六火亭 2018.02.20

カーン オブ カーンズ Khan of Khans
(説明 15分 プレイ時間 15分)
KhanOfKhans20180220.JPG主催者のかーん君と「カーンオブカーンズ」を遊びました。多少山札から出たカードを覚えて、また得点のタイミングなども考えていったので、前回よりは楽しめました。とはいっても、戦闘員ディーさんの特殊能力「誰かが敵の魔術カードで略奪カードをすべて捨てるときに、そこから1枚もらえる」というのが強すぎて、これも前回と同じ流れでした。おそらく「ゴールドラッシュ」がこのゲームの原型だと思いますが、格段に完成度が低いです。驚いたのは「ノミのサーカス」と同じくらいの面白さ、または「トレンディー」よりまし、などといった意見が複数のプレイヤーから出たことです。「ノミのサーカス」も「トレンディー」も、クニツィアらしいライトなカードゲームの傑作で、この「カーンオブカーンズ」に比べればずっと洗練されており戦略のあるゲームです。それらと同じくらいの出来だという意見は本当に驚きです。もう少し遊べば「カーンオブカーンズ」の評価も少しは上がるかもしれませんが、それでもこの2作と同等になることはないでしょう。

このゲームは日本語化されるらしいですが、「トレンディー」を日本語化した方が良いと思います。

結果:戦闘員ディー 700、かーん 460、Shun. 400、自分 260、あかまどうじ 240



なつのたからもの Zirkus Flohcati: Japanese Edition
(プレイ時間 20分)
Natsunotakaramono20180220.JPGそんな流れもあって、次は日本版「ノミのサーカス」である「なつのたからもの」を遊びました。絵柄もほのぼのとしており、最近は「ノミのサーカス」よりもこちらを遊ぶ機会が多いです。自分は左隣りのShunさんと同じ0や1を取って邪魔をしつつ数枚のハイカード(5−7)だけで早く10色を揃えて勝ち切ろうと思っていたのですが、10色揃えても勝ち目がなさそうなので0の3枚トリオを作ってから上がり宣言をしました。でもトリオを4つ作っていたかーん君に1点差で負けてしまい悔しい! 「カーンオブカーンズ」の後に遊んだせいもあり、非常に良いゲームに思えました。

結果:かーん 58、自分 57、Shun. 44、あかまどうじ 44、戦闘員ディー 40



FBI FBI
(プレイ時間 15分)
FBI20180220.JPG最後はかーん君オススメの「FBI」です。いつかどこかで1度だけ遊んだことがありますが、ルールをまったく覚えてませんでした。まず、カードを取る順番を手番順に決めます。手持ちの得点カードを1枚消費しますが、面白いことにマイナスとプラスのカードがあり、マイナスはいずれは処理したいのですが、手番順は不利になってしまいます。手番順が確定したら、同時プロットで4列のどの2列のカードを取りにいくかを決めて、そのあと手番順にカードを取ります。同じ列でプラスとマイナスがあるときなど、何人がそこを狙っていくのかをきちんと読むことが大切です。なかなかよくできています。時間の都合で途中終了でしたが、忘れないうちにまた遊びたい。

結果(途中終了):かーん 29、あかまどうじ 13、Shun. 8、自分 6

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