PHY宅ゲーム会 2011.07.23

PHYさんの家で、重めのゲームを中心に遊びました。老舗のウェブサイト、ゲームズギャラリー(現在はポッドキャスト The Game Gallery Podcast で活躍中、)のHAL99さんとも初めてお会いすることが出来ました。



ダンジョン レイダース Dungeon Raiders
(説明 15分 プレイ時間 40分)
DungeonRaiders20110723.JPGプレイヤーは全員一緒になって5階5部屋ずつ計25部屋あるダンジョンを探検します。途中ではモンスターと戦ったり財宝を得たりと色々なイベントが起こりますが、目的はお金を最も多く持つこと。ただしダメージが一番大きなプレイヤーは脱落となります。お金とダメージはカードをずらして重ねることによって表現されており、公開情報です。

25の部屋は25枚のカードで表されます。半分ほどのカードを表にしてシャッフルするのでランダムに既に内容がわかっている部屋とそうでない部屋があるという仕掛けで、1階から順に探検していくのです。各プレイヤーは1-5の数字カードを1枚ずつ手札として持ち、手番に1枚出して、その部屋の処理を行います。その後、最も高い数値を出したプレイヤー(同数字が複数の場合は先出し勝ち)が次の部屋ではリードプレイヤーとなり同様に続けます。それぞれのカードは5部屋のうちで1度ずつしか使えず、誰がどのカードを使ったかは公開情報なので、かなり厳しいハンドマネージメントが試されます。

部屋では宝箱やアイテムがもらえたり、全員一丸となってモンスターと戦ったり、なんらかのペナルティーがあったりと様々です。モンスターとの戦いは重要で、全員のカードの数値合計が与えられた基準に届かないと、最も低い数値を出したプレイヤーがダメージを喰らってしまうのです。

トリックテイクのように順に出していくのでかなりの読み合いになります。特に後の部屋の内容がわかっているときにはどうしようもないこともあるでしょう。今回は5階の終盤ではつなきさんも自分もまったく勝つ見込みがなくなってしまいました。自分はお金だけは一番持っていましたが、つなきさんとともにダメージ4で敗北です。

結果:シミーズ 9(3)、PHY 6(3)、HAL99 5(3)、自分 11(4 脱落)、つなき 5(4 脱落)
(括弧内はダメージ)



K2 K2
(説明 25分 プレイ時間 75分)
K2-20110723.JPG世界で2番目に高い山K2への登山をテーマにしたゲームです。プレイヤーは2人の登山家コマを進めて、山の頂上を目指します。山頂まではいくつかの道筋があり、それぞれのマス目は人数制限、必要な移動力、それに体力の消耗度が異なります。体力がゼロになるとその登山家は命を落としたことになり、最低の登山点しか獲得できません。よって、いかに体力を温存しながら、より高みを目指すかが肝となります。山頂付近は体力の消耗が激しく、ときには山頂をあきらめて下山しなければならないこともあります。

ゲームは18ラウンドを通して行われます。各プレイヤーは、全員同じ構成の18枚のカードからなるデッキを持ち、これを毎ラウンド3枚ずつ6回使います。つまりデッキは3巡するとゲームオーバーなのです。ラウンドの最初には6枚の手札から3枚を同時に選んで公開。その後、この3枚を自由に自分の2人の登山家に割り当てます。カードは移動カードが13枚(1111122233と1/3、2/3、1/2)と休息カードが5枚(01123)あり、もっとも高い移動力を提示したプレイヤーは、ペナルティを受けなければなりません。なお移動カードのうちの3枚は上りと下りでの数値が異なり、下りでは威力を発揮しますが、提示する移動力は上りの数値で換算するのでペナルティを受けずらいという強いカードです。

今回は難易度の低い夏のボードでの5人プレイ。評判のゲームだけあって、なかなか面白かったです。そのマスの移動力を使って作れるキャンプや、標高によって刻々と変わる山の天気による、さらなる体力の消耗などの要素もよくできています。休息0のカードも使いようがあるのではと思いました。プレイヤーインターアクションは、各マスのプレイヤーコマの制限数と、毎ラウンドのペナルティチップを巡る同時ビッドくらいというのが少々不満です。次回は難易度の高い冬のボードで遊んでみたいです。

