横浜クニツィア会 2023.08.12

第24回横浜クニツィア会は、先月同様に東神奈川の会場を使いました。今回は6人が参加。個人的初プレイはシュピールボックスの「クアトロ」だけですが、「イクイノックス」や「イージーカムイージーゴー」は版違いの初プレイ、「ホエールライダーズ」は初めて拡張を使いました。



アクシオ Axio
(プレイ時間 35分)
Axio20230812.JPGまずは3人で「アクシオ」を遊びました。ピラミッドの大切さを忘れていて、次のプレイヤーに簡単にピラミッドを作らせてしまい出遅れました。それが終盤まで響いた結果となり最下位。スコットさんとミスミンさんの激戦は、3つ目のタイブレークでスコットさんの勝利! 頭脳絶好調とはかなり違った味わいがありますね。

結果:スコット 9-10-13-18-18、ミスミン 9-10-13-13-18、自分 8-8-11-14-18



サムライ Samurai (ホビージャパン版)
(プレイ時間 50分)
Samurai20230812.JPG今回は初プレイのプレイヤーもいたので、最初の手札はランダム5枚でのスタートです。この5枚がサムライ(ワイルド)ばかりだったので、3種類のどれを取るかという指針がまったく取れず、序盤は流れに任せていきました。途中から田んぼと仏像を多くとろうという方針になったのですが、これが一味さんとバッティング。特に序盤から布石を打っておいた京都を終盤で取られてしまったのは痛かったです。途中でコマ2個がタイで除外されたので、これは珍しく4個タイで終了になるのかと思いましたが、そうはならず。兵力を最大限に活かしていた一味さんが仏像と田んぼの2種単独最多で勝利です。

結果:一味 4*-2-5*、ミスミン 3-5*-1、自分 2-2-4、スコット 2-2-2(数字は仏-兜-田の獲得数)



ホエール ライダーズ Whale Riders
(説明 15分 プレイ時間 45分)
WhaleRiders20230812-1.JPG初めて付属の拡張を入れて遊びました。拡張は共通の目的タイルである The Clan's Decree と各プレイヤー独自の特殊能力である The Magic of the Whales の2つがあるのですが、今回は両方とも入れてみました。後者の特殊能力は8枚を1列の並べ、手番の逆順に橋の3枚のいずれかを獲得していきます。自分は最後の手番だったので、アクションなしで1手番に1移動できるという能力を選択しました。各プレイヤの能力は以下の通りです(手番順)。

スコット:契約達成には資源が一つ少なくて良い。
一味:アクションで1コイン取るときに2コイン取れる。
ミスミン:アクションを使って自分がいる港の2枚のタイルの位置を変えられる。
しのだけ:アクションでタイルを買うときに1度の複数枚買える。
自分:アクションなしで1手番に1移動できる。

WhaleRiders20230812-2.JPG自分は手番順が最後だったにも関わらず、ほぼ毎回移動して良いタイルを先取りしていきました。特に、獲得→移動→獲得という順に2枚を無料で獲得できるのは大きかったです。これによりかなりの契約も達成でき、最も早くゴールにたどり着きました。しのだけさんは最後から2番目の手番順でしたが、1アクションで複数枚を購入できるというこれも魅力的な能力で、スタート地点からほぼ動かずにひたすらタイルを購入。かなりの脅威でしたが、なんとか僅差で自分が勝ちました。

5-6人だとどうしても後の手番のプレイヤーが不利になるので、この能力はあっても良いかもしれません。ただ、やはりプレイヤー間の絡みが薄くなってしまい、ともすると作業の感覚が強くなってしまうかもしれません。そういう意味ではこのゲームはやはり4人くらいまでが良いのかも。

結果:自分 31、しのだけ 29、スコット 23、一味 20、ミスミン 15



イクイノックス Equinox (緑箱版)
(説明 30分 プレイ時間 55分)
Equinox20230812.JPGちょっと久し振りに遊ぶ「イクイノックス」です。今回は緑箱を使いました(内容は紫箱版と同じです)。クニツィアにしてはかなり個人攻撃の要素があるゲームで、この辺りが元になっている「タイタンアリーナ」がアメリカでそれなりに受けていた理由なのかもしれません。

今回は秘密の掛けチップは Feather Fox(現在のラウンドの他のカードを捨てられる)を選び、また1ラウンド目では、Moss Man(掛けチップを動かせる)と Goatman(他プレイヤーから3枚の手札をとってそのうち1枚をキープし残りを返す)という2つのクリエーチャーに掛けました。

