フタリシュピール 2023.01.29

デュエル Duell
(説明 10分 プレイ時間 各25分)
Duell20230129-1.JPGラベンスバーガーから出版されていた「アンギャルド」の異端児的な存在の「デュエル」です。この版だけは前進攻撃のルールがなく、代わりにラウンド開始時にラウンドカードを1枚めくって、それに従ったルールで戦います。ラウンドカードは合計8枚あり、内容は以下の通りです。

3 :手札は3枚
10 :手札は10枚で補充なし(余った5枚は使用せず)
目 :手札は公開
矢印:後退禁止
? :スタートプレイヤーが上記の4つのうち任意のルールを選べる
X :通常ルール(特殊ルールなし)
X :通常ルール(特殊ルールなし)
X2:通常ルール(特殊ルールなし)で2勝利点

最長で9ラウンドなので同じカードを2回使うことはありません。「タイマンポーカー」のようなアレンジのやり方で、どれもなかなか面白いです。たっくんは手札3枚に強く、そして手札10枚ルールが気に入ったみたいです。面白かったので2戦遊びました。

Duell20230129-2.JPG1戦目はたっくんが、手札3枚、通常ルール、特殊ルール選択(手札3枚)で3連勝したあと、自分が、後退禁止、通常ルール2点、手札10枚、通常ルールで逆転勝利。

2戦目はたっくんが3枚で勝利。自分が通常ルール2回で勝利。たっくんが手札10枚で勝利、そして自分が手札公開と通常ルール2点分で逃げ切りました。熱い戦いでした。

結果
1戦目:自分 5、たっくん 3
2戦目:自分 5、たっくん 2



森のマイスター Waldmeister
(プレイ時間 45分)
Waldmeister20230129.JPGたっくん持ち込みの「森のマイスター」です。たっくんは色、自分は高さ担当です。途中から分断と連結の戦いとなり、短いグループが最終的に2つに分断されて5本という小さいサイズになり敗北。

結果:たっくん 30、自分 23



バトルライン 中世版 Battle Line: Medieval (GMT版)
(プレイ時間 30分)
BattleLineMedievalBoxes20230129.JPG「バトルライン」にはロランドリベンジ版という地形に特殊能力が付いたファンバージョンがありましたが、その一般製品版がGMT出版の「バトルライン中世版」です。箱は無駄に大きい以外は、グラフィックなどはロランドリベンジ版と同じです。今回は初めてGMT版を遊びました。もちろん地形の特殊能力を使います。遊んでいくうちに特殊能力の疑問点が2点ほど生じました。ギークなどで一通り調べてみましたが未解決です。

Castle と Fortress:一方のプレイヤーは1枚多くプレイしなければならず、その後最も高数値のカードを1枚捨てる、というものですが、最も高数値のカードが複数ある場合には誰が捨てるカードを選ぶかという問題があります。例えば、緑4、緑5、緑6、青6、となっていたら、どちらの6を捨てるかによって強さが異なります。これはギークで質問しているメンバーがいましたが回答はありませんでした。

Watchtower:ここで勝利した時に、相手の未解決の隣接する列から1枚捨てる、とありますが、未解決の隣接する列 unclaimed adjacent battlefield は両隣のうちまだ未解決の列を見るのか、未解決の列のうち両隣で一番近い列を見るのかというのが少々分かりづらいです。おそらく前者だと思います。

BattleLineMedieval20230129.JPGプレイアビリティーは非常に悪いです。6スートは2色になっていてどれなのか識別しづらいし、地形カードのフォントが読みづらく、もう少しなんとかならなかったのかと思います。バトルライン(あるいはショッテントッテン)の面白さはありますが、地形カードを使ったからといって別の面白さが生まれるかは疑問が残ります。もう何度かは遊んでみたいと思いますが。

