らうんどとりっぷ 2022.06.29

ミレ フィオリ Mille Fiori
(説明 15分 プレイ時間 55分)
MilleFiori20220629.JPG週末に引き続き2回目となる「ミレフィオリ」です。クニツィアが初めてデザインしたブースタードラフト(1枚選んで残りを隣りのプレイヤーに渡す)ですが、最後に余った1枚が追加アクションのドラフト(公開されたカードから1枚選ぶという本来の意味のドラフト)の対象になるというのが面白いです。

シミーズさんによれば、もとのクニツィアのルールとシュミットのルールがいろいろと異なるみたいです。自分もギークで大雑把にはスレッドを読んだのですが、今回は出版社のルールで遊びました。つまり最初に9枚がドラフトのプールに置かれ、ここがなくなったら追加手番はできないという方式です。

4人だと最大5ラウンドなのでスタートプレイヤーがラウンドのスタートを2回行うことになり有利なのではないかという意見がありましたが、5ラウンド目が起こるかはわからないし、1ラウンド目はまだ方針が立っていないのでスタートプレイヤーはそこまで有利でないのではないかと思います。また4人だと回した手札は戻ってこないので、3人の方がそのあたりの面白さはあるかもしれません。

結果:シミーズ 241、自分 231、キノ 217、名人 192



ベア レイド Bear Raid
(説明 20分 プレイ時間 80分)
BearRaid20220629.JPG名人持参の株のゲームです。4つの会社があり、それぞれの会社のボードには株チップを置くスペースが10個あります。また、各会社には会社の色で示されたダイスが8個ずつあります。ラウンドの初めには株チップを5個置いてスタート。各ラウンドはスタートプレイヤーから時計回りに1巡、そして最後のプレイヤーから反時計回りに1巡とカタンの初期配置方式で2回手番を行います。これをスタートプレイヤーが2巡するまで、つまり8ラウンド行うのです。

手番には株を買う、株を空売りする、ダイスを1社からいくつでも取る、噂カードの上に手持ちのダイスを置く、という選択肢があります。株は売る代わりに空売りをし、買った分と空売りした分を自分で管理しておきます。

全員が2回の手番を終えたら、手持ちのダイスを好きなだけ袋に入れます。ただし5個を超えては持てないので、手持ちが5個以下になるようにしなければなりません。ラウンドのスタートプレイヤーは、その袋からランダムに8個ダイスを引いて振り、その結果によって株価が上下します。合計値や株の売買の状態によってこの上下が決まり、これはカードで示され毎ラウンド変わっていきます。

株価が規定値を下回ると破産、また規定値を上回ると株数を倍にし株価を半分にして対応します。全体的に荒削りな感じもしますが、なかなか楽しめました。投資をして失敗したときの絶望感が良いですね。問題は、株数の管理やダイスの個数など、割と色々なところでずるができてしまうところです。なので遊ぶプレイヤーを選ぶかもしれません。

今回は、時間の関係で8ラウンド中7ラウンドで終了。次回はちゃんと最後まで遊びたいものです。

結果:シミーズ 360、キノ 275、名人 225、自分 180

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