マイシティ会 2021.05.29

東京・新富でマイシティ会です。先月はひとり欠席で別のゲームを遊んだので、マイシティを遊ぶのは3月以来の2ヶ月振りです。



マイシティ My City
(説明 各チャプター15分 プレイ時間 各25−30分)
MyCityEnvelopesChpt6-7-20210529.JPG今回は、チャプター6「鉱山」とチャプター7「鉄道」の2チャプター、計6エピソードを遊びました。前回同様に、種明かし(ネタバレ)を防ぐために、文字色を背景色と同様にしています。写真はリンクを貼ってあります。各自の判断で続きを読み、写真をみてください。前回のレポートはここ

チャプター6「鉱山」では、各プレイヤーは鉱山シールという大きなシールをボードの左側に貼り付けます。シールには青、赤、黄色の3本の坑道が描かれており、ボードの左側のマスにつながるようになっています。これらの出口である坑口が順番に登場するのがこのチャプターなのです。

エピソードの終了時に坑口に接した坑口と同色の建物のつながりの数だけ坑道にチェックマークをつけていきます。つまり、チャプター5でなくなった同色の建物を隣接させるボーナスが、形を変えて戻ってきたわけです。

教会、ゴールドラッシュ(金鉱と金塊)、工場、投資家など、これまでのルールを引き継ぎます。そして、忘れがちですが、直前のエピソード15から始まった新ルール、平地(薄緑マス)の空きマスは減点対象にならない、というのは今後もずっと続きそうです。


エピソード16:青の坑道の出口となる坑口をボードの指定された場所に貼ります。終了時にこの坑口に接して繋がった青の建物の数だけ、青の坑道に上から印をつけることができます。坑道を掘り進めるのです。途中に描かれたボーナスは、最初に達成した人だけがもらえるものと、誰でももらえるものがあります。青の坑道は一番長くて32マスもあり、ほぼ6マスおきに、金塊、総合点、工場、鉄道(チャプター7で使う)、といったボーナスが得られます。青の坑道は7マス掘り進め、金塊を手に入れました。Minaさんはこれまで通りに高得点を狙わず、ひたすらゴールドラッシュによる金塊を狙っていきます。自分はひたすら樹木を残して勝利点を頑張ったのですが、もっちぇさんが1位で自分は2位でした。写真:終了時

エピソード17:赤の坑口をボードに貼り、青だけでなく赤の坑道にも終了時に印をつけていきます。赤の坑道はは2番目に長くて26マス。両方優先させつつ教会の3色ボーナスや工場の分散得点などを考えるのはなかなか大変です。やはりMinaさんがゴールドラッシュの金塊を獲得。自分は十字形ペントミノの教会の場所をあらかじめ確保するという作戦で乗り切り、青は9、赤は5マス坑道を掘り進めました。写真:十字教会用地を確保

ミロさんが1位で、次点は自分ともっちぇさんが同点でしたが、タイブレークで2位になりました。でも3位だと工場シールがもらえるので、長期的にはその方が良かったかもしれません。写真:終了時

エピソード18:黄色の坑口をボードに貼り、これで3本の坑道と坑口が全て揃いました。黄の坑道は長さ20と短めです。青赤黄の3本の坑道全てにボーナスの印をつけていきます。理想としてはこれらにできるだけ多くの同色の建物をつなげつつ、うまく教会にも3色を隣接させるのですが、これが難しい! なんとか3つの教会それぞれに3色の建物を隣接させつつ、坑道は青5、赤4、黄6を進めました。
なぜか自分は樹木にばかり気を取られて、マイエピソード14−15点を樹木だけでとっていました。1位は再びもっちぇさんで、自分は3回連続2位。
写真:終了時

これでチャプター6が終了です。Minaさんが前チャプター同様にひたすら金鉱制覇に集中し、3エピソードすべてでゴールドラッシュボーナス達成。これらを含めた5個の金塊を展示棚に並べて合計5総合点を獲得していました。これでゴールドラッシュの終焉となり、金鉱を塞ぎますが、チャプタ−4の終了と同様に金鉱ボーナスがあります。もちろんトップはMinaさんの10個で2総合点、もっちぇさんと自分が6個で1総合点をそれぞれ獲得。自分は樹木でひたすら得点を重ねましたが一歩及ばず、3エピソードとも2位だったので、3位以下だともらえる工場シールがまったくもらえずに、工場は2つのままです。これは先行きが心配です。

チャプター7「鉄道」では、新たな要素「鉄道」が加わります。ボードの下部に大きな線路とヤードのシールを貼ります。このチャプターから投資家は無くなりますが、代わりに線路に接しているボードの最下段に建物を建てるたびに勝利点を1点得られます。そして、最下段すべてに最初に建物を建てると線路シールがもらえるのです(「鉄道制覇」と呼ばれています)。また最初ではなくてもエピソード終了時までに最下段を建物で埋めていれば、やはり線路シールがもらえます。よって最初に埋めたプレイヤーは合計2枚もらえることになるのです。

この線路シールは線路の下のヤードの部分に伸ばしていき、分岐させることで坑道のような様々なボーナスがもらえるようになっています。これらのボーナスの前半は早い者勝ちなので、エピソードの途中にシールが貼れる一番乗りの鉄道制覇が重要になるわけです。

金鉱と投資家がなくなった以外はチャプター6とルールは同じです。坑道はこのチャプターで最後だということが告げられます。


エピソード19:とりあえずパスできるように勝利点を稼ぐべく最下段に建物を早めに建てていき、鉄道制覇を狙います。しかし、同時に坑口の3色やら教会やらも気にしなければなりません。悩ましいです。うっかりミスで最下段の川の曲がったところを1マス空けてしまい、最下段を埋めることが不可能になってしまいました。写真:大失敗!

