スコットさんの家でのゲームです。予定より少なくkizuさんとの3人だけでしたが、2日間に渡って色々遊べました。
ドージェ Doge
(説明 40分 プレイ時間 55分)
1ヶ月ほど前に遊んで面白かった「ドージェ」を手に入れたので持ち込みました。スコットさんが各地区で勝利を重ねていき、割とあっさりと終わってしまいました。クニツィアの「帝国(古代ローマの新しいゲーム収録)」や「キングスロード」を少しだけ複雑にした感じなので自分は気に入ったのかもしれません。また近いうちに遊ぼうと思っています。
結果:スコット 勝利
ダイス マイナー Dice Miner
(説明 15分 プレイ時間 45分)
ダイスが斜め四十五度になって積み重なっています。それを上から取っていくというドラフトのゲームです。ダイスは色によって5種類あり、白は1から順に連番になると点数になる、黄色は宝石で1個1点だが単独最多だと2倍になる、というように得点体系が異なります。面白いのはビールの面のダイスは振ってから他人のプレイヤーに押し付けて、代わりにダイスの山の横から取ることができます。これによってダイスがスライドしていくのです。「アクロン」を思い起こさせるメカニクスです。もっとこのダイススライドのルールを前面に出したら、より面白いゲームになったのではと思います。
結果:kizu 74、自分 60、スコット 39
ピックアペン 石碑 Pick a Pen: Crypten (999ゲームズ版)
(プレイ時間 各25−35分)
ちょっと久し振りの「ピックアペン」シリーズから一番地味な「石碑」を遊びました。一番シンプルながら実は辛いと思われるレベル1を遊び、そのあとでもう少し色々な選択肢があるレベル3を遊びました。レベル3では最後に右列だけ残していたので、それらが全て連鎖して終わってしまいました。この連鎖が強制というのが良いルールです。
結果
1戦目(レベル1):スコット 35、自分 31、kizu 25
2戦目(レベル3):自分 86、kizu 69、スコット 53
ベジタブル ストック Vegetable Stock
(プレイ時間 各10−15分)
シンプルなカードゲームでタイトルの Stock は株と備蓄の両方の意味をかけています。カードには2種類の野菜が1−2個ずつ描かれています。人数より1枚多いカードを表にし、順に1枚ずつ取っていきます。残った1枚に示された野菜の株価が上がります。価格は5まで上がると次は0まで暴落するので、ゲーム終了までに野菜の値段がどのくらいになるのかを予想しながらカードを取っていくのです。一種の株ゲームですね。
2戦目は裏側のダイナミックマーケットを採用し、さらにプロモカード2枚を入れました。ダイナミックマーケットは最後の上がり幅が急で、0から5までが4段階しかありません。でもプレイ感はさほど変わらなかったです。プロモは暴落を防ぐ台風とカードが1枚多く表に出る太陽があり、少しの変化を与えてくれます。
結果
1戦目(基本ゲーム):kizu 59、スコット 56、自分 45
2戦目(プロモ込み、ダイナミックマーケット):自分 72、スコット 66、kizu 63
レングス Length
(プレイ時間 各20-25分)
ようやく遊ぶことができた「レングス」です。2枚以上の同位札か3枚以上の連番の組み合わせで場にある点数カードを獲得していくというラミー系のゲームです。手番にはカードを2枚引いて手札を補充するか、手札からカードを1組以上メルドして、今出したメルド数に等しいカード枚数を補充するするか、既にメルドしているカードを点数化して点数に等しいカード枚数を補充するかです。カードをメルドしたときには追加で点数化もできます。手札上限は10枚でそれを超えたら直ちに10枚になるように捨てなければなりません。なお、点数カードには枚数が指定されているものと2つ以上のメルドでの組み合わせのものがありますが、いずれもすべて同位札で作ると点数は倍になります。10点を先取すれば勝利です。
他のプレイヤーとの絡みがほとんどないので、淡々とゲームは進んでいきます。また手札枚数の管理が煩わしく感じました。特にメルドと点数化を両方行う時には、どちらもカード補充があるので手札上限に気をつけなければなりません。同じ作者のゲームならば、自分は「イレブン」の方が好みです。さすがにもう少しインターアクションが欲しい。カードの書体が凝っていて、いくつかは平仮名に見えます。94=のみ、に見えます。
結果
1戦目:kizu 10、自分 7、スコット 5
2戦目:kizu 10、自分 8、スコット 5
モンキーランド Monkey Land (シリウス英語版)
(プレイ時間 10分)
少し前にクニツィア会で遊んだ「モンキーランド」です。内容は「カエルのフレディ」と同じですが猿の数が増えて上級者向けです。猿は裏側に果物が描かれていて、どんどんと移動する猿の果物を必死で覚えます。うまくいくといくつも連続で果物を取れるのですが、いちどつまずくと全ての記憶が吹き飛んでしまうのが不思議です。この系統を発展させたのが「ブンブンかくれんぼ」だと思いますが、こちらの方がシンプルで良いかも。
結果:自分 12、スコット 7、kizu 5
10デイズインザUSA 10 Days in the USA
(プレイ時間 各20−30分)
最後になんとなく持ち込んだ「10デイズインザUSA」を遊びました。昔のゲームっぽさがあるのですが、ちょっと伝統ゲームのような、教育ゲームのような、それでいてちゃんと戦術があるというなかなか希少なゲームです。暫くぶりでしたので、さすがにもう地図を見ずに遊ぶのは難しいと思われますが、アメリカ50州の地理的特徴をうまく利用した佳作だと思います。3回遊んで全員1回ずつ勝利。
結果
1戦目:kizu
2戦目:自分
3戦目:スコット
翌日に続く。
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