ボードゲームサークル まんまる 2019.05.05

モダンアート Modern Art (ダイスツリー版)
(説明 15分 プレイ時間 80分)
ModernArt20190505-1.JPGスコットのリクエストで持ち込んだ「モダンアート」です。せっかくなので去年発売された韓国のダイスツリーから出版された豪華版を持ち込みました。オークションハンマーが入っており、お金はすべて金属製。そしてスコットに指摘されて気がついたのですが、硬貨の肖像は5種類の画家になっています。一番高い100がクニツィアだとは気がつきましたが、残りの1、5、10、20、50がセザンヌやムンクの肖像になっていたとは気が付きませんでした。

ModernArt20190505-2.JPG今回はセザンヌ(ヨーコ)とムンク(カール)の人気が全くなく、なんと3ラウンド目まではどちらも一度も値段がつかないというやりづらい展開でした。16枚あるクリムト(クリプト)が3回トップを取って価値が90というのも久し振りに見ます。こうなると単純に他のプレイヤーよりも多くのクリムトを売ったかで勝負が決まってしまう感じです。いろいろと振り回されて5人中3位でした。

結果:オザワ 484、スコット 411、自分 405、アスカ 400、はた 287



スペース ベース Space Base
(説明 15分 プレイ時間 55分)
SpaceBase20190505.JPG「街コロ」の改良版という触れ込みのゲーム。各プレイヤーはダイス1−2個の目の和に対応した1−12のカード置き場があるボードを持ちます。カードはすべてこれら1−12に対応しており、新しくカードを買うと、これまで置かれていたカードは上下逆さにして上が飛び出るようにずらしておきます。この部分が赤くなっており、これは他のプレイヤーがその目を出しても発動するということを示します。ダイスを2個振り、それらをバラバラに使っても良いし合計値を使っても良いです。なので5−6あたりの目は一番有用です。対応した場所のカードによってお金や得点を得たり特殊能力の発動権利を得たりします。そうして貯まったお金で場のカードを買う、この繰り返しです。プレイヤーインターアクションは場のカードの争いくらいしかなく、それも比較的マイルドなので、ほとんどソロプレイと言って良いでしょう。正直言って、半分くらいで飽きてしまいました。すみません。でも「街コロ」が好きなら、これもいけるかもしれませんね。

結果:ケースケ 43、オザワ 36、自分 35、はん 34、スコット 19



リカーーーリング Recurrring
(プレイ時間 40分)
Recurrring20190505.JPG自分以外は全員初プレイという「リカーーーリング」です。ぐるぐるとプレイヤー間をまわるカードを覚えて、どこで勝負するか、あるいは降りるのかというのが悩ましくも楽しいゲームです。今回は規定通り3ディール勝負。最初の2ディールは自分があがって10−11点を獲得。3ディール目はスコットがあがりましたが、最多得点はオザワさんでした。経験の差もあって、自分の勝利。

結果:自分 30、オザワ 21、はん 19、スコット 16



彦根カロム Carrom
(プレイ時間 15分)
Carrom20190505.JPG昔から名前を聞いたことがあるけれど遊ぶ機会がなかったゲームです。今回、主催のHTPさんの持ち込みでようやく遊べました。4人でのパートナーシップが基本らしいです。中央に円環状に互い違いに2チームのディスクを配置します。もくてきは自分のチームの色のディスクをすべて四隅の穴に落とすことです。毎回、ビリヤードでいうキューボールにあたるディスクをボードに描かれた線上から打って弾いて落とすのです。落とせれば連続で手番がありますが、そのたびにディスクを線上に配置し直すというルールは意外でした。これだと次のことは考えなくて良いことになります。また思ったよりもディスクが壁にバウンドしないので、3クッションみたいな気持ちがいいショットは望めません。ラケットボールでなくスクアッシュみたいです。終盤になってうまくなって逆転勝ち。でも自分は「カラバンデ」や「クロキノール」の方が好みかな。

結果:のっさん&自分 勝利、ジャンク&あすまー 敗北



トライブス Tribes: Dawn of Humanity
(説明 10分 プレイ時間 45分)
Tribes20190505.JPGアクションを示すディスクが数珠繋ぎになっていて、これを毎回選ぶゲーム。一番近いものを選べば無料ですが遠くを選ぶならそれより前のタイルに貝殻をばらまかなければなりません。これらの貝殻はタイルを取った時に獲得できます。一種のゼロサムです。それぞれが六角形の地形タイルを組み合わせて箱庭を作り、そこにミープルを置いていきます。アクションには自分の地形タイルを増やす、ミープルを増やす、移動させる、得点化するなどがあり、ミープルが置かれているタイルの地形の組み合わせによって、得点の権利が発生します。これが早い者勝ちになっています。ちょっとだけ「ブルームーンシティ」みたいです。あとは色々なゲージをどれだけあげるかとか、土地を多く持つとかで得点になります。

説明の時に眠気のピークが来てしまい、寝てしまいました。申し訳ない。ゲーム自体はそれほど複雑ではなく、何度か質問したら大体はわかりました。なんとも平凡なゲームです。

結果:のっさん 28、あすまー 26、自分 26、ジャンク 12



ミクロポリス Micropolis
(説明 15分 プレイ時間 25分)
Micropolis20190505.JPGスコットが持ち込んだゲームです。10枚のタイルをドラフトしてミクロポリス(アリの巣)を完成させます。タイルは最初に置いた1枚から繋がるように置かなければなりません。手番に幅に並んでいるタイルから1枚取ります。このとき一番近いものは無料ですが、遠いものはその分だけ蟻のコマを1つずつ置かなければなりません。これらの蟻は下のタイルを取ったプレイヤーが回収します。なんと、直前に遊んだ「トライブス」とそっくりです。これは流行りのメカニクスなのでしょうか? まあよくあるといえばあるメカニクスですけど。

タイルには蟻を置くと得点になる、大きな巣に女王蟻が1匹だけいれば大量得点になる、描かれた果物の種類を多く集めた方が良い、など色々な要素があって、パズルゲームとしてはなかなか良いと思います。ただ、戦略的に遊ぶためにはきちんとタイル構成を知っていた方が良いですね。

結果:ぢ〜ぷ 59、大麦 58、スコット 54、自分 47



アメンラー Amun-Re (ハンスイムグリュック版)
(説明 20分 プレイ時間 100分)
Amun-Re20190505-1.JPG最後はスコットのリクエストにより「アメンラー」です。前半は神殿2つのDamamnur、肥沃なMemphis、河口のButoの順に競り落とし、最初のDamamnuのピラミッドを右岸最大に育ててピラミッドは2−1−1で12点。水量は2−2−3と推移したので、神殿は3x2で6点。さらにカード1枚達成で計21点と、前半だけの得点としてはかなり大量得点でした。

Amun-Re20190505-2.JPG後半は Theben、Berenike、Khagaの順(だったと思う)で、3−3−2でThebenが左岸最多を獲得し19点。それにカード1枚達成で計22点と、前半とほぼ同じです。水量は3−2−3と推移し、一度も1や4にはなりませんでした。初プレイのスコットが1位です。

結果:スコット 46、自分 43、はた 39、大麦 33、ぢ〜ぷ 30

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