土嚢の会 2023.07.16

Lunch20230716.JPG第74回土嚢の会です。今回は10名参加。久し振りに川崎さんが遊びに来てくれました。ハンドル名はlengthが希望ということなので、このレポート以降はlengthで統一したいと思います。

今回は「サイジュ」と「かりうち」が初プレイです。色々なテストプレイもできて、楽しい時間を過ごせました。写真は昼食のマーブル特製ドライカレーです。




サイジュ(彩珠) Saiju
(説明 5分 プレイ時間 65分)
Saiju20230716.JPG手持ちのネスターゲームズで未プレイだったもののひとつ。作者はKanareの加藤香流氏。雪と月にわかれて、ボードがすべてディスクで埋まったときに色によるグループでのマジョリティーを争うというゲームです。ディスクは3色で、それぞれ雪、月、花(中立)が4枚ずつの合計36枚。ボードは中央のヘックスを除いた4x4x4のヘックスヘックスボードなので36ヘクスあります。つまりすべてのディスクが隙間なく埋まることになります。

シャドウと呼ばれるディスクの配置場所を示すコマが雪、月、花の3個あり、手番にはこのうち2ヶ所までを選んで任意の色のディスクに置き替え、シャドウを別の場所に移動します。このメカニクスが様々な駆け引きを生み出すのです。思ったよりも本格的なゲームで楽しめました。

結果:自分 26、length 3



アッパーハンド (5x5) Upper Hand
(プレイ時間 15分)
UpperHand20230716.JPGlengthさんが遊んだことがないというので「アッパーハンド」の5x5を遊びました。先手有利なので慣れるまでは経験者が後攻になるのが良いと思います。1個差という僅差で自分の勝利。このあとも何度か遊ばれていたようです。

結果:自分 1、length* 0



レー Re
(プレイ時間 各20−25分)
Re20230716.JPG前回クニツィア会で遊んだチェスの動きを元にしたゲームです。コマはポーンがひとりあたり2個と少ない以外はチェスと同じで、移動するか配置するかのゲームです。

先手の初手番においたコマに対して後手は攻撃を仕掛けられるので、どうも後手が有利だという気がします。今回も2戦遊んで勝ったのはどちらも後手でした。もちろん先手での戦い方というのがあるのだと思うので、もう少し遊んでみたいです。

結果
1戦目:自分 11、とけい* 6
2戦目:道化師 5、自分* 0



立体四目 Vier gewinnt Professional
(プレイ時間 35分)
VierGewinntProfessional20230716.JPG去年のエッセンで購入して眠っていたものです。コンポーネントがちょっと格好良いと思ったのですが、開けてみたらゴム製で、経年劣化のせいかかなりベトベトします。

ルールを翻訳ソフトでその場で解析してもらった限りでは、何のひねりもない、ただの立体四目のようです。せっかくなので道化師さんと遊びました。ダブルリーチをもっと狙うべきでしたが、今回はうまくいかず、最後はどこに売っても負けるという状態に追い込まれてしまいました。残念。写真では斜めに赤が4つ並んでいますが、わかるでしょうか?

結果:道化師 勝利、自分 敗北


フィット Fits (ホワイトゴブリン版)ミニ拡張ボード Mini-Uitbreiding
(プレイ時間 65分)
Fits20230716.JPG久し振りにソロパズルゲームの「フィット」を遊びました。タイトルの FITS は Fill in the Space の略なんだと言っても誰も信じてくれず、証明しようにもホワイトゴブリン版にはその記載がありません。でもラベンスバーガー版には箱にサブタイトルのように書いてあったと思います。

ミニ拡張も含めて6面を遊びました。中村さんがかなり強かったですが、序盤でマイナス点になったエサさんの追い上げもすごく、自分はギリギリの2位でした。良いゲームです。

結果:中村 42、自分 31、エサ 30、土井 21



かりうち Kariuchi
Kariuchi20230716.JPG夕方過ぎに遊びに来てくれた草場さんに「かりうち」を教えてもらって遊びました。古代日本の新しいゲームのようで、昔の遺跡からルールを推測して製品化したらしいです。自分も2ヶ月前のゲームマーケットで購入しましたが、今回遊んだのは Logy Games 版です。

ゲーム自体はシンプルなすごろくに若干のルールが追加されたもので、歴史的価値はあると思いますが特にゲームとして光るものは感じられませんでした。ダイスの代わりに振る棒が、昔エポック社から発売されていた「ナイルギャモン」に似ているので、何か関係性があるのかもしれません。でもこの「ナイルギャモン」というゲームも日本でしか発売されていないらしく、どういう経緯のゲームかよくわからないゲームなのです。

結果:自分 勝利、草場 敗北



ぴーかんさん、しのだけさんとは遊ぶチャンスがありませんでしたが、またの機会に!

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