土嚢の会 2020.12.12

Lunch20201212.JPG2020年最後の土嚢の会です。第49回。11月の会からまだ2週間ということと、Covid-19の感染状況が悪化していることもあり、参加者は5人とこれまででの最小人数でした。昼食は「土嚢ランチ」ではなく「ビーフシチュー」でした。寒かったのでとてもおいしい!




ボールト Vault
(説明 5分 プレイ時間 各15−25分)
Vault20201212.JPGぴーかんさんのリクエストもあり、久し振りに「ボールト」を遊びました。どんな角度でもジャンプができるという自由度が高いけど慣れるまでが難しいジャンプシステムのゲームです。守りとして手前に置いておくコマがで、意外とあっさりと負けてしまうのでちゃんと守り方を考えなければなりません。

結果
1戦目:自分 勝利、ぴーかん 敗北
2戦目:ぴーかん 勝利、自分 敗北



スキップ Skipp
(プレイ時間 20分)
Skipp20201212.JPG漸く正しいルールがわかった(今頃かい!)ということで「スキップ」を遊びました。これまでは連続ジャンプのルールで遊んでいましたが、実は連続ジャンプはないのです。チェッカー(ドラフツ)の系統のゲームはほとんどが連続ジャンプがあるので、てっきりあるものだと思ってしまいました。ルールの書き方がかなり曖昧なのですが、ようやく出版元にメールして判明したというわけです。完成度はかなり高いと思います。前回は0勝3敗だったのですが、今回は勝利。

結果:自分 勝利、ぴーかん 敗北



ボスク Bosk
(説明 10分 プレイ時間 50分)
Bosk20201212-1.JPG見た目は「光合成」に似ていますが、システムはかなり異なります。前半(春夏)と後半(秋冬)があり、前半では9x9のグリッドの交点に順番に自分の木を置いて、それぞれの線上でのマジョリティ争いをします。木には1−4の数字が書かれており、この数値合計で競います。木は各プレイヤー8本ずつなので、縦横のどこかが手薄になります。一人だけだとアクワイア式に1位2位の両方の点がもらえるので、なんとしてもそれだけは阻止しなければなりません。

Bosk20201212-2.JPG後半では前半で置いた木から葉っぱコマを指定された方向に置いていきます。今度はグリッドのマス目に置いていくのです。方向といっても隣接する斜めも含むので結構自由度があり、これによってボード上でのエリアマジョリティを競います。他のプレイヤーの葉っぱを上書きすることもできますが、その分置ける数が少なくなるので注意が必要です。各エリアでなんとか僅差でトップを取るようにして、最終的には1点差で勝利。

結果:自分 42、道化師 41、ぴーかん 33



デュエル Duell
(説明 5分 プレイ時間 各30−40分)
Duell20201212.JPG1975年製のダイスを使ったアブストラクトゲーム。ダイスは振りませんが回転させて動いていきます。上に見えている目の数だけ回転しながら進めます。途中1回だけ90度に曲がれます。キングだけは1マスしか動けません。相手のダイスのあるマスで移動を終えたら相手を取ることができ、相手のキングを取るか、相手のキング以外のコマをすべて取るか、自分のキングを相手のキングがいた位置まで移動すれば勝利です。

思ったよりずっと面白かったです。昔、似たようなアイディアのゲームをASGSで遊んだことがありますが、異なるのは1回曲がれるルールとキングのルールです。これらが加わっただけで、かなり引き締まったゲームになっている思います。

結果
1戦目:道化師 勝利、自分 敗北
2戦目:自分 勝利、エサ 敗北



アインシュタインはダイスを振らない Einstein Würfelt nicht!
エサさんが紹介してくれたゲーム。「デュエル」のボードを使って遊びました。今回はダイスを振ります。各自1−6のコマ(ダイス)を持ち、それを1つ相手の側に到達させるのが目的です。出目と同じダイスを前方に1マス動かすだけですが、手軽でなかなか楽しめます。相手に取られてしまってなくなった目は、それより上か下の目として扱えるというのがすごく良いルールです。程よい運の要素が良いですね。

なお、ドイツ語の原題には2つの意味があります。ひとつは、アインシュタインの有名な言葉「神はダイスを振らない」から、もうひとつは、このゲームでコマ(石)がひとつになったら(ein Stein)もうダイスを振る必要はないことから来ています(参考:ウィキペディアのページ

結果
1戦目:エサ 勝利、自分 敗北
2戦目:エサ 勝利、自分 敗北



ハイパーロボット Rasende Roboter
久し振りに遊びました。ターゲット1つで遊びましたが、一周ぐるっと回って同じロボットを2回壁にするとか、ちょっと珍しくて面白い解法が多くて楽しめました。つい、夢中になっていて写真を撮り忘れてしまいました。




クロキノール Crokinole
Crokinole20201212.JPGこの日は残りはクロキノールを遊んで過ごしました。年末らしいといえば年末らしいかもしれません。まずはエサさんと100点先取の個人戦を2回、そのあと4人で50点先取のペア戦を組み合わせを変えつつ3回、最後に再び個人戦を1回遊びました。こんなに連続してクロキノールを遊んだのは初めてかもしれません。

うまく真ん中の20点に続けて入ることもあれば、さっぱりということもあり、まだまだ打ち方にかなり波があります。もう少し安定して打てるようになれればなあと思います。一番面白かったのは写真のように真ん中に双方のディスクが止まってしまったことです。

結果
1戦目:自分 105、エサ 0
2戦目:自分 110、エサ 30
3戦目:エサ&道化師 60、自分&ぴーかん 20
4戦目:エサ&道化師 70、自分&ぴーかん 10
5戦目:自分&道化師 70、エサ&ぴーかん 0
6戦目:自分 100、エサ 40



PythagoreanTwixt20201212.JPGおまけ、久し振りに遊んだツイクストのバリアント、「ピタゴラスのツイクスト Pythagorean Twixt」のプレイテスト。

これで2020年の土嚢の会は終了です。次回の2021年1月は50回記念なので、何か考えようかと思います。

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