第53回横浜クニツィア会です。神奈川地区センター中会議室で初参加4名を含む14名が参加しました。出版社でたどるクニツィア史第21回目はクイーンです。クニツィアはクイーンから「レスパブリカ」を3回出版していますが、それ以外のゲームは出版していません。
レスパブリカ Res Publica (1998/2000/2011)
「レスパブリカ」というゲーム自体の初版は1991年のヘクサゲームズ版で、その後にクイーン初版が1998年、アバランチプレス版が1999年、クイーン第2版が2000年、クイーン第3版が2011年、大幅にルールを追加したメージ/ハイデルベルガー出版の「レスパブリカ2230AD」が2015年という流れになっています。最近はエクリプスエディトリアル出版のスペイン語版が2025年に出版されたようです。
クイーン初版と第2版は同じ内容ですが箱の形状が大きく異なります。写真左の初版は通常の平箱ですが、写真右上の第2版はバターボックスと呼ばれる形で蓋を持ち上げると中身が散らばってしまうという致命的な欠陥があります。ルール面でのヘクサゲームズ版からの変更では、村にも3点という点数がつくようになり、ペアを捨てて文明カードを取るというルールは削除されています。
クイーン第3版は写真右下の黄色っぽい正方形の箱で、僧侶と図書館という特殊カードが加わりました。僧侶は民族デッキに、図書館は文明デッキに入っていますが、どちらも5枚ずつあり、2枚でメルドできます。メルドした僧侶は7点ですが、文明を引く能力はありません。図書館は以降のメルドが5枚でなく4枚で済むようになります。
今回はこの中から特殊カードが加わったクイーン第3版(2011年版)を遊びました。なお、個人的な初プレイは「誰だったでしょう? 2 ミニ」、版違いの初プレイは「猿のいたずら」です。
誰だったでしょう? 2 ミニ Wer war's?: Das 2. Abenteuer - Mitbringspiel
(プレイ時間 10分)
「誰だったでしょう?」の続編のミニゲームです。既に他のプレイヤーが1回遊んでおり、協力ゲームだというのでそれに混ぜてもらいました。かなり厳しい記憶ゲームで、時計の目がでるたびにすべての通路が回転するので、その辺を考慮して鍵を集めていかなければなりません。最後は3択くらいまでに絞れたのですが、最後の賭けに負けて敗北。
結果:敗北(ヤスシ、ぢ~ぷ、河原、まっつん、セイバー、自分)
ナクベの秘宝 Treasures of Nakbe
(説明 10分 プレイ時間 45分)
7人で「ナクベの秘宝」を遊びました。7人だと担当する3キャラクターをそれぞれ他の2人とシェアすることになります。6人でも数学的には公平なので、6−7人で遊ぶのが良いでしょう。今回は財宝を優先しすぎて自分のキャラクターが何度かあっけなく死んでしまいました。後半のジャングルではなんとすべてのキャラクターが死んでしまうという、ちょっと珍しい展開でした。自分は拾った宝物の点数が酷すぎて最下位でした。
結果:セイバー 34、ヤスシ 32、河原 30、ぢ~ぷ 29、まっつん 25、夢遊人 25、自分 25
リバース Rebirth (限定版 Limited Edition)
(説明 15分 プレイ時間 40+60分)
ちょこさんのリクエストで「リバース」です。せっかくなのでスコットランドとアイルランドの両面を遊ぶことにしました。スコットランドでは個人目的カードを最大枚数8枚獲得できたのですが、食料やエネルギーのグループ点(N枚目だとN点)を軽視しすぎてしまい、トップを走るセイバーさんに追いつけませんでした。
2戦目のアイルランドは共通目標なので競争要素がかなりあってインターアクションも大幅に強くなります。目標カードには2枚だけ12点という難易度が高いけど高得点のカードがあるのですが、今回はそれらが共通目標にはなかったので8点のカードを2倍にするようにします。こちらはバランスよく点数が取れて勝利。
結果
1戦目(スコットランド):セイバー 140、自分 121、ちょこ 107、まっつん 93
2戦目(アイルランド):自分 158、セイバー 150、まっつん 128、ちょこ 127
レスパブリカ Res Publica (クイーン第3版)
(説明 10分 プレイ時間 60分)
