横浜クニツィア会 2026.10.03

第61回横浜クニツィア会のレポートです。神奈川地区センター和室で9:30-20:30の11時間開催です。参加者15名(うち初参加3名)と盛況でした。出版社で辿るクニツィア史第28回はペガサスゲームズ第1期として20世紀のペガサスです。といっても該当するのは1999年出版の「スチーブンソンズロケット」のみで、次にペガサスから出版されるのは2007年の「交易王」まで待たなければなりません。なので、この1ゲームだけを第1期とするのが妥当だと思います。

Pegasus20261003.JPGスチーブンソンズロケット Stephensons Rocket (1999)

「スチーブンソンズロケット」はイギリスの鉄道黎明時代をテーマとした運の要素がない完全公開情報なゲーマーズゲームです。近年グレイルゲームズとグループSNEからそれぞれリメイクが出版され(ただしSNE版はスチーブンスンロケットという表記です)、さらにブラジル版も出版される予定です。18xxシリーズにちょっと見かけが似ているので、18KZ(18クニツィア)と呼ばれることもあるとか。とはいってもシステムは大きく異なり、タイルは1種類(両面で直線とジェントルカーブ)しかなく、プレイヤーは駅トークン、駅、株の3種で得点を競います。この3種が複雑に絡み合っており、なかなかバランスよくプレイするのは大変です。


個人的な初プレイはないのですが、版違い(リメイク)の初プレイは「ゴールドカントリー」、「ピニャータス」の3つです。特に「ゴールドカントリー」はかなり要素が加わっています。



ショッテントッテン2 Schotten Totten 2
(説明 15分 プレイ時間 20分)
SchottenTotten2-20261003.JPG最初に到着したヤスシさんと「ショッテントッテン2」を遊びました。時間の関係で1戦のみです。久し振りですが、概ねルールは覚えていました。自分が攻撃側でもう少しで勝てるというところでデッキが尽きて敗北。

結果:ヤスシ(防御側) 勝利、自分(攻撃側*) 敗北



ゴールド カントリー Gold Country
(説明 25分 プレイ時間 45分)
GoldCountry20261003.JPGキックスターターで手に入れた「スペクタクラム」のリメイクの「ゴールドカントリー」です。豪華版コンポーネントは重量が重いので、今回は通常コンポーネントで遊びました。テーマはサーカスからアメリカ、カリフォルニアのゴールドラッシュというよりわかりやすいものになりました。手番には手元にある3個のコマの配置(強制)、カードを2枚まで売買する(任意)、特殊カードを買って使う(任意)の3種のアクションを好きな順で行いますが、ひとつのアクションを分けてはいけません。以前のスペクタクラムでは売買は分けられたので(つまり1枚売買してから3個配置し、さらに1枚を売買する)こちらの方が少しきついルールです。しかし配置前に1つおかれた共通のコマと交換ができるのは良いところだと思います。また鉱脈が7箇所あり、これらにコマの列がたどり着くとその下にある黒いコマ2個を袋に入れます。以後はこの黒いコマを引く可能性があるわけです。黒いコマは任意の色のコマの隣りに置けて単なる邪魔者ですが、使い方によってはかなり有効だと思います。

結果:Sato 133、ぴーかん 129、自分 121、ヤスシ 92



ハバランディ Havalandi
(プレイ時間 40分)
Havalandi20261003.JPGヤスシさんのリクエスト。久し振りに遊びます。ダイスでボードの周囲を進む気球から直線上の位置にコマを置いて行きます。今回はボーナスカードの1つが2片を連結してそのコマ数が点数になるというものだったのですが、あと1つか2つというところで阻止されてしまいかなり痛かったです。このままならなさが良いですね。もっと遊ばれても良いのでは?

