午後からシャッフルNEXTに参加。今回が第7回目の例会だそうです。
リバース Rebirth
(説明 25分 プレイ時間 55分)
久し振りに同卓するまーさんとたろさんが自分の持ち込んだゲームから選んだのが「リバース」です。ここ最近はオープニングはいつもこのゲームですね。アイルランドを遊びました。自分は城をほとんど獲得できず、結局最後は城1つだけになり最下位。城や塔の接続など大きなボーナスに気が行ってしまいバランスに欠けたプレイだったなあと思います。
結果(アイルランド):たろ 144、まー 140、DSM 132、自分 129
ネルトリンゲン The City of Nördlingen
(説明 15分 プレイ時間 65分)
主催の朱里さん持ち込みの「ネルトリンゲン」です。同名のドイツの隕石クレーターの町を舞台にしたゲームですが、あまりネルトリンゲンっぽさはありません。グリッド状の市街地の区画を壁で囲み、その時兵士が最も多いプレイヤーが囲んだ領地に等しい点数を獲得します。完全な公開情報のアブストラクトです。
壁は1−3セグメントが6パターンあり、そのどれかを毎ラウンド選んでいきます。他人が選んだパターンは選べず、全員が選ぶと決まった順序で壁を描いていきます。そして次のラウンドでは先に壁を絵画プレイヤーから好きなパターンを選ぶのです。1巡目だけは時計回りにスタート地点を決めて丸(兵士)を描き、反時計回りに希望する壁のパターンを取ります。
壁を描いた先には丸を描き、これが「兵士」となり区画争いのときの数値になります。兵士が同数なら区画を完成させた手番プレイヤーに有利となり、またボーナスで1セグメントの壁を描けます。
囲碁っぽくなかなか面白いです。最初のスタート地点からしか広げていけず、途中の分岐も兵士からしかできないのは「ブロックス」っぽいです。他には「ピックアペン環礁」とか「クレーム(キャロリシュピール)」にも似たところがあります。
ルールを誤解していて周囲の壁沿いにはプレイヤーは壁を描けないと思っていたのですが、描いても良いみたいです。どおりでキツイと思った。壁の起点と終点以外にも兵士がある方が面白いのではないか、など少しルールを手直しした方が良いと感じる部分もありますが、十分に楽しめると思います。
結果:自分 32、まー 29、DSM 22、たろ 0
ジャスト ワン Just One
最後に協力連想ゲーム「ジャストワン」です。どういう時に同じヒントとみなされるかあたりの線引きがちょっと曖昧なのは仕方ないのかもしれませんが腑に落ちないところもあります。8人でプレイして、一応勝ったみたいです。写真は今回の最後のトピックです。トピックはなんでしょうか?
結果:勝利 8/18
以上でシャッフルは終了です。月に1回くらいのペースで不定期開催なので、また時間が合う時に参加したいと思います。
ゲーム・インデックス
日付別
五十音順
アルファベット順
2025年の草場さんの家でのゲームパーティーは毎年1月2−4日の3日間ですが、今年は1月5日も含めて4日間です。そのうち3日目にあたる1月4日に参加しました。土曜日なので、2183回目のなかよし村も兼ねていたようです。
リバース Rebirth
(説明 15分 プレイ時間 50分)
クニツィアの「リバース」から易しい方のスコットランドを遊びました。4人なので各タイル9枚です。大聖堂を早めにとって個人目標を獲得していきますが、最初の3枚がすべて3点カードだったのでなかなか指針が立ちません。今回は城の取り合いが激しくて面白い展開になりました。この城の取り合いは「サムライ」にかなり近い感覚があります。スコットさんがスコットランドを制覇! 次回は裏面のインターアクションがより強いアイルランドをやりましょう。
結果(スコットランド):スコット 133、自分 123、マルベリー 104、みつる 99
ルージング ローダム Losing Lodam
(プレイ時間 約60分)
