ジェリージェリーカフェ横浜 2020.08.11

デジット Digit
(プレイ時間 15分)
Digit20200811.JPG以前、エッセンのハイデルベルガーの安売りで買ったゲームの一つ。スティック5本とそれらのスティックを正方格子状の枠に沿って並べてできるスクエアペンタスティック square pentastick 55種が描かれたカードがあります(ペンタスティックについてはここを参照)。場のスティックを1本動かして手札と同型になるならば、そのカードをプレイできます。そうでなければカードを1枚取らなければなりません。早くカードを出し切ったプレイヤーの勝利です。

テンポが遅く、思ったより時間がかかりました。バリアントのカードを何枚でも出せるという方が面白いかもしれませんね。

結果:シミーズ 勝利、(一味、自分 敗北)



ドリアン Durian
(プレイ時間 10分)
Durian20200811.JPG割とシンプルなブラフゲームです。カードには2種類の果物が描かれており、各プレイヤーに1枚ずつ配り、それを相手に見えるようにカード立てに立てます。つまり相手のカードはすべて見えますが、自分のカードだけは見えません。手番にはカードを山札からめくるか、チャレンジするかのどちらかです。これまでにめくられたカードの果物が手番プレイヤー全員のカードの合計以下ならば良いわけです。面白いのは、めくたときに2種類の果物のどちらかしか有効にならず、それをめくたプレイヤーが決められるというところです。あとは数枚特殊カードがあります。自分からは全く見えないのに見える振りをしてみたりというのが、良いですね。「コヨーテ」「ブラフ」などに似ています。チャレンジで負けるとラウンド数に等しいマイナス点となり、マイナス7点になったら負けです。

結果:自分 −2、一味 −3、シミーズ −10



ファフニル Fafnir
(プレイ時間 25分)
短時間の競りゲームです。6色のキューブを手持ちのキューブで競っていくというゲームで、毎回2つのキューブが競りにかけられます。同時競り(握り競り)で単純に握った個数で勝敗が決まります。同数の場合は前回競り勝ったプレイヤーの右隣りのプレイヤーから反時計回りに優先になるなので、連続して勝ちづらくなっています。競りに勝つと競りに使ったキューブを捨てて2個のキューブと1点を獲得します。面白いのは勝ったプレイヤーが競りに使ったキューブは色ごとにボードに並べられ、ある色が6個以上捨てられるとその時点でラウンド終了となることです。そして持っているキューブをすべて公開し、全員のキューブを色ごとに数えてもっとも多数のものから3、2、-1、-1、-1点となります。つまり上位2位なら得点ですが3位以下なら失点なのです。金色だけは特別で常に1点です。さらに同色を5個以上持っていると、勇み足とみなされ、その色は無得点になります。

なかなか良くできていて楽しめました。競り方法は異なるものの「酔いどれ猫のブルース(カッツェンジャマーブルース)」にゲームの流れは似ている印象です。キューブをキューブで競っていくというわらしべ長者的なところや、終盤では大きくせるところなどです。さらにこのゲームでは3位以下はマイナスなので、最後に終わらせるプレイヤーは大量に出して終わらせることが多くなると思います。

シミーズさんが終わらせ役として、かなり高得点を稼いでいましたが、最終ラウンドで一味さんが追い上げました。(写真撮り忘れ)

結果:一味 42、シミーズ 41、自分 36



ラマ L.A.M.A.
(プレイ時間 15分)
久しぶりのラマです。3人ラマも楽しいですね。ラマミズは健在でした。(写真撮り忘れ)

結果:シミーズ 4、自分 36、一味 42



レミング Lemminge
(説明 10分 プレイ時間 35分)
Lemminge20200811.JPGブリーズデイルの「レミング」は遊んでみたかったレースゲームです。目的は手札を使って自分の2匹のレミングをゴールさせること。カードは地形に対応した5スートで、数字は0-4があります。手札は6枚で手番には手札を1枚使ってレミングを進めるか、手札を6枚になるまで補充するかです(日本語ルールでは誤訳があるようですが、この補充の直前に任意枚数を手札から捨てることができます)。手札からプレイしたカードは共通の場にスートごとに並べられます。ただし、降順(同数値も可)で並べていかなければなりません。つまり、出したカードがそのスートで最後に出たカード以下の数値でなければならないのです。そして、そのスートで既に並べられたカードすべての数値分に等しいマス数までレミングを動かせます。置いたカードが降順にならないとき、つまり最後に出たカードよりも大きな数値のときは、そのスートの場のカードを全て捨て札にしてから、新たに列を始めます。このとき、カードに対応する地形のタイルを1枚好きな場所に置いて、ボードの地形を書き換えることができるのです。このカードの列のシステムによって大きな数値も小さな数値も大切になります。

途中まではかなり遅れをとっていましたが、やっとカードの使い方に慣れてきてだいぶ追いつきました。それでも、最後は逃げ切られてしまいました。自分だけは一つもゴールできずに最下位。これは近いうちにまた遊びたいです。

結果:シミーズ 勝利



ピクチャーズ Pictures
Pictures20200811.JPG今年のSdJ受賞作だそうです。ルールを聞いた限りでは、何の変哲もない推理ゲームです。中央に並べられた写真から指定された1枚を手元に与えられたものを使って作ります。使用する材料が変わるのが特徴です。材料は石と棒切れだったり、紐だったり、様々な色のキューブと枠だったり、積み木だったり、といった具合です。どうしてこれが賞を取ったのかは謎が残ります。

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