武蔵小杉ツォルキン会 2014.07.06

初めて「ツォルキンの会」に参加しました。今回で4回目ということで、ツォルキンが何卓も立つことがあると告知に書かれていましたが、本当に同時に5卓も立っていました。すごい、これは圧巻です。そんななか、前半は同行したシミーズさんと一緒に短めのゲームを幾つか遊び、後半はリクエストで「酔いどれ猫のブルース」と「タージマハル」を中心に遊びました。結局ツォルキンはできませんでしたが、次回の楽しみということにしておきます。



バババババーガー BaBaBaBa Burger
(説明 10分 プレイ時間 40分)
BaBaBaBaBurger20140706.JPG前回時間がなくてシミーズさんが遊べなかったゲームです。あまりカードが揃っていないうちに追い出されてしまうとにっちもさっちもいかなくなってしまいます。幾つかに共通する食材のそれもバーガーでの下の方から集めるのが良いのですが、なかなかそううまくはいきません。ゴミ箱も一時は潤っていたようですが、漁る時期が遅かったようで本当にゴミだらけでした。それでもなんとかメニューをこなしていき2位です。終了のトリガーを引いたわかともさんが勝利でした。

結果:わかとも 1350、自分 1100、シミーズ 1050、おおはし 900、ゆうすけ 700



クリスマスの12日間 The 12 Days of Christmas
(説明 5分 プレイ時間 10分)
The12DaysOfChristmas20140706.JPGチーパスのプリントアウトして遊べるフリーゲームです。Twelve Days of Christmas というタイトルのほぼ同名のゲーム(冠詞のTheが無いのと12がスペルアウトされている)が、やはりほぼ同じカード構成とカードデザインでギークに登録されていますが、これはデザイナーも異なりルールも異なる別のゲームです。

カードは1−12がそれぞれ数値だけの枚数、それに0が2枚の計80枚です。手札を12枚ずつ配り、各ラウンドでは同時選択で左プレイヤーに1枚渡してから、同時選択で1枚プレイします。もっとも数値の低いプレイヤーが勝利ですが、同数値はハゲタカ式に無効化(キャンセル)されます。勝利したプレイヤーは現在のラウンド数だけ得点します。そして山札から1枚ずつ補充し手札を12枚に戻して12ラウンドを繰りかえすのです。

ゲーム終了時に手札でそれぞれの数値を最も多く持っていたプレイヤーがその数値分だけ得点します。よってゲームを通して手札でのマジョリティを争うというわけです。低い数字はラウンドでの点数カードに、そして高いカードは集めてマジョリティにというのが良いでしょう。

おおはしさんの持ち込みです。チーパスはビッグチーズとペニーワイズ以外に当たり無しと思っていましたが、これはなかなか良かったです。最高の12は集めず、9や10当たりを集めたり1のカードでうまく得点したりできたのが良かったです。ただ、カードを2回くらいリシャッフルするので、カウンティングが余りできずに少々大味という気がします。そのあたりをデベロップすればもっと良いゲームになったのにと思います。

結果:自分 52、おおはし 42、ゆうすけ 24、わかとも 20、シミーズ 19



アブルクセン Abluxxen
(説明 5分 プレイ時間 2ディール35分)
Abluxxen20140706.JPGシミーズさんのおすすめということもあり興味があったゲームです。タイトルはabluchsenというドイツ語の動詞が元になっていて、ずる賢く盗むというような意味のようです(ギークのフォーラムより)。カード構成は非常にシンプルでノースート13ランク8枚ずつとジョーカー5枚の計113枚です。ディール終了時には自分の前に出したカードが1枚1点、そして手札は1枚マイナス1点となります。よってできるだけカードを多くだし、手札を無くすようにするのです。