結果:PHY 20、HAL99 17、自分 17、シミーズ 14、つなき 11(1人遭難)



ペニーワイズ Pennywise
チーパスのチーフハーマンホリディファンパックに収録されていたというゲーム。英語では Fight! の名前でも知られているようです。プレイヤーは1、5、20の3種類のコインをそれぞれ5、3、2枚ずつ持ち、手番には必ず手持ちのコイン1枚を場に出します。出したコイン未満の金額を場から取ることができます。手持ちのコインがなくなったら脱落。最後まで残っていたプレイヤーの勝利です。

何度かレビューを読んで気になっていたゲーム。噂通り、面白かったです。手持ちコインの組み合わせは色々なパターンがあるらしく、試してみたくなりますね。どういった数字でどういうパターンが面白いのかは興味があります。2回プレイ。

結果
1戦目:自分(勝利)、つなき、HAL99、PHY、シミーズ
2戦目:PHY(勝利)、HAL99、つなき、シミーズ、自分



ホームステッダー Homesteaders
(説明 30分 プレイ時間 140分)
Homesteaders20110723-1.JPGアメリカの開拓時代をテーマとしたゲーム。プレイヤーは様々なリソースを操り、競りで建物を手に入れながら収入や勝利点を増やしていきます。ゲームは10ラウンドで、最初の4ラウンド(開拓)、次の4ラウンド(町)、最後の3ラウンド(都市)と分かれており、購入できる建物が異なります。リソースは、木材、りんご、鉄、銅、黄金、牛とあり、それぞれはトレードチップを消費することで1~5の価値のコインと交換できます。各ラウンドの始めには複数の権利書が同時に競りにかけられ、ビッドできる値はすべて3、4、5、6、7、9、12、16、21と決まっています。手番にはまだビッドしていなかったり誰かに自分より上の値段をビッドされていたら好きなところにビッドするのです。権利書はプレイヤー数マイナス1枚しか無いので、最終的には誰かがあきらめて、残念賞であるリソース獲得を行うということになるのです。ところてん式の競りの一種と言えます。

権利書は特定の種類の建物の購買権というものが主流です。建物は手に入れるのに必要なリソースの組み合わせや、それによって得られる特典が書かれており、それほどテキストは多くないものの、初めてのときには、どういう方向性で行けば良いのか皆目見当がつきません。

この競りと、建物などによるリソース獲得を交互に行うという拡大再生産とテックトゥリーで、10ラウンドで勝利点を争うのです。

Homesteaders20110723-3.JPGトレードチップさえあればリソースは瞬時にお金に出来るので、それぞれのリソースの特性に乏しく6種類もある意味があまり感じられませんでした。基本的にトレードチップが2つあるとトレードを2度行うことで1勝利点となります。このあたりの換算は、ただただ面倒なだけです。せっかくトレードという要素やトレードチップがあるのならば、もう少しトレードできるタイミングに制限を付けないと煩雑さの意味がありません。

競りは悪くないものの、終盤までお金が少ないので、同じところてん式の「アメンラー」ほどダイナミックな展開ではないです。また建物に序盤や終盤でしか買えないものがありますが、この辺りも少々余分なルールのように感じます。

金銭的にきついので、プレイヤーは借金ができます。自分以外は全員借金まみれでしたが、借金を返済する機会もあるので、あまり気にせずに投資と思った方がうまくいくみたいです。借用書2枚くらいまでなら借金をした方が良いみたいですね。

結果:
シミーズ 55(33+12+11+0-1)
HAL99 48(13+20+2+14-1)
自分 47(24+12+7+4-0)
PHY 46(11+23+9+6-3)
(内訳:勝利点チップ+建物+建物のボーナス+リソース-借金)



これでこの日は終了。PHYさん、一緒に遊んでくれた皆さん、ありがとうございました。

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