トロイホース / ミスボド 2013.05.18

横浜の大倉山で月1回行われる平景虎さん主催の「トロイホースコンベンション」というゲームサークルに参加しました。同人ゲームを専門に遊ぶという変わったサークルで、持ち込みゲームのテストプレイなどもしてくれるそうです。会場となっている大倉山記念館は趣きのある建物で、自分はこの建物が凄く気に入りました。



猫キック Neko Kick
NekoKick20130518.JPG各プレイヤー同じ8枚の手札を得点カードの脇にプロットしていきます。得点カードは人数分(2人の場合は3列)あり、カードは出した順番が分かるように半分重ねながら出します。すべてプロットしたら公開し、出した順番の数値の累計で得点を獲得するのです。たとえば得点カードに1/4/7とあったら、累計が1、4、7になった時のカードを出したプレイヤーが3点獲得(7と8の場合は6点)します。また8枚中2枚は猫キックカードで、このカードは直前のカードとともに除外され、猫キックカードを出したプレイヤーは除外したカードの数値を獲得します。ただし自分のカードを除外しても得点はありません。これを規定ラウンド数行って総得点を競います。

今回は平さんとの2人プレイです。3列あるのでほぼ1列は使われないという展開になります。印象ですが、2人なら2列で十分かもしれません。また得点はどうして一律で3点なのかが少々不思議です。カードの数値の最大が3なので猫キックで得られる最大得点の3点に合わせたのかもしれませんが、単純に累計と同じでも良いような気もします。ゲームのアイディアは良いと思いますが展開が少々平坦な気がしました。

元は「クリック」という名前のゲームで、最近では再びこの「クリック」という名前でゲームマーケットなどで売られていたそうです。

結果:自分 30、平 19



湖の怪魚 Mizuumino Kaigyo
Mizuuminokaigyo20130518.JPG釣りをテーマにしたゲームです。ダイスを振り(0-2の目が2つずつ)、手持ちの体力チップを好きなだけ使ってからデッキの一番上のカードをめくります。カードには魚や獲物、それにながぐつや流木などのお邪魔者もあり、どれだけ体力が必要かが書かれています。自分のダイスと体力チップの合計がそれ以上ならそのカードを獲得します。ゲームの目的は湖の怪魚(3枚ある)を釣り上げることです。そのためにはあらかじめ既に獲得した魚を餌として使わなければなりませんが、デッキから何が出てくるかはまったくの運なのです。ゲーム開始時に4デッキのうち1つを見ることができますが、カードが減らないと怪魚に挑む気にはなりません。釣りの運に翻弄されるあたりを描きたかったのかもしれませんが、ゲーム性には乏しいです。




パニック クラン インバイター Panic Clan Inviter
PanicClanInviter20130518.JPG数字カードを自分の前に8枚(3人プレイのとき)並べるのを目指すゲームです。手札となるカードには数字カードの他にルールカードや魔法カードなどがあり、ルールカードに従って数字を並べていかなければなりません。このルールがゲーム中に何度か上書きされるのがまるでフラックスのようです。ルールは例えば数字が昇順とか他のプレイヤーの出した数字はプレイできないとかそういう感じです。魔法カードは手番が2回できたり相手の邪魔をしたりします。ほかにも通常の数字カードにもかなり特殊効果が多いものがあり、処理はかなり煩雑です。またリバースやスキップがあるなどウノっぽい雰囲気もあります。タイトルは不可解な英語ですが、通常は「パニクラ」と略すそうです。フラックスが苦手な自分は少々辛いものがありました。




しろくまフィットネスクラブ 会員獲得大作戦 Siro-kuma Fitness Club Wonderful Operation of Member Hunting
Shirokuma20130518.JPGゲームの目的は会員候補カードを自分の前に6枚並べることです。カードを並べる煩雑なルールは無いのですが、手札に無ければ出せません。そのために鈴カードというのがあり、これによって追加補充ができたり、相手のカードを横取りできたりします。

先ほど遊んだ「パニクラ」と同系統のゲームですが、シンプルになっており遊びやすいと思います。テーマは猫カフェとのことで、その世界観があまり分からないのでなんとも言えませんが、猫の写真は可愛いです。




ここで蒲田のミスボドにお邪魔しました。予定よりも大分遅れてしまい遊んだのは2ゲームだけです。



ツインズ Twins
(説明 10分 プレイ時間 30分)
Twins20130518.JPG坂元さんがメンバーを募ってくれてツインズを遊びました。運の要素が高めのギャンブルゲームですが、4ラウンドのメリハリが利いており良くできています。序盤にそれほど高くない手で4ラウンド目に勝ってしまい安心したこともあって、そのあとは下り坂でした。ディーラーが1巡半くらいしたところでほぼ同時に2人が破産となり終了。僅差でRYOさんが今日のツインズ王となりました。このゲーム、再販されても良い気がします。

結果:RYO 28、マーサ 26、坂元 8、自分 5、ダイビキダ 0(破産)、イワイシ 0(破産)



カラヤのスルタン Sultans of Karaya
(説明 15分 プレイ時間 3ディール40分)
SultansOfKaraya20130518.JPG久し振りの「カラヤのスルタン」です。正体隠匿での2チーム戦なのですが、その正体を随時交換できるのが面白いですね。坂元さんは色々と喋りながら探っていくプレイスタイルで、自分はその真意が飲み込めずに勝機をのがしたりという間抜けなことをやってしまいました。時間の都合で3ディールのみ(本来は5ディール戦)ですが、初めてパーフェクトの6点を獲得です。

結果:自分 6、ダイビキダ 4、坂元 4、マーサ 3、RYO 2、イワイシ 2、さつき 1



このあとは40名余りが参加する2次会、そして10名以上が参加する3次会へと同行しました。そのあと4次会もあったそうです。久し振りに会った主催の秋山さんは元気そうでした。

SHARE