静岡ボードゲーム合宿 前編 2021.01.08-09

DiningRoom20210111.JPGフォルテさんに誘われて、彼の別荘に4人でお邪魔しました。この企画は去年の4月や8月にもあったのですが、Covid-19の影響で延期が重なり、漸く今回小規模に開催することになったのです。奇しくも首都圏に2度目の緊急事態宣言が出た日なのですが、山間部で他人との接触が皆無な場所だということもあり参加しました。なお、感染対策のために食事はすべて個別です。直前まで合計6人の予定だったので、6人のゲームを多く持ち込んだのですが、実際には5人になり、そしてボードゲームよりはビリヤードやテントサウナが主役でした。

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1月8日(金曜日)


Morikakegawa20210108.JPG往路は西湘バイパス、箱根峠、新東名経由で森掛桜インターチェンジで降りて山間部に入ります。夕方過ぎに到着し、先に着いていたフォルテさんとたっくんに合流します。別荘は素晴らしく広く綺麗で、薪ストーブでちょうど部屋が暖まった頃でした。別世界です。日が暮れてから、3人で幾つかゲームを遊びました。




チェーテン(斜釘) Che Deng (ドミノ使用)
(説明 5分 プレイ時間 30分)
CheDeng20210108.JPGこの合宿で最初のゲームは、たっくんの提案で「チェーテン」です。「天九牌」は持ってきてないなあと思ったら、ドミノで代用するとのこと。「カンテット」でも遊ぼうかと数年前にコルドバで購入したドミノを持ってきていたのですが、まさかこれで「チェーテン」を遊ぶことになるとは思いませんでした。たっくんによれば、ドミノの方が対称的なのでわかりやすいそうです。チェーテンは天九牌の非対称性を活かしたゲームだと思っていたので、この意見は意外でしたが、タイル構成がわかりやすいというのは一理あります。今回は3人だったのですが、3人だと同じ数字で攻めづらいので、4人の方が良いのではと思います(翌々日4人で遊びました)。

結果:フォルテ +28、たっくん +7、自分 -35



バックギャモン Backgammon
(プレイ時間 115分)
Backgammon20210108.JPG「バックギャモン」好きのたっくんと遊ぼうと思って持ち込んだ簡易セットです。色鉛筆の缶ケースのような形態で、コマはマグネットです。ダブリングキューブがなかったのでドミノで代用して7点勝負をしました。

非常に白熱した展開で、一度は6対2まで引き離してあと1点というところで、たっくんに追いつかれて6対6の同点。最後に勝利して1点差で勝利しました。とはいえ、たっくんからときどきアドバイスをもらっていたので、次回はアドバイスなしで真剣勝負をしましょう。

結果:自分 7、たっくん 6



ナインティーナイン Ninety-Nine
(プレイ時間 70分)
Ninety-Nine20210108.JPGこの日の締めくくりはトランプを使った3人用傑作トリックテイクの「ナインティナイン」です。規定通りの9ディール戦を行いました。2人ともトリックテイクの経験はかなりあると思っていたのですが、ビッドした通りのトリック数を取るというのがやはり難しかったようです。自分は3ディール目でデクレアをして成功。しかし7ディール目でのデクレアは失敗です。失敗したのはこの7ディール目だけで、あとはすべて宣言トリック数を取れたので、調子が良かったのだと思います。

結果:自分 218、たっくん 138、フォルテ 125

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1月9日(土曜日)


PoolTable20210109.JPGフォルテさんの別荘は、離れにビリヤード台があります。お昼くらいまでは、3人でビリヤードをして楽しみました。自分は3人のときは3人で遊ぶ8ボールみたいなゲームのカットスロートが好きなのですが、日本ではあまりメジャーなゲームではないのかもしれません。ナインボールのバリアントであるファイブ&ナインというのを遊びました。5番が1点で9番が2点、サイドポケットだとそれぞれ2倍の得点になるというルールです。途中でイズナさんが到着し、そこからは4人で楽しみます。自分が12点で勝利。




ウィナーズ サークル Winner's Circle (ダイスツリー版)
(説明 10分 プレイ時間 110分)
WinnersCircle20210109.JPGここで武井さんも到着し、5人で「ウィナーズサークル」の豪華版を遊びました。ロイヤルターフも遊べるのですが、色の不一致の問題があるので、ウィナーズサークルルール(つまりランダムな馬が毎ラウンド7頭登場する)で遊びました。こちらのルールで遊ぶ分にはプレイアビリティーの問題はありません。第1、第3レースはかなり癖のある馬が登場して盛り上がりましたが、第2レースはどの馬も似たり寄ったりでいまひとつだったのですが、そうした偏りも含めて楽しめれば良いのだと思います。それでも1回で20も進む馬が勝ったりと、博打気分を味わえました。

結果:イズナ 1950、たっくん 1850、フォルテ 1450、自分 1400、武井 900



オリフラム Oriflamme
(説明 20分 プレイ時間 35分)
Oriflamme20210109.JPG続けて「オリフラム」というカードゲームです。全員同じデッキを持ちその中からランダムに手札が決まります。どのカードにも特殊能力があるので、それらを把握しないと楽しく遊べません。ちょうど眠気が最高潮になってしまい、途中でうつらうつらしながら遊びました。申し訳ない!

結果:フォルテ 16、武井 13、たっくん 13、自分 11、イズナ 10



ブラック ウィーン Black Vienna
(プレイ時間 各60-70分)
BlackVienna20210109.JPGフォルテさんの提案で「ブラックウィーン」を遊びました。メモの取り方がすべて、というような推理ゲームです。途中でメモの内容に矛盾が現れてしまい、こうなったら仕方がないと、最初にチャレンジして脱落。その後、武井さん、フォルテさんもチャレンジして失敗しましたが、4番目にチャレンジしたイズナさんが見事勝利。これでは納得がいかないとリマッチの2回目を遊びました。今度はなんと全員脱落で終了でした。このゲーム、こんなに難しかったっけ?

結果
1戦目:イズナ 勝利(自分、武井、フォルテ この順で脱落)
2戦目:全員脱落(たっくん、自分、フォルテ、イズナ、武井 この順で脱落)



後編に続く

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