イギリスの古いマストフォローのトリックテイキングゲームです。ボードゲームギークによれば1586年、ウィキペディアによれば1591年や1534年に生まれたとなっています。ランクはA>T>K>Q>J>9>・・・>2の順で、A,T,K,Q,Jはそれぞれ11、10、3、2、1点です。つまり4スートで合計108点です。目的は31点以上取らないこと。ライフ3から始めて、31点以上取ると(いない場合は最多点数だと)ライフを失い、ライフが3つなくなると脱落です。
特徴としては、フランティックなカード交換があること、そして切り札が途中で決まることです。
配られたら、トップ(AとT)同士や絵札(KQJ)同士を他のプレイヤーと伏せたまま交換できます。同じスートを交換した場合は無効で元に戻します。これは手番順などではなくリアルタイムで気が済むまで行います。このシステムは斬新。
最初はノートランプで始まりますが、フォローできないカードが出された時にトランプが決まります。使わなかったカードの一番上をめくり、これがこのトリックも含めたこれ以降の切り札スートになるのです。これも斬新なシステムです。
トリックを避けたいゲームなので、できるだけボイドにするようにカード交換をしますが、自分の長いスートが切り札になってしまうと絶望的です。本来は最後に2人が残るまで行うのですが(そしてライフが多い方が勝つ。タイブレークは最終ディールでの失点)、今回は1人脱落した時点でマルベリーさんと自分がまだ3ライフあり、もう1ディールだけ行い、自分がライフを失ったところで終了としました。次回は最後までやってみたい。
参考:https://en.wikipedia.org/wiki/Losing_lodam
結果:マルベリー 3、自分 2、スコット 2、草場 2、道化師D 1、みつる 0(脱落)
ギャング The Gang
(プレイ時間 40分)
テキサスホールデムで全員の順位を当てるという協力ゲームです。場に5枚手札2枚でポーカーハンドを作りますが、まず手札2枚、そして場札3枚、さらに場札1枚、最後に場札1枚というように4段階あり、その度に全員が自分の順位だろうという数字札を取ります。各段階にはプレフロップ(ディール)、フロップ、ターン、リバー、という名前がついています。
3敗する前に3勝すれば勝利になります。1回目では先に3敗してしまいましたが、だんだんみんな慣れてきて2回目は2勝2敗から勝って勝利。製品版もあるのでそちらも遊んでみたい。
結果
1戦目 敗北
2戦目 勝利
ラミー17 Rummy 17 (ピアトニク版)
(プレイ時間 4ディール50分)
自分が持ち込んだちょっと久し振りの「ラミー17」です。ラミーといえば世間ではラミィキューブですが、自分はラミー17の方が面白いと思います。2ディール目終了時にはトップと15点差でマイナス12点と最下位でしたが、後半2ディールで15点、12点と得て逆転勝利。
結果:自分 15、みつる 2、マルベリー -6、道化師D -19
サイケデリック ガール Psychedelic Girl
(説明 5分 プレイ時間 40分)
「コロレット」のようにカードをめくって人数分ある列のどれかに加えるか、列のどれかを取るか、というゲームです。大きく違うのは列に右と左があること。列のカード枚数上限は左右合わせて3枚ですが、片方に2枚が上限です。そして列を獲得する時に左側のカードは左隣りのプレイヤーとの間に、右側のカードは右隣りのプレイヤーとの間にそれぞれ置きます。カードは同じスート3枚はプラス点で端数はマイナス点です。最終点数は自分の右側のカード点から左側のカード点を引いたものなので、左側のカードは端数はプラスで3枚揃うとマイナスなのです。かなりややこしいです。スコアはゼロサムになります。
ちょっと凝りすぎたルールで、頭の中でマイナスとプラスがごちゃごちゃになってきます。おそらく一番問題なのは3枚でプラス、端数はマイナスというところです。特に2人のプレイヤーが関わっているので、ここはすっきりとすべてプラスにした方が良かったのでは?
