KTNG 2011.02.19

政治献金ゲーム Stimmvieh
(説明 5分 プレイ時間 各15分)
Stimmvieh20110219.jpg月斎さんのリクエストで、政治献金ゲームを遊びました。前回1枚足りないカードがあるのが発覚したのですが、今回は4人プレイだったのでゲーム的にはオリジナル通りです。お金 Spenden を取るのが目的ですが、やはりお金を2倍にするために票 Stimmen の上位2位に入っていないと難しいです。やっぱり良くできたカードドラフト。難しい。続けて2回遊びました。

結果
1戦目:すぎやま 140、自分110、月斎 95、ユリチョフ 75
2戦目:月斎 120、ユリチョフ 110、すぎやま 100、自分 80



八卦札 Hakkefuda(太公望 The Great Duke's Hope)
(説明 5分 プレイ時間 15分)
Hakkefuda20110219.jpg風水を元にしたという洒落たデザインのカードゲーム。三爻札と六爻札が64枚ずつ入っています。爻(こう)というのは易の基本記号で、切れ目のない横棒と真ん中が切れた横棒の2種類があります。爻を3つ組み合わせたのが三爻(韓国の国旗の四隅に描かれているやつ)で、2の3乗=8通りの組み合わせがあり、それぞれ、天、地、風、雷、水、火、山、沢、と名前がついています。三爻札はそれらが8枚ずつ、六爻札は三爻が2つ描かれており、64通りが1枚ずつという構成です。いくつかの遊び方があるのですが、今回は太公望というゲームを教えて頂きました。

各自16枚の六爻札を手札として持ちます(4人の場合)、三爻札は得点札として、毎ラウンド8枚を表にします。プレイヤーは手札から2枚伏せて同時に公開。ここで各プレイヤーは4つのシンボルを出したことになりますが、それぞれの三爻につきもっとも多くのシンボルを出したプレイヤーが場の対応する三爻札を得られるのです。最多が同数の場合は次のラウンドに持ち越しとなります。これを8ラウンド繰り返して終了です。

得た三爻札は各1点ですが、8種の三爻は対になっており、両方を集めると相殺してしまうので考えて取らなければなりません。また手札の六爻札のうち対になっているものはリバース効果が発揮されて、取る札はそれぞれ対のものになるのです。例えば誰かが「雷・風」という札を出すと、雷を最も多く出した人は風を、逆に風を最も多く出した人は雷を得るのです。枚数は少ないのでこれらのリバース札をカウンティングするとより戦略的に遊べると思います。

デザイン的に面白く、うまく八卦のアイディアをゲームに使っているのは好感が持てます。他にも色々と遊べるようなので、機会があったら遊んでみたいです。

結果:月斎 12、ユリチョフ 11、自分 11、すぎやま 8



ラック オブ ザ ドロー 絵画の成果 Luck of the Draw
(説明 5分 プレイ時間 35分)
LuckOfTheDraw20110219.jpgLuckOfTheDrawWork20110219.jpg
45秒の間にテーマにあった絵を描き、それらの絵を誰がどの絵を描いたかをわからないようにした上で、トピックに沿って評価するゲーム。トピックには「最もリアリスティックなもの」「最も美しいもの」といったまともなものから「最もテーマとかけ離れているもの」「もっともふにゃふにゃしているもの」「百聞は一見にしかず、ということわざをくつがえすようなもの」といったものまで様々です。全員で同時に多数決ビッドをして決めます。まあゲームというよりはコミュニケーションのツールという感じですが、なかなか楽しい部分もあります。

結果:Tak 16、はいばら 8、bluerose 7、自分 5、山田@ 2



ビジネス Business
(プレイ時間 30分)
Business20110219.jpgちょっと久し振りにゲームリンク4号の付録である「ビジネス」をエントリー。完全情報ですが、各自多くても7手番しかないので、それほど時間はかかりません。5人なので考える要素も多く、今までプレイした中で一番重い「ビジネス」となったような気がします。一度コマを置いたところには二度と置けないので、5人全員がコマを置いた場所はx2や0のコマは通り抜けられないのです。様子見で置くことも多く、ほぼ全員が7カ所全てにコマを置くという展開になりました。こんな展開は初めてです。

結果:自分 22、sai 19、Tak 19、山田@ 19、bluerose 17



ゴールドラッシュ Goldrausch
(プレイ時間 3ディール30分)
Goldrausch20110219.jpg時間調整ということで3ディール勝負です。めくって出すだけなのですが、ちょっとした運と駆け引きがあって、とても好きなゲームです。本当なら人数分の4ディール遊びたかったのですが、まあ時間調整なので、隣のテーブルとの兼ね合いで3ディールでおしまいとしました。

結果(3ディール):自分 46、bluerose 41、Tak 40、sai 32



アルケミスト Alchemist
(プレイ時間 50分)
Alchemist20110219.jpg漸く念願の2回目のプレイです。プレイヤーが得点票を作っていくというシステムが斬新です。レシピを支払うとその得点と2つのキューブがもらえるのですが、レシピを作ったときもそれは同じです。違いは自分の作ったレシピは2度と使えないということです。今回は少々間違えてしまい、レシピを作ったときには得点だけにしてしまったような気がします。さらに振り返れば、去年の11月に遊んだときにはキューブはどちらか1つしかもらえないという風にしていた気がします。よって袋から補充の方が効率的に思えたような(気のせいかもしれません)。なんにせよ、それほどルールは複雑ではないので、こんどこそきっちり遊んでみたいですね。今回はレシピを1つしか作りませんでしたが、うまく自分の色を使わせるように仕向けることができ、ボーナスの12点を頂きました。

結果:自分 92、bluerose 82、きんどー 82、一ノ蔵 78、Tak 67



メディチ Medici(アミーゴ版)
(プレイ時間 80分)
Medici20110219.jpg5人で遊べるゲームということで、月斎さんが持参した締めのメディチです。結構久し振りですが、やはり傑作です。5人だと6枚は使わないカードなので、最後になったプレイヤーには運の要素がありますが、それくらいでちょうど良いと思っています。ビッドが序盤はかなり低くて、ちょっとびっくりしました。まあこのあたりはそのメンバーによっても異なるのでしょう。こういった流動的な部分も競りゲームの魅力です。それにしても、blueroseさんは強い!

結果:bluerose 112、自分 109、月斎 94、枇杷 84、きんどー 48

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