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土嚢の会 2020.07.25

Donounokai20200725.JPG第44回土嚢の会のレポートです。本来ならば4月12日に予定していたのですが、Covid-19の影響で3ヶ月延期となりました。前回の第43回が3月14日だったので、4ヶ月振りの開催です。参加者は6人と少なめでした。今後は以前のように月に1回のペースといきたいところですが、もう第2波が来ているので予断を許しません。早く安全にゲームができる時が来ると良いですね。

スクー Squ
(プレイ時間 各5-10分)
Squ20200725.JPG去年、エッセンでネスターの新作として遊んだゲームの製品版です。手番に2個のコマを置き(先手の初手番のみ1個)大きな正方形を作るのが目的です。初参加のhiro12さんと3回遊びました。1戦目こそうまく勝てたものの、最大に近い9x9や8x8くらいの正方形を作るのは困難ではないので、そのあたりで引き分けになってしまうことが多いのではと思います。

結果
1戦目:自分 勝利、hiro12 敗北
2戦目:引き分け
3戦目:引き分け



ジルカン Zyrcan
(プレイ時間 30分)
Zyrcan20200725.JPG道化師さんが到着し、何か3人でできるものをということで、久し振りに「ジルカン」を遊びました。多人数アブストラクトの範疇に入ると思いますが、最初の配置でもうどこにも置けないような辛い始まりになり、宇宙船コマの取り合いになります。ゲーム中に誰のコマを取るかを、割と任意に選べるので、かなりキングメイクの要素が大きいと思います。人数が4、5人と多い方が良いのかもしれませんね。

結果:hiro12 10、道化師 9、自分 8



タビュラ Tabula
(説明 5分 プレイ時間 各15分)
Tabula20200725.JPGプロリグノといえば、クニツィアの初期作品「コンプリカ」「プリズマ」「ピラミッド」「カテナ」「アラーライシュピーラライ」を出版していた出版社ですが、クニツィア以外にもいくつかゲームを出版しています。この「タビュラ」はプロリグノの1993年出版のゲームです。ルールがドイツ語なのでグーグル翻訳での英語をもとに遊びました。

目的は、自分のコマ3色(赤青緑)が並んだ列を作ることです。ボードはすべて1x3で、赤青緑の3色が示されており、配置できるコマはボードに示された色と合致していなければなりません。また、ボードの配置は長辺を完全に接するようにしか置けません。各ボードは同じプレイヤーが2つのコマを置くことはできないので、3つのボードをまたいでの列を完成させることを目指します。手番にはボードを置いて、その上のどこかにコマを置くか、あるいは単にコマだけを置きます。コマをすべて置ききったら置く代わりに移動できます。

まずは土井さんと1戦。ルールが機能しているのかよくわかりませんでしたが、一方向しか認めない3目並べは珍しいです。続けて4人でペア戦を行いました。個人的にはこちらのペア戦の方が面白く思えました。

結果
1戦目:土井 勝利、自分 敗北
2戦目:自分&道化師 勝利、土井&hiro12 敗北



ウルビーノ Urbino
(プレイ時間 30分)
Urbino20200725.JPGhiro12さんのリクエストで遊びました。グループの概念が最初な難しいのですが、建築士を誘導して相手のグループの成長を止めたり、自分のグループを伸ばしたりと、楽しいゲームです。建築士の位置をめぐる駆け引きがやはり面白いゲームですね。

結果:自分 20、hiro12 14



アキバ Akiba
(説明 5分 プレイ時間 25分)
Akiba20200725.JPG何度か代用品で遊んだころがある「アキバ」ですが、製品版を去年のエッセンで手に入れました。製品版を遊ぶのは初めてです。以前は渋/マーゴなどのセットを流用して遊びましたが、やはり製品版の方が遊びやすいですね。相手を押し出すと連続手番というのが、かなりダイナミックなルールです。でもこのルールのおかげで冗長さはありません。