結果:スコット 15、マルベリー 10、自分 8、みつる −16、道化師D −17
ベニスの仮面舞踏会 Maskenball Venezia
(プレイ時間 10分)
久し振りにもちこんだ「ベニスの仮面舞踏会」です。ルール通りに10点先取で行いました。すぐ隣のプレイヤーの仕草は意外と見づらくて、向かい側のプレイヤーの仕草を見ることに専念していました。自分のカードがどんどん取られた時の絶望感が良いです。
結果:みつる 10、マルベリー 8、スコット 8、道化師D 6、自分 5
ベリシネベリシ Verish' Ne Verish'
(プレイ時間 30分)
再び草場さんとトランプ。いつもの「ベリシネベリシ」です。今回は注意深く両隣のプレイヤーの手札枚数を見ていたこともあり、すごく久し振りに1位で抜けました。そのあとのプレイを見ているのも楽しかったです。
結果:自分 1位、マルベリー 2位、みつる 3位、スコット 4位、草場 5位、道化師D 6位
ミニミゼール Minimisère
(プレイ時間 8ディール30分)
「ミニミゼール」はパーラットが創作した手軽なトリックテイキングゲームです。AKQJT9とジョーカーの25枚しか使いません。手札5枚で5トリックを行います。目的は全てのトリックを取らずに3トリック以上取るか、トリックをまったく取らないこと。獲得したトリック数が0、1、2、3、4、5で、それぞれ3、1、2、6、8、0点を得ます(スコアはアレンジしており、本来ノートリックは5点ですが、ここでは3点として遊んでいます)。なおプレイ前にロット Lot というビッドができ、これは全てのトリックを取るという宣言です。成功すれば10点、失敗すれば自分以外全員に5点です(それ以外の点数はありません)。
プレイ自体はノートランプ、マストフォローでジョーカーはリードで最強、フォローで最弱です。リードの時にスートを指定することもできます。何ディールかやって31点以上になれば勝利(本来は25点以上みたいです)。
名前は何度も聞いたことがあるゲームですがプレイは初めて。想像していたよりもずっとタイトで良いゲームでした。たった25枚というのが驚きです。5ディール終了時は最下位だったのですが、6ディール目で4トリック8点を獲得。最終的には2位になれました。
参考:https://www.parlettgames.uk/oricards/minimis.html
結果:草場 33、自分 27、みつる 26、スコット 23、マルベリー 22
カナスタ Canasta
この日の最後を飾るのは「カナスタ」です。ランダムでチーム分けをしてスタート。やぬきさんが結構早上がりをするので、手札を溜め込んでいたマルベリー&けがわチームは終始負けていました。4ディール終了時には1550対2600と1000点以上の差がついています。
第5ディールからは両チームともイニシャルメルド120点なので、捨札を取ってイニシャルメルドをすることを目指します。しかし双方のチームがどんどん捨札をしていき、捨札にはナチュラルカナスタがいくつか含まれているのでは、という状態になります。お互いにワイルドや黒3を捨てて凌いでいく展開。ついに耐えきれなくなって、マリベリーさんは8を捨てるのですが、次のみつるさんは8を取りません。次の自分の手番では8かJを捨てる選択なのですが、みつるさんに8がないということはやぬきさんに8のペアがある可能性が高いと思い、8を捨てずにJを捨てたのですがこれが運命でした。やぬきさんは大量の捨て札を取り、そのまま勝ち切りました。ほぼトリプルスコアです。こんなこともあるのですね。
結果(5ディール):やぬき&みつる 5120 マルベリー&自分 1750
今年の草場詣も楽しかったです。またトランプ遊びたい。
2025年の最初のゲーム会です。スコットさんの自宅でみんなで集まって遊びました。
リバース Rebirth
(説明 15+10分 プレイ時間 各75分)
まずは今一番熱いクニツィアゲーム「リバース」です。年末に袋小路で行ったようにスコットランドとアイルランドの両面を続けてプレイしました。ただし今回は3人なので、タイルはすべて使います。kizuさんは初プレイ。スコットランドを制したのは名前の通りスコットさん、そしてアイルランドでは自分が僅差で勝ちました。
結果
1戦目(スコットランド):スコット 169、自分 156、kizu 147
2戦目(アイルランド):自分 199、スコット 196、kizu 182
