土嚢の会 2020.03.14

Lunch20200314.JPG第43回土嚢の会は、総勢11名が参加しました。そのうち、残念ながら中村さんと時田さんとはタイミングが合わずに一緒に遊べませんでしたが、他のプレイヤーとはなんらかのゲームを遊ぶことができました。今回は四国から、あのじろうさんが来てくれました。写真はマーブルでのビーフシチューランチ。美味。




パラゴ Palago
(プレイ時間 各10−15分)
Palago20200314.JPGまずは、とけいさんが未プレイだという「パラゴ」です。すべて同一のタイルという美しいゲームで、目的は自分の色での閉じた領域を作ることです。手番には2枚のタイルを配置しますが、1枚目はすでに置かれたタイルに接し、2枚目は1枚目に接していなければなりません。写真は2戦目の最後で、少し離して置かれた左上の2つのタイルが勝利の手です(ダブルリーチになっており、青の勝利)。

結果
1戦目:自分* 勝利、とけい 敗北
2戦目:自分 勝利、とけい* 敗北



カリスト Callisto (ユニバーシティーゲームズ版)
(プレイ時間 20分)
Callisto20200314.JPG2人で2ラウンド戦をしました。ブロックスよりもルールやタイル構成の美しさでは劣りますが、ゲーム性は高いと思います。3番目の塔を置くか置かないかのジレンマもあり、相手をより完全にブロックできるという攻撃的なところも良いですね。ただ、3人以上の時はブロックスの方がマルチになりずらいので良いかもしれません。先手と後手を交代して2戦遊び、合計点を競いました。自分は先手では無失点に抑え、後手でも3失点とうまくいきました。

結果:自分 3(0*+3)、とけい 17(15+2*)



ザクソ Zaxo
(プレイ時間 20分)
Zaxo20200314.JPGぼちぼち人が来たので、多人数ゲームの「ザクソ」を遊びました。ミュンヘンのオベレッタで購入し、パッケージには英語もあるので英語ルールが入っていると思いきやドイツ語のみ。急遽ぶぞうさんに助けてもらってグーグル翻訳版の英語ルールを作成しました。

タイルには4色(赤青緑黒)のうち3色で6角形の2辺同士が結ばれています。これを整合性を崩さないように配置して、どの色でも良いので5枚以上からなるループを作れば勝ちです。「パラゴ」や「トラックス」からみると、ほとんどアクティビティーといっても良いほど収束も悪く、最後はなんとかループを作って終了させようという協力ゲームの様相を呈していました。みんなが言うように「ザクソ = The Kuso」なのかもしれません。

結果:えあんぬ 勝利 (他:道化師、とけい、自分)



ギプフ Gipf (コンパクト版)
(プレイ時間 各15−55分)
Gipf20200314.JPGコンパクト版を手に入れてから、土嚢の会に持って来る頻度が増えた「ギプフ」です。久し振りにえあんぬさんと対戦しました。スタンダードゲーム(ギプフコマ3個ずつを定位置に置いて始める)で、勝てるとは思わなかったのですが、2戦2勝。これは嬉しい。「ギプフ」以外のギプフシリーズでもコンパクト版があれば良いのにと思います。写真は白が勝つ寸前の図。

結果
1戦目:自分* 勝利、えあんぬ 敗北
2戦目:自分 勝利、えあんぬ* 敗北



ハレオ Jaleo
(プレイ時間 10分)
Jaleo20200314.JPG続けて、えあんぬさんに「ハレオ」を紹介しつつ遊びました。最近のネスターゲームズでは一番好きなゲームです。大分慣れてきたのですが、初プレイのえあんぬさんにあえなく敗北。

結果:えあんぬ 勝利、自分 敗北



ミニマ Minima!
(プレイ時間 各1−5分)
Minima20200314.JPGマーブルのじゅんこさんの友人が参加したいということだったので、了解したら、なんと関西でよく会うじろうさんでした。そのじろうさんが持ってきたのが「ミニマ」という2x2のボードを使ったミニマリスティックなアブストラクトゲームです。相手の王様を取れば良いのですが、2x2でそれを行うという発想にはやはり驚かされます。短時間ということもあり、色々な手を試すために実験的に遊んでいたら、結局5戦してしまいました。経験者が言うには後手が有利とのことなのですが、自分は5戦とも先手で3勝2敗。ちゃんと考えれば解けてしまうのかもしれませんが、十分楽しめました。

結果
1戦目:自分* 勝利、じろう 敗北
2戦目:自分* 勝利、じろう 敗北
3戦目:じろう 勝利、自分* 敗北
4戦目:じろう 勝利、自分* 敗北
5戦目:自分* 勝利、じろう 敗北



フェリ Felli
(プレイ時間 各2−3分)
Feli20200314.JPG草場さんが紹介してくれた、モロッコの伝統ゲーム「フェリ」を2回遊びました。ちょっと変わった形のボードを使ったチェッカー/ドラフツ系のゲームです。捕獲出来る時にはしなければならず、相手側の両端のどちらかにたどりつけば、ムラー(キングに該当)に昇格します。これはインターナショナルチェッカーのキングのような動きをします。思ったよりも色々な手があり楽しめました。こういう貴重なゲームを紹介してくれるのはありがたいことです。

