ウォルドーフゲーム会 2005.05.13 後編

前編からの続きです。



バベルの塔 Der Turmbau zu Babel
(説明 15分 プレイ時間 45分)
TowerOfBabel_1-s.JPGここでエルグランデ(5人)とバベルの塔(3人)に組み分けです。8人だと普通は4人ずつとなるのですが、エルグランデに人気が集中しこういう人数配分に。といってもバベルの塔に人気がないのではなく、僕とアレックス以外誰も知らないため。最近気に入っているゲームなのでインストにも力が入ります。3人でも十分面白いと思うのですが、アブストラクトでロマンのかけらもないので、ウォーゲーマーのマークGには今ひとつだったようです。ハックは気に入ってくれて終始面白いを連発していました。このゲームは評価が分かれますね。

結果:ハック 90、自分 84、マークG 77



アイバンホ Ivanhoe
(説明 5分 プレ時間 25-30分)
Ivanohoe.JPGそれではマークGが好きそうなゲームということでアイバンホをエントリー。つい最近TGCでようやく初プレイをしたばかりです。とはいっても、元になったアタックは以前毎日のように遊んだゲームで、クニツィアの軽いファミリーカードゲームでは隠れた名作だとおもいます。運の要素が高いですが、いつ戦線から撤退するかの引き際が大切なゲームで、タージマハルにカードプレイの部分がそのまま使われています。

アタックがシンプルで対称的なドイツゲームならアイバンホはそれに特殊カードで味付けしてアメリカナイズしたという感じです。5つのスートも非対称で各スートのカード構成が異なります。例えば武器を使わない戦いを表す緑のスートだとカードの数値は1しかありません。特に紫のスートだけ特別扱いされていて紫で勝つとどの色のチップでももらえます。もうひとつの印象的な違いはカード補充とプレイのタイミング。よくドイツゲームはプレイしてから補充、アメリカゲームは補充してからプレイと言いますが、全くその通り。アタックでは手番の最後に補充なのに対し、アイバンホでは手番の最初に補充です。細かな点ですが、手番の最後に補充するドイツ式の方がシステムとしては優れていると思うので、これは慣習に従ったということなのでしょうか。

マークGを始め、皆かなりのこのゲームが気に入ったようで、連続2ゲームプレイ。基本的にはアタックと同じ戦略が効くので2度目は経験を生かして勝たせてもらいました。様々な特殊カードがもたらす派手な展開もなかなか面白かったです。これはリメイクして成功した例かもしれません。

結果
1ゲーム目:ダグ 4、マークG 2、自分 1、ハック 0
2ゲーム目:自分 4、ハック 1、マークG 1、ダグ 1



フィレンツェの匠 Die Fürsten von Florenz
(説明 15分 プレイ時間 2時間)
PrincesOfFlorence_1.JPGここで長時間ゲームをやろうということになり、ケビンが蒸気の時代のインストをはじめましたが途中で挫折。皆かなり昔に一度プレイしただけなので、あらかじめ準備をしていないと難しいですね。それではということでポールM以外は皆知っているフィレンツェに急遽変更です。最近このゲームの面白さが分かってきて、今回も結構うまくいったかなあと思ったのですが、この手のゲームが得意なケビンにはかないません。大きく引き離されて2位でした。最後のプレステージカードの引きも悪かったのですが。ソロプレイ感が強いといわれるフィレンツェですが、クラマーの作品ではかなり好きなほうです。

結果:ケビン 68、自分 54、ダグ 50、ハリー 43、ポールM 30



イージーカム イージーゴー Easy Come, Easy Go
(説明 2分 プレイ時間 7-20分)
EasyComeEasyGo_1.JPG隣の卓のエルグランデが終わったのでメンバーをかえて軽いゲーム。もうひとつの卓はロボラリーをはじめましたが、ロボラリー嫌いの僕はマークBが持ってきたクニツィアの新作ダイスゲームをプレイ。9つある目標カードには4つのダイスの組み合わせの目標が書かれています。例えば、「和が丁度13」、「和が3以下」、「4つが連番(ストレート)」などといった具合です。手番には4つあるサイコロを振ってどれかの目標を達成することを目指します。振りなおしてもいいのですが必ず新たに1つは目を固定させなければなりません。よって最高でも振るのは4回までです。達成すると目標カードを得ることが出来ます。誰かが既に持っている目標カードでもあとから達成すれば奪えてしまえるのです。こうしてプレイヤー間で目標カードを奪い合い、3つ集めて1巡キープできたプレイヤーの勝利です。

目標には最も難しいと思われる「4つ同じ目」から簡単な「丁度13」など色々あり、どのタイミングでどれを目指すかなどそれなりに戦略があります。今回はハック、マークB、ピートとの4人プレイでしたが3人でも楽しめそうですね。

結果
1ゲーム目 ハック
2ゲーム目 ピート
3ゲーム目 ピート



ゴールドラッシュ Goldrausch
(プレイ時間 5-10分)
Goldrausch_1.JPG最後の締めに昔よくプレイしたゴールドラッシュ。最近再び色々な所でプレイしています。カードをめくって置いていくだけのドローアンドプレイのゲームなのにテーマとうまくマッチした一攫千金の雰囲気が良いですね。めくったのが人物カードなら該当する列の左側に置き、3つあるビッドチップをその人物のグループに賭けることができます。また金貨カードなら列の右側の好きなグループに置くことが出来ます。全部めくった所で自分が賭けたグループにある金貨を賭けた人数で山分けします。

たったこれだけなのですが燃えます。まず各グループには丁度5枚しか人物カードがないので5回しかビッドのチャンスがありません。それも自分で引かなければならないので、どこで折り合いをつけるかという事になります。金貨も各グループに丁度6枚までしか置けません。半分は価値のない偽金貨なので先走ると偽金貨ばかり置かれてしまいます。他は1-4枚の金貨が書かれているのですが、高額の6と10の金貨カードが1枚ずつあるのでこれを引くとみんなのテンションが一気に高まります。

近年リメイクがゴールドディガーという名前で出ましたが、手札が3枚あるルールでもう少し戦略性が高くなったような気がする分、爽快さは薄れたような気がします。戦略性があるからといって必ずしも面白さには結びつかないのがボードゲーム。僕はゴールドラッシュの方が好きですね。絵もコミカルで、特にグループに娼婦 Ladies があったり、チャイナジャッキー China Jacky というポリティカルコレクトネスに引っかかるような人物カードがあったりなど古きよきドイツカードゲームという気がします。

結果
1ゲーム目:ピート 14、マークB 13、自分 12、 ハック10
2ゲーム目:マークB 16、自分 15、ハック 14、ピート 10

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