R−120 2022.06.25

久し振りに参加するR−120です。今回はクニツィアの新作3つと非クニツィアを3つ遊びました。



ホエール ライダーズ Whale Riders
(説明 15分 プレイ時間 30分)
WhaleRiders20220625.JPG到着すると、カヤさんが手持ち無沙汰だったので、2人でホエールライダーズを遊ぶことになりました。クニツィアらしいセットコレクションで、契約カードも本質的には4−5種類くらいしかなく非常にわかりやすいです。港をめぐって1往復するというのが面白く、嵐タイルのせいで、往路と帰路ではかなり状況が変わっているのが良いシステムです。アクションには移動、タイルを買う、契約書を達成する、契約書を捨てる、1コイン獲得する、と5種類あり、これらから自由に2アクション行います。1コイン獲得はあまり効率が良くないのでできれば避けたいのですが、契約書の達成だけでお金を回していくのは難しいです。

2人プレイは初めてでしたが、先が読みやすく悪くないと思います。あまりクニツィアが好きでないカヤさんも、まずまず満足してくれたようで良かった。

結果:自分 47、カヤ 43



シージ オブ ルーンダー Die Schlacht von Runedar
(説明 55分 プレイ時間 110分)
SchlachtVonRunedar20220625.JPG続けて、同じくクニツィアの「シージオブルーンダー」です。しゅだっちさんも加わって3人プレイ。前回は一味さんと2人でルールを一味さんに任せっきりだったので、今回は説明に手間取ってしまいました。

タワーディフェンスと呼ばれる協力ゲームのジャンルで、攻めてくる敵を倒し最後にトンネルから脱出します。今回は初級ルールで遊びました。カードテキストがないので遊びやすいという感想がありました。なるほど、他のタワーディフェンスは結構カードテキストが多いらしいので、そのあたりはクニツィアらしいのかもしれません。

前回の反省もあり、カードをそこまで買わずにトンネル堀をしたおかげで間一髪で勝利しました。

結果(初級):勝利(しゅだっち、カヤ、自分)



ミレ フィオリ Mille Fiori
(説明 20分 プレイ時間 45分)
MilleFiori20220625.JPGようやく初プレイにこぎつけた「ミレフィオリ」です。クニツィアが初めてブースタードラフト(1枚取って残りを回す方式のドラフト)に取り組んだゲームで、ドラフトが好きではない自分は、クニツィアがどういうデザインにしたのかにとても興味がありました。これまでに遊んだ数少ないドラフトゲームの中では一番面白かったです。

最後の1枚が共通のプールに出てそれをあとで追加アクションとして使えるというのがなかなか良いと思いました。なにをやっても得点になるいわゆるポイントサラダなのですが、これはもう最近の主流になりつつあるのかもしれませんね。

結果:キノ 239、自分 174、あらい 154



レース フォー ザ チャイニーズ ゾディアック Race for the Chinese Zodiac
(説明 25分 プレイ時間 60分)
RaceForTheChineseZodiac20220625.JPGしゅだっちさん持ち込み。チャイニーズゾディアック(十二支)の動物のレースをテーマにしたゲームです。同時プロットでカードを2枚公開(1枚は全員同じ構成のアクションカード、そしてもう1枚は数値カード)し、それらをアクションの番号順に解決します。同じアクションを選んだプレイヤーのカードの数値の合計によってアクションが2段階あるというのが特徴で、ちょっと「ストリートスマート」を思い起こさせるバッティングゲームです。

自分は牛だったのですが、両替をするたびに進めるという特殊能力があり、両替ばかりしてずっとトップだったのですが、終盤でありきりさんに抜かれて2位。今回は30点で終了としました。内容の割にゲームが長いのでこれくらいが良いかも。

結果:ありきり 30、自分 27、カヤ 19、しゅだっち 18、キノ 16



リネイチャー Renature (ホビージャパン版)
(説明 20分 プレイ時間 45分)
Renture20220625.JPGキノさんと2人でアブストラクトチックなタイル配置ゲームを遊びました。10種類の動物のドミノで全種類の組み合わせ55枚があります。それをドミノのように同じ動物を合わせてボード上に配置していきます。なお、動物のうち一つは何にでも繋がるワイルド扱いです。ドミノを配置したあと、周囲のマスに自分または中立の影響力(1−4)コマを置くことができ、これが2つの異なった得点方法に絡み合っています。

まず、配置すると、ただちに配置したコマの影響力以下のコマ数に等しいだけ得点します。これは配置したコマ自身を含むので最低1点はもらえますし、他のプレイヤーのコマや中立のコマも得点源の対象になります。

また、エリアが囲まれてこれ以上ドミノが周囲に置けなくなると、あるいはゲーム終了するとエリアの決算が行われ、影響力によるマジョリティーで得点を得ます。ただし、影響力が同数のプレイヤー同士はないものとされてしまいます。1位と2位に得点が与えられますが、2位がいなければ1位のプレイヤーが1位と2位の両方の得点を得ます。中立コマもプレイヤーとして数えるので、これを利用して、他のプレイヤーと相手が同数の影響力になるように仕向けるのです。

この他にもワイルドを変えられるなど特殊なアクションができる雲トークンなど、幾つかの要素がありますが、全体的にはかなりアブストラクト色が強いです。面白かったのでまた遊びたい。ちょっと「秦」に似てますね。

結果:自分 123、キノ 83



ミュージアム サスペクツ Museum Suspects
(プレイ時間 30分)
MuseumSuspects20220625.JPG最後は子供のゲーム「ミュージアムサスペクツ」を4人で遊びました。8つのヒントにより、犯人が複数いることもあれば、まったくいないこともあるというのが特徴です。通常の推理ゲームだと、犯人が1人に絞られるようにうまくデザインするのだと思うのですが、この部分を無視しているのが斬新です。しかし、ヒントから絞っていくのも結構難しく、あてずっぽうになってしまうのはしょうがないかもしれません。もう少し工夫があっても良かったのではと思います。

結果:一味 勝利(自分、キノ、あすまー)

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