坑道は青6、赤2、黄8を掘り進め、ようやく工場シール2枚を獲得。これでやっと工場が3つになりました。もっちぇさんが1位で、自分は再び2位。これで4エピソード連続2位です。写真:終了時

エピソード20:川の途中に港ができます。エピソードの最初に全員港シールを貼ります。港と線路(ボードの最下段)を最初に同色の建物でつなぐと港制覇となり、鉄道制覇同様に線路シールがもらえます。エピソード終了時にもシールがもらえる(つまり港制覇をしたプレイヤーは2枚もらえる)のは鉄道と同じです。

自分は、赤の建物を線路から繋げていって港と鉄道の接続を狙いつつ、赤の坑道にも繋いで坑道を一気に掘り進めることを目指します。しかし、教会の得点のために赤2マスの建物を隣接させたことが仇となり、どうあがいてもどちらに接続することも不可能な状態になってしまいました。赤は残り3枚ですが、不可能なのがわかると思います。
写真:この日最大の失敗!

どの色の建物が出てくるかはわからないので、港制覇は運の要素も大きくなかなか難しいところです。もっちぇさんが首尾よく青の建物で制覇していました。坑道は青6、赤0、黄4と、赤で大きく遅れを取ってしまうことになりました。しかし青は掘り尽くして2総合点を獲得。エピソードの勝利点は1位ミロさん、2位もっちぇさんです。ついに自分は2位を取ることさえできなくなりました。写真:終了時

エピソード21:ルールはエピソード20とまったく同じです。ただし、このエピソードのあと(つまりチャプター7の終了時)鉱山はすべて閉山することが告げられます。今回はパスすることができない十字教会のために、最下段を埋めるのが不可能になってしまいました。またしても、鉄道制覇失敗です。坑道は赤6、黄2だけですが、これにより総合点を2点獲得(黄坑道の最後)。得点はミロさんが1位、そして金塊の男ことMinaさんが久し振りに2位に入りました。写真:終了時

予告通り、鉱山は閉山し、坑口はすべて岩のシールで覆われます。これで全体の8分の7が終了したことになります。次回はいよいよ最終チャプター8「繁栄」(エピソード22−24)です。おお、プロスペリティー!!

結果
前回までの進行状況(総合点):もっちぇ 17、Mina 12、自分 11、ミロ 11
(金塊:Mina 5、もっちぇ 2、自分 2、ミロ 1)


チャプター6:鉱山
エピソード16(30分):もっちぇ 39、自分 37、ミロ 35、Mina 27
エピソード17(25分):ミロ 34、自分 32、もっちぇ 32、Mina 22
エピソード18(30分):もっちぇ 31、自分 30、ミロ 27、Mina 20
進行状況(総合点):もっちぇ 25、Mina 21、自分 16、ミロ 14
(金塊:Mina 10、もっちぇ 6、自分 6、ミロ 2)


チャプター7:鉄道
エピソード19(30分):もっちぇ 30、自分 28、ミロ 24、Mina 14
エピソード20(30分):ミロ 24、もっちぇ 23、自分 15、Mina 12
エピソード21(30分):ミロ 34、Mina 31、自分 28、もっちぇ 19
進行状況(総合点):もっちぇ 33、Mina 30、自分 24、ミロ 20
(金塊:Mina 12、もっちぇ 7、自分 7、ミロ 5)




アドベンチャー アイランド Adventure Island
(説明 30分 プレイ時間 各40−55分)
AsventureIsland20210529.JPG次に、「アドベンチャーアイランド」という協力脱出ゲームを遊びました。その名の通り、島での冒険をテーマにしたゲームです。ボードはなく、すべてカードで進めていくというのがちょっと新鮮です。

5つのエピソードのうち、最初の2つを遊びました。最初のエピソードは島で友人を見つけることです。プレイヤーの手番というのはなく、話し合って誰が何をするかを決めます。イベントの解決はダイスで、ダイスの色と個数が指定されます。各プレイヤーは得意不得意な分野があり、自分が担当したスージー・ワイルドワースは知識があるが腕力がないという人物でした。全員が2アクションを行ったあと、全員ハザードカードをめくって解決していきます。

ルールが曖昧な箇所が多くて解読にかなりの時間を使いながらゲームを進めました。特に「嵐」というカードでは「松明と焚き火を裏返すか、星トークンを1つ支払う」となっていますが、どちらも実行できない(松明や焚き火や星トークンを持っていない)ときはどうするのでしょうか? 疑問を残したまま2ゲームを遊びました。

結果
1戦目(エピソード1):勝利
2戦目(エピソード2):敗北

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