金町ゲーム会 2019.05.04

今回は7人集まりました。さたもとさんを含めた3人は1849というシシリー島を舞台にした18xxを、残りの4人はいつもの通り1841を遊びました。



1841イタリア北部 1841
(プレイ時間 580分)
今回は、さたもとさんが手に入れた1841v2用の木製トークンを使いました。ところが色がv1(使用しているゲーム)と異なるものも多く、かえって視認性が悪く、終盤にはすべて置き換えてしまいました。これはv2を購入する時期かもしれません。

免許ラウンド:仮の席順は、ゆい、koba、自分、たかりんの順
結果
ゆい:5番 TN(トリノ北)100、1番 年金 35
koba:8番 IRSFF(ミラノ&ベネチア)115
自分:4番 MA(フィレンツェ)40、2番 LP (ルカ)40、6番 FL(ピサ)55
たかりん:7番 TG(トリノ南)105
(3番は誰も買わず)

新しい席順は、ゆい(プライオリティ)、自分、koba、たかりん、の順

いつもがとうさんが競り落としていた1番の「年金」はゆいさんが競り落としました。自分はトスカーナ3社をすべて競り落とし、たかりんはトリノ北(7番)、kobaさんはミラノ&ベネチアの8番です。

1841-20190504-1.JPG株式ラウンド1:会社が6社設立されます。そのうち3社は自分です。残りのお金705で、FLを216x2、MAとLPを68x2で設立して、704リラを使い1リラだけ余りました。最初から3社建てられるのですね。マイナーである2社(MAとLP)を40%ずつ持ち、これをさらに増やして合併の時に儲けようという企みです。それ以外では、ゆいさんがTN(5番)を144x4、kobaさんがIRSFF(8番)を216x3、たかりんがTG(7番)を216x3でそれぞれ設立していました。

1841-20190504-2.JPG運行ラウンド1:列車購入です。自分は資金のあるFLに2列車を3台買わせて、それをMAとLPに流しました。次にkobaさんが2列車3台、たかりんが2列車2台を購入し、2列車は売り切れ。ゆいさんが3列車を購入しフェイズ3に入りました。ここまでは通常のペースです。

株式ラウンド2:変化なし

運行ラウンド2−1:kobaさんのIRSFFが最初から270という高収益。でも自分も3社それぞれ80から90ずつの収益なので似たようなものかもしれません。kobaさんとゆいさんがさらに3列車を購入します。

1841-20190504-3.JPG運行ラウンド2−2:たかりんがどうもジェノバを狙っているらしかったので、その前に自分のFLが340x3で子会社FSをジェノバに設立。ゆいさんのTNもボローニャとパルマの2都市を拠点にCCを設立します。ここで自分のLPは配当せずに留保。これはあとでTGを1株買うお金を捻出するためだったと思います。

株式ラウンド3:FLが売られてMAが買われました。よってMAはこのゲーム初の売り切れ上がり。

1841-20190504-4.JPG運行ラウンド3−1:たかりんのTGが自分の牙城であるトスカーナのピサにAFIを340x4で設立。自分はたかりんがTGを3株しか持っていないことを利用して、トスカーナ3社にそれぞれTGを1株ずつ買わせます。のっとりは成功するのか? FSは列車購入義務がないように、そしてトスカーナからいつでもつなげるように港は無視した「斜め置き」です。

1841-20190504-5.JPG運行ラウンド3−2:自分のFSが4列車を購入し、フェイズ4の始めの分裂と合併という一大イベントのトリガーを引きました。収益390、株価266という驚異的なkobaさんのIRSFFはシナリオ通りにSFVとSFLに分裂。列車は3−2と2−2だったこともあり、IRSFF4株持っていたkobaさんは両方の社長を引き継ぎました。あと接続まで1歩だったようです。そして自分のFL、MA、LPの3社が合併しSFLiが誕生。このときFLが127、MAが78、LPが68という株価でした。Liの新株価は180。さらにTG株が3株もあります。ここでLiの手番でさらにTG株を1株買ってたかりんからTGとその子会社のAFIを強奪することに成功しました。ジェノバのFSはまだ眠ったまま。こうして全体で8社のうち、自分はLi、FS、TG、AFIという4社を傘下に収めることになりました。Liが親会社でFSとTGがその子会社、AFIはTGの子会社なので孫会社ということになります。

株式ラウンド4:ここで会社をすべて失ったたかりんは、FSを奪いにきます。こちらはそれを防御するとLiの株を売らなければならず、下手をすればすべてを失ってしまうのでおとなしく奪われることにしました。TNは人気があり株が売り切れました。

1841-20190504-6.JPG運行ラウンド4−1:自分のAFIが最後の4列車、そしてたかりんに移ったFSが最初の5列車を買いフェイズ5へ。kobaさんのSFVとSFLは合併しSFとなりました。この2社が再び合併するのは割と珍しいかもしれません。5列車はすべて売り切れてLiが最初の6列車を購入しフェイズ6へ。ゆいさんはTNとCCを合併させてTFを設立。これで6社に減りました。ここから、いわゆるトレインラッシュ(列車がどんどん買われていく)が起こるのでしょうか。

