名古屋イエローサブマリン ゲーム会 2013.08.09

NagoyaYSEntrance.JPG夕方に名古屋でミスボド主催の秋山さんと合流し、名古屋の大須にあるイエローサブマリンでのゲーム会に参加しました。メンバーは秋山さん、ni-toさん、らっこさん、自分の4人です。「スモールワールドアンダーグラウンド」をやろうということだったらしいのですが、いつの間にか短いゲームをたくさん遊ぼうという方向になってしまいました。




ペンギンパーティー Pingu-Party (アミーゴ版)
(プレイ時間 15分)
Pingu-Party20130809.JPG正式な開始時間までのあいだに短時間で終わるペンギンパーティーです。いつもちゃんと5スートが出るかとはらはらするような展開で、写真のように青しか出せない三つ子山状態になって、なんと6点も失点を喰らったプレイヤーが現れるなど荒れた展開から始まりました。しかし後半ではパーフェクトを達成するプレイヤーが多数現れると穏やかになり、最終的には低失点の争いとなりました。

結果:自分 2、らっこ 3、ni-to 4、秋山 6



ロンドン掠奪事件 Looting London (グリフォン小箱版)
(説明 10分 プレイ時間 10-15分)
LootingLondon20130809.JPG前々から秋山さんに「一緒に遊びましょう」と言われていたゲームです。ペアでワイルドになることや破棄のルール、そして未解決事件などがこのゲームのキーファクターです。5つのうちボーナス2つ獲得を目指したのが良かったのか、2戦2勝でした。

結果
1戦目:自分 25、らっこ 18、ni-to 11、秋山 11
2戦目:自分 24、らっこ 20、ni-to 16、秋山 15



スプリング フィーバー Spring Fever
(プレイ時間 15分)
SpringFever20130809.JPG久し振りに遊ぶ(といっても2回目ですが)フリーゼの手軽なブラフゲーム「スプリングフィーバー」です。すっかりルールを忘れていましたが、ファブフィブに似ていますね。カードのカウンティングが大切なのだと思いますが、こんかいはフィーリングで遊びました。終盤までマイナス8や10を抱え込んでいましたが、うまくダウトを誘導したりして、最後にはトップでした。

結果:自分 18、らっこ 0、ni-to -4、秋山 -15



生け花 Ikebana (花火と生け花 Hanabi & Ikebana より)
(説明 5分 プレイ時間 45分)
Ikebana20130809.JPG「花火と生け花」ではもっぱら「花火」ばかり遊んでいます。リメイクはカクテルゲームズ版もアバクス版も「花火」しか遊べず、SdJの影に埋もれてしまった感があるのが「生け花」です。そんな「生け花」を遊ぶのは今回が2回目となります。5枚のカードを集めていくセットコレクションです。同じ数字を2枚以上集めれば数字がそのまま得点になります。また連番を集めると数字より少し低いですがやはり得点になります。またカラーボーナスがあり、2色、5色、1色でそれぞれ2倍、3倍、4倍になります。面白いのはカードの獲得方法で、めくったカードが欲しくないと他のプレイヤーに持ち金を支払うのですが、それがどんどん増えるのです。また他のプレイヤーの捨て札を買うという手段もあります。

ちょっと欲張りすぎて負のスパイラルにはまってしまい、3位で終わってしまいました。秋山さんは思いっきり散財して、それはそれで楽しそうでした。

結果:ni-to 249、らっこ 126、自分 117、秋山 8



リサイクル Lixo?
(プレイ時間 15分)
Lixo20130809.JPG秋山さんが未プレイとのことで、持参した「リサイクル」を遊びました。らっこさんとni-toさんはプレイ経験があるとのことですが、最後の手札をマイナスにしていなかったそうです。基本的にはマイナス30点から始まるゲームで、今回は珍しくだれもマイナスで終わりませんでした。序盤の競りで負けたのが響きましたが、中盤以降は好調でした。やはり競りゲームの傑作ではないでしょうか。

結果:ni-to 14、秋山 2、自分 2、らっこ 0



ここでイエローサブマリンをあとにし、秋山さんの自宅で持参したアブストラクトゲームを主に遊びました。なお、「花火」以外は秋山さんはすべて初プレイです。



ヘックス Hex
(プレイ時間 各5分)
Hex20130809.JPGまずは、古典的連結ゲームの「ヘックス」です。とはいうものの、日本ではこのエポック社製しか製品版が無かったらしく、プレイ経験がある人は多くありません。なんとも勿体ない限りです。パイルールを使わないと先手必勝が証明されていますが、その具体的手法まではわかっていません。また、熟練者でない限り、普通に遊んでも十分楽しめます。