アメリカの「バトルライン」から「バトルライン中世版」が生まれ、ドイツの「ショッテントッテン」から「ショッテントッテン2」が生まれたというのが興味深いところです。

結果:一馬 勝利、自分 敗北



イースト ウエスト East-West (ブレイジング エース! Blazing Aces! より)
East-West20230129.JPG一馬さんが「ブレイジングエース」から幾つか遊びたいということで、「イーストウエスト」を遊びました。2人専用で、3列のポーカーハンドを作っていきます。2列に勝てば1点、3列に勝てば2点です。

共通のカードが各列1枚めくられたらゲームスタート。手番では1枚めくってそれを自分の側の3列のどれかに配置するだけです。シンプルだが痺れます。ダイス版の「ダイスポーカー」とちょっと似ています。1度だけ3列すべて勝ち2点を得ました。

結果(4ディール戦):自分 4、一馬 1



ナゲット Nugget (ブレイジング エース! Blazing Aces! より)
(プレイ時間 各5−25分)
Nugget20230129.JPG「ナゲット」は手札がない状態から1枚ずつ増やして7枚のうちベストのポーカーハンドを作るゲームです。手札の増やし方が特徴的で、山札から1枚取り、それを手札にするか場に捨てるかを選べます。場に捨てた時には山札から2枚目を取りますが、それは捨てられません。また、山札から取る代わりに場札のどのカードでも1枚取って手札にすることもできます。

バリアントルールでは、手札があらかじめ5枚あり、手番では山札から1枚取るか、場から1枚取って手札を1枚場に捨てます。これで良いと思ったらノックしてパスします。全員で合計2回目のノックがあったら1巡して終了します。つまり手番数は固定されていません。

1戦目は2人で通常ルールを、そして2戦目は3人でバリアントルールを遊びました。バリアントルールはちょっと「ゼロ」みたいなプレイ感覚です。「ナインティナイン」を挟んで3戦目を通常ルールで4人で行いましたが、とにかくフルハウスが出やすく、4人ゲームでは通常の52枚デッキを使ったもののやはりフルハウスを作れば勝利という感じでした。結果を見ても、フルハウス5点、フラッシュ、ストレート、スリーオブアカインド3点、ツーペア2点、ワンペア1点という得点体系であり、勝ったプレイヤーはすべてのディールでフルハウスを完成させていることがわかります。

結果
1戦目(3ディール戦):一馬 15、自分 9
2戦目(3ディール戦、バリアントルール):自分 15、トミー 10、一馬 10
3戦目(4ディール戦):自分 20、一馬 18、上野 16、トミー 15



ナインティーナイン Ninety-Nine
Ninety-Nine20230129.JPG個人的にトランプの3人トリックテイクのベストだと思える「ナインティーナイン」です。トミーさんは初めてということで、3ディールだけ遊びました。自分は無理なリヴィールが失敗して最下位でしたが楽しめました。

結果(3ディール戦):一馬 114、トミー 95、自分 8



タントニー Tantony
(プレイ時間 60分)
Tantony20230129.JPG「ナゲット」の基本ゲームを4人で遊んだ後、続けて4人で「タントニー」です。個人的にトランプの4人トリックテイクのベストだと思います。シンプルで美しいルールです。個人的にはこちらの方が「トランプトリックゲーム」よりも優れていると思います。

結果:上野&自分 183、トミー&一馬 158



ペナルティー Penalty
(プレイ時間 25分)
Penalty20230129.JPG最後は一馬さんとシュピールボックスの付録のひとつ「ペナルティー」です。お店にあったポーカーチップを借りて遊びました。中盤くらいからどんどん熱い戦いになり、2人とも空ビッドだったり、ペナルティー判定が出たりと大いに楽しみました。最終的には1点差で一馬さんの勝利。

結果:一馬 6、自分 5



Lunch20230129.JPGDinner20230129.JPG

ランチとディナーはオムライスです。ランチは1月の月替わりメニュー「千切り豚生姜と白菜のあんかけオムライス」でディナーは「赤ワインと牛スジのオムライス」を食べました。2食連続オムライスも悪くないですね。

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