TGC 2006.10.12

今回のTGCは人影もまばら。そんななか、バベルの塔などをプレイした後、お目当ての指輪物語ボードゲームのサウロン拡張セットをプレイしました。今回で2度目。数週間前の1度目のことも踏まえて書きたいと思います。



指輪物語ボードゲーム Lord of the Rings - 拡張セット サウロン Sauron
(説明 15分 プレイ時間 1時間35分)
LordOfTheRingsSauron.JPG「サウロン」は「敵たち」に続いて2番目に出た拡張セットです。もとは友と敵、サウロンをまとめてのデザインだったのですが、長くなるので基本ゲームと2つの拡張に分けたそうです。拡張セット「サウロン」ではその名の通りプレイヤーの一人がサウロンとなり、他の全員のプレイヤー(ホビットたち)の指輪破壊の旅の邪魔をします。これまでは全員でゲームシステムと戦う協力ゲームだったのが、スコットランドヤードのような一対多のゲームへと劇的に変わります。プレイ人数は3-6人。おそらく6人が一番面白いのではないでしょうか。

サウロンプレイヤーにはサウロンカード(30枚)とナズグルカード(9枚)という2種類のカードが与えられます。サウロンカード2枚が最初の手札となり、ナズグルカードは皆に見えるように2枚をオープンにします。サウロンカードはそれほど威力がありませんが手札なので何をプレイされるかわからないのが怖いです。ナズグルカードは凶悪で、シナリオのイベントに似ていますが、オープンなのであらかじめ何が起こるかはホビットにもわかっています。この2種類のカードをプレイすることによってサウロンプレイヤーはホビットを妨害するのです。

サウロンプレイヤーには決まった手番はなく、各プレイヤーの手番開始時とサイコロを振る指示である”■”が出たときにアクションを起こします。この2通りではサウロンの選べる行動が異なります。以下にまとめてみます。

各プレイヤーの手番開始時:ホビットプレイヤーは手番開始時に「サウロン!」とサウロンプレイヤーを呼ばなければなりません。サウロンはそのプレイヤーに対してサウロンカードかナズグルカードをプレイ、またはサウロンカードを1枚補充できます。サウロンカードには誘惑ラインを一歩進む、サウロンが進む。黒の乗り手が3-5歩進む、ライフトークンを捨てるなどのシンボルが描かれてます。ホビットプレイヤーはそのうちひとつだけ選んでダメージを受けます。この時、きちんと食らえるダメージを選ばなければなりません。手札が0なのに手札を1枚捨てるというダメージは選べないのです。ナズグルカードは非常に強力なので、ここぞというタイミングで使います。このときはシナリオのイベントのように全員で解決しなければなりません。

サイコロを振る指示:このゲームでは”■”ではサイコロを振らず(例外は指輪の力を使うときとアイゼンガルドの呪文の戦い Battle of Spells のみ)サウロンが呼び出されます。この場合、アクティブプレイヤーに対してサウロンカードをプレイしますが、なんと描かれているシンボル全てが適用されるのです。カードによっては3つシンボルがあるものが8枚もあり、これはナズグルカード並みに強力です。また、プレイする代わりにサウロンカードを補充することも出来、この場合は一気に6枚補充できます。

黒の乗り手は新しい要素で、シナリオが始まるたびにレベルに関わらず誘惑ラインの15からスタート。サウロンカードやナズグルカードによってかなりの速さでホビットに向かって走ってきます。指輪を持ったホビットに出会うとそこでストップ、サウロンは強力なナズグルカードを1枚補充出来るのです。そこからUターンし、シナリオが終わるまでに誘惑ラインの15まで戻ってくると即座にホビットの負けになります。

今まではサウロンを出来るだけ動かさずにホビットを動かすという戦略が有効でしたが、ホビットと黒の乗り手の距離をある程度保つためにサウロンを動かしたほうが良い場合なども出てきます。対策として、手番にカードをプレイする代わりに黒の乗り手を3マス押し戻すことが可能です。

ホビットプレイヤーには一度だけの特殊能力が各ホビットに与えられる他、リソースチップがサブの行動ラインに置かれ、これによって新たな特殊カード(リソースカード)を得たりシールドを得たり出来るようになりました。さらにナズグルカード対策のガンダルフカードなども加わりました。イベントタイルはサウロンを呼び出すなどの4枚の赤いタイルが加わり、今までの緑のタイルと混ぜると横から見てわかってしまうので、タイルを引くサウロンマークのついたバッグに入れて使います。

なお、拡張セット「サウロン」には他にも2つのミニ拡張セットが入っており、ひとつはゲームを難しくする黒のイベントタイル(そのかわり、めくったタイルをパスすることが出来る)、もうひとつはゲームを少しだけ易しくする青のエキストラカード2枚です。「一つの指輪」は指輪を一度だけ他のプレイヤーに渡せるというもの。「つかの間の平穏」はサウロンを3マス押し戻せるというものです(ただし、使わなければ10点プラスされます)。

サウロン拡張セットは2度目です。1度目は僕がサウロンになり、サウロン12から始めたため38点でホビット側の負け(写真はこのときのものです)。今回はその経験を踏まえてサウロンは15から。さらに青のエキストラカード2枚を使いました。サウロンはジャック。

通常ではカードの情報など公に話し合うことが出来ましたが、サウロンがすぐそばにいるのでサウロンの弱点を悟られないように注意しなければなりません。ナズグルカードを惜しみなく使うサウロンに前半は苦労しましたが、「つかの間の平穏」でなんとかサウロンとの距離を保ちます。シェロブの巣の終わりでカードを大量にて札に持ちながらサム(アマンダ)が死亡。さらにモルドールが始まってすぐにメリー(ミッチェル)も死亡。フロド(ニック)、ピピン(僕)、ファティー(イブ)の3人はなんとかモルドールの最後までたどり着き無事指輪を破壊することが出来ました。

結果:69(指輪破壊成功60+シールド9) レベル15、エクストラカード使用

SHARE