サイコロブクロ 2016.11.28

フッチカート Futschikato
(プレイ時間 各5−15分)
Futschikato20161128.JPG緑の箱でFから始まるゲームです。英語・フランス語・スペイン語版のタイトルは Fuji Flush。そして中国版ではそれを訳したのか「富士流」になっています。アブルクセンを簡略にしたようなゲームで、目的は手札を全てなくすことです。手番には手札からカードを1枚出します。これが1巡攻撃されずにそのままでいれば、次の手番の最初には捨てて別のカードを手札から出すことができます。より高い数値を出されると攻撃されたことになり、直ちに捨てて山札から1枚補充しなければなりません。ちょっと面白いのは同数値は加算して考えることです。つまり5のカードが3枚出ていたら3枚とも15という扱いです。そのうちどれかが1巡のあいだ攻撃されなければ、他の同数値のカードも補充なしに直ちに捨てることができるのです。カード構成はよくわかりませんが、結局何とか手札の低いカードを処理していかなければなりません。

結果(シミーズ、タロ吉、オビ湾、彼葉、自分の5人)
1戦目:シミーズ 勝利
2戦目:自分 勝利



カルガモ マーチ Karugamo March
(プレイ時間 10分)
KarugamoMarch20161128.JPG可愛いカルガモの絵柄のカードを使った同時出しのバッティングゲームです。手札は1−5とアクションカード、場札のカルガモも1−5です。全員で同時に手札から1枚出します。自分の出した数値から場の数値までがすべて連続して出ていればセーフです。このとき、場の数値と同じカードも誰かが出していなければなりません。例えば場が4で自分が1を出したならば、2、3、4の3枚を誰かが出していれば大丈夫というわけです。このとき一番離れた数字でセーフだったら2点ボーナスです。ただし、アクションカードが出されるとカルガモと同数値以外はすべて捨てられてしまいます。

アクションカードが多いので、どうも場と同じ数字しか出したくなくなります。このあたりのバランスが少々問題があるかもしれません。人数が増えればちょうど良いのでしょう。

結果:彼葉 14、オビ湾 11、自分 9、タロ吉 7、シミーズ 6



カルテット (グループ合せ) Quartett
(プレイ時間 10分)
Quartett20161128.JPGトランプの「オーサー」と同じゲームです。今回使用したのはオビワンさん持ち込みの動物バージョンです。ちょっとだけ記憶の要素があります。運良く3セットも獲得して勝利。

結果:自分 3、タロ吉 2、彼葉 2、シミーズ 1、オビ湾 0



キャメル アップ カードゲーム Camel Up Cards
(説明&プレイ時間 55分)
CamelUpCards20161128.JPGこの日のメインはこれではないでしょうか。大賞受賞作の「キャメルアップ」をカードゲーム化したゲームで、ダイスの代わりにみんなで仕込む手札になっています。このあたりはちょっと面白いかもしれません。カードがやたらと多く、結構テーブルスペースをとります。結構いろいろな手続きが煩雑で、キャメルアップよりも面倒になっているのは残念です。今回は負けていた彼葉さんが先頭のラクダの前にキツネを置き続けていましたが、狐はラクダを1マス戻す役割があるのでゲームがちょっと膠着してしまいました。これは当然の選択で、自分が彼だったらそうします。でもゲームが終わるのかどうか、みんな心配になってしまいました。最後はシミーズさんが2歩のカードを出したのでゲームが終わりましたが、このあたりはちょっと何とかならなかったのかと思います。

結果:シミーズ 28、自分 28、タロ吉 16、オビ湾 13、彼葉 −1

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