高尾ボードゲーム会 2023.11.18

島の完熟バナナ Reif für die Insel
(説明 10分 プレイ時間 65分)
ReifFurDieInsel20231118.JPG先週のクニツィア会で好評だった「島の完熟バナナ」です。前回はオウムが食べるものがなかったら最後には自分の得点チップの山から1枚捨てるということにしていましたが、そういう記述はないので、やはりラウンド終了時に今ラウンドで獲得した5枚から捨てるだけにしました。たとえば緑のオウムを獲得してしまっても、そのラウンド以降で緑のバナナを取らなければ被害はないというわけです。おそらくこの方が正しいルールだと思います。

今回は武井さんが15/2と20/2の両方のペアを完成させて勝利。前回の勝者だったイズナさんも、やはり15/2と20/2を持っていたということなので、どうやらこれらのタイルがかなり大切なのかもしれません。

結果:武井 80、自分 71、ミド 70、イズナ 67、たっくん 62



ライ Lie
(説明 5分 プレイ時間 40分)
Lie20231118.JPGフランスのOyaで購入したチューインガムゲームセットのひとつ。「ライアーズダイス/ブラフ」をカードで遊ぶようなゲームです。面白いのはカードの上下には異なるダイスが描かれていて、ラウンド開始時にどちらを使うかを各カードについて決められるのです。カードは30枚あり、つまりすべての組み合わせ(15通り)が2枚ずつあることになります。各数字は10枚ずつに現れます。
ブラフとの違いは、数字に関わらず必ず枚数を上げなければならないということでしたが、後でルールを読むと数字を上げれば同じ枚数で良いみたいです。そうなると本当に「ライアーズダイス」と同じですね。

序盤はミドさんと自分がずっと無傷で、さらに自分は無傷を保っていたのですが、1回負けてからは負け続けてしまい結局4位。最後まで残ったのは、usalapbitさんでした。

自分が握りつぶしたダイスの情報があり、また全体で10ずつが上限と決まっているなどダイスとは違った部分もあります。負けても1枚しか減らないので、もう少しブラフのように大胆にカードが減っても良いかもしれませんね。写真は残り6枚なのに全員4という状態。

結果:usalapbit 1位、たっくん 2位、イズナ 3位、自分 4位、ミド 5位、武井 6位



アメージング スパイダーマン The Amazing Spider-Man Game
(説明 10分 プレイ時間 25分)
2012年にミュンヘンのギャレリアで買ったゲーム(当時の値段で4.99ユーロ)。その後ずっと眠っており、ようやくルールを訳して遊びました。内箱の四辺に高層ビルを模したタイルを嵌め込むようになっており、なかなか凝っています。ダイスの目によってスパイダーマンを進め、進んだ先のタイルを取るための挑戦ができます。ビルの高さに比例して1−3個のキューブを内箱の中に落とし、タイルの色と同じ円内に着地させれば良いのです。これが意外と難しい。黄色いタイルは円が小さく難しいですが、10枚しかなく少々レアです。青いタイルは14枚。青と黄色を2枚ずつ集めるか、あるいは合計6枚集めれば勝利です。他にお邪魔者のリザードとスパイダーマンの追いかけっこがあったりとミニゲームながら良くできています。次回はリメイクの「アルティメットスパイダーマン」を遊びたいものです。

ちなみに、うさぎさんのレポートはここ!!!

結果:自分 2+2、たっくん 2+0、イズナ 0+1
(表記は、青+黄)



モトリーフールの安く買って高く売れ The Motley Fool's Buy Low Sell High
(説明 15分 プレイ時間 55分)
MotleyFoolsBuyLowSellHigh20231118.JPGたっくんのリクエストで持ち込みました。「パルミラ」との大きな違いはそれぞれの色でカード構成が少しだけ異なるところです。またラウンド終了時のカード交換の部分のルールが明瞭になっているのは好感が持てます。今回はカードの出し方などを失敗してしまい、相場に乗れずに大敗。原点とほぼ同じです。ここまで負けた「パルミラ/モトリーフール」は久し振りかもしれません。

結果:たっくん 134、イズナ 108、自分 82



ドゥビトー Dubito
(プレイ時間 15分)
Dubito20231118.JPG時間調整に「ドゥビトー」を遊びました。イズナさんと2列目のスートが同じになってしまい、また最下段に2枚しか置けずに苦戦しました。序盤から積極的に最下段に置いていったたっくんの勝利です。

結果:たっくん 58、イズナ 45、自分 42



キャベツ鑑定 Cabbage Inspectors
(説明 5分 プレイ時間 40分)
CabbageInspectors20231118.JPG最後はたっくん持ち込みの「キャベツ鑑定」です。自分も好きな同人ゲームの一つで、鑑定士になるためのビッドと自分のキャベツの出来具合が連動しているのが面白いです。6人だったので、自分は主催のイズナさんと2人でチームになりました。テーブルの下で指を出して相談してビッド値を決めて行きます。

事件が起こったのは8ラウンド目。我がチームはマイナス30の見つけられたくない腐り切ったキャベツがあります。できれば鑑定士になるか、あるいは平穏に鑑定されずに終わりたいもの。最初は早く降りるフリをしていたものの、ビッドが白熱し、これはみんなマイナス20−30のキャベツを抱えているのでは、という疑惑の中でなんと89までビッドして鑑定士になりました。一番正直者のusalapbitさんのキャベツを鑑定するとなんとプラス20! プラス20は鑑定終了も兼ねているので、大ショックです。このラウンドだけで109も資金を失ってしまいました。あとで他のプレイヤーの8ラウンド目のカードをチェックすると、みんなプラスでブラフをかけていたみたいです。恐ろしい!

結果:武井 176、トミー 170、たっくん 133、usalapbit 113、イズナ&自分 71

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