結果:土井 7、自分 6



コンヘックス ConHex (ゲルハルツ版)
(プレイ時間 各10-15分)
Conhex20200725.JPGエサさん持参のゲルハルツ版のコンヘックスです。木製で、ペグの代わりに小さな玉を置く用意なっています。プレイしやすく、美しい仕上がりです。やはりアブストラクトには木製のボードやコマが似合いますね。

hiro12さんは初めてとのことで、1戦目は経験の差もあり勝利しましたが、2戦目はどんどん追い込まれて最後には負けてしまいました。

結果
1戦目:自分 勝利、hiro12 敗北
2戦目:hiro12 勝利、自分 敗北



ヤバラックス Yavalax
(説明 プレイ時間 各5-30分)
Yavalax20200725.JPG久し振りに「ヤバラックス」を遊びました。まずはhiro12さんと2回、そしてそのあとエサさんと3回と計5回です。hiro12さんは、初めてなのに隙を見せないプレイで、かなりの長期戦となりましたが、意地を見せて2勝。その後、エサさんとの対戦ではエサさんが強さを見せて2敗し、最後にようやく1勝しました。

結果
1戦目:自分 勝利、hiro12 敗北
2戦目:自分 勝利、hiro12 敗北
3戦目:エサ 勝利、自分 敗北
4戦目:エサ 勝利、自分 敗北
5戦目:自分 勝利、エサ 敗北



ブルー ラグーン Blue Lagoon
(説明 10分 プレイ時間 85分)
BlueLagoon20200725.JPGマーブルのじゅんこさんも交えて「ブルーラグーン」を遊びました。エサさんも初プレイだそうです。ゲーム開始時と後半開始時の産物のランダム配置だけが唯一の運の要素です。前半は8島上陸5島連結、そして10点の島を両方とも勝ち取るなど好調でしたが、小屋を置いた位置がいまひとつだったと思います。後半は少し伸び悩んで最終的にはエサさんが勝利しました。3人で遊んだのは久し振りですが、十分面白いですね。

結果:エサ 216、自分 200、じゅんこ 197



ユンダオ Yundao
(説明 15分 プレイ時間 20分)
Yundao20200725.JPGエサさんの協力で、ようやくフィンランドのタクティック出版の「ユンダオ」を手に入れることができました。この日、エサさんが持ってきてくれて、早速遊びました。アブストラクトではないのですが、まあ良いでしょう。予想通り、ルールは「古代ローマの新しいゲーム」の「カエサル」から発展させた「フィッシュイートフィッシュ」に似ていますが、同数字だった時に得点化できるかどうかなど、細かいところが若干違います。シンプルな読み合いですが、自分は少々特殊カードを早く使いすぎてしまい、あとが続かずに失敗しました。エサさんの圧倒的勝利です。
結果:エサ 20、hiro12 3、自分 2



結果を見てみると、テストプレイ以外ではトミーさんと卓を囲んでいませんでした。次回は是非何か遊びましょう!


ジェリージェリーカフェ横浜 2020.07.16

すずめ雀 Suzume-Jong
(説明 10分 プレイ時間 30分)
Suzume-Jong20200716.JPG44枚の牌を使った簡易麻雀です。スートは索子だけ、三元牌は發中だけ、風牌はありません。手札は5枚で上がった時は6枚。つまり面子は2組だけで雀頭の対子はありません。ドラ表示牌がドラなのでドラは3枚だけ。ただし索子1−9の1枚ずつと中4枚の計13枚は赤牌です。裏ドラ、立直、ポン、チー、槓、連荘はありません。何人でも北場まで行います(つまりプレイヤー人数x4ラウンドあります)。振聴はダメなので、そこが唯一麻雀っぽい気がします。

点数は非常に簡略化されており、順子1点、刻子2点、ドラ1点、赤牌1点、断么中(タンヤオ)1点、混全帯么中(チャンタ)2点、で5点以上ないと上がれません。あとは役満として緑一色(すべて緑牌)10点、混老頭15点、赤一色(すべて赤牌)20点の3種類があります。

麻雀の面白さを凝縮したとのことですが、かなり物足りないというのが正直な感想です。赤牌が多く、運の要素が高くなり過ぎてしまったという感じがします。自分としては、もっと組み合わせを作る面白さが欲しかったし、インターアクションを残すためにもポンやチーという部分は簡略化した上で残して欲しかったです。また役満はなくてもよかったのではないでしょうか。とくにおそらく作者が緑一色が好きなのだろうと思うのですが、これを入れる意味があるのかは疑問です。得点も順子0点、刻子1点とした方がわかりやすいのではないでしょうか(最低3点で上がれることにすれば同じこと)。

