ゲームサークル JOKER 2021.12.05

スコットさんに誘われて、船橋でのオープンゲーム会、ゲームサークルJOKERまで遠征してきました。



ボルスパ Völuspá
(説明 10分 プレイ時間 40分)
Voluspa20211205.JPGタイル配置のゲームです。タイルには1-8の数値が書かれており、配置したタイルの数値が、その列で他のすべてのタイルより大きな数値ならば、列の枚数だけ得点になります。ひとつでも配置したタイル以上の数値があると0点です。これを配置したタイルから縦列と横列で考えるので、うまく配置すれば大量得点になります。

これだけだと、単に大きな数字を引いたプレイヤーが買ってしまいますが、6以下のタイルはすべて特殊能力があります。1は周囲のタイルの数値を0という扱いにし、2は列の両端に配置すれば数値に関係なく得点、といった具合です。

5人だったので2手番先を考えることは困難で、その場で最善手を探すというパズルゲームっぽくなりました。悪くはないのですが、次回は是非2人でそんでみたいです。

結果:自分 72、いなっち 62、スコット 55、シラトリ 50、ミヤチ 48



ナナ Nana
(プレイ時間 各10分)
Nana20211205.JPG3枚組を集めるゲームですが、一種の推理ゲームです。自分が持っている情報がばれないように他の人の情報を得なければなりません。といってもそれはなかなか難しいものがあります。実は、自分がまだ出せない(最小最大ではない)カードについてあらかじめ探りを入れておくのが得策なのかなあ、と考えていました。

1戦目はいなっちさん、シラトリさん、スコットさんと自分の4人プレイでスコットさんの勝利。2戦目はShunさんも加わった5人プレイでShunさんの勝利でした。

結果
1戦目:スコット 勝利
2戦目:Shun 勝利



ボースト オア ナッシング Boast or Nothing
(プレイ時間 30分)
BoastOrNothing20211205.JPG今回は5人プレイです。5人だと1トリック(1点)、0トリック(0点)なので、基本的にはトリックを取らないという方針になります。4人や3人だと1点になる場合が2トリックや3トリックなので、4人以下の方がタイトルにマッチして面白い気がします。とはいえ、5人でも十分楽しめました。

パスカードが強いので、パスカードのカウンティングは必須です。シンプルですが、勝ったスートが即座に一番弱くなるというのは、やはり面白いと思います。

結果:自分 5、Shun 4、スコット 4、シラトリ 3、いなっち 0



ホシゾラトリテ Starry Sky Trick-Taking
(説明 10分 プレイ時間 20分)
StarrySkyTrickTaking20211205.JPGこの日の一番の問題作。3人専用のマストフォロートリックテイキング風味のゲームです。実際はリードプレイヤー以外は裏向き同時出しなのでトリックテイクとは言わないと思います(この辺りは意見が分かれるかもしれません)。目的は夜空の点数(トリック数に近い概念)を正確に予想することです。

カードは赤青の2スート12ランクで、ランク1-6(小)と7-12(大)に分かれています。3人配りきりなので手札8枚でスタート。リードプレイヤーがリードしたら、他の2人は裏向きで選び同時公開します。ランクで小が多ければ最小値、大が多ければ最大値が勝ちます。ただし、過半数が出ていないスートは勝てません。マストフォローなので、前半は3枚が同じスートになりがちです。

黒い正方形のボードは夜空を表し、ここにあらかじめ1-12の数字が書かれたマグネットを星に見立ててちりばめておきます。トリックに勝つとボードに星をつなぐ線が描けます。星は今回のトリックで勝ったスートの数値を選び、そのスートと同色のペンで最大2本、ただし異なる色が交わってはいけません。星空には点数があり、線1本で1点、そして同色が交差すると1点です。

こうして7トリックでゲーム終了。最後に残った1枚に書かれた星空の点数が、実際と合致していれば勝利です。

トリックに勝つと線が引けるのは楽しいのですが、線にそこまで選択肢があるわけではありません。またトリックテイクでななく同時出しなので、1回も勝てないということもあり得ます。そうすると1度も線が引けずに寂しく終わるのです。

今回はまさにそういう状況で、自分は7トリック全敗でした。なので線が1度も引けずにゲームが終了してから、試しに引いていました。ゲームというよりは完全にアクティビティーだと思いますが、同時出しにしなければもう少しゲームになっていたかもしれません。

結果:スコット 勝利



サーオボロス Suroboruos
(プレイ時間 35分)
Suroboruos20211205.JPG説明中からスコットさんが「面白そう」と興味を持ってくれました。競りの途中に宣言した数値に対応する場所にチップを置くというのが素晴らしいアイディアです。スコットさんが良いカードを競り落としてどんどん完成させ、終盤はゲームに全く参加しないのに勝てたということで、本人は腑に落ちないという感じでしたが、こういうスタイルの比較的短時間の競りゲームでは往々にして起こりうることだと思います。毎回異なる展開なので、また次回遊ぶのが楽しみです。

結果:スコット 470、Shun 370、自分 350、いなっち 360(脱落)



ノルンの船 Norun
(プレイ時間 10分)
Norun20211205.JPG毎回手持ちの数字チップを同時に公開して移動するゲーム。他のコマの上に乗っかると、下のコマが動くときに一緒に連れて行ってくれるので、なるべくこれを狙います。できるだけ遠くに移動するのが目的ですが、反対方向からやってくる隕石とぶつからないように、適度なところで止めることが大切です。今回は5人中3人(デルギィ、スコット、自分)は最後に隕石にぶつかり敗北。残った2人(Shun、いなっち)のうち、勝利を勝ち取ったのはいなっちさんでした。

結果:いなっち 勝利



ラマ ダイス L.A.M.A. Dice
(プレイ時間 10分)
LAMADice20211205.JPG最後はあまり時間がなかったので「ラマダイス」です。巷では「ラマ」よりも「ラマダイス」の評価が高い気もします。自分はやはり「ラマ」の方が好きですが「ラマダイス」はダイスゲームとしては優れているし中毒性があります。今回は、なんと3人が同じスコアで2位という展開でした。

結果:にった 10、Shun 18、スコット 18、自分 18、デルギィ 48



初めて参加したジョーカーでしたが、知人友人が何人かいたことがあり、とても楽しめました。帰りはスコットさんに誘われてハブというブリティッシュパブへ。ミスボド3次会で散々お世話になったハブですが、船橋にもあったのですね。

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