スティンキー ゲーム

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  ボードゲームギークにギークリストというのがあります。BGGに登録されているゲームをユーザーがあるトピックについてまとめてリスト化した物です。このあいだ面白かったギークリストは”Games that stink ”(くさいゲーム)と題されたリストでした。題名に使われている"stink"(臭う、くさい)という形容詞はスラングで”ダメな”とか”クソ”という意味があるので”クソゲー”のリストかと最初に思いました。でも説明を読んでみると、このリストはこのリストを作った作者が出会った本当にくさい臭いのするゲーム体験を綴ったリストでした。このリストが結構面白いので、少し紹介します。まずくさいゲームの筆頭は古くてかびくさい臭いです。中古で買ったゲームなどは倉庫や地下にしまわれていたので、まるで”老人の臭いがする”とか”老人の物置にしまってあった臭いがする”等、いずれも老人に臭いを結びつけています。つぎにタバコ臭が問題になっています。そういえば、海外のオークションでゲームの出品の説明をみていると良く”タバコを吸わない人の家からの出品”と書かれている物があります。喫煙者のコレクションはどうやら結構臭いが染みついているようです。説明には箱からでた間接煙で寿命が縮まったとか、彼女がタバコを吸いに中座しなくて済むようになった書いてあります。この他にも遊戯王のカードゲームは化学臭がして麻薬系のインクが使われているに違いないと書いてありました(一時期PCゲームのマニュアルにコカインかなんかがインクに混ざったという話がでたことがありました)。 w

  僕の体験としては海外、とくにアメリカの印刷物は結構くさいのがありますね。印刷に使われているインクの臭いだと思うのですが、なかなか慣れるという物でもありません。さて、そんな悪臭を取るにはどうしたら良いかということもこのリストに書いてあります。日干しにする、シリカゲルを入れておく、あとはファブリーズするとか結構過激というかボードゲームが劣化しそうな対処法が上げられています。ネコ砂を一緒に入れるってのは斬新ですね。あまり試さない方が良いかもしれないですね。 =)

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