今回は一味さんとの2人プレイ。8ラウンド北2局まできちんとやりました。インターネットなどでは評価が高いので、もう少し違う人数で試してみたいと思います。

結果:一味 53、自分 27



ボルカルス Vulcanus
(説明 10分 プレイ時間 65分)
Vulcanus20200716.JPG先週に引き続き、再び「ボルカルス」です。今回は自分が怪獣役をやりました。最初は怪獣役のカードに戸惑いましたが、人がいる場所に溶岩を置くこと、溶岩を3個以上にすること、そして目的カードの指示に従って、溶岩を大量に置くこと、という3つの目標がだんだんわかってきました。目的カードを達成する直前に邪魔されてしまい、目的である溶岩を大量に置く都市が人間側にばれてしまうなど、中盤まで拮抗した展開でした。人間の声に耳を傾けて予算を邪魔してやろうと思っても、人間側が勘違いしていたりして、そのためにこちらの仕込んだカードが失敗したり、などいろいろなハプニングがあって面白いです。とにかく砂時計で進んでいくのでスピーディーなのが良いですね。最後はギリギリで勝つことができました。

結果:自分(怪獣) 勝利



スパイシー Spicy
(プレイ時間 各5−15分)
Spicy20200716.JPG今回は前回見過ごしていた「パス」のルールをちゃんと加えた正式ルールで遊びました。実際にはパスをする場面はそこまで多くはないのですが、パスして1枚取るか、リスクを冒して出して負けて2枚取るかというジレンマが生まれるので良いと思います。

2戦目は、バリアントから「コピー」という、同じ数値を出せるけど、チャレンジされたらどちらの要素(数値とスート)も合致しなければならないルールを用いて遊びました。そのバリアントルールのカードが、まるで海苔を作っているみたいなイラストで、同じカードを出すときは「海苔!」と言ってしまいます。なかなか面白いバリアントで、また他のバリアントも試してみたいです。

結果
1戦目:シミーズ 28、一味 24、名人 8、自分 2
2戦目:名人 30、自分 15、シミーズ 13、一味 −5



メンバーズ オンリー Members Only (SNE版)
(プレイ時間 25分)
MembersOnly20200716.JPG3人でSNE版の「メンバーズオンリー」を遊びました。SNE版は購入したばかりで、この版で遊ぶのも初めてです。初版からのルールの変更はありませんが、ルールブックは多少わかりづらいです。例えば、「すでに誰かのチップが置かれているスペースには(賭けチップを)置けません」とありますが、これだと他のプレイヤーのチップではなく自分のチップがあるスペースには置けるようにも読めてしまいます。コンポーネントは得点表示は木製キューブですが、賭けチップやリスクチップは紙製なのは残念です。カードのグラフィックは暗めの基調で、好みが分かれると思います。テーマに合わせた高級感を出そうとしているのか、それとももうちょっとポップにしたいのかあまり統一感がありません。

普通ならば3−4ラウンドくらいはかかるのですが、今回は非常にスピーディーなゲームで、予想が当たることが多く(3人なので当たり前なのですが)、なんと2ラウンドで終わってしまいました。1点差で勝利!

結果:自分 18、一味 17、名人 17



プープ ザ ゲーム カワイイ Poop the Game: Kawaii
PoopTheGameKawaii20200716.JPG「プープ・ザ・ゲーム Poop the Game」という「ノイ」みたいなトイレを題材としたパーティーゲームが幾つかあり、その派生版のようです。絵柄が、いわゆる海外から見たカワイイ文化の絵柄で、タイトルもボードゲームギークだと「Poop: Kawaii」となっています。内容はバースト系で、めくられた便座カードの数値未満になるように、手札からカードを加えていきます。オーバーしてしまうとすべて手札になってしまいます。同じ色が3枚連続すると、トイレは無事に流れるので、これでゲームが収束するようになっていると思われます。また幾つかのカードはよくわからない罰ゲーム的な指示が書かれています。まさか遊ぶ日が来るとは思いませんでした。昔っぽいパーティーゲームとしては良いのかもしれませんね。