ハイサイ ゴーヤー ハブ シーサー Haisai Goya Habu Shisa
(説明 5分 プレイ時間 5分)
沖縄の方言をテーマにしたスピードゲーム。毎回数字のカードを出し、それらの語呂合わせでできる単語を素早く取ります。58=ゴーヤー、82=ハブ、43=シーサーといった具合です。8131=ハイサイの4枚が出たら直ちにゲーム終了というルールもあります。カードの裏面で数値がある程度予測できるようになっているのは面白いです。でもルールが少し違っているのか、よくわからないままに終わってしまいました。ルールの再読が必要です。
結果:ガビィ 7、kizu 4、アナ 1、スコット 1、自分 −3
ピクシーズ Pixies
(プレイ時間 60分)
「ピクシーズ」は少し前に2人で遊んだゲームです。今回は5人なので選ぶ時に選択肢がなかったプレイヤーが次のスタートプレイヤーになる、つまり手番は時計回りですが、スタートプレイヤーは反時計回りに移るというちょっと変わった流れになります。カード構成が複雑で把握しようがないので、なんとなく同じ色を集めたり、といったかんじで3x3のタブローを作ります。戦略的に遊ぶにはカード構成を理解することが必須だと思うのですが、そのためにはもう少しシンプルな構成にした方が良かったのではと思います。3ラウンド制なのでちょっと長いのも欠点かも。
結果:アナ 152、スコット 150、自分 138、ガビィ 129、Kizu 131
モダン アート Modern Art (GeGe版)
(説明 15分 プレイ時間 90分)
メープル会ゲーム会では3回目、ガビィとアナは初めての「モダンアート」です。久し振りに台湾のGeGe版を使いました。なかなか豪華な作りの版で、現在はボードをカードで代用した小箱版も出ています。
最初からアドバイスするのは良くないと思っているので、最終価格の可能性など必要最低限だけ言及して進めました。第3−4ラウンドでは自分はほとんど購入をしなかったのですが、今回はなんとか勝てました。入っているお札/コインが少なくて最後の決算では足りなくなってしまうのは少し残念です。やはり理想はニューゲームズオーダー版のコイン構成だと思います。
前回のGeGe版でのプレイレポート
https://www.gamers-jp.com/playgame/archives/001786.html#modernart
結果:自分 508、kizu 410、スコット 406、ガビィ 295、アナ 289
トップ ザ スタック Top the Stack
(プレイ時間 10分)
スコットさんはこの元になった「10アップ!」を遊んでいますが、今回は3種類の単位を小さい方から積み重ねる「トップザスタック」です。7種類8枚づつで、体積、長さ(メートル法)、長さ(インペリアル)の3種を通して遊びます。カナダ、イタリア、ポーランド、日本の4カ国の単位の使い方が違って面白いですね。色々応用してゲームが作れそうです。
結果:スコット 9、アナ 10、自分 13、ガビィ 15、kizu 23
スウォップ! Swopp!
(プレイ時間 3ディール45分)
これもガビィとアナは初プレイ。みんな決まって「どうやったらいいかよくわからない」と言うのですが、それがわかっていく過程が面白いところだと思います。そしてわかった後もどこで勝負をするのかの読み合いが熱いです。3ディール個人戦。第1ディールはスコットさん、第2ディールは自分がそれぞれ上がり、12点、11点を獲得しました。そして第3ディールではKizuさんがなんと上がって19点をとって逆転勝ち。必ずしも上がった方が点数が高いわけではないですが、今回はそういう展開になりました。
結果:kizu 32、自分 27、スコット 16、ガビィ 9、アナ 3
まねきねこれくしょん Welcome Cat Collection
(プレイ時間 40分)
最後にシンプルなゲームということで、3人で「まねきねこれくしょん」です。前回マグネットが強すぎて剥がれたところを修復したのですが、また剥がれてしまいました。何か対策が必要です。ブラックシープと比べるとルールが増えており、とくに黒猫を1匹返却できるという猫缶の能力は使うと6色揃わなくなってしまうことがあります。なので使っても良いのか使わなければならないのかは疑問が残るところです。
前回の反省を活かして、捨てるところはバッサリと捨てながらプレイ。うまく6色ボーナスも獲得して勝利しました。
結果:自分 18、スコット 17、kizu 10