土嚢の会 2025.11.15

Lunch20251115.JPG2ヶ月振り、第98回土嚢の会です。参加は10名。今回、ネスターゲームズからは「フォー」を久し振りに遊びました。初プレイは「クワークルフレックス(準アブストラクト)」、「コロロ」、「ルートバウンド」の3つです。ランチはお稲荷さんを中心とした「土嚢ランチ」でした。




フォー Four
(プレイ時間 各5−10分)
Four20251115.JPGイワークさんの提案で、かなり久し振りに「フォー」を遊びました。どんなゲームかすっかり忘れていたのですが、シンプルで良いニム系のゲームですね。2戦2敗のあと、初参加のろんめいさんとも対戦。ここでも見事に負けてしまいました。このゲーム、自分は苦手なのかもしれません。

結果
1戦目:イワーク 勝利、自分* 敗北
2戦目:イワーク* 勝利、自分 敗北
3戦目:ろんめい 勝利、自分 敗北



クワークル フレックス Qwirkle Flex
(プレイ時間 80分)
QwirkleFlex20251115.JPGスーザン・ロスが2006年にデザインしたタイル配置ゲーム「クワークル」はSdJ受賞作として有名です。2010年にクニツィアがデザインした「ビッグファイブ」は知名度は低いものの、ルールとしては「クワークル」よりも洗練されてたのですが、クワークルの亜流と思われてしまっていた節があります。それから15年後、なんとこの2名の共作として「クワークルフレックス」が出版されたのです。

タイルはクワークル同様に6色6種が3枚ずつの108枚。ただし3枚のバックグラウンドが白、黒、斜線と異なります。通常の点数を得た後、斜めのタイルでのバックグラウンドが同じならばボーナス点数になるのです。これにより、単純にクワークル(6枚を並べて倍の12点を取る)だけが強いわけではなくなり、うまく斜めを揃えると15点くらいになることもあります。

「クワークル」よりもかなり考えるようになりました。シンプルなルール追加なのですが、ゲーマー向けだと思います。スコットさんと自分が何度かクワークルを達成して争っていたのですが、最後には逃げ切って勝利。

結果:自分 138(3)、スコット 126(4)、イワーク 117(0)、とけい 87(0)
(カッコ内はクワークルの回数)



コロロ Coloro
(プレイ時間 20分)
Coloro20251115.JPGヘルベチクがシュテフェンシュピールのブランドとして出版したゲーム。6色のタイルが6枚ずつあり、それを6x6にランダムに並べます。目的はなるべく多くの同色のタイルを集めていくことです。手番には前回相手が取ったタイルの位置から直線上にあるタイルを取ります。このとき、1人が縦、もう1人が横を担当し、縦だったら前回取られたタイルから縦の直線上にあるタイルしか取れません。こうしてひとりが手詰まりになった時にゲーム終了。どの色でも最も多く集めたプレイヤーが勝ちです。タイブレークはその色をより早く獲得していたこと。

かなり先までの読み合いが必要なゲームで、この手のゲームに強いタクヤさんに完敗しました。

結果:タクヤ 勝利、自分* 敗北



バントゥ Bantu
(プレイ時間 60分)
Bantu20251115.JPGかなり久し振りに遊ぶゲームで、自分も買ったのですが自分のコピーで遊ぶのは初めてです。1、2、3の3つのコマを進めてゴールさせるアブストラクトなすごろくなのですが、同じマス目のグループにいるすべてのコマの数値合計だけピッタリ動かさなければなりません。「ビラボング」とかそういう系統に近いです。

終盤の調整が結構難しくて、その辺りを華麗に進めタクヤさんの勝利。

結果:タクヤ 勝利、(イワーク、スコット、自分 敗北)



ルート バウンド Root Bound
(プレイ時間 各60分)
RootBound20251115.JPG7x7x7の127ヘックスのヘックスヘックスボードで遊ぶ囲碁のようなゲームです。ひとりのプレイヤーのコマだけで空白のエリアを囲むと、その囲んでいるコマのグループはゲーム終了まで生きているグループになります。空白が囲めないコマは死んだグループとなります。先手の初手番に1個、後手の初手番に2個(非隣接)置いたあとは交互に0−2個ずつ配置していきます。配置には変わった制限があり、どちらかのエリアに打てないのはもちろんですが、自分のコマ3個で小さな三角形を作ることが禁じられています。またすでに置かれたコマから2個を連続して直線上に伸ばすことも禁じられています。これらの制限は遊んでいくうちになるほどと思うものばかりです。

こうして、両方のプレイヤーがパスをしたら終了です。自分のエリアと自分のコマがすべて点数になります。

1戦目は土井さんと遊びました。かなり手探りですが面白い! そして2戦目はこの日の最後にしのだけさんと遊びました。このときは死んでいるグループを生きているグループと勘違いしてしまい大敗。日本語タイトルで「根詰まり」となっているこのゲーム、囲碁が好きならばぜひ遊んで欲しいゲームです。

結果
1戦目:自分 91、土井 31
2戦目:しのだけ 110、自分 15



羊の思考 Schaf Nachgedacht
(プレイ時間 各10−40分)
SchafNachgedacht20251115.JPG先月のエッセンシュピールで購入したゲルハルツの新作です。まだ手探りで遊んでいるうちは、結構早く決着がつくのですが,、慣れてくるとかなり膠着してしまうゲームなのかもしれません。2戦目にたっくんと遊んだときには、どちらかの見落としを待つ感じになってしまい40分もかかりました。

結果
1戦目:自分 勝利、とけい* 敗北
2戦目:たっくん* 勝利、自分 敗北



最後にもう一度「ルートバウンド」をしのだけさんと遊んで終了です(結果は前述)。道化師さんとは同卓できませんでしたが、また次回に!

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