結果:結果不明


ジェリージェリーカフェ横浜 2020.07.09

スパイシー Spicy
(説明 5分 プレイ時間 各15−20分)
Spicy20200709.JPG「スパイシー」はありそうでなかったブラフゲームです。チャレンジをするときに、スートか数字かのどちらかしかチャレンジできないというのが画期的です。

カードは3スート(山葵、チリ、胡椒)で数値は1-10が数枚づつ。さらにスートのワイルドと数値のワイルドがあります。手札6枚から初めて、手番になったら手札から裏向きに出すか、パスします。出すときには「山葵の3」というように、スートと数字を宣言します。ラウンドのスタートは1-3しか宣言できず、それ以後は同スートで前の宣言された数字よりも大きい数字でなければなりません。直前の宣言が10ならば、1-3のいずれかを宣言できます。

どのプレイヤーでも最後に出されたカードに対してチャレンジすることができます。しかし、スートか数字のどちらかの属性に対してしかチャレンジできません。カードを公開し、チャレンジされた属性が宣言された通りならばプレイしたプレイヤーの勝ち、そうでなければチャレンジしたプレイヤーの勝ちです。勝ったプレイヤーがラウンドでこれまでにプレイされたカードをすべて獲得し、これが1枚1点となります。負けたプレイヤーは手札を2枚増やし、次のラウンドのスタートプレイヤーになります。ワイルドは、その属性に対しては無敵ですが、そうでない属性では必ず負けるというのが面白いです。

手札をすべてなくし、最後のカードがチャレンジされずに済むと10点を獲得し、再び6枚の手札から始めます。誰かが10点を2枚獲得すると即終了でそのプレイヤーの勝利、あるいは10点カードがすべて取られても終了です。またデッキの底の方に仕込んだ「世界の終わり」カードが出ても終了です。

この、どちらかの属性にしかチャレンジできないというのが、思った以上によくできています。また9と宣言して次のプレイヤーを10しか宣言できないように追い込んだりと、色々と悩ましいです。

今回は、ルールのミスでパスのルールを忘れていたので、非常にきつかったです。特に、ラウンドのスタートでは1−3がないと、かならず嘘をつかなければなりません。それはそれで面白かったので、きついゲームが好きならば、パス無しも張アントとして良いと思います。1戦目は1点差でシミーズさんの勝利、2戦目はシミーズさんが10点カードを2枚獲得しサドンデス勝利と、シミーズさんの連勝でした。

結果
1戦目:シミーズ 22、自分 21、一味 10
2戦目:シミーズ 勝利(10点カード2枚獲得)



ノアの方舟 Noah's Ark (マッドムース版)
(プレイ時間 5分)
Noah'sArk20200709.JPGこの前の横浜クニツィア会で遊んだ「ノアの方舟」のリメイク版です。絵柄が昔よりも可愛くないかもしれません。ノアの方舟の一部が完成するたびにすべてのカードが裏返るのですが、意外と忘れてしまいますね。

結果:一味 9、シミーズ 5、自分 4



ボルカルス Vulcanus
(説明 25分 プレイ時間 55分)
Vulcanus20200709.JPG最後は、お店の常備してあるゲームから「ボルカルス」という和製のゲームを遊びました。Vulcanusというのはラテン語で鍛冶屋という意味らしいです。協力ゲームで東京に溶岩怪獣がやってくるというゲームなのですが、初見でもルールの多さの割にはわかりやすくできています。コンポーネントも雰囲気があり機能的です。今回は、一味さんが怪獣役を、シミーズさんと自分が日本政府となって怪獣が暴れるのを止める役をやりました。手札からカードを3枚プロットしていくのがゲームの中心部分なのですが、その時に話し合いすぎて、なぜか人間の言葉がわかる怪獣(一味さん)にすべての行動を把握されてしまい、とくに第4ラウンドではすべてが裏目に出てボロボロでした。要人がどんどん死んでいき、溶岩が東京の街を覆います。青山の骨董通りを通って怪獣は大活躍。消防に力を入れずにいたのが間違いで、第5、6ラウンドくらいでこちらが負けてしまいました。面白かったので、また近いうちに遊びたいものです。日本のゲームもこういう高水準のものがもっと出て欲しいですね。テーマとしても海外に受けるのではないでしょうか。

結果:一味(怪獣) 勝利