ローゼンケーニッヒ Rosenkönig(2016年版)
(プレイ時間 25分)
久し振りに会うイワイシさんと、久し振りの「ローゼンケーニッヒ」を遊びました。店に置かれているもので、おそらく2016年版だと思われますが、コマが木製ではなく厚紙です。序盤から中盤はイワイシさんが優勢だったのですが、その後に19の大きなグループを作ることに成功してこちらの勝利。
結果:自分 374(19−3−1−1−1−1)、イワイシ 142(9−6−3−3−2−1−1−1)
ヒット! エクストリーム Hit! Extreme
(プレイ時間 15分)
6人でできる短時間ゲームということで「ヒットエクストリーム」です。今回で遊ぶのは2回目。前回もここ悪魔会で遊びました。今回も色々な特殊カードに翻弄されて面白かったです。これは日本語版(だるまあつめエクストリーム?)が出版されても良いのでは? しばらくはこちらの版を遊ぶことになりそうです。
結果:イワイシ 72、わかとも 55、自分 53、さや 39、はなまる 33、yas-o 15
ポリスアラーム! Polizei-Alarm!
(プレイ時間 30分)
ハバのキッズゲームの「ポリスアラーム」です。初プレイだと思っていたのですが、1回遊んだことがあったみたいです。
順番に警察担当と泥棒担当に分かれます。泥棒は町の2ヶ所の居場所を決めてマグネットのチップで街にそれらを仕込みます。警察はボード上のマグネットのコマをボードを移動させることで動かしてこの2ヶ所を当てるのです。その間に、泥棒はできるだけ宝物を獲得するようにひたすらダイスを振りますが、適度なところで(つまり居場所を当てられて捕まる前に)終わりにしなければなりません。4人だったので順番に2回ずつ泥棒と警察を担当しましたが、自分は1回目にかなり下手ですべての宝物を警察に持って行かれてしまいました。2回目で大分慣れてきて少し挽回したものの最下位。
サイレンの音がドイツの警察の音でリアリスティックでドイツのパトカーを思い出します。
以前のレポートはここ。
https://www.gamers-jp.com/playgame/archives/001094.html#polizei
結果:イワイシ 13、さや 12、わかとも 12、自分 11
カスカディト Cascadito
(プレイ時間 35分)
紙ペン好きのさやさんを誘って、念願だったレベル4をプレイ。これでやっとレベル1−4をすべて遊べたことになります。元のゲームの「カスカデロ」がかなりガチガチなアブストラクトなので、こちらの方がプレイしやすいかもしれません。タウンスコアリングのルールさえ把握すれば、かなりよくできていると思います。
今回のレベル4は川はなく、アスタリスクマークがたくさんあります。これらにX印をつけると隣接ヘックスにもさらにX印をつけられます。さらに街に隣接していないヘックスが多く、こういった連鎖でしか辿り着けないのでちゃんと計画をしないと大変です。
ボードの辺にあるシンボル同士を結ぶコネクションをかなり狙っていたのですが、繋ぐ前にイワイシさんがゲージでの終了条件を満たしてしまい、勝ち逃げられてしまいました。これは悔しい。
結果:イワイシ 75、わかとも 63、自分 45、さや 44
ハイパーロボット Rasende Roboter(2013年版)
最後は店に置かれていた「ハイパーロボット」の新版です。久しぶりに遊んだら、かなり勘が鈍っていました。ボードが結構難しかったこともありますが、ゴールチップ1つでもかなり大変ですね。これはリハビリが必要です。
結果:不明
ゲーム・インデックス
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第92回土嚢の会です。参加者は14名。前回遊んだ「クインテン」を土嚢の碁盤を使ってようやく正式ルールで遊べました。土嚢からは久し振りの「ヘプタリオン」です。他のゲームは「移動」を除いて全て初プレイ。写真は今日のランチ、マーブル特選のスパゲッティボロネーゼミートボールです。
ヘプタリオン Heptalion
(プレイ時間 各5−10分)
