ツースターゲームの会 2017.01.06

横浜・関内のゲームカフェぶんぶんで、シミーズさん、一味さんと3人ゲーム会です。



ロストシティー Lost Cities + 6番目の探検 Expedition 6: The Lost Expedition
(プレイ時間 10分)
LostCities20170106.JPGロストシティーに6番目のスートという拡張ができました。2016年のアメリカのジェン・コンで入手できたらしいです。その後、ギークストアでも売る様になり、漸く手に入れることができました。黒の6番目のスート15枚(握手3枚と2−10)が入っており、ルールはこれまでと同じです。ルールが書かれているカードの裏が、黒のスートの捨て札置き場になっています。カードは60枚から75枚に増えたのに手札は8枚のままなので、より厳しい探検になると思われます。今回はカードの巡りが良く、6スート中5スートもプレイしてしまいましたが、通常はそううまくはいかないだろうと思われます。暫くは、この6スートバージョンで遊んでみたいです。

いずれは15枚のミニ拡張の第2弾として、パートナーシップ(ペア戦)専用の追加15枚(5スート各3枚、2−4)を出して欲しいですね。

結果:自分 61、一味 44



アンロック! Unlock! (ザ エリート The Elite)
(プレイ時間 約60分)
Unlock20170106.JPG2016年のエッセンで話題になった脱出ゲームのボードゲーム化のうちのひとつです。今回は自分で印刷して切断するという、無料のデモバージョン「ザ・エリート」で、この他に3つ市販のシナリオがあるようです。シミーズさんが印刷してカードを用意してくれました。まずはテュートリアルで、やり方を学びます。それからがいよいよ本番。伏せられた数字のカードを指示に従って開けていきます。2つのカードを組み合わせられる時はアイコンが描かれており、それらのカードに書かれた数字の和のカードをめくります。なかなかよくできていますね。スマートフォンと連動しており、専用のアプリケーションに4桁のコードを入れて謎を解いていきます。プリンタでの印刷が荒くて数字が読めなかったりというハプニングもありましたが、なかなか楽しめました。脱出ゲームなのでくわしいことは書けませんが、無料だし簡単な英語が解れば楽しめるので、興味がある方は試してみると良いのでは?

結果:脱出成功



貴族と高利貸 Nobles and Moneylenders
(説明 25分 プレイ時間 70分)
NoblesAndMoneylenders20170106.JPGゲームマーケット2016秋で手に入れたゲームです。プレイヤーは、共通の5人の貴族にいろいろなものを買わせる高利貸になり、友好度を競います。各貴族はボード上に、名声、友好、収入、資産、という4つの要素が示されており、プレイヤーが貴族に何かを買わせた時、これらの4つの要素がどのように変わるかが書かれています。これらの順番が上から下に対応しており、流れがわかりやすいです。

友好はエリアマジョリティーで、各プレイヤーはそれぞれ自分のコマを置いて影響力を競います。収入はダイアモンドで表され、ラウンドで増える資産カードの枚数を示します。資産は資産カードのことで、1−4の数値が均等に入っているので期待値は1枚当たり2.5です。ただし枚数はわかるものの、内容まではわかりません。

ラウンドでは、各プレイヤーが貴族に色々買わせたあと、貴族の資産を減らしていきます。各プレイヤーが貴族に支払わせる額以上の資産が貴族にないと、貴族は破産してしまいます。名声が高い貴族と友好度が高いほど(エリアマジョリティーで勝っているほど)得点になりますが、破産した貴族と友好度が高いとマイナス点になってしまいます。

なかなか面白いシステムで良いゲームです。12月のゲームマーケットで買った中量級以上のゲームで、これまで遊んだ中では一番の面白さです。手番で貴族に買わせるカードを選ぶのに悩みますが、これは各自の手札としてしまった方がゲームがスムースだと思います。公開にしても、ほぼ全て入れ替わってしまうので、あまり意味がないのです。また、貴族の資産を減らす部分が面白いので、1−4だけでなく0のカードを入れるともっとメリハリがあると思います。得点が少し地味なので、中間決算があると良いかもしれません。ぜひさらにデベロップして、続編を出して欲しいものです。

結果:シミーズ 23、一味 20、自分 15

SHARE