秋葉原水曜日の会 2012.09.12

ミュルス ガリカス Murus Gallicus
(プレイ時間 25分)
MurusGallicus20120912.JPG去年のネスターゲームズでは一番好きなゲームです。くるせさんを誘ってみました。初めてだというのに勘が鋭く、もう何度もやっている自分と良い勝負になりました。最後には1手差で敗北です。また対戦してください。

結果:くるせ(勝利)、自分(敗北)



ボーナンザ Bohnanzaラ イスラ ボニータ La Isla Bohnita
(説明 15分 プレイ時間 55分)
LaIslaBohnita20120912.JPG「ボーナンザ」には専用の木箱があるほど拡張セットが多く出されていますが、この「ライスラボニータ」は拡張セットではかなり昔のものです。各プレイヤー用の船カードや島カードのほか、26の豆が26枚入っています。船には収穫した豆を置くことができます。このコンセプトが少々分かりずらいのですが、畑から収穫してから換金するまでに、1ステップを挟むことが可能なのです。つまり、畑から収穫して船に置き、船に作物が溜まったら換金します。これは任意なので、今までのボーナンザ通りに畑から直接換金しても構いません。船は畑のように1種類しか置けず、また最低1コインに換金しなければならないという制限もあります。船を使う最大のメリットは、場のカードを得られることです。

場にはデッキを挟んで5枚ずつのカードが表になっており、これらはすべて収穫した豆を表します。つまり、畑には置けませんが船に置けるのです。手番の終わりに端のカードを船に積むことができます。同じ種類ならどんどん積むことができ、どちらの側でもなくなったら再び5枚を表にします。船をうまくつかうのが「ライスラボーニータ」の最大の面白さでしょう。プレイヤーは船を1隻から始めますが、畑同様にもう1隻買い足すことができます。また他のプレイヤーの船から作物を奪える海賊船も買えます。

今回で遊ぶのは2回目です。基本的には両者が得をする交渉を繰り返すのでボーナンザと同じですが、場の様子と手番順を見て、船をうまく使うことも大切です。みんなが2隻目を買うなか、自分は最後まで船1隻で頑張っていたのですが、中盤から一気に追い上げた河原さんの勝利です。

結果:河原 15、自分 14、える 13、りゅう 12、くるせ 10



ボーナンザ ダイス Wüfel Bohnanza
(プレイ時間 55分)
WuefelBohnanza20120912.JPG名作のダイスゲーム化が盛んなこの頃ですが、ボーナンザもついにダイスゲームになりました。ボーナンザのどの部分を残しているかが気になるところですが、ダイスの絵柄に豆を使い、その出る確率が異ることと、各得点カードでは1ー4点が獲得できるということ以外は、あまりボーナンザらしくはありません。k各プレイヤーにはそれぞれ得点カードが配られます。得点カードには7つのダイスの組み合わせが書かれており、これを下から順にクリアして行くのです。最低1つは確定させて振り直しができます。ダイス位の組み合わせは共通点も多く、一度にいくつもクリアできることもあります。

面白いのは手番プレイヤー以外でも、組み合わせをクリアできますが、そのときに振られたダイスのみが有効で、すでに確定されたダイスは含められません。これがこのゲームでの唯一のプレイヤーインターアクションでもあります。

カードには、ダイスの組み合わせの確率がパーセンテージで書かれているのは親切です。13点先取で、えるさんの勝利です。

結果:える 13、りゅう 11、自分 10、草場 8、河原 7



ホワイト エレファント White Elephant
(説明 5分 プレイ時間 各10-15分)
WhiteElephant20120912.JPGなかなかユニークなカード交換ゲームです。5スートのうちあらかじめ指定された3スートのそれぞれ最高値だけが得点となります。手札は5枚からスタートです。各ラウンドでは手札から1枚を全員同時に裏向きで出します。手番には、自分のを含めた誰かの前にあるカードを取って表向きにして自分の前に置きます。取られたプレイヤーは同様に誰かの前のカードを取ります。裏向きのカードは表向きになりますが、同じ手番に同じカードは2回は取られません(「豆じゃないよ」に似ています)。こうして全員1枚ずつ表か裏のカードが自分の前にある状態になったらそのプレイヤーの手番は終わりです。これを1巡行い、全員1枚のカードを得て1ラウンド終了です。これを計5ラウンド、つまり手札の5枚をすべて使い切るまで行います。

使われないカードが結構あるので、ある程度は妥協して集めることが大切です。

結果
第1戦:草場 24、りゅう 20、える 16、河原 15、自分 14
第2戦:える 27、自分 17、河原 16、草場 13、りゅう 11



ヴァンチェン タンチェン Wanzen Tanzen
WanzenTanzen20120912.JPG最後に時間がなかったのですが、途中終了を前提に「ヴァンチェンタンチェン」というダイスゲームを遊びました。立方体の箱に入ったダイスゲームは今年だけで5つも出ており、それがすべてレビューされていたシュピールボックスの特集によれば、この「ヴァンチェンタンチェン」が一番評価が高かったのです。よくまとまっていますが、あまりオリジナリティーはない印象でした。

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