横浜ボードゲーム会 2011.04.24

昨年の12月以来2回目の参加となる横浜ゲーム会。今回は参加者が非常に多く、大盛況だったようです。前日の高円寺でお会いしたフォルテさんや月斎さんも参加して、軽いゲームを中心に楽しみました。



ゴールドラッシュ Goldrausch
(プレイ時間 10分)
Goldrausch20110424.jpgクニツィアの古参ゲームの「ゴールドラッシュ」です。3つあるチップを賭けるタイミングや、他のプレイヤーとの相乗りなどがシンプルに楽しめます。何度か書きましたが、リメイクの「ゴールドディガー」では手札3枚があり、配置制限がありませんが、こちらの「ゴールドラッシュ」ルールの方が断然面白いと思います(詳しくは詳細レビューを参照)。今回はタイミングを逸して賭けチップを2つしか使えずにダントツでびりでした。本当なら人数分のディールを遊んだ方が良いのですが、お試しということで1ディールのみ。

結果:道化師 19、なるお 18、まー 12、自分 7



精霊さん Spirits!
(プレイ時間 20分)
加算バースト系で、場が7を超えると失点になりますが、7で廻すとその隣のプレイヤーとの泥仕合になるのでそれを避けるゲームです。では6で廻せば良いのかというと、リバースされたときに同じスートでないと7を言わされてしまいます。なので6を言うときにも強いスートで言った方が良いでしょう。終盤では他のプレイヤーが持っていないスートや数字がわかってしまうことがあるので、それを攻めるという手もあります。ルール通り3ディール勝負。道化師さんが3ディール目の失点が最も少なかったのでタイブレーク勝ちです。

結果:道化師 7(タイブレーク勝ち)、まー 7、自分 7、なるお 9



コルセア Korsar
前日の高円寺盤遊会でフォルテさんと遊び損なったゲーム。フォルテさんはこのゲームを持っているそうですが、ルールの誤訳のために遊び方がわからなかったそうです。フォルテさんの息子のたくと君も一緒に参加しての5人プレイ。たくと君は飲み込みも早く、勝っても負けてもゲームを楽しんでいるという素晴らしいゲーマーでした。このあと「大聖堂」を遊んでいたそうですが、誰よりもルールを理解していたとのこと。これは今度はたくと君に「大聖堂」を教えてもらわなければ。

結果:なるお 25、自分 25、フォルテ 19、たくと 13、すずめ 13



フレッシュフィッシュ FrischFisch
(プレイ時間 55分)
FrischFisch20110424.jpg道化師さんのリクエストで、これも2日連続のプレイ。道路建設ルールがやはり分かりずらいようで、今度詳細記事を書こうかとも思いました(以前書いたものは大ざっぱすぎるので)。他のゲームには無い独特のプレイ感を持ったゲームだと思うので、なんとかして再販して欲しいですね。今回は建物タイルを強制的に道路予定地に建てさせられてしまうという、あまり無い展開で終わってしまいました。

あと、道路の上限は9でなく14でした。なのでスコアは参考までに。

結果:グル 8、道化師 11、自分 11、タコ 12、フォルテ 16



バケツ消防士 Bucket Brigade
(プレイ時間 25分)
BucketBrigade20110424.jpgフォルテさん持ち込み。5人だとすべてのカードを配るので一番面白いと思います。ジョーカーを出し始めるタイミングが結構大切かなと思いました。あとは1は6枚しか無いので多くても3ペアです。その辺りを考慮すれば、他のプレイヤーの大量得点をある程度は牽制できると思います。2ディール目まではじゅんさんが圧倒的にトップだったのですが、そのあとはマイナス1点、そしてプラス1点と振るわず。その間にトップを勝ち取りました。

結果:自分 97、月斎 88、ばば 65、フォルテ 61、じゅん 48



スチーブンソンズ ロケット Stephensons Rocket
(説明 15分 プレイ時間 95分)
StephensonsRocket20110424.jpg月斎さん持ち込み。これも2日連続です。前日とはやはり全く展開が異なり、このゲームの多様性をあらためて感じました。前日同様にあまりトークンを重視せずに株と駅に力を入れていき、ところどころ、拒否権ラウンドで株を無駄にしてしまいましたが、なんとか勝ちきりました。東部では最終的に黄色が生き残ったのですが、もう鉄道駅がないので筆頭株主だった自分はそのまま放っておけたのは楽でした。西部では、緑が赤、赤が灰色に合併され、灰色に最初から力を入れていたじゅんさんが強いと思ったのですが、最後に駅舎の数でトップタイとなったのは大きかったです。じゅんさんとフツコさんは初プレイなのですが、それなりに楽しんでもらえたようです。

結果:自分 84、月斎 72、じゅん 66、フツコ 50



モンド Mondo
(説明 5分 プレイ時間 30分)
Mondo20110424.jpg月斎さん持ち込み。リアルタイムのパズルゲームです。テーブル中央に積み上げられたタイルを一斉に取っては当てはめていきます。最初のタイルは周囲のどこにでも置けますが、それ以降は既に置いたタイルに接していなければなりません。これはチェックのしようがないので、あまりスマートなルールだとは思いませんでした。なるべく隣同士のタイルの地形が合致するように、動物が多くなるように、完成された地形のエリア数が多くなるように、そして火山が少なくなるように置いていきます。あらかじめタイマーが用意してあり、これが鳴ると終了。またその前にもう終わりだと思ったら、得点チップを取ることもできます。

得点は結構複雑で、動物1匹につき1点、完成したエリア1つ2点、隣と合っていない辺1つにつき、または空きマス1つにつきマイナス1点、そして火山が最も多いプレイヤーは火山の数だけ失点です。

2ラウンド目からは上級ルールとして、特定の動物を集めると得点になるなどのボーナスタイルを中央に置いて遊びました。早い者勝ちですが、取ってもその条件を満たさないと逆に失点になるので要注意です。3ラウンドでゲーム終了。火山を取り過ぎてぼろぼろでした。ギャラクシートラッカーの前半だけをゲームにした感じで、こちらの方が洗練されています。

結果:月斎 67、じゅん 58、フツコ 33、自分 17



主催のこいちさんと遊べなかったのは残念ですが、非常に楽しい時間を過ごせました。終了後は月斎さん、道化師さん、BGさん、いわいしさんらとファミリーレストランでゲーム関係の言いたい放題の話をしながら夕食。

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