運行ラウンド4−2:流石に茶色(オレンジ)タイルが使えるようになり、高収益の連続となります。ゆいさんのTFは530、自分のLiは710という収益です。自分は直接の社長であるLiに2台列車を残し、ほかは列車のドッジボールを繰り返していました。なぜかだれも2番目の6列車や7列車を買いません。なんとも珍しい静けさです。

1841-20190504-7.JPG株式ラウンド5:自分のLiがたかりんのFSを買収しようとしていたのですが、そのまえにたかりんから押し付けられました。まさかFSがこんな形で再び自分の手に戻ってくるとは! かわりにたかりんは、自己破産したかのようにILTFをパルバに144x4で設立し、再出発を図ります。自分はAFI株を6株購入し、TGの子会社から自分直営の親会社化します。

運行ラウンド5−1:ゆいさんのTFがフェレラにFAを340x4で設立。kobaさんのSFも6列車を購入したあとバシラにAIを68x4で設立と再び子会社設立ラッシュが続きます。自分のAFIが最初の7列車を購入しフェイズ7へ。このラウンド終了時の自分の会社の状態は以下の通り(収益/株価)。

Li 870/198
FS 280/219
TG 0/141
AFI 0/141

メジャー同士の合併では新株価は合計値になるのですが、最大242なので、あまり株価が高い会社だと損をします。そんなわけで株価が低いTGとAFIという2社を合併させようとするのですが、なんとジェノバで自分のLiとFSの2社のトークンに阻まれていて路線が繋がっていません。自分で自分の首を絞めた感じです。とりあえずは合併保留。

運行ラウンド5−2:7列車が買われて4列車が飛んだので、収益がガクッと落ちます。自分のFSが2代目の7列車購入。

運行ラウンド5−3:ここで株価367でトップのゆいさんのTFが8列車を購入し5列車が消えます。いよいよフェイズ8です。自分は直営のLiとAFIは配当し、子会社のTGは550を留保して列車購入に備えます。たかりんのILTFの列車購入義務で自腹を切って8列車を購入。いよいよ終盤です。

株式ラウンド6:もうみんなひたすら収益が良い、そして価格上昇率が高い株を買います。売り切れ続出で、ゆいさんのTFは株価404、一番低いkobaさんのAIは株価27です。

1841-20190504-8.JPG運行ラウンド6−1:最後の合併劇が起こります。自分はFS(株価230)とAFI(株価118)を合併させDA(株価242)を設立。損をするのですが、列車がないので仕方ありません。kobaさんはSF(株価180)とAI(株価27)を合併させRA(株価219)を設立。

1841-20190504-9.JPG運行ラウンド6−2:株価最高のゆいさんのTFが株価516を達成し終了です。516終了は久しぶりに見ます。以降の会社の手番がないのが痛いですが、それだけ逃げ切るメリットがあるということです。

1841-20190504-10.JPGこれで10時間近くに及んだ戦いは終わりました。序盤のフェイズ4になるまでの流れが通常より遅く、IRSFFがもう少しでミラノ・ベネチア間を完成させるところでした。自分は常に3社、4社を経営し、全体の半分の会社を運営していたにもかかわらず、フェイズ5以降の終盤でそれらをうまく合併させることができずに8列車購入の流れに乗れませんでした。トークンを買収して合併させればよかったのですが、列車購入で残しておいた1リラを使ってしまい、それもままならなくなってしまったのは失敗です。1841では列車購入とトークン買収のために(まだトークンがチャーターにあるならば)2リラを残しておくのが鉄則でしょう。とにかく最後で4社の畳み方に苦しんで2位になってしまったのは非常に悔しいです。ゆいさん、初勝利おめでとうございます。

結果(現金+株)
ゆい 4669(750+3919)
自分 4333(864+3469)
koba 2713(468+2245)
たかりん 620(82+538)



間取りのカルタVR Floor Plan Card Game VR
FloorPlanCardGameVR20190504.JPGスマートフォンのVRを使って部屋の様子を説明し、それをもとに部屋の間取りを当てるカルタです。部屋の見取り図が取り札になっていてテーブル上に散らばっています。スマートフォンのソフトウエアが自動的にある部屋のどこかから見える風景を移します。ひとりがそれを見ながら説明して、他のプレイヤーは該当する見取り図を取るのです。まあまあ楽しめます。

結果:不明



タントニー Tantony
最後にちょっとだけ時間が余ったのでお試しでタントニーを遊びました。本来は4ディールなのですが、1ディールだけ。これだと獲得したカードが次のディールになっているという部分が楽しめなかったのは残念ですが、しかたありません。本当に紹介だけです。次回じっくりやりましょう。

結果:たかりん&自分 58、ゆい&koba 44

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