アールヌーボーの会 2014.02.05

シミーズさんに誘われて、「ブリュッセル1893」を遊ぶという会に行きました。正式名称は「コーヒーを啜りながら優雅にアールヌーボーを愛でる倶楽部」ということですが、長いのでとりあえずは「アールヌーボーの会」ということにします。プレイヤーは、シミーズさん、タロ吉さん、燃素さん、それに自分の4人です。




ブルームーン Blue Moon
(プレイ時間 35分)
初対面のタロ吉さんにブルームーンを教えることになりました。一番アイコンなどの少ない基本セットの「ヴァルカ」と「ホークス」です。その中でも特殊能力テキストが少なく、キャラクターが多くてプレイしやすいヴァルカをタロ吉さんが担当しました。途中でうまいことドラゴン3匹を同時に引き寄せたのですが、後半にやはり3匹同時に引き寄せられてプラスマイナスゼロの状態になりました。ミュータントの使いどころを間違えてしまい、以後ずっとミュータントが手札の中でのデッドカードになっていたのが痛かったです。終盤でなんとかドラゴンを引き寄せて勝利。本来は5点先取ですが、シミーズさんたちが現れたのでここまでです。

結果:自分(ホークス) 2、タロ吉*(ヴァルカ) 0



DTC DTC
(プレイ時間 25分)
DTC20140205.JPGシミーズさんのリクエストで、4人でDTCを遊びました。途中まで無失点だったのですが、最後に5で廻すときに1枚残すのを忘れてしまい、1周回ってきたところでの5が8枚にダウトを掛けて失点。ここではダウトを掛けずにさらっと流しておくべきでした。優勝はシミーズさんです。

結果:シミーズ 4、自分 14、燃素 18、タロ吉 30



ブリュッセル1893 Bruxelles 1893
(説明 40分 プレイ時間 105分)
Bruxelles1893-20140205.JPG今日のメインである「ブリュッセル1893」です。グリッド状に並んだマス目でワーカープレイスメントをしつつ、同時にワーカーによるエリアマジョリティとワーカーと一緒に置いたお金で競りを行うという意欲的な作りになっています。グリッドは5x5の25マスですが、そのうち9−16マスしか使われません。得点源は、絵画の売却と建物の建設が主で、それにカードなどによるボーナスがあります。グリッドは5種類のマスが5つずつあり、絵画入手、絵画売却、建築資源入手、建物の建築、人物カードの入手と、まあまあわかりやすいです。絵画は5色あって、それぞれの相場が連動して変わっていくのはなかなかうまいシステムです。建築は建築したときとゲーム終了時の両方で得点になり、さらに最上階は追加得点があるというややこしさです。絵画も建築も、売れる色や使える資源に制限が課せられており、その制限はプレイヤーの思惑で変わっていきます。

手番にはワーカーを置くと直ちにそのマスの効力を使うという方式です。またかならず1コイン以上を置かなければならず、このお金によって各列で特殊カードを争う競りが行われるのです。ワーカーによるエリアマジョリティは隣接した四角形状の4マスすべてににおいて行われ、これが結構莫大な点数になります。

ほかにも人物カードやグリッド以外のワーカーが置ける場所などあり、シミーズさんがわかりやすくルールを説明してくれたのですが、自分はパンク状態でした。

中盤まではエリアマジョリティで得点を稼いでいたシミーズさんのリードでした。燃素さんは人物カードを大量に使って後半一気に追い上げます。タロ吉さんは皆に自分の建物を使ってもらい、かなり良い感じです。でもなぜか最後には一番ルールを理解していない自分が勝ってしまいました。もちろんマークされていないからです。

結果:自分 139、タロ吉 138、燃素 135、シミーズ 128

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