結果:自分 2、秋山 0



コンヘックス ConHex
(プレイ時間 各15-25分)
ConHex20130809.JPG名古屋まで「ヘックス」を持ってきたのは、そこからの流れで秋山さんに「コンヘックス」を遊ばせたかったからと言うのがあります。2人で遊ぶエリアマジョリティーを用いた連結ゲームで、ドイツゲームを遊ぶプレイヤーには受けが良いようです。今回持参したアブストラクトのなかでは、秋山さんはこのゲームが一番気に入ったみたいですね。

結果:秋山 1、自分 1



ミュルス ガリカス Murus Gallicus
(プレイ時間 20分)
MurusGallicus20130809.JPG今回のミュルスガリカスはなんと20分もかかりました。秋山さんがかなりコマを取り除いたこともあり、なかなか相手の陣地まで飛び込めない状態が長く続きました。最後は秋山さんが手詰まりとなり終了です。こういう終わり方は珍しいですね。

結果:自分 1、秋山 0



ロット Lot
(プレイ時間 各10分)
Lot20130809.JPG2層になった3目並べです。盤上からコマが一旦消えるのが特徴で、面白い戦術が楽しめます。写真は白の手番ですが、もう黒の勝利が確定しています。わかるでしょうか?

結果:秋山 1、自分 1



ヤバラス Yavalath
(プレイ時間 各3分)
Yavalath20130809.JPG「ヤバラス」は4目並べですが4目を作らずに3目を作ったら負けというゲームです。これだけのシンプルなルールなのに、色々な技があって面白いゲームです。基本的には3つ離す置き方が強いのですが、それだけではありません。慣れてくればそれを崩す方法はたくさんあります。つい何度も遊べてしまうゲームで、今回も4回遊んで2勝2敗でした。

結果:秋山 2、自分 2



ペンタラス Pentalath
(プレイ時間 各5分)
Pentalath20130809.JPG3目、4目、とくれば次は5目並べです。この「ペンタラス」は「ヤバラス」と同じコンピュータープログラムで生まれたゲームで、同じボードでも遊べます(ボードにはペンタラスの名前も書かれています)が、本来は台形の専用ボードの方が面白いようです。囲碁のように囲んだら取れる5目並べで、囲んで取ってからそこを中心に5目を作ると言うのが基本になるのかなあと思いますが、自分もそれほど経験が無いので分かりません。

結果:秋山 1、自分 1



スーザン Susan
(プレイ時間 10分)
Susan20130809.JPG
せっかくなので、もうひとつ「ヤバラス」の61ヘックスボードで遊べるゲームということで、「スーザン」です。石を1つ囲んだら勝ちという、これもシンプルなルールで、あとからじわじわと来るゲームです。これは1回だけのお試しプレイでした。

なお、61ヘックスボードで遊べるゲームは名前を知っているだけでもあと5-6個はあるので、これからも色々と遊んでみたいものです。

結果:自分 1、秋山 0



アマゾン Amazons
Amazons20130809.JPGチェスのクイーンのように動き、そこからやはrチェスのクイーンのように矢を放って赤い石を置いて自分の陣地を広げ、相手を狭めて手詰まりにするというゲームです。自分の移動できる範囲を確保するのでちょっと囲碁みたいな面白さがあります。これも2回遊んで2戦目は2目差という僅差での勝利でした。

結果
1戦目:自分 勝利、秋山 敗北(詳細不明)
2戦目:自分 27、秋山 25



花火 Hanabi (花火と生け花 Hanabi & Ikebana より)
(プレイ時間 各10-20分)
Hanabi20130809.JPGこの日のフィナーレは「花火」です。何度も遊んだことがあるとはいえ2人プレイは初めてで、やってみたかったので嬉しい限りです。2人だとうまく手番を廻さないとずっとヒントを言い続ける側になってしまったりとなかなか難しいです。意思疎通がうまくいかずに最初は15点、2回目は18点でしたが、最後と決めた3回目は息の詰まるようなプレイの連続でなんと25点を達成しました。秋山さんと喜びを分かち合いました。特にずば抜けてカード運が良かったとは思えないのですが、ヒントの出し方から本当に色々なことが読み取れるゲームです。例えば、秋山さんが引いて来た青の2を打ち上げさせたいと思います。しかし、秋山さんには他の色の2があり、それは打ち上げられないものの、2色以上で2が出せる場所があるので2のヒントは危険です。さらに青の1と4を既に持っているので青のヒントもためらわれます。しかし4は数字だけは知っているので、これで色を特定できることだし、タイミングとして今引いてきたものを出すだろうと思ったので青のヒントを与えました。最初は困惑した顔をされたものの、意志が通じて大成功です。

今度は3人以上で25点を、またはワイルドスートを入れた6スートで30点を目指してみたいです。

結果
1戦目:15
2戦目:18
3戦目:25(大勝利!)

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