。それだけで結構プレイ感が変わるものです。
序盤はSatoさんがリードし、自分は僅差で2位。そこから接戦を繰り広げ、最後はうまく勝ち切りました。やっぱり傑作。この日は別のテーブルでも遊ばれていました。なお、途中でテーブルを移動したのですが、3つ折りボードだとタイルが乗ったまま運びやすいというメリットがありますね。
結果:自分 90、Sato 85、Rael 83、たっくん 78
ファミリー ビンゴ Family Bingo
(説明 10分 プレイ時間 30分)
この会でまずまずの頻度で遊ぶ「ファンタスティックス」や「スティック&スタンツ」のオリジナル版で、トレフルから2014年に出版されました。このオリジナル版を手に入れたのは随分昔なのですが、ドイツ語なので今まで翻訳が億劫で遊びませんでした。今回は翻訳が不要なスティックを使う4種類のカードだけを使って遊びました。
これでも十分に楽しめます。あまり勝てなかったのですが、たった6枚なのにビンゴが最初にできて勝利。
結果:自分(勝利)
ゴーゴー エスキモー Go Go Eskimo
(プレイ時間 35分)
4−5人での定番ファミリーゲーム「ゴーゴーエスキモー」です。今回は序盤から他人と集める色が重ならないようにしていき、ぎりぎり2点差で勝ち切ることができました。ファミリーゲームのように見えて、結構シビアなゲームです。
結果:自分 25、スコット 23、さぼ 18、ヤスシ 18、ぴーかん 17
エルファーラウス ボードゲーム Elferraus!: Das Brettspiel
(プレイ時間 45分)
最後は3人で「エルファーラウスボードゲーム」です。Raelさんはクニツィア来日のときにこのゲームにサインをしてもらったそうです。今回はシンボルタイル8枚を入れて遊びました。シンボルは連鎖しない(シンボルタイルの効果でシンボルタイルを置けない)そうです。なんといってもこのゲームではリスクを取らないことが大切です。3ディール遊んで勝利。
結果:自分 35、スコット 58、Rael 101
今回も楽しくいろいろと遊べました。他には「スライドアスコープ」「ゴールドラッシュ(サニーバード版)」「クッレ」「アニマルエクスプレス」「カピバラクッキークラブ」「トゥーメニークックス」「ロングボード」「ホエールライダース」「ギャングダイス」が遊ばれていました。
次回は7月26日です。
https://twipla.jp/events/680920