タイルをボードに合わせて置いていくだけのゲームです。置けなくなったら脱落で、最後に置いた人が勝ちます。タイルは最初に同枚数配りますが、公開するのでここからは完全情報ゲームになります。戦略はシンプルで相手が置けなくなるように、自分だけが置けるように進めていくのですが、戦略の幅はあまりありません。軽いのでちょっと遊ぶには良いのでは。今回は2戦ともぴーかんさんの勝利。先手は不利なのかも。
結果
1戦目:ぴーかん(勝利)、とけい*、自分
2戦目:ぴーかん(勝利)、とけい、自分*
移動 Ido
(説明 5分 プレイ時間 各30-40分)
ゴルトジーバー出版1998年製の多人数アブストラクトゲーム。赤青黄緑のどれかを担当し、自分の色のコマを6つを持ちます。そのうち4つを自分の色のマスのひとつから、向かい側のもうひとつまで移動させるのが目的です。ボードは1x1、2x1、2x2に分かれており、さらにプラスチック製の枠によってこれが分割されます。手番にはコマを新たに出すか、出ているコマを移動させるか、枠を移動させます。コマを登場させたり移動するにはコマと同じサイズのマス出なければなりません。各プレイヤーは1x1x1の立方体と2x1x1の直方体を3つずつコマとして持ち、立方体は1x1のマス、直方体は2x1のマスにしか移動できないのです。ただし直方体も1x1の正方形の面を下にして置くので、2x1のどちら側に移動するかは自由に選べます。出ているコマ数と等しいだけの移動力があるので、なるべく多くのコマを登場させたいものです。
そして、一番の曲者は枠です。枠は手番を上下左右に1マス分移動することができ、そのとき引っかかったコマも一緒に移動します。これにより、ボードのマスの大きさが変わる他、コマが自動的に移動するわけです。ただし連続して枠の移動を行うことはできません。3−4人の時は前のプレイヤーが枠を移動を選択したら自分は枠の移動ができないのです。そして2人の時は少し変わり、同じプレイヤーが続けて2手番、枠の移動を選べません。
ぴーかんさんの持ち込みです。大昔にメリーランドの友人宅で遊んだ覚えがあるのですが、そのときは面白さがよくわかりませんでした。しかし今回はなかなか面白さがわかってきました。まずは4人で1回、次に2人で2回遊びました。4人だとやはり多人数アブストラクト問題が発生するので、2人の方が好みかも。
結果
1戦目:自分* 4、道化師 3、ぴーかん 2、とけい 0
2戦目:ぴーかん 4、自分* 2
3戦目:たっくん 4、自分* 2
メイク マスター Make Muster
(プレイ時間 各20分)
カナレアブストラクト出版のゲームですが、作者は加藤香流でなくデイル・ワルトンです。目的は自分のコマをすべて繋げるか、相手を分断すること。ボードは空の状態から始め、コマをボードにおける時には必ず置かなければなりません。このとき、自分のコマに隣接するマスには置けません。置けない時は自分のコマを隣接マスに移動します。これによって相手のコマのグループを分断させるようにします。
ちょっと「ヴォロ」のような感じですが、そこまでダイナミックにコマが動きません。2戦目は置くコマを少なくして早くから移動ができるようにと思ったのですが、相手に置かされる展開になるので、コマの数のバランスが大切です。
結果
1戦目:自分* 勝利、うっかり 敗北
2戦目:中村 勝利、自分 敗北
マグネット Magnet
(プレイ時間 25分)
タイトルや箱絵から、てっきり「デジタロン」のマグネット式のコマが入っているのだと思っていたのですが、同じようなデザインの木のコマでした。ストラテゴや軍人将棋の1種で、裏面には1−2−3−4と移動力が書かれていますが表面には1−2や1−2−3までだったりするものもあります。移動するたびにそのコマの移動力を上げることができ、これはコマを回転させることで表すのです。こうすることで裏面しか見えない相手プレイヤーにも移動力だけはわかるという仕組みになっています。
では、なにがマグネットなのかというと、手番の移動にはどこか任意の1マスにマグネットコマをおき、それに引き寄せられるように複数の自分のコマを移動する、というルールなのです。このマグネットコマはなくても遊べますが、あればわかりやすいというプレイエイドです。
こうして相手の王様(移動力1)を取るか、王様が相手の最前列に到着すれば勝利。スコットさんと遊んで途中で集中力が途切れてしまい、自分の王様で相手の爆弾をとってしまい敗北。
