TGC 2005.03.03

2週間ぶりのTGC。例によってポールと誘い合わせての参加です。ちょっとだけのつもりが時間いっぱい遊んでしまいました。


フィレンツェの匠 The Princes of Florence
(説明 20分 プレイ時間 100分)
ゴアをプレイしようと言っていたのですが、人数が5人になったのでフィレンツェに。両ゲームともラウンドがオークションとアクション(購買)の二部構成なのでプレイ感はなんとなく似てます。アメンラーなんかもこのタイプだし、ひとつのトレンドなのかもしれません。今回は1ラウンド目で手品師を1200とかで買ってしまい、かなり最初から資金不足に。建築家を最後の方まで買えなかったこともあって、相当厳しかったです。リクルートカードを2枚とも200の最低値で手に入れられたのが唯一の幸運。最後のラウンドの競りも誰も欲しがらないだろうと思った地形(公園か森のどちらでもよかったのですが)が両方とも高値になってしまいびっくり。あきらめて2つめの湖を買ってその後ボーナスカードに走りました。慢性的な資金不足はみな同じで、競りが高値になる傾向もあって、1ppで100フローレンをもらうという情けないことを2度もしてしまいました。かなり接戦でこれほど胃の痛くなったフィレンツィエは初めてです。唯一初プレイだったスコットが競りのどろどろをうまく避けて勝利。

結果:スコット 47、ポール 43、自分 41、 マイク 39、アレックス 37

(前回のレポートはここ

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敗者(自分)の庭園(左)と勝者(スコット)の庭園(右)




マンハッタン Manhattan
(説明 10分 プレイ時間 60分)
852_5205-s.JPG皆プエルトリコは知っていても彼のSDJ作品であるマンハッタンは知らないということで出してみました。ここでは初レポートですね。10年前のゲームなのでかなりシンプルにできています。カードを出して指定された区画にビルを建てるだけ。カードは4枚なのでどのカードが来るかの運もありますがある程度の計画も立てられるというアベカエサルに近い感覚です。ビルは1-4階建てのブロックで、一番上のプレイヤーがそのビルのオーナーになります。相手所有のビルは、持ち階数が最低でも同じにならないと乗っ取れません。

6つブロックをプレイしたらラウンド終了で決算。4ラウンドでの総得点を競います。所有のビルは1つ1点、各都市で最大数のビルを持っていれば2点。世界一高いビルは3点です。都市での最大ビル数も世界一高いビルの高さも同数だと得点が入りません。これほどタイに厳しいゲームはあまりないかも。

今回はあまり潰しあわないで平和に建てたのですが、何故か1ラウンド終了時点で1点。完全に出遅れです。そのあともあまり戦わずに最大数を2、3都市で獲得していきましたが追いつかず負けました。自分の得点となり、同時に相手の減点にもなることからつい潰しあってしまうのですが、それだとビル数が増えないので勝てません。適度に平和に進めていく方が都市ボーナスをもらえます。そのあたりのバランスがまだよくわから無いのでこのゲームは実は勝った記憶がありません。

なぜか4人のビルの内訳が違うのですが、これはもとからなのでしょうか?
そのあたり、調べても分かりません。(自分のは、黒 紫 青3-4-6-12で橙 3-3-7-12です。もしこの事で知っている方がいたらここにでもコメント下さい。)

結果:アレックス 40、ボブ 38、マイク36、自分 29



メンバーズオンリー Members Only
(説明 10分 プレイ時間 35分)
852_5208-s.JPGさて、もうひとつなにか最後にということで賭けのゲームのメンバーズオンリーをエントリー。ちょっと昔のゲームなので終了時間が一定でないのが欠点。一度ものすごく時間がかかって2時間ということがありました。バリアントとしてあらかじめ上限のラウンド数(プレイヤー人数またはその2倍が良いと思う)を決めておくといいかもしれません。今回は時間的に5人で5ラウンドでのプレイでしたが、5ラウンド終了後に丁度終了条件を満たしました。始めの方で思い切った得点を得たのが効いて、ぎりぎり1点差で勝ち逃げ。このゲーム、どこで大きな賭けに出るかが大切かも。

結果:自分 21、クリス 20、アレックス 18、マイク 12、ボブ 8

(前回のレポートはここ

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