ゲームカフェぶんぶん 2020.09.10

現在、ゲームカフェ営業は中断しているぶんぶんですが、レンタルスペースを使って遊びました。



ナイツ ポーカー Knights Poker
(プレイ時間 15分)
KnightsPoker20200910.JPG日本語が付いているのでよく横浜クニツィア会に持ち込むゲームですが、自分で遊ぶのは3回目です。今回は気になっていた得点制で遊んでみました。勝利した列は役によって以下の得点が付きます。先に1,000点に達成すれば勝利です。得点は以下の通り。

ロイヤルストレート(ストレートフラッシュ) 200点
スリーナンバー(スリーオブアカインド) 170点
フラッシュ 150点
ストレート 120点
役なし(ノーペア) 100点

この方式だと僅差で低い役で勝つよりはロイヤルストレート(ストレートフラッシュ)など高得点で勝つのが大切になります。運の要素は大きいのですが短時間なのでギャンブル要素もあって楽しめました。

ところで、3枚の同数字を揃える役の用語が「スリーナンバー」となっていますが、これだと数字3種類を揃えるみたいで紛らわしいです。通常の和製ポーカー用語の「スリーカード」もどうかと思いますが、もし正式なポーカー用語の「スリー・オブ・ア・カインド」が長くて覚えにくいならば「トリプレット」と呼ぶのはどうでしょうか。

結果:自分 1080、一味 290



チョコっと密輸 Choco Smugglers
(説明 5分 プレイ時間 15分)
ChocoSmugglers20200910.JPGジーマイナー(Gmeiner)から去年出版された「ヤバいブツ Heisse Ware: Krimi-Kartenspiel」のリメイクです。順番に持ち回りで国境検察官を行います。それ以外のプレイヤーは旅行者となり、各自配られた5枚のカードから密輸するチョコレートの2枚と賄賂の1枚を選んで裏向きに起き、同時に賄賂の1枚を表に公開します。何事もなければ、あるいは検察官が賄賂だけを持って行くならば、それ以上のお咎めなしで2枚に書かれたチョコレートを密輸したこととなり得点します。検察官は2枚の伏せたカードのうちどちらかを見たり、逮捕するというアクションがあり、逮捕された時に2個以上のチョコレートが見つかると没収されます。しかし1個以下なら、誤認逮捕ということで検察官にペナルティーが課されるのです。

3人で遊びましたが、割と淡々としていました。賄賂のカードから裏を読むゲームなのですが、少々取っ掛かりが薄すぎます。おそらく大人数の方が面白いと思うので、今度8人でやってみたいですね。

結果:一味 26、シミーズ 22、自分 22



スパイシー Spicy
(プレイ時間 各10-20分)
Spicy20200910.JPG次世代ブラフゲームとも言える「スパイシー」です。いわゆるトランプのダウトに近いのですが、スートか数字のどちらかにしかチャレンジできないというのが秀逸です。面白くて3回も遊んでしまいました。

1ゲーム目は追加ルールなしの通常ルール。これはもうぼろ負けでした。2ゲーム目は「5のカードを出すと2枚まで手札を交換できる」というバリアントを使用。この特殊能力はほとんど使いませんでしたが、シミーズさんからの再三なるチャレンジをうまくかわすことができて勝利。初めて手札を出し切り10点カードをもらえたのは嬉しかったです。3ゲーム目は「6と9のカードは同じとみなす」というものです。これもほとんど特殊能力はあまり関係なく今度は惨敗。結論を言うと、特殊能力はなくても良いのではと思います。でも一通りは試してみたいものです。

結果
1戦目(通常ゲーム):シミーズ 35、一味 20、自分 4
2戦目(5のカードを2枚まで交換):自分 32、シミーズ 7、一味 2
3戦目(6=9):シミーズ 22、一味 20、自分 3



ラマ パーティー エディション L.A.M.A. Party Edition
(プレイ時間 30分)
LamaPartyEdition20200910.JPGラマミズことシミーズさんと、ついにラマパーティーです。追加要素はなかなか面白いですね。ピンクラマやプラスのカードを使って、うまく一気に上がりたいものですが、失敗すると大打撃を食らいます。どちらも面白いと思います。「ドラマカード」を加えたらどうなるのでしょうか、試してみたいものです。

結果:一味 8、自分 11、シミーズ 37、名人 42



小さなバイキングビッケ ダイアモンド泥棒 Wickie und die starken Männer: Diamantenraub
(説明 15分 プレイ時間 15分)
WickieDiamantenraub20200910.JPGクニツィアが2009年に出版したカードゲームです。「小さなバイキングビッケ」はスウェーデンの児童文学をもとにした日本とドイツ共同制作の70年代のアニメーションですが、2009年に「ビッケと強い男たち Wickie und die starken Männer」という実写版がドイツでヒットしたのをもとに、このゲームが作られたと思われます。

80枚あるカードを20枚ずつ配り、その20枚が自分のデッキになります。手札はそのうち4枚。全員で1枚を同時に出し、その数値が高いプレイヤーがダイアモンドを獲得します。そして4枚になるように手札を補充。これを続けて7個のダイアモンドを獲得したプレイヤーが勝利します。

カードには左カードと右カードがあり、自分のボードにそれぞれを置いてその2枚の合計で競うので、うまく能力の高いカードを長期間使えるようにするのが大切です。また特殊能力満載で、得点の数値や色やシンボルを持つ相手のカードを破棄する、合計が高いカードではなく低いカードで勝負する、ダイアモンドを追加で獲得・破棄する、補充する代わりに2枚に減らす、あるいは5枚に増やすという様々な要因が絡みます。

なにぶん子供用ということもあり、運の要素が大きいです。その割には特殊能力のルールも多く、なかなか受け入れ先が難しいゲームかもしれません。次回のクニツィア会でも試してみようかと思います。

結果:自分 7、シミーズ 5、名人 4、一味 1



トリックと怪人 Tricks and the Phantom
(説明 5分 プレイ時間 20分)
TricksAndThePhantom20200910.JPGミニマリスティックなゲームで、全員が1枚ずつ選んだ人物カードのうち、どれが犯人かを推理するゲームです。同じデッキ(といっても10枚くらいしかないのですが)で2回遊ぶというのがポイントで、2回目はこれまでに出たカードなどからより推理がしやすくなります。基本的には一番高い数値が書かれた人物カードが犯人なのですが、それを打ち消す能力が色々とあり、その能力の組み合わせを推理することになります。

また全員カードを出す時は裏向きですが、どの色に属するかを申告しなければなりません。色は3-4種の数値に対応しているので推理の手がかりになります。面白いのは怪人で、これだけはどの色にも属さないので好きな色を申告できます。怪人の目的はできるだけ犯人だと思われることです。

まずまず楽しめました。ただ誰がどれを犯人だと推理するかがわからなくなってしまうので、それを示す用具が付いているともっと遊びやすいと思います。

結果:自分 11、一味 6、名人 3、シミーズ 0

SHARE