結果:スコット 勝利、自分 敗北
ウゴルキ Ugolki
(プレイ時間 10分)
草場さんが紹介してくれた「ハルマ」の変形です。ウズベキスタンで遊ばれているそうで、草場さんによれば「コーナーゲーム」とも呼ばれているらしいです。8x8のボードでコマをそれぞれ向かい合ったボードの角に3x4の長方形に並べます。これをチャイニーズチェッカーのように相手の3x4に移動させれば勝利です。面白いのは膠着状態を防ぐために、相手のコマを移動できないようにすればその場で勝つことです。つまり相手のコマ1つに対して縦横2つずつを隣接させれば良いのです。ちょっと「流氷に乗って」に似ていますね。この手の伝統ゲームは調べれば色々出てきそうです。
結果:自分 勝利、草場 敗北
クインテン Quinten
(プレイ時間 各15-50分)
前回非常に面白かった「クインテン」を正しいルールで5回遊びました。正方グリッドを使ったテリトリーとコネクションのゲームです。13x13くらいが適当だと思われます。
手番には自分の石を任意の場所に置けますが、手番終了時に斜めだけの繋がりがあってはなりません。必ずL字接続をしていなければならないのです。周りを全て双方の石で囲まれてており、さらに2x2の空白を含まないエリアはテリトリーとなり、直ちに境界により多くの石を置いたプレイヤーの石で埋めます。同数ならば手番プレイヤーでない方のプレイヤーの石で埋めます。なお斜めのつながりについてのチェックはこの後の手番終了時なので、たとえ斜めだけの接続になるように置いても、テリトリーが自分のものになって、その結果、斜めだけの接続が解消されれば合法手となります。
コネクションとエリアコントロールという自分が少なジャンルを組み合わせた夢のようなゲームです。遊べば遊ぶほど発見があって面白い。思わず草場さんにも紹介してしまいました。
自分はまず前回このゲームを教えてくれたkobaさんと2戦、そのあと中村さんと2戦、最後に再びkobaさんと1戦して、堪能しました。正方グリッドのコネクションゲーム(対辺を繋ぐゲーム)では「スリザー」と双璧になるのでは。
結果
1戦目:自分 勝利、koba* 敗北
2戦目:koba 勝利、自分* 敗北
3戦目:自分 勝利、中村* 敗北
4戦目:自分* 勝利、中村 敗北
5戦目:koba* 勝利、自分 敗北
今回もたっぷり遊びました。クインテンに夢中になりすぎて、篠原さん、土井さん、hiro12さん、ぱごすさんとは一緒に遊べませんでしたが、またの機会に!
久し振りのメープルゲーム会です。午後から夜までたっぷり遊びました。
リバース Rebirth
(説明 20分 プレイ時間 各60-65分)
スコットさんのリクエストで「リバース」です。デイブは初プレイ。3人だと全てのタイルを使うのでセットアップは一番楽です。スコットランドとアイルランドの両面を遊びました。最近はこのように両面を連続して遊ぶことが多いです。説明の手間が省けるし、プレイ感が面によってかなり異なるので充実したプレイを味わえるのです。
スコットランドでは目的カード8枚を取り、それらすべてを達成して勝利。アイルランドでは4城連結、4塔連結を両方達成し、さらに4城連結は2倍の24点を獲得することに成功。塔の特殊能力を有効に使って勝利。3人リバースも良いですね。
結果
1戦目(スコットランド):自分 185、スコット 180、デイブ 164
2戦目(アイルランド):自分 217、スコット 201、デイブ 189
コロレット Coloretto (アバクス版)
(プレイ時間 10分)
久し振りの「コロレット」。少しシンプルすぎるという気もしますが、それでも面白いです。自分が遊ぶ時は3枚のジョーカーは抜くのですが、今回は入れて遊びました。+2のカードが強く、+2を多くとっていたデイブの勝利。
結果:デイブ 38、自分 34、スコット 26
ワード ビッツ Word Bits (グリーンボードゲーム版)
(プレイ時間 40分)
