浜log 2013.09.28

初めて浜log(はまろぐ)というゲーム会にお邪魔しました。この日は横浜ボードゲーム会(はまげー)もあったのですが、Raelさんに会う用事があったので良い機会だと思ったのです。場所は横浜の中山です。




ビッグファイブ Big Five
(プレイ時間 50分)
BigFive20130928.JPGまずは、ひろぴさん、blueroseさんと一緒に持参したビッグファイブです。結構久し振りに遊んだのですが、ひろぴさんの連続ビッグファイブ&スモールフォーのプレイが光りました。かなりこてんぱんにやられてしまい、悔しい限りです。

結果:ひろぴ 6、自分 19、bluerose 20



タルバ Taluva
(説明 5分 プレイ時間 25分)
Taluva20130928.JPGひろぴさん持ち込みの「タルバ」です。いつかどこかで遊んだことがあったかと思ったのですが、初プレイだったみたいです。同じく多人数アブストラクトの「テラノバ」なんかと勘違いしていたのかもしれません。なお、手番にはタイルをめくっておくので、こちらは完全情報ではありません。3種類あるコマのどれか2種類を使い切るのが目的ですが、配置のルールも良くできており、なかなか面白かったです。

タイルは正6角形を3つ合わせた形で、1つのヘックスには必ず火山が描かれています。タイルは既に置かれたタイルに接するか、または置かれたタイルの上にも置けますが、火山の場所が合っていなければなりません。ただし火山の絵での溶岩の方向が合っていてはならず、これによって直接タイルの上にタイルが重なることを防いでいます。置かれた場所に合ったコマはゲームから取り除かれるので、それほどプレイヤーには痛手ではありません。集落(コマの集まり)を完全に消滅させるようには置けないなど幾つかの制限があります。また大きなコマは大きな集落でないと置けないものと、高い場所でないと置けないものの2種類あり、これらの配置には結構頭を使います。

ひろぴさんをマークしていると、blueroseさんがするすると勝ってしまいました。マークするべきはblueroseさんだったのかもしれません。

結果:bluerose 勝利、ひろぴ、自分



ムード Moods
(説明 10分 プレイ時間 40分)
Moods20130928.JPGRaelさんに頼んで持ってきてもらった「ムード」の自作版です。もとはアメリカのパーティーゲームでボードなども付いていたのですが、それを日本語化して幾つかルールを付け加えたものです。場には9つのムードカードが表向きに並んでおり、手番プレイヤーは与えられたとんちんかんな台詞を指定されたムードで言わなければなりません。このとき身振り手振りなどはできず、顔だけで演じなければならないのです。

他のプレイヤーはどのムードかを予想し、1-3チップを賭けることができます。当たれば賭けた額と同額をもらえますが、はずれると没収です(ただし1チップだけの時は戻ってきます)。手番プレイヤーは当ててくれたプレイヤー数が収入となります。面白いのは、同系統のムードが3枚以上あってそのなかで当てたときには、手番プレイヤーも当てたプレイヤーも収入が2倍になります。全員が当たったときは手番プレイヤーだけがさらに2倍になるのです。この、同系統というのはRaelさんのオリジナルでなかなか良くできています。

以前説明を読んだ時に想像していたよりも遥かに面白いゲームでした。「色っぽく」と「切なく」の演じ分けができず、色っぽく言ったつもりだったのに全員に「せつなく」と言われたりと、かなり難易度が高いです。それでも得点を稼げたのはうまく他のプレイヤーの演じ分けを見抜けたからです。ヒリューさんは演じるのもうまく、ヒリューさんの「真面目な」演技がみんなに伝わったりと盛り上がりました。

