ウォルドーフゲーム会 2004.12.10

メリーランド州ウォルドーフという町で月に1回、第2金曜の7時から12時まで開かれるゲーム会。小雨の降る中10人ほど集まりました。

ボードニムト Tanz der Hornochsen
とりあえず先に6人あつまったので買ったばかりの6ニムトのボードゲーム版、ボードニムトをプレイ。なぜかドイツ語ルールが入っておらず、BGGからダウンロードした英語ルールをその場で読んだので、結構戸惑いました。さらに6ニムト経験者は僕とピートと2人だけ。純粋に相手の出すカードを読むゲームとしての6ニムトの面白さが分からないと、このゲームは何をしていいか分からないゲームかもしれません。個人的には6ニムトをうまいことアレンジしてあってなかなか楽しめました。低いカードを高いカードにつけるというのが曲者ですね。2枚出し、オープン出し、牛糞などどれも面白い味付けです。

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マルコポーロ Auf den Spuren von Marco Polo
後から来た4人がハンザを始めてしまったので、6人を3人ずつに分けてティカルとマルコポーロをプレイ。ピートがティカルを教え僕はマルコポーロを教えることに。カードを使ったなかなか戦略的なレースゲームです。今回はカードの消費を押さえるためにキャラバンリーダー2枚で進めるマスを狙っていきましたが、抜き出るタイミングを誤ると大変です。この感覚はアタック、あるいはリメイクのアイバンホーに似ているかもしれません。バランスもよく、3人でも5人でも面白いのでもっと評価されてもいいゲームだと思います。最後まで接戦。結局17点でエドの勝ち。僕とキャメロンは14点でした。

(前回のレポートはここ

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政治献金ゲーム Stimmvieh
Puppiさんお勧めのゲーム。つい最近買ったばかりです。昼間にルールを読んだときには正直かなり不安になりました。なんだかホップアンドモルツに似てるなあ。こんなんでゲームになるのかなあ、っていう感じです。でもプレイしてみると面白い。10ラウンドでカードドラフトだけという実にシンプルなシステムなのですが、カードの構成といい、得点システムといい、次のカードが見える点といいうまく出来てます。何度か続けてプレイしたくなりますね。

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インターメッツォ Intermezzo
あまり知られていないクニツィアの2人用アブストラクト。9x9の木製のボードを使います。各自33個づつのペグをもち、全て置ききれば勝ち。手番にはペグを一つ指すか「インターメッツォ」を宣言します。「インターメッツォ」を宣言すると縦横で間に他のペグが無いラインを全て自分のペグで埋めることが出来ます。うまくセットアップすれば連続して宣言して一気に大量にペグを差すことも出来ます。どのタイミングで相手に取らせて自分も取るか。なかなか考えます。スピーディーながら良いゲームです。

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五番街 Fifth Avenue
前回TGCでのプレイでポテンシャルがあると思ったニューヨーク五番街を再訪。ルール説明のときにスコアリングの性質上、2つビルと建てるのでなければ店を置く意味はあまりないことを強調しました。その結果ワイルドカードが得られて財務官を2度進められるアクションCを選択する場面が多く、ビルの建築権をめぐる競りが頻発。ニューヨークはまさに建設ラッシュという状態に。店を置くアクションBや財務官のいる地区をスコアリングするアクションDは不人気で、スコアリングするくらいならば競り勝つ方が大切、といった感じです。特にセントラルパークは高得点に結びつくので大人気。ここでのスート指定の競りは色々と読みあいがあって面白かったです。あと店が5タイルくらいというところで2度目の建設禁止タイルが置かれてゲーム終了。たっぷりと楽しみました。

結果 自分79、ダグ62、ルーク、エド51

(前回のレポートはここ

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