13枚ずつ配り、6枚を表にして中央の場札とします。手番には任意の枚数の同数字のカードを自分の前に出すだけです。このときに大富豪などのような制限は全くなく、数値も枚数も自由です。自分の前に最後に出したカードと同枚数でより上の数字を出されてしまったら、自分の前のカードを取り除かなければなりません。まずは、より上の数字を出したプレイヤーが手札として奪う権利があります。不要だといわれたら今度は自分の手札に戻す権利が有ります。自分も要らなければ捨て札になります。自分の手札に戻したとき以外は中央の場札、または山札から同じだけの枚数を補充しなければなりません。つまり手札が必ずその枚数だけ増えるわけです。同じ手番で複数のプレイヤーを上回れば、複数のプレイヤーがこの処理をすることになるかも知れません。なおジョーカーはワイルドとしても14としても使えます。誰かが最後のカードをなくした瞬間にディールは終了です。

なんとも不思議で新鮮なプレイ感覚です。久し振りに痺れるプレイ感覚でした。クラマー&キースリングもまだまだ現役ですね。2ディール遊んで2ディールとも手札は残っていたものの失点をせずに総合勝利です。

結果:自分 20(11+9)、まさのぶ 11(1+10)、わかとも 8(−8+16)、ゆうすけ 7(14−7)、シミーズ 7(11−4)



彼女のカレラRS トリックテイキングゲーム My Favorite Carrera RS Trick Taking Game
(説明 10分 プレイ時間 25分)
MyFavoriteCarrera20140706.JPG今回が2回目となる変則トリックテイクです。最終トリックを勝つのが目的という「スパー」のようなゲームです。それ以前のトリックに勝つとそれ以後のトリックで自分のカードの数値を上げられるというのは面白いと思いますが、結局最後は1が出たら3が有利、そうでなければ5が有利、という感じは否めません。ちょっと盛り込み過ぎかなあという気がします。シミーズさんのいうようにあまりトリックテイクという感じはしませんね。マストノットフォローだからだということもありますが、マストフォローで同様のシステムのゲームという方が素直な気がします。

結果:シミーズ 2、らすく 1、わかとも 0、自分 0



酔いどれ猫のブルース Katzenjammer Blues (ニューゲームズオーダー版)
(説明 5分 プレイ時間 3ディール65分)
KatzenjammerBlues20140706.JPGわらしべ長者式の競りゲームの「酔いどれ猫のブルース」です。競りゲームとしては初めからほぼ限界をいわなければならないこと、そして最後はメルドをする権利を競ることろなど、結構難しいのではと思います。1ディール目はほぼデッキが尽きるまで続き、自分は10点を取ったもののやはりジョーカーで最多で5点どまり、2ディール目はスピーディーに11点を取ってあとは終わるのを待つ形でした。3ディール目はわかともさんと点の取り合いとなり僅差で勝ちました。

結果:自分 25(5+11+9)、わかとも 20(7+6+7)、らすく 0(3−2−1)



アマゾン Amazons
Amazones20140706.JPG久し振りに「アマゾン」を遊びました。クイーンの様に移動し、そこからクイーンの様に矢を放ちます。1戦目は勝ったものの2戦目はNazo9xさんに完敗でした。これはさすがに悔しかったです。ただゲームの展開としてはちょっと単調で、アマゾン特有の面白さは少なめだったと思います。いずれにせよ、まだまだ練習が必要ですね。

結果
1戦目:自分 勝利、らすく 敗北
2戦目:Nazo9x 勝利、自分 敗北



タージマハル Tadsch Mahal (アレア版)
(プレイ時間 140分)
TadschMahal20140706.JPG最後はまさのぶさん持参の「タージマハル」です。5つの宮殿と1つの交易品タイルを巡って毎ラウンドごとに胃が痛くなるような戦いが続きます。第1ラウンドでは3人がプレイせずに撤退、第2ラウンドになっても更に撤退という大人の展開からのスタートです。自分は3ラウンド目から特殊カードの利用をめざすべく、1ラウンドと2ラウンドで緑を獲得しました。ただ折角のムガール王カードをあまり活かせず、途中までは調子が良く、トップだったねるさんを抜いて1位になりましたが、徐々にカードが廻らなくなってきました。終盤では最初の2ラウンドでプレイせずに撤退してカードを貯めていたらすくさんが、最後には僅差での勝利です。白熱したゲームでした。

結果:らすく 37、かえる 35、ねる 33、自分 32、まさのぶ 24

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