結果:ヤスシ 77、Sato 74、自分 61



デッド マンズ トレジャー Dead Man's Treasure
(プレイ時間 各10分)
DeadMansTreasure20261003.JPGヤスシさんリクエスト。プレイルーム版を遊ぶのは本当に久し振りです。キャプテンフリントの亡霊とベン・ガンのコマの後ろ側には時計回りか反時計回りかが書かれており親切です。手番数が多いだけスタートプレイヤーが有利なのでは、という疑惑がありましたが、今回も2戦ともスタートプレイヤーが勝ちました。本来はプレイヤー数に等しい回数を遊んで合計を競う方が良いかもしれません。

結果
1戦目:Chester* 23、自分 17、ヤスシ 16、Sato 14、やっちゃん 6
2戦目:やっちゃん* 14、Sato 13、ヤスシ 13、Chester 12、自分 9



ダーク サイド Dark Side
(説明 30分 プレイ時間 75分)
DarkSide20261003.JPG前回ぴーかんさんらが遊んでおり「なかなか面白い」と話題になっていて再リクエストされたので、今回は自分も加わりました。ルールを聞いていると、そんな感じだったなあと記憶が蘇ってきます。相手に自分のダークサイド(スート)を悟られないように自慢するのが面白いですね。たまに遊びたくなるというゲームかもしれません。これはルールをちゃんとまとめてまた遊びたいです。

結果:自分 74、ぴーかん 67、たっくん 61、はた 54、Yamasy 51



ホット リード Hot Lead (サニーバード版)
(プレイ時間 15分)
HotLead20261003.JPGサニーバードがバイトウイング版のグラフィックを踏襲して出版したゲームです。そのせいなのか同サイズのボックスにあるはずのナンバリングがありません。これに似ているゲームがあるよね、とたっくんと話していたのですが2人ともゲーム名を思い出せず。後から考えたら「マインドアップ」ですね。

手軽に同時出しの妙が楽しめる良いゲームだと思います。時間が15分というのも遊びやすいですね。

結果:はた 73、yamasy 66、ぴーかん 58、たっくん 43、自分 18



スチーブンソンズ ロケット Stephensons Rocket (ペガサス版)
(説明 20分 プレイ時間 100分)
StephensonsRocket20261003.JPGペガサス版です。今回の「出版社でたどるクニツィア」の対象ゲームなのですが、それを知ってか知らずかちょこさんがリクエストしてくれました。この企画からリクエストが出たことがなかったので個人的には嬉しかったです。

完全公開情報ゲームで点数代りのお札がでかいのがみんなの目を引きます。裏が同じなのでこれはこれで機能していると思います。またリメイクのグレイル版やSNE版と異なり、チャート式ではなくトークンが都市にあるのは視覚的にはわかりやすいと思います。

黄色とオレンジと赤の3つの会社が最後にどうなるかという展開でしたが、青レンジと赤が合併したところでタイル切れで終了。黄色に力を入れていたちょこさんはかなり痛かったと思います。後半自分は有利に進めていたものの、序盤でうまく立ち回っていたと思われるたっくんに追いつけず3位でした。

結果:たっくん 77、双六小僧 73、自分 72、ちょこ 40



ピニャータス Piñatas
(プレイ時間 30分)
Pinatas20261003.JPG「ブードゥープリンス/マシュマロテスト」のリメイクで、切り札の決め方、フォローのルール、カードで0、5、7の特殊ルール、最後に残ったプレイヤーの点数、といったところは「ブードゥープリンス」と同じですが、誰かが一定点数を取ったらサドンデスで終了というのは「マシュマロテスト」を引き継いでいます。感覚として「ブードゥー」8割、「マシュマロ」2割という感じです。

カードは派手なグラフィックで目がチカチカしてきます。そして数字がインデックスにしかないのも欠点です。まあこのグラフィックを引き立てさせたかったらこうするしかなかったのかもしれません。

5人だと25点先取でChesterさんがちょうど25点を達成して勝利しました。

結果:Chester 25、たっくん 24、ヤスシ 21、自分 21、はた 9



このあとはオールプレイ版の「ハイソサエティ」が遊ばれていました。これまでと違い、初めて特殊カード3枚が加わったのですが、これらのカードについてはいろいろな意見があるようです。ハイソサエティ原理主義者の自分はこの3枚は不要ではと思いますが、次回のリメイクでどうなるのかが見ものですね。



Results20261003.JPGこれ以外には「ラストパラダイス」、「カルテル(すごろくや版)」、「ロイヤルビジット」、「マイスターマカツ」、「タリーオン」、「イリウム」、頭脳絶好調3D」、「まねきねこれくしょん」、「ラッツィア(スペインPrimigenio版)」、「エイプタウン」「カスカデロ」、「ゼロ(ピクシーゲームズ版)」、「ハイソサエティ(オールプレイ版)」が遊ばれていました。ぢ~ぷさん、ミスミンさん、あすまーさん、一味さんとは同卓できませんでしたが、またの機会に。

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