金町ゲーム会 2020.01.12

1841イタリア北部 1841 Northern Italy
(プレイ時間 570分)
さたもとさん、ゆいさん、がとうさん、たかりん、自分の5人プレイです。使用したのはさたもとさん所有のv2ですが、IRSFFが分割したあとは小会社となるv1ルールを採用しました。

競りラウンドの結果(表記は手番順)
ゆい:3番TC(キュネオ)50
たかりん:5番TN(トリノ北)110、4番MA(フィレンツェ)20
がとう:2番LP(ルカ)35、1番年金 35、6番FL(ピサ) 50
さたもと:8番IRSFF(ミラノ&ベネチア)115
自分:7番TG(トリノ南)160

自分は堅実にトリノ南を160で競り落としましたが、これはちょっと高すぎたかもしれません。がとうさんがトスカーナ、さたもとさんがミラノ&ヴェネチア、ゆいさんが卵、そしてたかりんがトリノ北です。

1841-20200112-1.JPG株式ラウンド1:設立ラッシュ。7社全てが建ちます。144で立った会社が3社、100が2社、68が2社です。自分はトリノ南という収益もよく将来性もある会社だったので、持ち株数を多くしようと100x5を投入しました。隣接するトリノ北のたかりんは100x4です。あとの大会社は144、小会社は68スタートです。

運行ラウンド1:がとうさんのFLからスタート。FLが2列車1台、IRSFF(さたもと)が2列車2台、TC(ゆい)が2列車1台と続き、TG(自分)は2列車3台と近い将来に子会社に渡すことを含めた買い方をしました。TN(たかりん)が最後の2列車を購入し、MA(たかりん)からはもう3列車の時代に入ります。ここで資金が垂らすに緊急資金調達です。早い。

株式ラウンド2:全員パス

1841-20200112-2.JPG運行ラウンド2−1:特筆すべきはさたもとさんのIRSFFの運営です、ベネチアには全くタイルをおかず、トークン3個目をミラノのすぐ北にも置きました。こうしてミラノだけを使ってIRSFFの収益を250にします。自分もTGの配当が200と序盤から高いですが、2列車3台の価値があるのかどうか。そして第1次設立ブーム到来です。みな自社株を売ったため株価はガタ落ちです。このラウンドに設立された4社は以下の通り(設立順)。

がとう:FL(ピサ)→ FA(パルマ)340x2
さたもと:IRSFF(ミラノ&ベネチア)→ CC(レッジョエミリア&ボローニャ)68x4
ゆい:TC(キュネオ)→ DA(ジェノバ)340x2
自分:TG(トリノ南)→ CTS(モデナ&フェレラ)216x2

保守地域の五連星地帯(パルマ、レッジョエミリア、モデナ、ボローニャ、フェレラ)は1つおきに違う会社のトークンが置かれて、乱戦を予感させます(次の写真)。

1841-20200112-3.JPG運行ラウンド2−2:11社スタート。新設の3社が3列車を買い、さらにたかりんのTNが3列車を買いがとうさんのFLが4列車を購入してイベント発生です。さたもとさんはSFL(ミラノ)の社長になり、SFV(ベネチア)とその子会社になったCC(レッジョエミリア&ボローニャ)は誰も社長にならないので凍結。トスカーナ合併は4分の3をコントロールしていたがとうさんがLiの社長になり、株価106、3+4列車で再出発です。これで10社体制。

1841-20200112-4.JPG株式ラウンド3:Liが人気で売り切れ上がりの株価127。

運行ラウンド3−1:さたものさんのSFL(ミラノ)が緊急列車購入で株価を半額売りし4列車購入。第2次設立ブーム到来です。がとうさんは子会社のFAが孫会社のSFを、そして直営のLiが子会社CGを設立しました。自分は相変わらず216設立しかできず、資金繰りが危ぶまれます。

がとう:Li(トスカーナ)→FA(パルマ)→SF(クレモナ)340x2
がとう:Li(トスカーナ)→CG(ブレシカ)216x2
自分:TG(ミラノ南)→CTS(モデナ&フェレラ)→AFI(マントバ)216x2

1841-20200112-5.JPG運行ラウンド3−2:13社体制。収益トップはたかりんのTNの400です。Liが5列車を購入し、ゆいさんのTCが緊急列車購入をする羽目になりました。自分は直接株を持っているTGに列車がなく、CTSから購入。TG(株価45)→CTS(株価103)→AFI(株価195)の3社をどのようにたたんでいくかが問題です。5列車が買われて国境が無くなってから、直営ではないCTSとAFIを合併させて株価を最大限の242にして、そのあとさらに直営で株を多く持つTGと合併させるのが理想的です。しかし今は列車が1台しかないのでドリブルするだけで収益が上がりません。2台目をもつのが非常に厳しい状態です。

株式ラウンド4:がとうさんが凍結会社CC(株価11)を拾って社長になりました。この頃から売り切れ上がりが多くなります。

運行ラウンド4−1:ゆいさんのDAが6列車購入。そして第1次合併ブーム。
自分:AFI(マントバ:114)+CTS(モデナ&フェレラ:86)→RA(198)
がとう:CG(ブレシカ:114)+FA(パルマ:162)→RS(242)

1841-20200112-6.JPG
さらに自分のRAは凍結会社SFV(株価29)を拾います。線路がなく列車保有義務がないので、まあもらっておいても良いのではと思ったのです。

運行ラウンド4−2:11社に。がとうさんの新設RS、そして自分の新設RAが7列車を購入。さたもとさんはSFL(ベネチア)を大会社に昇格させILTFを誕生させます。第2次合併ブームが起こり次々と会社が合併されていきます。

がとう:Li(トスカーナ:162)+ CC(レッジョエミリア&ボローニャ:11)→ FA2(208)
がとう:SF(クレモナ:162)+RS(218)→ CG2(242)
自分:TG(ミラノ南:36)+ RA(178)→ AFI2(208)

しかし、この間にさたもとさんが昇格させたILTFが列車が買えずに破産してしまいます。なんとさたもとさんはちょうどすべてのお金を使いきりました。なのでここからは誰が勝ったのかを見極めていくことになります。

1841-20200112-7.JPG運行ラウンド4−3:8社体制。あれだけたくさなった会社も8社にまで減りました。がとうさんのCG2が凍結会社のILTFを購入。自分のSFV以外はすべて6列車以上を持っています。特にがとうさんのFA2とゆいさんのDAは7+8、6+8という2台体制で莫大な収益です。ゆいさんのDAは収益990。

株式ラウンド5:ほぼすべての会社の株が売り切れ。

1841-20200112-8.JPG運行ラウンド5−1:ここでがとうさんがCG2とILTFを合併させます。あとは収益を大まかに計算し、協議終了です。これ以上は差が開いていくかほぼ縮まらないということで、がとうさんの勝利です。トスカーナ強し! 久し振りに破産による協議終了となりました。さたもとさんは「久し振りの破産は少し心にくるものがありました」とのこと。破産したらその場で終わりでも良いような気がします(1830みたいに)。あるいは次の株式ラウンドの直前までを簡易的に行い(新規タイル配置、トークン配置、列車購入、合併はなし)、結果を出すというのがフェアかもしれません。

今回の最大の反省は3列車が買えなかったこと。これで購入サイクルの歯車が狂ってしまい、頼みのTGの無列車無配当が続いてしまったことです。もう少し柔軟な戦略が必要です。さらに言えば、ビッドの160はやはり高すぎたと思います。

結果(カッコ内は株式ラウンド5での資産):がとう 1720、自分 1585、たかりん 1267、ゆい 1196、さたもと −500

SHARE