登戸ゲーム会 2012.12.16

フォルテさん主催で、川崎の登戸でゲーム会を行いました。普段なかなか遊べないようなゲームを色々と遊べて満足です。「ピッチカー」はまた遊びたいですね。



クー Coup
(説明 5分 プレイ時間 各10-20分)
Coup20121216.JPGまずは、たっくん持ち込みの「クー」です。「ラブレター」にちょっと似た正体隠匿のゲームです。目的は最後まで生き残ること。5種類の役割カードが3枚ずつあり、それを各プレイヤーに2枚ずつ配ります。手番では、アクションを1つ行います。お金を1ー2得る、お金を7払って誰かを暗殺する(クー)、というアクションはどんな役割カードでもできますが、その他の強力なアクション(お金を3得る、他プレイヤーからお金を奪う、お金を3払って暗殺する、役割カードを交換する)は自分が対応する役割を持っていなければならないというのが前提です。ところが面白いことに、持っていなくても持っていると嘘をついて、それらの強力なアクションを行使しても良いのです。またアクションをブロックすることができ、同様に対応する役割を持っていることが前提とされますが、もちろん嘘をついても構いません。

相手が嘘をついていると思ったらチャレンジすることができます。間違った方が役割カードを表にし、以降その役割は使えなくなります。こうして、自分の前の役割を両方とも失ったらゲームから抜けます。

この手のゲームの常として、役割の絡み合いを把握するのが最初はちょっと大変です。でも慣れてしまえばとても楽しいゲームだと思います。どんどんと役割カードが表になっていくので推理しやすくなるのも良いところです。時間もそれほどかからないので、今回は5回も遊んでしまいました。

結果
第1戦:イズナ
第2戦:フォルテ
第3戦:イズナ
第4戦:フォルテ
第5戦:ツエツキ



ハイパーロボット Rasende Roboter
RasendeRoboter20121216.JPG自分がミニフォルテ君と遊んでみたくて持ち込んだ多人数パズルゲームです。ツエツキさんが結構強くて、なかなか楽しかったです。珍しく17すべてのターゲットを終わらせました。




ピッチカー Pitchcar + 拡張セット Extension
(プレイ時間 各30分)
Pitchcar20121216.JPG「カラバンデ」はアクションゲーム、レースゲームとして好きなゲームのひとつですが、そのリメイクである「ピッチカー」を漸く遊ぶことができました。拡張がたくさん出ている「ピッチカー」ですが、今回は一番最初のジャンプ台がついている拡張セットだけを使いました。たっくんの持ち込みです(重いのにどうもありがとうございました)。

会場のテーブルに淵があり、最初は無理かと思っていましたが、2つあるジャンプ台を淵の所でうまく使ってコースを作ります。「カラバンデ」とは表面の材質が若干異なる気がしますが、滑り具合はほとんど同じだと思います。3周のレースを2回行い、2戦目は1戦目の順位の逆順でスタートとしました。以前やり込んだ成果があったのか、ガードレールをうまく使って、2位と1位という成績を収めることができました。ジャンプ台を越えるのが鍵だと思います。

「ピッチカー」はこれまでミニ版だけしか遊んだことがなかったのですが、やはり大きい方が良いですね。

結果
1戦目:ツエツキ(1位)、自分(2位)、イズナ(3位)、フォルテ(4位)、たっくん(5位)
2戦目:自分(1位)、イズナ(2位)、フォルテ(3位)、たっくん(4位)、ツエツキ(5位)



ディクシット Dixit
(説明 5分 プレイ時間 30分)
Dixit20121216.JPGこれも久しぶりに遊ぶコミュニケーションゲームの「ディクシット」です。使用カードが大量にあるなあと思って聞いてみると、「ディクシット2」と「オデッセイ」の分も入っているそうです。

実は「ディクシット」は自分はあまり面白いとは思わないのですが、まあたまに遊ぶにはいいかなあと思います。どうもカード運が強い気もするし、特定の個人だけにわかるヒントを言えばいいという感じですが、今回はあまりそういう面が目立たずに良かったです。

結果:たっくん 32、フォルテ 30、イズナ 25、自分 23、ツエツキ 22



指輪物語 二つの塔 カードゲーム Der Herr der Ringe: Die Zwei Türme das Kartenspiel
(プレイ時間 50分)
TwoTowers2012216.JPG重いゲームの前にもうひとつ何か、ということで出したのが「二つの塔」です。あまり知られていないのが残念ですが、エレガントでジレンマも多い好みのゲームです。まあテーマ性はほぼ皆無なのですが。