結果
1戦目:草場* 勝利、自分 敗北
2戦目:自分* 勝利、草場 敗北



コロナ Corona
Corona20200314.JPG早解きパズルの「コロナ」です。「ハイパーロボット」同様にランドルフがデザインしたゲームで、6個のダイスでランダムに決められた6種の移動力を6個のコマに割り当てます。コマはすべて時計回りに動き、移動先に別のコマがあるときに限り、そこにあるコマの総数が得点となります。この得点の合計をビッドしていくのです。何度かエキシビション的に遊びました。

結果:不明



棋碁 Kigo
(プレイ時間 各20−25分)
Kigo20200314-1.JPG「将棋」のコマで「五目並べ」を行うという突拍子もないゲームです。以前、草場さんの家で遊んだことがあり、その後自分でもどこかで見つけて手に入れたので持ち込みました。未開だったのですが、コマはプラモデルみたいになっていて、最初にこれを手で切ってヤスリをかけます。なんと紙ヤスリまで付属していたのには驚きました。

Kigo20200314-2.JPG目的は自分の王を含んだ五連を完成させるか、あるいは相手の王を取ることです。ただし相手の王は自分の王が盤上に登場していなければ取れません。ボードは空の状態でゲームを始め、手番にはコマを打つか、既に盤上にあるコマを移動するかのどちらかです。とけいさんと遊んで2戦2勝。無から始めるので、毎回展開が非常に異なるのが良いですね。詳細レビューはここ

結果
1戦目:自分 勝利、とけい* 敗北
2戦目:自分* 勝利、とけい 敗北



カラーポップ Colorpop
(プレイ時間 15分)
Colorpop20200314.JPGキノさん持ち込みの見た目がワクワクするゲームです。目的は極秘裏に与えられた自分の色をなるべくボードから消すこと。手番では任意の色のグループを指で押して落とします。すると、重力で上にあったコマが滑り落ちてきます。なんとも痛快なギミックです。みんなだいたい自分の色のグループを落とすことが多く、それで色がばれてもあまり不利にはならないので、むしろ個人の担当色は公開でも良い気もします。

結果:自分 勝利(他:トミー、しのだけ、キノ)



ルクニ Rukuni
(プレイ時間 各15分)
Rukuni20200314.JPGキノさんが未プレイの「ルクニ」を遊びました。6つある中立の赤いコマを動かしてから、その周囲のどこかに自分のコマを置きます。これまで「フェンドー」や「ヤバランカー」に似ていると思っていましたが、「アマゾン」にもかなり似ていますね。シンプルなルールながらも戦略がかなり求められるゲームだと思います。

結果
1戦目:キノ 49、自分 34
2戦目:キノ 35、自分 17



オクトゴ Octogo
(プレイ時間 20分)
Octogo20200314.JPG前回楽しめた「オクトゴ」を遊びました。うっかりミスが続いてコマを消耗してしまい、最後には全滅。2アクションあるのでスピーディーで良いゲームだと思います。こういうゲームがまだまだ中古市場には眠っているのですよね。

結果:キノ 勝利、自分 敗北
スリザー Slither
(プレイ時間 50分)
Slither20200314.JPGスリスリと動いていくコマをうまく使うコネクションゲームです。今回はキノさんの「ゴネクト」のボードを使った13x13で遊びました。標準は一応10x10らしいので、少し長めです。序盤でもうほとんど負けそうなところで、優しいキノさんが助言をしてくれたところ、敗北を食い止めて徐々に挽回していき、最後は勝ちきりました。コネクションゲームには傑作が多いのですが、「スリザー」は単体で製品を出しても良いと思えるくらい良いゲームです。色々と定石や繋ぐテクニックもありそうで、研究のしがいがあります。

結果:自分 勝利、キノ 敗北



シックス メイキング Six Making
(プレイ時間 各5−10分)
SixMaking20200314.JPG久し振りに遊ぶ「シックスメイキング」です。キノさんの持ち込み。コマを置くか、既に置かれたコマを他のコマの上に移動するかのどちらかです。単なる移動はできず、この部分は「レー」に似ています。コマの段数によってコマの動きが決まるのが特徴で、1、2、3、4、5段でポーン、ルーク、ナイト、ビショップ、クイーンという動きになります。特に3段ナイト(八方桂馬)が特徴的です。またコマの分割も可能です。6段を作れば勝利。慣れてくると、どんどん色々と見えてきて面白いですね。

結果
1戦目:キノ* 勝利、自分 敗北
2戦目:自分* 勝利、キノ 敗北
3戦目:キノ* 勝利、自分 敗北



ブルー ラグーン
(プレイ時間 55分)
BlueLagoon20200314.JPG10回目のプレイです。前半は結構うまく進めて8島到達と産物20点などで78点と1位。さらに良いスタート地点も多く確保したと思っていたのですが、後半では7島さえ達成できず、マジョリティーも振るわずに失速し52点しか取れず、総合3位。トップはマジョリティーで常にトップだった道化師さんでした。さすが!

結果:道化師 146(75+71)、トミー 133(77+56)、自分 130(78+52)、とけい 122(65+57)



終了後は近くで夕食会。このほかに、「ラインオブアクション」が多く遊ばれていた日でした。

SHARE