秋山宅ゲーム会 2016.05.03

アタッケ Attacke
(プレイ時間 各20−30分)
Attacke20160503.JPG「アタッケ」は1993年にFXシュミットから出版されていたカードゲーム「アタック」の日本語版です。のちに「アイバンホー」「ジェムディーラー」「キャメロット」とリメイクされているので、そちらを遊んだ方も多いかもしれません。「アイバンホー」と「キャメロット」は特殊効果が多くゲームとしてはかなり別ですが、「ジェムディーラー」は「アタック」とほぼ同じです(追加ルールだったカード裏向き出しが標準ルールになった)。

今回、コザイクから出版された Attacke は原点に戻ったタイトルですが、どうして邦題が「アタック」ではなく「アタッケ」なのでしょうか? 最初このタイトルを見たときにはびっくりしました。つづりはAttackeなのですが、発音は「アタック」に近いです(ドイツ語発音サイトなど参照)。さらに「アタック」ならば日本語としても通じるし、FXシュミット版を知っているプレイヤーにも伝わるので良いタイトルだと思います。アメリカ人などは、最後に e がついているので冗談交じりに「アタッキー」と呼んでいる人もいましたが、それはあくまでニックネームです。検索に引っかかる云々もありますが、それにしても「アタッケ」はちょっとないなあと思います。

カード構成にも変更が加えられています。「アタック」「ジェムディーラー」は、各色2が6枚、3が7枚、4が3枚、5が1枚、7が1枚で数値合計は57だったのですが、「アタッケ」は各色2、3、4が5枚ずつ、5が2枚、7が1枚で数値合計は62になっています。まあそこまでプレイ感覚は変わりませんが、どうして変更したのかは気になるところです。

カードの絵柄は「アタック」と似ていてシンプルで良いと思います。スートごとに武器が違うのも良いですね。

結果
1戦目:自分 4、あかまどうじ 2、順子 2、めめ 1、ぶぞー 1
2戦目:あかまどうじ 4、めめ 3、順子 3、ぶぞー 3、自分 2



シャークトレード Stingy (アークライト版)
(説明 10分 プレイ時間 50分)
Stingy-Boxes.JPG「スティンジー」の日本語版です。もともと言語依存がないのですが、日本語版の出版によって流通経路が広まるのは良いことだと思います。写真から、箱やタイルなどは同じだと思っていましたが、箱は一回り大きく、厚くてかさばるのは残念です。どうして元のコンパクトなサイズにしなかったのでしょうか? さらに付属の袋は麻袋ではなく、茶色のポリエステルっぽい袋で、ここにも「完全日本語版」というロゴが入っています。良い点は、タイルが少しだけ厚くなったところです。元の「スティンジー」だと人によってはタイルが安っぽいと思うかもしれませんが、これだと標準的な厚さになっています。

Stingy20160503.JPGもっとも気になるのは日本語版のタイトル「シャークトレード」です。自分は聞いたことがなかったのですが、トレーディングカードにおける和製英語のようです。英語では調べてもそういう言い方はしないし、先日エリックマーティンと話をしたところ、Shark Trade という用語は英語圏では存在しないということです。それだったら元の「スティンジー」で良かったのでは、と思います。

結果:順子 76、ぶぞー 71、ぎょにく 67、ぺこ 66、自分 56



ハイパーロボット Rasende Roboter
(説明 プレイ時間)
RasendeRoboter20160503.JPG続けてパズルゲームの「ハイパーロボット」です。初めはターゲット1つで、そして最後だけはターゲーット2つで遊びました。この時は17手が最少かと思ったのですが、あとから考えたらもっと少ない手筋がありますね。




TransAmericaUltraQuiz91-20160503.JPG最後は、クイズを2回遊びました。本格的なボタン押しの用具が付いている「アメリカ横断ウルトラクイズ91年版」でしたが、クイズは秋山さんが色々と探した問題から出題されました。

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