マイシティ会 2021.04.18

「マイシティ」を遊ぶマイシティ会ですが、急遽メンバーのひとりが欠席ということで、代わりに3人で色々なゲームを遊びました。ということで、今回はマイシティ会番外編です。会場は浜町です。



ハリウッド センセーション Hollywood Sensation
(プレイ時間 10分)
HollywoodSensation20210418.JPGまずはもっちぇさんと2人専用のトリックテイク「ハリウッドセンセーション」を遊びました。各スートでの枚数のマジョリティーを競いますが、全てを取ると得点になりません。そこまでは、前回間違えたので覚えていたのですが、今回は2スートはマジョリティーを取るとマイナスになるというのを忘れていました。ということで、なかなか正しく遊べません。次回こそ正しい遊び方をしなければ。

結果:自分 勝利、もっちぇ 敗北



マグノリア Magnolia
(説明 5分 プレイ時間 25分)
Magnolia20210418.JPGもっちぇさん持ち込みの割と最近の同人ゲームらしいです。ヴォーパルスと同じ作者だそうで、カードのコンボの要素を始め、3x3の配置での最前線で戦闘力を競うのですが、直接対決をするわけではないなど、ちょっと世界の七不思議を彷彿とさせます。戦闘力比較以外にインターアクションがほとんどないので、あまり好みではありませんが、たまにはこういうゲームを遊ぶのも良いかもしれません。

結果:自分 51、もっちぇ 49、ミロ 35



ビット Bits
(説明 10分 プレイ時間 35分)
Bits20210418.JPGマイシティはできないけど代わりにと思って持ってきたのが「ビット」です。1x2のタイルを使って、うまくいろいろな形を作っていきます。「フィット」と異なりパスはできませんが代わりにニュートラルタイルを1回だけ使えます。またボードの上限を超えてもいけないというのも「フィット」とは異なる点で注意した方が良いでしょう。ステージ4まで遊びましたが、最期のステージのペントミノはT型で結局作れませんでした。

結果:もっちぇ 39、自分 32、ミロ 30



メディチ ダイスゲーム Medici: The Dice Game
(プレイ時間 各30分)
MediciTDG20210418.JPG「メディチ」のスピンオフのダイスゲームです。メディチシリーズには、他にもメディチカードゲーム、メディチ対ストロッツィ、などがあり、競りゲームのダイスゲーム化では他に「ラーダイスゲーム」があります。

ダイスの構成が「ののの・・・脳みそくれ〜! Mmm...Brains!」のようになっていて、5個のダイスはそれぞれ5面が5種類の商品のシンボルですが、書かれた数値はすべてのダイスで異なります(0−4の5種類の数値)。6面目は金貨で数値5です。

手番プレイヤーは5つすべてを振ってからそのうち3つまで獲得できます。他のプレイヤーは残ったダイスから好きな1つを選びます。複数のプレイヤーが同じダイスを選んでも構いません。選んだ商品の種類と数値を記録して、商品を一定数獲得するとラウンドから抜けます。なお、「メディチ対ストロッツィ」のように、0の数値の商品は商品2個分として数えます。決算はメディチ方式で、数値合計と交易品の累積数により得点します。これを3ラウンド行って合計得点を競うのです。

最初にルールを読んだ時の印象より、ずっと考えどころがあるしびれるダイスゲームです。思わず2回目を遊んでしまいました。競りゲームのダイスゲーム化として、そのうち「モダンアートダイスゲーム」を作って欲しいものです。

結果
1戦目:自分 170、ミロ 145、もっちぇ 120
2戦目:ミロ 150、もっちぇ 145、自分 140



ロンドン掠奪事件 Looting London (グリフォン通常版)
(プレイ時間 20分)
LootingLondon20210418.JPG3人がベストだと思うので持ち込んだカードドラフトのゲームです。このゲームは何と言っても鋭い。最後までどの事件が未解決になるかわからないので気が抜けません。もっちぇさんが得点では有利でしたが、もっちぇさんが抱えていた事件を未解決に持ち込んで勝利。自分もその事件を1枚持っていたのですが、それでも良い選択だったと思います。後半のどのタイミングで破棄していくかが悩ましいですね。

結果:自分 24、もっちぇ 19、ミロ 13



ミューラ Miura (テンデイズゲームズ版)
(プレイ時間 9ディール75分)
Miura20210418.JPGあのミューラがリメイクされたとはきいていましたが、リメイク版を遊ぶのは初めてです。一種のトリックテイクですが、1−5枚まで出せて、さらに5枚の時には3枚と2枚のフルハウスという出し方もできます。そして、全員裏向きに出してからリードから順に表にするのです。勝てなければ表にする必要がなく、同じ強さなら先出しがちということもこのルールからもわかるし、ユニークで合理的です。

序盤は感覚を忘れていましたが、その後は感覚を思い出して得点を重ねて勝利。新しいバージョンはカードサイズも小さめで多くの手札を持ちやすく、デザインも良いですね。

結果:自分 380、もっちぇ −20、ミロ −360



フォグサイト Fogsite
Fogsite20210418.JPG1対多にわかれて、ゲームマスターである1人が仕掛けた迷路を探索して味方と出会うのが目的です。方向だけは分かっているので推理しながら進んでいきますが壁に当たると手番終了です。またときどきモンスターなどの敵に遭遇することがあり、そうすると終了までの時間が短くなったりとこちらにとっては不利になります。全体が5x5ということや各プレイヤーの特殊能力をうまく利用して迷路を明らかにしていくのはなかなか楽しいです。今回は、もっちぇさんがゲームマスター役をやってくれました。結構ギリギリのタイミングで脱出成功。

勝利 ミロ&自分



狸と茶釜 Tanuki to Chagama
4スート9ランクのカードで遊ぶ、マストフォローのトリックテイクです。始めに取れるトリック数を予想します。「ぽんぽこぽん」の掛け声で全員同時にトリック数を指で示すのです。リードスート以外は切り札扱いで、同ランクの場合は先出し勝ちです。カードのランク2、5、8のカードは茶釜で、それ以外は狸です。トリック中に出されている茶釜より大きな狸カードを出したら、茶釜に「隠れる」ことができます。茶釜と同じスートの0として扱うのです(つまりトリックには絶対勝たない)。1つの茶釜には1匹しか隠れられず、また隠れるのは任意なのも面白いところです。

ディール終了後、宣言トリック数とちょうど同じだけ獲得したならば宣言トリック数プラス2点(特例として0トリック宣言した時は5点)、異なれば宣言トリック数と獲得トリック数の差を宣言トリック数から引きます。

リードスート以外が切り札なので、シュティヒルンとプレイ感が似ていますが、メイフォローでなくマストフォローなのは大きな違いです。また茶釜のルールが良いですね。熱中しすぎて写真を撮り忘れました。

結果:自分 21、ミロ 4、もっちぇ 3

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