アールヌーボーの会 2016.02.12

今年に入って初参加のアールヌーボーの会です。



ちらかし放題 Chaos im Kinderzimmer
(プレイ時間 5−10分)
ChaosImKinderzimmer20160212.JPGまずは6人でも遊べる手軽なゲーム「ちらかし放題」です。ハバの子供ゲームですが、バリアントを使うとかなり難しくなります。今回は、バリアントA(3枚一致)とバリアントB(3ペア一致)を試しました。前回より少し慣れて来ましたが、バリアントBは今回2回目ですが、相変わらず難易度が高いです。次はバリアントC(2ペア一致1ペア不一致)に挑戦してみたいです。

結果
1戦目(バリアントA):うきん 12、タロ吉 12、bluerose 9、自分 6、彼葉 0、ヒガ 0
2戦目(バリアントB):うきん 8、ヒガ 8、タロ吉 8、bluerose 8、自分 8、彼葉 0



イカロス Icarus (ビクトリーポイント版)
(プレイ時間 35分)
Icarus20160212.JPG漸くアメリカのビクトリーポイント版の「イカロス」を手に入れました。ビッド用のボードが付いて、ルールも(宣言で色の変更はできる以外にも)ちょっとアレンジされています。「サギ師」ともコザイク版「イカロス」とも異なります。

1:各スート1枚をあらかじめゲームから取り除きます。
2:捨てたカードは各色、一番上だけでなくすべてが見られるように捨てます。これによって記憶に頼る必要がなくなりました(バリアントではすべて重ねて、一番上だけが見られるようにします)。
3:チャレンジした時に差分が2以内なら2失点、そうでなければ5失点となります。
4:誰かが失点チップ4枚になったらゲーム終了です。
5:バリアントで特殊カードを入れるとかなることなった感じになりそうです(今回は不使用)。

カードのデザインは、こちらの方がコザイク版よりも好みです。厚紙とはいえ、ボードがあるのは悪くないです。7人プレイだからだと思いますが、かなり大味な展開でした。差分が2ということは一度もなく、得点のルールがあまり活きていませんでした。全員、失点が5の倍数です。もう少しプレイヤー人数が少ないと、もっとこの2段階失点ルールが活きてくるのかもしれません。いずれ特殊カード入りでも遊んでみたいです。

結果:ヒガ 0、タロ吉 0、自分 0、bluerose −5、うきん −10、彼葉 −15、ひだり −20



ビトウィーン トゥー シティーズ Between Two Cities
(プレイ時間 25分)
BetweenTwoCities20160212.JPG結構名前を聞く「ビトウィーンシティーズ」です。大人数でも遊べて時間が短いというのが売りで、「世界の七不思議」と同じブースタードラフトをメカニクスに使っています。もっともこのシステムは最近は単に「ドラフト」と呼ばれているようですね。ドラフトというと、「公開されたカードから選択する」というものを指していて、「乗車券」や「ロンドン掠奪事件」を始め、様々なゲームに用いられています。「ブースタードラフト」はカードを非公開で選んで隣のプレイヤーに残りを回すことを繰り返す方式です。ギークでは両方とも「ドラフト」となっていますが、なにか良い用語はないものでしょうか。

両隣のプレイヤーと共同で4x4の町を作ります。ドラフトでは毎回2枚選び、それを1枚ずつ両側に振り分けるのです。例によっていろいろな得点システムやら細かいルールがあり、覚える気になれません。得点システムはまったく美しくなく、不可解な数列です。「ラー」みたいにできなかったのでしょうか、と思ったのですが、大多数のプレイヤーは「ラー」の方が不可解だと言います。なるほど、人によって捉え方は異なるものですね。

それはともかく、ブースタードラフトなので、あまり面白いとは思えませんでした。まあ何回か遊べばいろいろと分かるのかもしれませんが、どうもブースタードラフトが好きでないので、面白みを感じませんでした。ノットフォーミー。

結果:タロ吉 55(タイブレーク勝利)、彼葉 55、bluerose 47、ヒガ 47、うきん 45、ひだり 43、自分 43



レス パブリカ 2230AD Res Publica: 2230AD
(説明 15分 プレイ時間 各35−55分)
ResPublica2230AD20160212.JPG浜logで遊んだ「レスパブリカ2230AD」を再び遊びました。できるだけ成立するような交渉を持ちかけるのが、やはり勝利への道だと思います。その辺りは、これまでの「レスパブリカ」と同じですね。1戦目は55分かかりましたが、2戦目はみんなコツがわかってきたのか35分。自分はどちらも少し出遅れたものの、ここぞという時に大きな交換をして、うまくカードを揃えていきました。交換の時に「技術カード」と言いつつトルーパーを混ぜるという詐欺のような交換が横行して、ちょっと別のゲームになっていました。トルーパーは1点ということ以外は全く使えないカードです。パイロットみたいに技術カードのワイルド扱いにすれば良いのにね。そうすればトルーパー詐欺は減るでしょう。まだニューコロニーを手に入れたことがないので、次回は試してみたいと思います。

結果
1戦目:自分 44、彼葉 42、タロ吉 40、ヒガ 35
2戦目:自分 46、ヒガ 44、タロ吉 38、彼葉 35

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