結果:ヒリュー 28、自分 24、わにかわ 18、裕次郎 18、レン 16、Rael 8



ブラックロック城 Blackrock Castle
(プレイ時間 35分)
BlackrockCastle20130928.JPGRaelさん持ち込みのゲームです。ボードの正方形のマスの下には、あらかじめ直角二等辺三角形(90度45度45度の三角形)の土台をランダムな方向で置くようになっており、その上に正方形のタイルを置いておきます。正方形のタイルは四分割されてマス目になっており、自分のコマが土台の無いマスにいくとタイルが跳ね上がって自分のコマが落ちてしまうというわけです。面白いのは対角線上に(つまり完全に土台があるマスに)別のコマが居ると、そのコマのおかげで安全になります。うまく危険なマスを回避するかがゲームの面白さです。

自分のコマは白、黒、灰色の3つあり、同色のコーナーにしか行けません。ダイスを振って動かすコマが指定されると、そのこまが罠にかかって落ちるか、あるいは自分からやめるまで好きなだけ進めます。こうして無事にコーナーにたどり着くと肖像画を手に入れることができ、同じ肖像画を2枚集めたら中央にもっていきます。これを3種のコマすべてについて行えば勝利です。なお肖像画はランダムなので、同じタイルの4マス内にいる他のプレイヤーと交換できます。

最初は危険なマスがわからず落ちてばかりですが、だんだん安全な経路を覚えるようになります。自分は幾何学的に覚えるのが大変になってきて途中から数字を使って覚えていました。穴の場所によって、1、2、3、4と番号を割り振るわけです。そんな作戦をとっても結局余り意味が無く、最後はRaelさんの勝利でした。

結果:Rael 勝利、コルト、ナカタ、自分



ハイパーロボット Rasende Roboter
(説明 分 プレイ時間 各20-30分)
RasendeRoboter20130928.JPGレンさんに誘われて「ハイパーロボット」を遊びました。新しいバージョンで、中央のボードを固定する部分が紙になっています。またボードは旧版と新版の両方の8枚付属するみたいです。今回は旧版ボード4枚で2回遊びました。1戦目はまず練習ということで通常通りのターゲット1つのルールで遊びました。壁の具合からか近いようで遠いターゲットが多く、また遠回りした方が早いものなども多く良問が多かったです。いよいよ2戦目はusalapbitさんも加わってターゲット2つで遊びました。ちょうど壁の向きが揃っていて、ターゲット2つなのに4などという珍事もありましたが、それはさすがにやり直しということになりました。写真は10手です。見つけられるでしょうか?

結果
1戦目:不明
2戦目:自分 8、レン 6、usalapbit 3、コルト 0



すきもの Sukimono
(説明 5分 プレイ時間 各20-25分)
Sukimono20130928.JPG続いて「すきもの」です。usalapbitさんに国産の面白いゲームを紹介するということも兼ねてですが、コルトさんやまーさんも初めてだそうです。相場の代わり具合が良くできていて、何度遊んでも楽しいゲームです。今回は「デッキを取ることをあきらめて、最初からそのとき最も低い番号札を取る」ということを入れたバリアントで遊びました。1戦目は3人で売り損ねたものが響いたこともありコルトさんの勝利。まーさんも加わっての2戦目は激戦の末、自分とコルトさんがトップタイで勝利を分かち合いました。

結果
1戦目:コルト 56、自分 42、usalapbit 10
2戦目:コルト 56、自分 56、まー 25、usalapbit 20



ラミィキューブ Rummikub
(プレイ時間 70分)
Rummikub20130928.JPG最後は「ラミィキューブ」です。タイマーを使ったのは初めてです。タイマーは写真にあるipadのアプリケーションソフトですが、ラミィキューブ専用のタイマーも市販されています。これまで、ラミィキューブはダウンタイムが長くなりがちで今ひとつだなあと思っていましたが、今回タイマーを入れたことによってゲームが引き締まりました。タイマーは必須だと思います。

失点のリスクを減らしつつもあがりを狙うというバランスがうまく取れたのか、4回中2回上がってトップでした。これはまた遊びたいですね。

結果:自分 21、まー 128、usalapbit 206、コルト 246



このあとは久し振りにRaelさんたちとみんなで夕食をとりつつの雑談です。どうもありがとうございました。

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