クニツィアのワードゲームで初プレイです。カードにはカテゴリーとダイスの数が書かれており、指定された数(1−4個)のアルファベットが書かれたダイスを振ります。出目の文字を全て含んでいる、そのカテゴリーに当てはまる言葉を探す、という非常にシンプルなゲームです。文字を含みさえすれば良いので、意外な言葉が飛び出してきます。恐竜(ダイス3個)というカードだけはみんなギブアップしましたが、ゲームの途中から来たアナとガビィも加わって結局デッキのカード全てを遊んでしまいました。スピーディーで良いですね。
結果:不明
プレイ アナザー デイ Prey Another Day (ホビージャパン版)
(プレイ時間 各20分)
たった5枚の手札で楽しむ推理とブラフのゲームです。自分はいつも読みが外れてしまい、どうもこのゲームは得意ではありません。でも面白いゲームだと思います。1戦目は最下位の無得点、そして2戦目も3位の3点止まりでした。
結果
1戦目:アナ 6、デイブ 2、ガビィ 2、スコット 2、自分 0
2戦目:スコット 5、ガビィ 4、アナ 3、自分 3、デイブ 1
ファンタスティックス FantaSticks
(プレイ時間 各20-25分)
前回のクニツィア会でかなり楽しんだパーティーゲームです。ミニゲームが8種類入っており、これらに勝ってビンゴチップを自分のビンゴボードに埋めていきます。ミニゲームがなかなかチャレンジングなものが多くて楽しめます。今回はデッキを5−6つにして、手番プレイヤーがある程度自由にミニゲームの種類を選べるようにしました。
盛り上がったので2ゲーム目を遊びました。どちらもアナが勝利。
結果
1戦目:アナ 勝利
2戦目:アナ 勝利
イカロス Ikarus (コザイク版)
(プレイ時間 各15-35分)
コザイク版を遊ぶのは久し振りです。以前書いた通り、コザイク版ではルールに変更が加えられているので、今回はコザイクルールではなくコスモス版「サギ師」やビクトリーポイント版に元づいたルールで遊びました。つまり直前のプレイヤーより高い数値を宣言しなければなりませんが、色は変更できます。
さらに5人なので失点5点まで数ディールを遊ぶこととしました。誰かが5点になったらそこで終了です。これだと2-3ディールくらいで終わるのでちょうど良い長さだと思います(N人の時に10マイナスN点で遊ぶと良いです)。
1戦目はなんとアナが5失点となり1ディールで終了。もう一回遊ぼうということになり、今度は2ディールの途中で終了となりました。チャレンジは毎回僅差でスリリングな展開が続きました。
各版のルールの違いについては以下を参照。
https://www.gamers-jp.com/playgame/archives/002160.html#hochstapler
結果
1戦目:デイブ、スコット、自分 0(勝利)、ガビィ 1、アナ 5
2戦目:自分 0(勝利)、デイブ 1、アナ 2、スコット 3、ガビィ 5
グランプリ オスタトニア プロスタ Grand Prix: Ostatnia Prosta
(プレイ時間 70分)
2013年にポーランド・ワルシャワで購入したゲーム。エグモント出版の「フォーミュラーモーターレーシング」のリメイクですが、テキストがポーランド語なのでプレイ機会がありませんでした。今回はポーランド人のアナに説明書とカードテキストを確認してもらってようやく初プレイ。
カード構成はGMT版と同じです。ボードにピットストップがあり、脱落した順番がわかりやすくなっています。レーシングカーは厚紙製なので、このあたりは好みが分かれるところだと思います。3レースを遊び、順位点の合計を競いました。5人なので1色はダミープレイヤーなのですが、なんとこのダミープレイヤーが手堅く2位を何度か取って勝利。
結果:ダミー 20、スコット 15、アナ 14、デイブ 14、自分 12、ガビィ 3
マラブンタ Marabunta (スペースカウボーイズ版)
(プレイ時間 50分)
最後にスコットさんのリクエストもあり、2人でマラブンタです。ケーキの切り分け問題をダイスで行うというロールアンドディバイドのゲームで、2人用ダイスゲームとしてはかなり重たい部類になると思います。中央のボード、個人ボードともに易しい方の面を選んでプレイ。出目が偏って、これは葉っぱが埋まったりエリアが埋まったりして終わると思いきや、やはりカップケーキで終わりました。
結果:自分 13、スコット 6