今回は1回目の決算でしゃがみ、2、3回目の決算に共通するシンボルを集めてそこでまず高得点を狙います。最終ラウンドで得点に絡めればあと4点くらいアップしたのですが、1枚差で最下位となって16点どまりでした。毎ラウンド得点チップを得た、たっくんの勝利です。

結果:たっくん 21、フォルテ 17、ツエツキ 16、自分 16、イズナ 14



産業の時代 Age of Industry
(説明 60分 プレイ時間 125分)
AgeOfIndustry20121216.JPG「ブラス」の簡易板と言われる「産業の時代」です。ワレスは他にも「蒸気の時代」に対する「スチーム」「レイルロードタイクーン」などがあり、どの位プレイ感が異なるのか興味がありました。

「ブラス」は運河の時代と鉄道の時代の2ステージありますが、「産業の時代」では運河の時代はありません。また、借金やカードマネージメントが分かりやすくなっており、このあたりは改良かと思われます。

カードは「ブラス」では特定の都市名だったのが地域となり、使い易くなりました。またカードを引くというのがアクションとしてあり、「ブラス」のように8枚のカードをマネージメントするという厳しさが薄まりました。

まあワレスのゲームだけあって、借金は必須という感じです。いずなさんは最後まで借金漬けでした。自分は何度か借金から脱出したものの、なんというか終始きつい展開でした。

結果:ツエツキ 25、たっくん 18、自分 18、フォルテ 17、イズナ 15



カエサル Caesar (古代ローマの新しいゲーム Neue Spiele im Alten Rom ニューゲームズオーダー版より)
(説明 5分 プレイ時間 各20-30分)
Caesar20121216.JPGニューゲームズオーダー版が出てから、「古代ローマ」を見かける機会が一気に増えました。今回はたっくん持ち込みで「カエサル」を2回ほど遊びました。5人で遊ぶのはもしかしたら初めてかもしれません。5人だと中立コマがなく、最初から自分同士を重ねるか戦うことになります。強いカードを出し惜しみして負けたら元も子もないし、かと言って下手に使うとあとが続きません。場所取りも大切で、そこそこの強さでもうまいこと他たかいを避ける場所に逃げれば最後まで生き残れることも多いのです。この辺りがリメイクの「フィッシュイートフィッシュ」よりも面白く思えるところなのです。

ニューゲームズオーダー版では、コインにもなるチップが木製になったこともあり、コマではなくチップを使うように変更されていました。平たいのでかなり重ねても崩れ落ちることもなく改良だと思います。説明書の該当箇所も、きちんとその変更が反映されていて、さすがだと感じました。

結果
1戦目:自分 11、イズナ 7、たっくん 4、フォルテ 0、ツエツキ 0
2戦目:ツエツキ 10、イズナ 9、フォルテ 4、たっくん 0、自分 0



十二星座ゲーム Sternenhimmel
(プレイ時間 45分)
Sternenhimmel20121216.JPG
かなり久しぶりの星座盤で行う陣取りです。1等星には裏向きにおくというのと2位を狙うというのが面白い部分です。序盤から中盤はまったく決算に絡めずに、3位以下が続き、おこぼれの1点2点しかもらえないという展開が続きます。基本的に決算が行われないと自分のコマがないので非常に不利です。最後の2つは自分の黄色いコマしかないという(写真)すごい終わり方になりました。ここで1位を取ってなんとか4位に滑り込みという感じです。

次回は拡張のへびつかい座入りで遊んでみたいです。

結果:イズナ 39、フォルテ 37、ツエツキ 33、自分 26、たっくん 19



パドブラ Pas de bras...
(プレイ時間 20分)
Pasdebras20121216.JPGこの日の締めは「豆じゃないよ」のフランス版「腕がないよ」です。色の濃淡が分かりずらいという欠点がありますが、6人の手軽なゲームとしては面白いと思います。やはり自分の手札は自分のものにならないこと、親が良いカードを出したら悪いカード、悪いカードを出したら良いカードを出すという辺りが難しいです。うまくマイナスを2枚集めてキャンセルしたり、大量のマイナス点を0カードで処理できると楽しいです。

結果:たっくん 66、ツエツキ 51、自分 42、ミニフォルテ 41、フォルテ 26、イズナ -5



夕食は向ケ丘遊園近くのカレー屋さんでした。なかなか美味しかったです。

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