藤沢ボードゲームサークル 2018.02.18

久し振りに辻堂で開催される藤沢ボードゲームサークルに夕方から参加しました。



戦国ドミノ Sengoku Domino
(説明 5分 プレイ時間 55分)
SengokuDomino20180218.JPG2回目となるドミノタイルでのエリアマジョリティー争い「戦国ドミノ」です。このゲームを気に入っている2人と遊んだということもあり、なかなか楽しめました。オープニングはやはり最初にタイルを置くプレイヤーだけが城の隣りに置き、それ以降は既に置かれたタイルの隣りに数字を合わせておかなければならないようで、今回は初めて正しいルールで遊びました。自分は2番手でしたが、1番手のひつじさんとはまったく異なる小さい合計値のタイルを出したので、ひつじさんはタイルが置けなくなくなりましたが、そういうゲームだと思えばこれはこれで良いのかもしれません。このあとも何度かタイルが置けずに破棄して手番終了という場面がありました。

最初の戦場では自分とミスミンさんが4列対4列でバッティングし、ひつじさんが漁夫の利を得て城を獲得しました。2番目の戦場では自分は6のタイルをあらかじめまたがせておいていたものの、うまく活かせずにミスミンさんが城を獲得。3番目の戦場では、ミスミンさんとひつじさんは城を取れば勝ち、自分はマーカーを置ききれば勝ち、という緊迫した状況でしたが、ひつじさんが列の数で2つめの城を獲得してゲームを制しました。

結果:ひつじ 勝利(城2つ)、ミスミン、自分



キャンディー マッチ Candy Match
(プレイ時間 5分)
つなぎとして遊んだスピードゲームです。ひつじさんが強くて自分は3位に終わりました。そのあと「キャンディートリオ」というバリアント(3つ揃ったら取れる)を提言してちょっとだけやったのですが、難しすぎました。今度は「キャンディーアンマッチ」というバリアントを試してみます。

結果:ひつじ 24、サブ 16、自分 14、ミスミン 8



アサラ Asara
(説明 10分 プレイ時間 75分)
Asara20180218-1.JPG「アサラ」は2010年にクラマーがデザインした8角形のボードが印象的な中量級のゲームです。4ラウンドに渡って5種類の塔の土台、柱部、尖塔を集めて塔を建て、ラウンド終了では塔の数、紋章、スタートプレイヤーマーカーを、ゲーム終了時には塔の総数や種類別の塔の高さを競います。一度建てた塔はその後何回も決算の対象になるので早く塔を建てたいのですが、なかなかそううまくはいきません。

システム的にはカードで行うワーカープレイスメントです。カードは5色あり、同種類のアクションに置かれるカードはすべて同色でなければなりません。つまり最初にその種類のアクションを行った人がカードの色を決められるのです(ない場合は任意の2枚のカードを裏向きで置いてアクションができます)。このワーカーに他のプレイヤーからはプレイするまで見えない色が付いているというのはなかなか面白いですが、5色9枚ずつ計45枚のデッキで、プレイヤーの手札は7枚なので、重要なアクションの色の主導権を握るのはかなり大切です。

Asara20180218-2.JPGアクションは、塔の部品を買う(土台、柱部2種、尖塔)、山札から好きな部品を買う、既に手に入れた部品で塔を建設するというのが主で、ほかに塔の価値を上げる窓が得られるアクションや、お金やカードがもらえるアクションがあります。手番ではカードをプレイしてアクションを行うだけで、全員手札を使い切ったら1ラウンド終了。これを4回繰り返してゲーム終了です。

ワーカープレイスメントはあまり好きではないのですが、このゲームはワーカーに他のプレイヤーから見えない色がついており、また同色という縛りもあるのでなかなか面白かったです。ただ、ワーカープレイスメントすべてに言えることかもしれませんが、最初は特定の手が有利なので、同じことをなぞっているだけなのがなんだかなあという気がしました。毎ラウンドほぼカード補充とお金のマスから埋まっていきます。もう少し有効な手の幅が欲しいです。でも、これはたまたま今回経験者のプレイヤーがみんな同じことを考えたからだけで、いろいろな展開があるのかもしれませんし、そうであって欲しいと思います。また、4ラウンドは短そうで意外に時間がかかります。クラマーが好きなデッキの上から5枚見て1枚取るとかそういう処理があるのも一因かと思います。しかしながら、他のワーカープレイスメントとは違ったクラマーらしさがあり好感が持てます。クニツィアもいつかワーカープレイスメントを作るのでしょうか? その日が楽しみです。

結果:タケル 71、自分 62、ミスミン 56、ひつじ 55



アキシオ Axio
(プレイ時間 30−35分)
Axio20180218.JPG洗練された「頭脳絶好調」の正方グリッド版です。3人と4人で1回ずつ遊びました。遊べば遊ぶほど面白いです。ピラミッドのルールが秀逸で、これにより連続アキシオ宣言への手筋や組み合わせが一気に広がった気がします。特に2戦目は連続アキシオ宣言で5色中3色を18点まで上げて勝利。そのうち2人も試したいものです。今後「アキシオトラベル版」とか「アキシオカードゲーム」とかスピンオフが出るかもしれませんね。正三角形グリッドの「アキシオトライゴン」なんていうのも出てくるかも。

結果
1戦目:自分 10、ミスミン 8、タケル 7
2戦目:自分 16、サム 15、タケル 11(13)、せりあど 11(11)
(カッコ内はタイブレーク)

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