ゲームカフェぶんぶん 2019.12.12

今回はエッセン新作で個人的注目作の「バビロニア」と「ディクルー」を中心に遊びました。



グラシエラGlass Ciela
(プレイ時間 15分)
GlassCiela20191212.JPGキノさんとアブストラクトのグラスシエラを遊びました。どの色でも3連を作ったら勝利というゲームで、手持ちは2人ともオレンジだけが少し多いです。なのでどれかを相手に使わせてそれを利用して勝つパターンを作る、というようなゲームだと思うのですが、それだと前半が冗長すぎます。今回も全てコマを置くという展開になりました。コンポーネントは美しいのにゲームが中途半端で残念です。

結果:自分 勝利、キノ 敗北



ピロス Pylos
(プレイ時間 10分)
ぶんぶんに常備してあるギガミックのアブストラクトゲームのひとつ。見かけは「渋(しぶみ)」に似ていますが、ルールは全く異なります。かなりもったりとしたプレイ感覚で、一応ゲームになっていないこともないですが、やはり一昔前の練られていないゲームという気がします。(写真撮り忘れ)

結果:キノ* 勝利、自分 敗北



フィリット Fillit
(プレイ時間 各15分)
Fillit20191212.JPGぶんぶんには豪華版のフィリットが置かれていたので、遊びました。動いた軌跡にコマを置いていくというのは好きなシステムで、とくに壁の代わりになる自分の石3つの使い方がゲームの手筋をかなり広げており面白いです。豪華版はさすがにプレイしやすいですね。クニツィアの「ティク/クリンチ」と似た戦略が多少は使えますが、それだけではないです。もっと認知されても良いゲームだと思います。

結果
1戦目:自分 勝利、キノ* 敗北
2戦目:自分* 勝利、キノ 敗北



バビロニア Babylonia
(説明 35分 プレイ時間 各35−55分)
Babylonia20191212.JPGエッセンのクニツィア大箱の新作のひとつです。ルールをすでにある程度把握していたシミーズさんが説明をしてくれました。ありがたい。面白くて2回続けて遊んでしまいました。

手札5枚で全員同じデッキというところは「サムライ」っぽいし、ジグラットの隣接は「砂漠を越えて」の椰子の木みたいです。そして都市の決算で直接囲っているものと自分のつながりと両方があるところは、「チグリスユーフラテス」の内部戦争(反乱)と外部戦争(戦争)を思い起こさせるし、川には裏向きに置くところは「ロンド」みたいです。もちろん、これまでのクニツィアのゲームにはない新しいところもあり、ジグラットの隣接点や都市の連結の点数などはユニークな得点システムで魅力的です。自分のコマを立てるスタンドが浅すぎて倒れてしまうので、何かを挟むなど調整が必要ですが(今回は、ラマの失点チップを挟みました)、それ以外はかなり良いゲームだと思います。

1戦目は特殊タイルは基本の1−7番まで、2戦目ではバリアントを使い8番と9番のタイルも混ぜてランダムに7枚使いました。この追加の2枚のタイルは連結を強化するもので、なかなか良いです。

結果
1戦目:キノ 157、シミーズ 124、自分 113
2戦目:シミーズ 152、自分 152、キノ 142



ディ クルー 第9惑星への旅 Die Crew: Reist gemeinsam zum 9. Planeten
(説明 15分 プレイ時間 45分)
DieCrew20191212.JPG評価が高いトリックテイクの協力ゲームです。どんどん異なるシナリオをこなしていきます。特定のプレイヤーに特定のカードをトリックで取らせるのが目的で、徐々にシナリオは難しくなっていくようです。取る枚数が増えたり、取る順番を守らなければならなかったり、ヒントチップを使えなかったり、という具合です。このヒントチップはどのトリックの前でも手札から1枚他のプレイヤーに公開することができ、それがシングルトンなのかハイカードなのかローカードなのかを示すことができます。今回はシナリオ1−6まで達成。また遊びたい。

結果:シナリオ1−6

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