4ラウンド目の途中で終了したので、まだ5種類が生き残っており、自分が序盤に掛けた3種が全て生き残っていて一味さんと同点1位。タイブレークで自分の勝利でした。

結果:自分 16、一味 16、しのだけ 15、ミスミン 13、スコット 3



イージーカム イージーゴー Easy Come, Easy Go! (プレイテ版)
(説明 5分 プレイ時間 25分)
EasyComeEasyGo20230812.JPG「イージーカム、イージーゴー」は2004年にアウトオブザボックスから出版され、2022年に韓国のプレイテから出版されました。今回はそのプレイテ版を初めて遊びました。タイトルは英題に「!」がついたこと以外は同じです。目的カードは9枚から16枚に増えて5人プレイにも対応するようになりました。3枚目を取ったあと、1巡その状態を保てば勝利、というルールだったのですが、次の2人から取られなければ勝利、というように収束しやすいルールになりました。ただし、付属の和訳だと昔のルールのままになっています。

5人だったので16枚からランダムに12枚を選択してプレイ。4つのダイスが全て1か4、2か5、あるいは3か6という目的カードが難しく、終盤までこれら3枚は取られることがありませんでした。ちなみにこれらは新たに追加された目的カードです。

追加されたのはこれら3枚に加えて、丁度11、4&4(ダイスを分けて合計を4と4にする)、5&5、6&6の合計7枚ですが、どうもアンバランスな感じがします。とくに丁度11が加わったのなら丁度9というカードも欲しいところです。

一味さんが3枚を達成し、次の2人が奪えずに勝利。自分はその次の手番だったので直前で終了してしまいました。

結果:一味 勝利



ラミー 17 Rummy 17 (ピアトニク版)
(プレイ時間 2ディール30分)
Rummy17-20230812.JPGちょっと久し振りのラミー17です。時間の都合で2ディールのみプレイ。どちらもミスミンさんが上がりましたが、それでも1ディール目は目的を複数達成して自分がリードしていました。しかし2ディール目はほとんど揃わずに大敗。

結果:ミスミン 12、スコット -2、一味 -6、自分 -10、しのだけ -13



クアトロ Quattro
(プレイ時間 各5-20分)
Spielbox1994-04.JPG「クアトロ」はシュピールボックス1994年4号の付録で、Edition Spielboxの10作目に当たります。2人用のアブストラクトゲームです。目的は相手よりも多くの4連を作ること。

手番には5x5のボードの辺から自分のコマを挿入します。それまでにあったコマはすべて押されます。ただし、ボードから押し出すことはできないので、その列が既に5個のコマで埋まっていたらその列にはこれ以降は挿入できません。同作者の「元老院議員(古代ローマの新しいゲーム)」やアブストラクトゲームの「ギプフ」と同じシステムです。手番終了時に縦横斜めで4連があれば、それらは1点、また5連なら2点と数え、合計点数だけ得点マーカーを自分の側に引き寄せます。これらの4連5連は今回新たに作ったものでも、既にあったものでもどちらでも構いません。全てを数えるのです。こうして得点マーカーの綱引きをし、相手より4点多くなったら(つまり得点マーカーを自分の側に引き寄せたら)サドンデスで勝利です。あるいはお互いに12手番づつ行ったらそのとき自分の側に得点マーカーがあるプレイヤーが勝利となります。もし得点マーカーが中央にあるときは引き分けです。

Quattro20230812.JPGゲームになっているのかどうかルールを読んだ限りでは多少不安でしたが、なかなか難しく面白いゲームです。相手の4連を崩すのか放っておいで自分の得点を伸ばすのかが難しいところです。また中央のマスが強いようにも思えますが、何度か遊ぶとそこまで中央が強いようには思えませんでした。

4連で1点5連で2点というのは「ビッグファイブ」を思い起こさせるシステムです。また相手を止めるか自分を伸ばすかというあたりは「オリックス」っぽいジレンマがあります。これは次回の土嚢の会に持っていくべきですね。

今回コマは「古代ローマの新しいゲーム」から赤と青のチップ12枚ずつと黒のポーンを使いました。

結果(*は先手を示す)
1戦目:自分 勝利、しのだけ* 敗北
2戦目:しのだけ 勝利、自分* 敗北
3戦目:自分 勝利、しのだけ* 敗北
4戦目:自分* 勝利、しのだけ 敗北



Results20230812.JPG「クアトロ」をプレイしている間に、他の4人は「イリウム」をプレイしていました。次回は9月16日の予定です。興味がある方は是非ツイプラを探してみてください。

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