ジェリージェリーカフェ横浜 2022.05.31

久し振りの横浜での平日会です。5人で遊べるゲームは何かないかということになり、自分がちょっとやってみたかった「ウイングスパン」を遊びました。




ウイングスパン Wingspan
(説明 25分 プレイ時間 95分)
Wingspan20220531-1.JPG鳥をテーマにしたゲームというのはあまり多くないですが、そのなかでも「ウイングスパン」はKdJを受賞している人気作品のようです。周囲の数人が面白いと名前を挙げることもあったので少しは期待したのですが、結論から言えば期待はずれのただのアクティビティーでした。

ゲームは4ラウンドからなり、各ラウンドで8、7、6、5アクションができます。各アクションはリソースを得るかカードをプレイするかのどちらかです。リソースは、鳥の餌、鳥の卵、そしてカードと3種類あり、個人ボードの各列に対応しています。この列でカードが置かれていないなかで一番左側(つまりカードの列のすぐ右のスペース)に書かれただけリソースがもらえ、そのあと右から順にカードの特殊効果を処理します。カードはなんとすべて異なり、能力も様々です。これは大変です。手札のカードをプレイするには、カード自身のほか、それに書かれた餌の組み合わせや配置場所による指定された数の卵が必要になります。

Wingspan20220531-2.JPG鳥の餌は振ってあるダイス5個くらいから選ぶというもので、どんどん選択肢がなくなります。この部分と、表向きのカードを獲得する部分は多少インターアクションがあるかもしれないと言えるかもしれませんが、ほとんどマルチプレイヤーソロゲームと言って差し支えないでしょう。その証拠に誰も他のプレイヤーのボードを気にしていません。情報量が多くて見る気にならないのと、所詮インターアクションがないので見てもしょうがないのとがあります。

結局、このゲームは現代的なメカニクスの組み合わせ(カードタブロー、マルチプレイヤーソロ、ポイントサラダ)からなる、現代ユーロゲームの象徴のひとつなのだと思います。世界はユーロゲームからユーロアクティビティーにシフトしています。どうしてこれが賞を取ったのだろう? と訝しく感じますが、こういうゲームだからこそ21世紀には賞を取れるのかもしれません。でも鳥をテーマにしたゲームなら、「ヴォロー」か「コロンバ」が良いのでは?

結果:一味 83(勝利)、キノ 83、はた 73、シミーズ 67、自分 56



ヘックメック カードゲーム Heckmeck Am Karteneck
(説明 5分 プレイ時間 45分)
HeckmeckAmKarteneck20220531.JPG気を取り直して、口直しに6人でヘックメックカードゲームです。今回もタイルを取って取られての攻防に悩まされ、最後には勝ち切りました。

結果:自分 38、キノ 22、シミーズ 20、はた 19、一味 19、名人 17



ブラフ Bluff
Bluff20220531.JPG最後は店に常備してある「ブラフ」です。3人が4つのダイスを次々に失い、終盤はビッドがちょうどという巻き添えを食らってさらに1人脱落。2人になったところで時間切れになってしまいました。2人とも1位ということで終了。

結果:キノ 1位、名人 1位、一味 3位、シミーズ 4位、自分 4位、はた 6位

SHARE