クイーン第3版の少しだけ特殊能力があるバージョンです。過去のレポートを振り返ると、この版を遊んだ回数はかなり多いのですが、なぜか英訳も和訳も入っていません。ギークに英訳が上がっていないのですが、なんとか2種の特殊カードを解読して遊びました。民族デッキに入ってる5枚の僧侶と文明デッキに入っている5枚の図書館はそれぞれ2枚だけでメルドすることができます。僧侶は7点、図書館は以降のメルドが4枚で良くなります。しかしどちらも全部で5枚なので1枚だけ半端になってしまうのは少し問題かもしれません。今回は、これらの半端なカードがババ抜きのババのようにプレイヤー間をまわっていました。なおリメイクの「レスパブリカ2230AD」ではこれらのカードは6枚になり3枚でメルドするというように変更されています。
(参考)https://www.gamers-jp.com/playgame/archives/001581.html#respublica2230ad
序盤からぢ〜ぷさんが村を獲得してリードし、そのまま図書館も手に入れて最終的に勝利しました。ぢ〜ぷさんを騙して不要な僧侶を取らせたのですが、だめだったようです。一度出遅れてしまうと文明が手に入らない状態が続いてそのまま勝敗が決まってしまうことが多いのがこのゲームの問題点だと思いますが、交渉自体はとてもよくできています。もう少し弱者救済のルールがあった方が最後まで楽しめるかもしれません。
結果:ぢ〜ぷ 41、ちょこ 28、自分 28、夢遊人 22
シャークトレード/スティンジー Stingy (プレイディスワン版)
(プレイ時間 50分)
ちょこさんリクエストの「スティンジー」です。相手とうまくタイルを交換して同種同色のタイルを集めていくゲームです。今回は色のボーナスはなし。4人だと色々な交換のパターンが考えられるので面白いですね。自分はタイルを最後に持ちすぎてしまい、かなりの枚数を得点化できずに終わってしまいました。後半は保有タイル枚数よりも得点化を考えていかなければダメだということを思い出しました。淡々としていますが、渋くて良いゲームだと思います。確かダミープレイヤーがいる2人も面白かったので、また試してみようと思います。
結果:ちょこ 77、ぴーかん 71、自分 71、夢遊人 56
猿のいたずら Monkey Mischief
(説明 5分 プレイ時間 20分)
「ののの・・・脳ミソくれ〜!」のリメイクですが、こちらのバージョンを遊ぶのは初めて。前半ではなるべく点数チップをとっていき、後半はその点数を失わないように他のプレイヤーのチップをなくすという二部構成のゲームです。バリアントで10点以上を捨てさせる時には超過分をもらえるというのがあり、これはなかなか面白そうなので採用しました。このルールだとチップが0枚になっても復活の見込みがあります。このバリアントはもとの「ののの・・・脳ミソくれ〜!」にあったかは定かではないので調べてみようと思います。
結果:ちょこ 勝利、(夢遊人、ぴーかん、自分 敗北)
トレンディー Trendy (シュピールシュパース版)
(プレイ時間 5ディール30分)
この日自分が最後に遊んだのは「トレンディー」です。初参加の4名と一緒に5人で遊びました。このゲームで難しいのはリードされたカードを持っていない時に何を出すべきか、だと思います。運の要素は強いものの考えどころが程よくあります。5人だとちょっとどうしょうもなくなってしまうこともありますが、スタートプレイヤーを変えて5ディール戦としたので、最終的には結構接戦になりました。とはいえ、4ディール目と5ディール目で高得点となったセイバーさんが頭一つ抜けて1位。
結果:セイバー 134、自分 124、TKS 120、まっつん 115、トモヤ 110
このあとは「ハイソサエティー」が締めのゲームとして非常に盛り上がっていました。
他に遊ばれていたゲーム:「ピックアペン石碑」、「エイリアンアタックUSA」、「メディチ対ストロッツィ」、「エイプタウン」、「砂漠を越えて」、「マイスターマカツ」、「ラムセスリターン」、「メンバーズオンリー」、「カスカディロ」、「分数かるた」x2、「すしバー(すしゾック)」、「まねきねこれくしょん」、「ハイソサエティ(オープン&プレイ版)」x2、あと、ボードに未記載ですが「アンドロメダの商人」、「Acorn Paws」も遊ばれていました。フクさんとは一緒に遊べませんでしたが、また次の機会に。次回は3月28日です。
https://twipla.jp/events/715981
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